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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/12/08 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 日銀がマイナス金利の解除(利上げ)に動くとしても、春闘(賃上げ)の結
果が出揃う来年4月の金融政策決定会との見方が大勢でしたが、日銀の植田総
裁が昨日「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言したこ
とで、今月18~19日の会合への注目度が高まりました。

 為替市場では「年末」というワードから近々の利上げが意識され、円が一気
に急騰。

 7日朝方に1ドル=147円30銭台、15時ごろで1ドル=146円50
銭前後だった円相場は、8日午前2時47分頃には1ドル=141円70銭付
近にまで急騰しました。

 短時間のうちにこれだけ為替が動くのは異例で、日銀がサプライズで長短金
利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を修正した昨年12月20
日以来のことです。

 その後円は1ドル=144円前後に戻しましたが、業績予想の前提となる想
定為替レートを1ドル=140円から141円前後で設定している企業は多く、
さらなる円高は企業業績の下振れにつながりかねないため警戒感が強まってい
ます。

 尚、日経平均は週間で1123円安となり、2週連続で下落しました。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.実質賃金、街角景気など

 3.7~9月期GDP改定値






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  32307.86(-550.45)▼1.68%
◎TOPIX  2324.47(- 35.44)▼1.50%

◎売買高概算   20億4933万株
◎売買代金概算   4兆8397億円
◎時価総額   821兆4901億円

◎値上り銘柄数 230  値下り銘柄数 1408  変わらず 22

◎騰落レシオ(25日)  98.29%(前日比11.09%低下)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 〇〇●●●〇●●●〇●● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.18% 75日線比 -0.20%

◎為替  (対 ド ル)143.95(前日比1.72円高)
     (対ユーロ)155.24(前日比1.80円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 34360円(-  330円) 4203億円
 2.トヨタ  <7203> 2680.5円(-114.0円) 1485億円
 3.三菱UFJ<8306> 1257.0円(+  3.0円) 1405億円
 4.東京電力 <9501>  777.8円(+ 12.8円)  883億円
 5.ファストリ<9983> 35150円(- 1050円)  809億円



◆相場概況

 値動きの荒い展開が続いている日経平均株価。火曜日は455円安、水曜日
は670円高、木曜日は587円安、そして本日は550円(1.68%)安
で3万2307円となっています。

 昨晩のNYダウは62ドル高、ナスダックは193Pの大幅高となりました
が、植田日銀総裁が金融政策運営について「年末から来年にかけて一段とチャ
レンジングな状況になる」と発言したことで出口期待から円相場が一時141
円台の円高に進行。

 これを嫌気して日本株は朝方から売りが先行。週末とあって手控え気分が強
い中、警戒感からの売りが出てジリジリと下げ幅を広げています。12月限日
経平均先物オプションのSQ値は3万2639円です。

 業種別では、銀行、空運、紙パが高く、一方で自動車、機械、ゴム、鉄鋼、
非鉄、保険、商社、海運などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、円相場が一時1ドル=141円台と約4カ月ぶりの高値水準
となり、海外旅行需要が増加するとの期待感の高まりから旅行関連が上昇。

 格安航空券予約サイト「スカイチケット」運営のアドベンチャーが360円
高の5210円、海外旅行大手のエイチ・アイ・エスが41円高の1824円、
航空券予約サイトのエアトリも107円高の1636円。

 EC業者に決済処理サービス提供のGMOペイメントゲートウェイが248
円高の8513円、東京電力が3日連続高で12.8円高の777.8円、L
INEヤフーが19.2円高の453円と値を上げています。

 第一生命が1株1800円でTOBすると報じられ、官公庁や企業の福利厚
生・健康診断・保健指導の運営代行サービスを手掛けるベネフィット・ワンが
ストップ高で400円高の1912円。そのベネフィット・ワンの筆頭株主の
パソナGもストップ高で500円高の2808円となっています。

 本日の新高値銘柄は、中電工、パソナ、パル、グンゼ、神戸物産、ゆうちょ
銀、松風、東京電力・・・等々です。




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【2】実質賃金、街角景気など                   **
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◎家計調査(10月、実質消費支出、前年同月比)
 ――――
 前年比 2.5%減 8カ月連続減少 ※市場予想 2.9%減
 前月比 0.1%減 3カ月ぶり減少

 項目別では「食料」(4.4%減)や「家具・家事用品」(12.9%減)
 および「被服及び履物」(9.7%減)などへの支出が落ち込み。




◎毎月勤労統計(10月速報、前年同月比)
 ――――――
 現金給与総額  1.5%増 22カ月連続増加  ※実際の支給額
 実質賃金    2.3%減 19カ月連続減少  ※物価の影響除

 所定外労働時間 1.8%減  3カ月連続減少  ※残業時間
 所定外給与   0.1%減  2カ月連続減少  ※残業代等

 名目賃金は増加が続いているものの、物価の上昇に賃金の伸びが追い付かず、
 実質賃金は減少傾向続く。尚、前月の所定外給与が0.7%増から0.5%
 減に下方修正。




◎国際収支(10月速報)
 ――――
 経常収支 2兆5828億円の黒字   ※前年同月は1490億円の赤字

 経常収支は9カ月連続の黒字。貿易収支の赤字額が前年の1兆8787億円
 から4728億円に縮小。かつ旅行収支の黒字幅が拡大した結果、サービス
 収支が黒字に転じたこととも寄与。

 尚、10月の旅行収支(訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外
 で支払った金額を差し引いた金額)は3207億円の黒字で、単月としては
 データが遡れる1996年以降で過去最大となっています。




◎景気ウォッチャー調査(11月の街角景気)
 ――――――――――
 現状 判断DI 49.5   前月比横ばい   ※前月まで3カ月連続悪化
 先行き判断DI 49.4   前月比1.0上昇 ※4カ月ぶり改善

 内閣府は街角景気の現状について「緩やかな回復基調が続いているものの、一
 服感がみられる」との判断を変えず、先行きについても「緩やかな回復が続く
 」との判断を維持しました。




◎対内証券投資・株式・月間(11月、財務省統計)※カッコ内は前月の動向
 ――――――――――――
 海外投資家 +9547億円(+2兆6531億円)

 海外勢は月間で2カ月連続の買い越し。




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】7~9月期GDP改定値                   **
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 本日発表された2023年7~9月期GDP2次速報(改定値)は、物価変
動の影響を除いた実質で前期比0.7%減、年率換算2.9%減と、速報値(
前期比0.5%減、年率2.1%減)から下方修正されました。

 マイナス成長は4四半期ぶりで、市場予想(前期比0.5%減、年率2.0
%減)を下回りました。

 下記は項目別(前期比)の修正の動き。


        速 報 値  改 定 値        対GDP寄与度

 【 GDP 】 0.5%減 → 0.7%減(下方修正)
 
 ・個人消費 0.0%減 → 0.2%減(下方修正)-0.4 → -0.6

 ・住宅投資 0.1%減 → 0.5%減(下方修正)-0.1 → -0.0

 ・設備投資 0.6%減 → 0.4%減(上方修正)-0.1 → -0.1

 ・政府消費 0.3%増 → 0.3%増(据え置き)+0.1 → +0.1

 ・公共投資 0.5%減 → 0.8%減(下方修正)-0.0 → -0.0


  ※輸出  0.5%増 → 0.4%増(下方修正)+0.1 → +0.1
   
  ※輸入  1.0%増 → 0.8%増(下方修正)-0.2 → -0.2


 成長率への寄与度は、内需がマイナス0.6%(速報値のマイナス0.4%
から下方修正)、外需がマイナス0.1%(速報値と変わらず)となっていま
す。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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12月の日経平均のSQ値は3万2639円でしたが、日経平均の本日の高値
は3万2604円とSQ値に届かず、「幻のSQ値」となりました。今後しば
らくそのSQ値が節目の一つと意識されることになります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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