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こんにちは。aquaです。

 日本経済新聞は本日の朝刊で医薬品株の時価総額首位が約1年半ぶりに入れ
替わったことを報じていますが、参考までに昨日終値ベースの時価総額上位と
売上高(前期実績)は下記のようになっています。

              <時価総額>      <売上高>

 1位)中外製薬     7兆8260億円   1兆2599億円

 2位)第一三共     7兆4941億円   1兆2784億円

 3位)武田薬品     6兆9828億円   4兆0274億円

 4位)アステラス製薬  3兆4836億円   1兆5186億円

 5位)大塚HD     2兆8449億円   1兆7379億円
 


 ちなみに本日終値ベースで1位と2位の時価総額の差は大きく拡大していま
す。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.貿易統計

 3.海外投資家動向など






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  31430.62(-611.63)▼1.91%
◎TOPIX  2264.16(- 31.18)▼1.36%

◎売買高概算   12億3463万株
◎売買代金概算   3兆1665億円
◎時価総額   802兆5092億円

◎値上り銘柄数 401  値下り銘柄数 1394  変わらず 41

◎騰落レシオ(25日)  81.28%(前日比7.64%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●●〇●〇〇〇●●〇〇● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.15% 75日線比 -2.89%

◎為替  (対 ド ル)149.75(前日比0.01円安)
     (対ユーロ)157.70(前日比0.70円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 26540円(-  940円) 3689億円
 2.東京エレク<8035> 20180円(-  995円)  820億円
 3.三菱UFJ<8306> 1238.5円(- 18.0円)  690億円
 4.ソシオネク<6526> 14880円(- 1030円)  589億円
 5.トヨタ  <7203> 2645.0円(- 24.0円)  498億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は611円(1.91%)の大幅安、新興株の値動きを
示す東証グロース市場指数も17P(1.99%)安の845Pです。

 米長期金利が0.08%高い4.91%と16年ぶりの高水準まで上昇した
ことを嫌気し、そして中東情勢への警戒感も売りを誘い、昨晩のNYダウは3
32ドル(0.9%)安、ナスダックは219P(1.5%)安。これを受け
て東京市場も朝方から半導体などハイテク関連中心に売りが先行。香港や上海
市場が下落していることも横目に終日安い水準での値動きとなっています。

 業種別では、相場全般安の中にあって紙パ、陸運が小高く、一方で精密、機
械、電機、医薬品、鉄鋼、空運などの下げが目立ちます。

 本日の新高値銘柄は、大阪ソーダ、TOWA、日本マイクロ、未来工業、リ
ンテック、吉野家・・・等々です。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあってインバウンド関連の一角が上昇。9
月の訪日客数が218万4300人と2019年同月の96%となり、コロナ
流行前の水準をほぼ回復したことで好感した買いが入っています。

 日羽田空港ターミナルビル大家の日本空港ビルが7円高の6345円、京都
観光需要の復活で京阪HDが32円高の3581円、近鉄Gも73円高の41
80円、阪神阪急も24円高の4650円となっています。

 中古車買い取り首位でガリバー展開のIDOMが58円高の875円、化粧
品や健康食品ネット通販の北の達人が10円高の205円、業績と配当の上方
修正発表でFA・ビル設備・インフラなどを手掛けるカナデンが99円高の1
450円と値を飛ばしています。




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【2】貿易統計                          **
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 <9月速報>            前年同月比

   輸出    9兆1981億円( 4.3%増)  3カ月ぶり増加
   輸入    9兆1357億円(16.3%減)  6カ月連続減少

   貿易収支     624億円黒字        3カ月ぶり黒字



 9月の輸出額は、自動車および自動車部品などが伸び、単月の輸出額として
はデータが遡れる1979年1月以降で過去最高。

 原油や液化天然ガス(LNG)などの減少により輸入額が減り、差し引きの
の貿易収支は予想外の黒字。

 荷動きを示す数量指数は、輸出が0.7%上昇で12カ月ぶりの増加。一方
の輸入は2.6%低下で11カ月連続のマイナスとなっています。

 9月の平均為替レートは1ドル=146.44円、比較対象の昨年9月の平
均レートは1ドル=139.81円で、4.7%の円安水準。

 参考までに9月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。


    9月           全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  9兆1981億円(100.0%)  4.3%増

    対米    1兆8963億円( 20.6%) 13.0%増
    対EU     9338億円( 10.2%) 12.9%増
    対中    1兆6237億円( 17.7%)  6.2%減
    対台      5068億円(  5.5%)  9.7%減
    対韓      5784億円(  6.3%)  4.2%減
    対露       167億円(  0.2%) 64.1%減


  【輸入総額】  9兆1357億円(100.0%) 16.3%減

    対米      9412億円( 10.3%) 12.3%減
    対EU     9517億円( 10.4%)  5.9%減
    対中    2兆1946億円( 24.0%)  5.0%減
    対台      3504億円(  3.8%) 22.7%減
    対韓      3990億円(  4.4%)  1.9%減
    対露       634億円(  0.7%) 50.4%減



 対米輸出は自動車や建設機械等の伸びで9月としては過去最高。対米貿易の
黒字額(9551億円)も単月として過去最高。

 尚、水産物を含む食料品の対中輸出は前年同月比58.0%減となっていま
す。




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【3】海外投資家動向など                     **
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◎地域経済報告(さくらリポート、10月)
 ――――――
 日銀は3カ月ごと全国支店長会議を開催し、全国の9地域について収集され
 た情報をもとに経済報告をまとめ、それぞれの地域について景気判断を示し
 ています。

 本日発表の2023年10月の地域経済報告では、北海道、東北、北陸、関
 東甲信越、中国、四国の6地域の景気判断が引き上げられ、引き下げはなし。
 東海と近畿の景気判断は横ばいでした。




◎中国主要70都市の新築住宅価格(9月、前月比)
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 各都市平均0.2%下落 ※前月比での下落は3カ月連続。

  上昇した都市 15(- 2) ※カッコ内は前月からの増減。
  下落した都市 54(+ 2) 
  横ばい     1( ― )




◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコ内は前週の修正値
 ――――――――――――
 10月8日~10月14日

 海外投資家 +1兆2599億円(+1兆4375億円)3週連続買い越し




◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――――――
 10月10日~10月13日(日経平均1321円高 4週ぶり上昇)

 個人投資家  -1508億円(+4011億円)  4週ぶり売り越し
 海外投資家  +4557億円(+5262億円)  2週連続買い越し
 事業法人   + 755億円(+1707億円)  2週連続買い越し
 信託銀行   - 606億円(- 577億円)  6週連続売り越し




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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欧米の半導体製造装置大手、ASMLやラムリサーチの決算が投資家心理を冷
やしました。本日発表予定の半導体受託生産最大手TSMC(台湾積体電路製
造)の決算及び先行き見通しが注目されます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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