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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/09/01 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 2月以降、「月の初日は(日経平均が)上昇する」ことが続いており、9月
初日の本日も上昇しこれで8カ月連続となっています。

 日経平均に先行しているTOPIX(東証株価指数)は8月1日付けた年初
来高値を一足先に更新し、バブル崩壊後の高値を更新しました。

 ところで、8月の東京株式市場では中国の景気減速懸念などから外部環境の
不透明感が強まったことで外需株から内需の小型株や高配当銘柄に資金を移す
動きが目立ちました。

 結果、8月の日経平均は552円(1.7%)安となりましたが、内需株指
数(日経平均内需株50指数)は好パフォーマンスとなっており、高配当株指
数(日経平均高配当株50指数)は2017年1月の指数算出以来の最高値を
連日更新しています。

 また、内需の小型株への資金流入が続いた結果、東証小型株指数の堅調さも
際立ちました。

 ちなみに東証小型株指数はTOPIX採用銘柄の中から時価総額上位500
社を除いた銘柄で構成されており、同じ構成銘柄ながら基準日が異なるため指
数値が違うTOPIXスモール指数は1998年4月の指数算出以来の最高値
を連日で更新しています。


 ※世界の主要な株価指数および商品(コモディティ)の8月月間の騰落 
  
  → https://y.bmd.jp/90/2156/18/1


 尚、年初来(1~8月)の騰落は下記のようになっており、米ハイテク株は
高パフォーマンスを維持。米半導体株指数(SOX)は8月に調整を入れまし
たが、足元では5日続伸となっています。

 ※年初来の騰落

  → https://y.bmd.jp/90/2156/19/1




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.法人企業統計調査

 3.財新PMI、新車販売台数






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  32710.62(+ 91.28)△0.28%
◎TOPIX  2349.75(+ 17.75)△0.76%

◎売買高概算   13億1819万株
◎売買代金概算   3兆2854億円
◎時価総額   832兆5574億円

◎値上り銘柄数 1451  値下り銘柄数 332  変わらず 51

◎騰落レシオ(25日) 121.10(前日比3.31%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇 75.5%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.42% 75日線比 +1.20%

◎為替  (対 ド ル)145.52(前日比0.38円高)
     (対ユーロ)157.77(前日比1.15円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 22800円(+  125円) 1839億円
 2.三菱UFJ<8306> 1183.0円(+ 19.5円)  922億円
 3.川崎汽船 <9107>  5085円(+  199円)  819億円
 4.ソニーG <6758> 12535円(+  390円)  772億円
 5.三菱商事 <8058>  7335円(+  139円)  712億円



◆相場概況

 今週は月曜日から本日まで連日で上昇し、日経平均株価は5日連続高で91
円(0.28%)高の3万2710円。新興株の値動きを示す東証グロース市
場指数は小幅安で1P安の969Pです。

 日経平均株価の5日間の上げ幅は1086円となっています。TOPIXは
17P高の2349円とバブル後の高値を更新し、1990年7月以来33年
ぶり高水準となっています。

 昨晩のNYダウは168ドル安、ナスダックは15P高とまちまち。連日の
上昇の後だけに東京市場は朝方は売りが先行し、寄付き直後には下げ幅が12
0円となる場面がありました。ただ、先高期待は根強く、下値では押し目買い
意欲は旺盛。直ぐにプラスに転じています。

 NY原油価格が6日連続高で2ドル高の83.63ドルまで上昇しており、
東京市場では石油・鉱業株の上げが目立ちます。今晩は日本時間21:30に
注目の米8月雇用統計の発表があります。

 業種別では、鉱業、石油、海運、鉄鋼、銀行、商社、不動産、建設などの上
げが目立ちます。

 本日の新高値銘柄は、日鉄鉱、大林組、鹿島、熊谷組、三井製糖、森永菓、
ロート薬、ENEOS、日本製鉄、リクルート、森精機、日立、三菱重工、豊
田通商、AOKI、三菱UFJ、三井住友FG、三井不、三菱地所、阪急阪神、
商船三井、川船、中電、東ガス・・・等々です。

 個別銘柄では、サウジアラビアの減産報道でNY原油が6日連続高で2ドル
高の83.63ドルまで上昇しており、原油・ガス開発生産国内最大手のIN
PEXが66円高の2101円、ENEOSが10.3円高の556.6円と
年初来高値更新。日本製鉄系で鉄鋼向け石灰石が主力の日鉄鉱業も250円高
の5360円と大幅高。

 一押しの三井住友FGが109円高の6790円、三菱UFJも19.5円
高の1183円といずれも昨年来高値更新。情報通信やセキュリティ機器のサ
クサHDが175円高の2553円、、トヨタ自動車筆頭株主の愛知製鋼が2
55円高の3920円、DX関連のさくらインターネットが65円高の121
2円と値を飛ばしています。




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【2】法人企業統計調査                      **
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 法人企業統計調査とは「財務省が法人企業の活動の実態を明らかにするため
に、国内企業を資本金別や業種別に分類し、売上高など財務諸表の項目を集計
した統計調査」です。

 本日発表された2023年4~6期の法人企業統計調査によりますと、全産
業(金融業と保険業を除く)の売上高、経常利益、設備投資の前年同期比増減
率は下記のようになっています。

           全産業   (   製造業     非製造業  )

   売上高   + 5.8%  ( + 7.6%  + 5.0% )

   経常利益  +11.6%  ( + 0.4%  +19.0% )

   設備投資  + 4.5%  ( + 4.9%  + 4.4% )


 全産業(金融業と保険業を除く)ベースの売上高は9四半期連続で増加。

 全産業ベースの経常利益は2四半期連続の増益で、伸び率が拡大。製造業の
経常利益は3四半期ぶりに増益に転じました。

 設備投資(ソフトウエアを含む)は9四半期連続で増加したものの伸び率は
前期(11.0%増)から縮小。季節調整後は前期比1.2%減。
 
 9月8日発表の2023年4~4月期GDP2次速報(改定値)に反映され
る全産業(金融業、保険業除く)の設備投資額(ソフトウェア除く)は前年同
期比4.4%増で9四半期連続で増加したものの、前期(10.0%増)から
伸びが縮小しました。




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【3】財新PMI、新車販売台数                  **
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◎中国PMI(財新、7月)
 ―――――
 製造業  51.0(前月比 +1.8) ※市場予想 49.3

 財新の製造業PMIは市場予想を大幅に上回り、予想外の50(景況判断の
 分岐点)越え。




◎新車販売台数(8月、前年同月比)
 ――――――
 登録車   21万3865台(19.4%増) ※前月18.3%増
 軽自動車  12万6477台(14.0%増) ※ 〃  6.9%減

  合計   34万0342台(17.3%増) ※ 〃  8.5%増





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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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NY市場では、労働需給の軟化や景気減速の兆候を示す経済指標が相次いだた
め追加利上げ観測がやや後退しています。今晩発表の米雇用統計もその見方を
裏付ける内容(雇用者数の伸び鈍化等)になるとの期待が高まっており、投資
家は先読みで動いています。尚、日経平均は5日続伸となり、週間で1086
円(3.4%)高と2週連続で上昇しました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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