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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/10/10 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 先週2日に米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は「インフレを2%
に戻すためには一段の利上げが必要になるだろう」と述べ、「金利をさらに引
き上げ、しばらくの間は制限的な水準に維持することが適切」との見解を示し
ました。

 3日には米クリーブランド連銀のメスター総裁が同様に「FRBはおそらく
今年あと1回利上げする必要になるだろう」と述べ、「FRBはインフレ率を
2%に確実に戻すために金利を高く維持する必要がある」との考えを示すなど
タカ派発言が相次いだことから追加利上げ観測が高まっていました。

 6日に発表された9月の米雇用統計では、雇用者数が市場予想を大幅に上回
って増加したことから追加利上げが改めて意識されNY株式市場は売りが先行
しましたが、賃金が小幅な伸びにとどまり、失業率は低下予想に反して横ばい
となったことで賃金インフレへの警戒感が後退し、株価は持ち直し。ダウは日
中の安値からの上昇幅が一時700ドルを越えました。

 そして週明け9日は、米ダラス連銀のローガン総裁が足元の金利上昇は実際
に利上げしたのに近いとの認識を示し「利回り上昇は、利上げの必要性を減ら
すかもしれない」と述べ、米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議
長は「FRBは慎重に進むことが可能」と述べるなどハト派発言が相次いだこ
とに加え、中東情勢を巡る地政学リスクの高まりもあって追加利上げ観測が後
退し、NY株は続伸。

 こうした流れが本日の日本株の大幅高の背景にあります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.国際収支、街角景気など

 3.日銀短観と景気ウォッチャー調査







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  31746.53(+751.86)△2.43%
◎TOPIX  2312.19(+ 48.11)△2.12%

◎売買高概算   14億8469万株
◎売買代金概算   3兆4982億円
◎時価総額   819兆2541億円

◎値上り銘柄数 1599  値下り銘柄数 197  変わらず 41

◎騰落レシオ(25日)  94.67%(前日比1.20%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●〇●〇●●●●●〇〇 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.91% 75日線比 -2.19%

◎為替  (対 ド ル)148.63(前日比0.21円高)14888
     (対ユーロ)156.28(前日比0.23円安)15706

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 24105円(+  945円) 2335億円
 2.川崎汽船 <9107>  5802円(+  357円) 1177億円
 3.三菱UFJ<8306> 1260.0円(+ 21.0円)  737億円
 4.トヨタ  <7203> 2624.5円(+ 52.5円)  719億円
 5.東京エレク<8035> 20100円(+  660円)  569億円



◆相場概況

 3連休明けの本日の東京市場。日経平均株価は751円(2.43%)の大
幅高で3万1746円と3万1000円台を回復、新興株の値動きを示す東証
グロース市場指数は7P(0.78%)高の907Pです。

 NYダウが金曜日は288ドル高、月曜日も197ドル高と連日で上昇して
いることで朝方から買いが先行。日米の長期金利が低下したことでレーザーテ
ックやソフトバンクG、東京エレクなどグロース株が買われて相場を牽引。

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝
突を受けて原油価格が大幅高しており、石油株と商社株、そしてタンカー市況
上昇期待から海運株、防衛関連として三菱重工などが値を飛ばしています。

 業種別では、石油、海運、商社セクターが突出して高く、空運が下げていま
す。

 個別銘柄では、原油・ガス開発生産国内最大手のINPEXが164.5円
の大幅高で2081円と2000円台乗せ。中東情勢緊迫化で原油価格が3.
59ドルの大幅高で86.38ドルとなっており、物色の矛先が向かっていま
す。石油資源開発も515円高の5320円、住石HDも47円高の551円、
出光興産も165円高の3242円、ENEOSも27.2円高の549.2
円と値を上げています。

 資源関連として商社株にも買いが向かい、三菱商事が264円高の7129
円、三井物産が269円高の5362円、丸紅も104.5円高の2299.
5円。また、地政学リスクの高まりでタンカー市況上昇期待から海運株も値を
上げ、川崎汽船が357円高の5802円と昨年来高値更新、日本郵船も17
7円高の4128円、商船三井も242円高の4258円と大幅高です。

 その他、中東情勢緊迫化で防衛関連も上昇し、三菱重工が449円高の81
09円、川崎重工が220円高の3592円、IHIも117.5円高の30
46円と値を飛ばしています。

 ハイテク関連では、ソニーが345円高の1万2605円、レーザーテック
が945円高の2万4105円、ソシオネクストが410円高の1万4040
円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、不動テトラ、熊谷組、森永菓、キユーピー、グリコ、
サッポロ、クスリのアオキ、かんぽ生命、ゴールドクレスト、川崎汽船・・・
等々です。




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【2】国際収支、街角景気など                   **
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◎国際収支(8月速報)
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 経常収支 2兆2797億円の黒字   ※前年同月は6748億円の黒字

 経常収支は7カ月連続で黒字。貿易収支が前年の2兆4609億円の赤字か
 ら7495億円の赤字へと赤字幅が大幅に縮小したことで経常収支の黒字幅
 が拡大。
 
 尚、7月の旅行収支(訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で
 支払った金額を差し引いた金額)は2582億円の黒字。




◎特定サービス産業動態統計(8月速報、売上高の前年同月比)
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 遊園地・テーマパーク  33.9%増(22カ月連続増収)
 ボウリング場      21.3%増(22カ月連続 〃 )
 クレジットカード業   15.1%増(30カ月連続 〃 )

 ゴルフ練習場      14.9%減(10カ月連続減収)




◎景気ウォッチャー調査(9月の街角景気)
 ――――――――――
 現状 判断DI 49.9   前月比3.7ポイント低下 2カ月連続悪化
 先行き判断DI 49.5   前月比1.9ポイント低下 2カ月連続悪化

 内閣府は街角景気の現状について「緩やかな回復基調が続いている」とし、
 先行きについては「緩やかな回復が続く」との判断を維持しています。




◎対内証券投資・株式・月間(9月、財務省統計)※カッコ内は前月の動向
 ――――――――――――
 海外投資家 -5兆4754億円(-7278億円)

 海外勢は日本株を2カ月連続で売り越し、月間の売越額としては20年3月
 の4兆8420億円を上回って過去最大。





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【4】日銀短観と景気ウォッチャー調査               **
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 企業短期経済観測調査いわゆる「日銀短観」は、景気の実感について日銀が
企業の経営者に3カ月ごとにアンケート調査を行い、その結果をまとめたもの
です。

 企業の経営者が、足下の景気や先行きをどのように見ているかがストレート
に伝わってくる指標で、先行きの景気動向を予想する上で重要な経済指標とな
っています。

 日銀短観が企業の経営者を調査対象にしているの対し、「景気ウォッチャー
調査」は、例えば一般企業の企画担当者やスーパーの店長、小売店の店員、自
動車ディーラーの営業担当、理容店経営者、コンビニのエリア担当、商店街代
表者、家電量販店の店員、タクシー運転手、小企業の経営者、新聞社の求人担
当者、人材派遣会社社員等、多岐にわたる職種の一般の人にアンケート形式で
聞いた景況感調査となっています。

 発表は調査月の翌月中旬頃で、一般の人々の景気の実感を示すことから「街
角景気」とも呼ばれ、速報性という点でも優れています。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日の日経平均株価の上げ幅は751円高と今年最大で、昨年11月11日(
817円高)以来、およそ11カ月ぶりの大きさとなっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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