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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー株式　◎　　　　　 　2023/06/19 夕刊

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こんにちは。ａｑｕａです。

　国際的な金価格の指標となるＮＹ金先物価格は５月４日に付けた年初来高値
を下回って推移していますが、円安進行で国内の金価格は大きく上昇していま
す。

　田中貴金属における金地金１グラムあたりの本日の店頭小売価格（国内の指
標価格、税込）は９８７６円で、過去最高値となっています。

　ところで、フランスのパリで１９～２５日に、２年に１度の「パリ航空ショ
ー」が開催されます。

　パリ航空ショーは世界最大規模の航空機関連の国際見本市で、今回は電動の
垂直離着陸機「ｅＶＴＯＬ（イーブイトール）」、いわゆる「空飛ぶクルマ」
の出展も目玉の一つとなっています。

　航空ショーは商談の場であり、毎回のように米ボーイングや欧州エアバスが
大型の受注を獲得し株式市場でもその都度話題になります。

　また、ボーイングやエアバスが、この機に合わせて航空機の需要予測を発表
するのも恒例です。

　アジアでの需要増に加え、環境負荷低減・脱炭素の観点から燃費の良い最新
機体への更新需要も旺盛で、ボーイングは世界の民間機需要が４２年までに４
万２５９５機になると見込み、昨年の予想（４万１１７０機）から上方修正。

　エアバスも４２年までの需要予測を４万０８５０機とし、昨年の予想（３万
９４９０機）から上方修正しました。

　こうした状況を受けて本日の東京株式市場ではジャムコ（７４０８）などの
関連銘柄の一角が逆行高となっています。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．マンション市場動向

 ３．半期に一度の議会証言





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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　３３３７０.４２（－３３５.６６）▼１.００％
◎ＴＯＰＩＸ　　２２９０.５０（－　　９.８６）▼１.３１％

◎売買高概算　　　１３億１３６８万株
◎売買代金概算　　　３兆６７２２億円
◎時価総額　　　８１２兆２５２２億円

◎値上り銘柄数　１０６５　　値下り銘柄数　７０６　　変わらず　６３

◎騰落レシオ（２５日）１０９.６９％（前日比０.９２％低下）

◎サイコロ（日経平均）　８勝４敗　〇〇〇●●〇〇〇〇●〇● ６６.６％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋５.３４％　７５日線比 ＋１３.７４％

◎為替　　（対 ド ル）１４１.６５（前週末比０.５１円安）
　　　　　（対ユーロ）１５４.９０（前週末比０.４７円安）

◎売買代金上位（プライム）

 １.レーザテク＜６９２０＞　２１３７５円（－ 　９１０円） ２１１５億円
 ２.ソフバンＧ＜９９８４＞　　６５０６円（－ 　１３３円） １１５７億円
 ３.ソシオネク＜６５２６＞　２４２４０円（＋ 　　４０円） １１４４億円
 ４.アドバンテ＜６８５７＞　１９２００円（－ 　６６０円） 　９４８億円
 ５.トヨタ　　＜７２０３＞ ２２５３.０円（－　６３.０円） 　９３９億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は、３３５円（１．００％）安の３万３３７０円、新興
株の値動きを示す東証グロース市場指数は２６Ｐ（２．４８％）の大幅高で１
０７８Ｐです。

　先週末のＮＹダウは１０８ドル（０．３％）安、ナスダックも９３Ｐ（０．
６％）安となりましたが、円相場が対ドル、対ユーロともに円安傾向で推移し
ていることを好感して朝方から買いが先行。寄付き直後には上げ幅が６６円と
なる場面がありました。

　もっとも買い一巡後は連日の上げによる高値警戒感が意識され、また円相場
が円高に振れたことも重石となり、マイナスに転じています。

　業種別では、紙パ、水産、銀行、電力ガスなどが高く、一方で非鉄、自動車、
電機、海運、鉄鋼、食品、空運などは下げています。

　個別銘柄では、円安と明後日（２１日）の訪日外客数の発表を前にインバウ
ンド関連が上昇し、インバウンド専門の旅行会社ＨＡＮＡＴＯＵＲが１５０円
の大幅高で２０３２円、スカイチケット運営のアドベンチャーが４７０円高の
９９７０円。

　スマート遊技機関連も上昇し、遊技機用プリペイドカードのゲームカード・
ジョイコが１５５円高の３８８５円、ホール向けコンピュータシステムのダイ
コク電機も１２５円高の３０９５円、円谷フィールズは６６円高の２８５３円
と昨年来高値更新。

　一押しで医療ビッグデータのＪＭＤＣが９７円高の６２３１円、ホンダ系自
動車骨格プレス部品メーカーのジーテクトが経営目標発表で１３６円高の１６
１６円、Ｖチューバーグループ「にじさんじ」を運営するＡＮＹＣＯＬＯＲは
ストップ高で１０００円高の７６００円と年初来高値更新です。

　本日の新高値銘柄は、ニッスイ、円谷フィールズ、東急不、ブレインＰ、ロ
ート薬、テルモ、セガサミー、芝浦メカ、ファナック、三菱重、東京海上、東
映、スクエニ・・・等々です。



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【２】首都圏マンション市場動向　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎マンション市場動向（５月の首都圏新築分譲）
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　発売戸数　　 　１９３６戸
　　前年比 　　２１．５％減　　７カ月連続減少


　初月契約率 　　７４．３％　　４カ月連続７０％（好不調の目安）超え

　平均価格 　　８０６８万円
　　前年比　 　１９８０万円（３２．５％）上昇　　３カ月連続上昇

　平米単価 　１２０．６万円
　　前年比 　　２９．９万円（３３．０％）上昇　　３カ月連続上昇


　尚、東京２３区の新築分譲マンションの平均価格は１億１４７５万円で、前
　年同月に比べ３７１５万円（４７．９％）上昇しています。





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【３】半期に一度の議会証言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１６日、米議会に年２回提出する金融政策報
告書（通称ハンフリー・ホーキンス報告書）を公表しました。

　同報告書では「インフレ率を下げるには、トレンドを下回る成長期間が必要
となる」とし一時的な低成長を容認、また「インフレは目標を大幅に上回って
おり、労働市場は非常に逼迫している」としてインフレ圧力は根強さを指摘す
ると同時に「政策金利の見通しはかなりの不確実性にさらされる」との見解を
示しました。

　パウエルＦＲＢ議長による半期に一度の議会証言はこの報告書をもとに行わ
れるもので、議長は２１日に米下院金融サービス委員会で、２２日に米上院銀
行委員会で証言（説明）を行います。

　尚、ＦＲＢは１４日に行われた米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で政策金
利を据え置き（１１会合ぶりに利上げを見送り）、一方でインフレ圧力は根強
いと見て２０２３年のコアＰＣＥ物価上昇率の見通しを３月時点の３．６％か
ら３．９％に引き上げ、同時にターミナルレート（政策金利の最終到達点）の
見通しも引き上げ、年内２回の追加利上げを示唆しました。

　パウエルＦＲＢ議長はＦＯＭＣ後の記者会見で、利下げの時期は２年ほど先
になる可能性が高いとの認識を示し、早期の利上げ期待をけん制しつつ、７月
以降の会合での追加利上げについてはその時になってみないと分からないとし
て言質を与えませんでした。

　市場はＦＲＢのタカ派的な姿勢を懐疑的にみており、パウエルＦＲＢ議長は
今回の議会証言で「金融政策はデータ次第」とのスタンスを強調するとの見方
がある一方で、議長はスタンスの修正を図りタカ派色を強める可能性も指摘さ
れています。　

　ちなみに今週はパウエルＦＲＢ議長の議会証言に加え、ＦＲＢ高官の発言も
注目されます。




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【４】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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先の主要７カ国首脳会議（Ｇ７広島サミット）で岸田首相は議長を務め、支持
率上昇につながりましたが、その後の長男の翔太郎氏に関する報道やマイナン
バーを巡るトラブルなどで支持率は急低下しており、支持率低下が首相の解散
戦略に影響を与えています。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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