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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/04/18 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 本日の日経平均は昨年3月以来の8日続伸となりました。

 高値は2万8698円で3月9日の取引時間中に付けた2万8734円には
届きませんでしたが、終値は3月9日の2万8623円を上回り、終値ベース
の年初来高値を更新しています。


 ところで、米アップルが米国で預金サービスの提供を始めたと報じられてい
ます。

 アップルはゴールドマン・サックスとともに米国でクレジットカード「アッ
プルカード」を発行しており、今回の預金サービスは米国居住者で同カードの
利用者向け。

 預金の利率は4.15%と、米国の平均的な貯蓄口座の利率の10倍以上の
高利率となっています。

 ちなみに、経営難に陥っていたシリンコンバレー銀行は24時間で420億
ドル(約5兆5千億円)の預金が流出し、あっという間に破たんに追い込まれ
ました。

 昨日1~3月期決算を発表した米資産運用大手のステート・ストリートは、
顧客資産が260億ドル(約3兆5千億円)の純流出となり、株価は9%安と
急落しました。

 シリンコンバレー銀行破たんの余波で、先月わずかの期間で88億ドル(約
1兆1800億円)の資金が流出したネット証券のチャールズ・シュワブは3
日間で25%超の急落を演じました。

 デジタル時代の情報伝播と資金移動の速度はあらゆるレベルで想定を超え、
昨日まで健全であっても明日には取り付け騒ぎが起こりえるご時世です。

 アップルが高金利で預金サービスを始動したことで、預金のつなぎ止め競争
は新たな局面を迎えたと言えそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の新規上場

 3.中国GDPなど






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  28658.83(+144.05)△0.51%
◎TOPIX  2040.89(+ 13.92)△0.69%

◎売買高概算   10億1234万株
◎売買代金概算   2兆4932億円
◎時価総額   726兆8799億円

◎値上り銘柄数 1372  値下り銘柄数 387  変わらず 77

◎騰落レシオ(25日)125.60%(前日比13.29%上昇)

◎サイコロ(日経平均)10勝2敗 〇〇●●〇〇〇〇〇〇〇〇 83.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.32% 75日線比 +4.71%

◎為替  (対 ド ル)134.40(前日比0.36円安)
     (対ユーロ)147.00(前日比0.33円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 21055円(-  630円) 1426億円
 2.三菱UFJ<8306>  878.1円(+  8.3円)  623億円
 3.ファストリ<9983> 32120円(+  170円)  590億円
 4.東京エレク<8035> 15130円(-  355円)  580億円
 5.トヨタ  <7203> 1833.5円(-  0.5円)  428億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は8日連続高で144円(0.51%)高の2万865
8円、新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は13P(1.41%)高
の976Pです。日経平均の8日間の上げ幅は1186円となります。

 昨晩のNYダウが100ドル(0.3%)高、ナスダックも3P(0.2%
)高となり、東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。円相場が1ドル=
134.50円前後の円安に進んだことも買いを誘い、その後もジリジリと上
げ幅を広げています。

 業種別では、水産、情報通信、小売、銀行、食品、陸運、商社などの上げが
目立ち、一方で石油、非鉄は下げています。

 個別銘柄では、クラウドのリーディングカンパニーを目指すテラスカイが昨
日のストップ高400円高に続いて本日も368円の大幅高で2609円。旺
盛な企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、
24年2月期の営業利益は前期比2.2倍と過去最高益を大幅に更新する見通
しであり、好感した買いが継続しています。

 各種テスターなど電気測定器の日置電機が650円の大幅高で9550円。
脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、バッテリー、エネルギー市場関
連の計測器需要が旺盛。業績好調で好感した買いが膨らんでいます。

 ダイヤモンド半導体関連でジェイテックコーポが211円高の2774円、
人工ダイヤの原料の種結晶を製造販売するイーディーピーが159円高の27
22円。富士通とパナのロジック半導体が統合したソシオネクストが590円
高の1万0480円。

 一押しのヤクルトが180円高の9950円、同じくオリエンタルランドも
70円高の4860円、日清食品も180円高の1万2330円と上値追いの
展開が継続しています。

 本日の新高値銘柄は、ニッスイ、関電工、亀田菓、サッポロ、キリン、キッ
コーマン、花王、ハウス食、武田薬、オリエンタルランド、日立、三菱電、三
井物、東急・・・等々です。 




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【2】本日の新規上場(IPO)                  **
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 ジェノバ(東G・5570)

   事業内容:GNSS補正情報配信サービス等

   公開価格: 470円
     気配:1081円買 ※値付かず


 


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【3】中国GDPなど                       **
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◎中国GDP(前年同期比)
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 2022年10~12月期:2.9%増
 2023年 1~ 3月期:4.5%増(市場予想:4.0%増)

 1月にゼロコロナ政策を解除したことで観光や飲食などのサービス業を中心
 に個人消費が大幅に増加したことからGDPの伸び率は前の期から1.6ポ
 イント拡大。

 季節要因をならした前期比での伸び率は2.2%で、前期比年率換算の成長
 率は9.1%程度となっています。※中国政府が掲げる今年の経済成長率の
 目標は5%前後。



◎中国の主要経済指標 ※前年同月比または前年同期比
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 工業生産高 
   3月: 3.9%増(市場予想4.0%増) 1~2月:2.4%増

 小売売上高
   3月:10.6%増(市場予想7.4%増) 1~2月:3.5%増
 
 固定資産投資(インフラ、工場建設など)
 1~3月: 5.1%増(市場予想5.7%増) 1~2月:5.5%増

 不動産開発投資(マンション建設など)
 1~3月: 5.8%減            1~2月:5.7%減




◎マンション市場動向(3月の首都圏新築分譲)
 ―――――――――
 発売戸数    2439戸
  前年比    2.1%減  前月までは4カ月連続の2ケタ減。


 初月契約率   79.5%  2カ月連続70%(好不調の目安)超え

 平均価格 1億4360万円
  前年比   7842万円(2.2倍超) 2カ月ぶり上昇

 平米単価  199.9万円
  前年比  102.3万円(2.0倍超) 2カ月ぶり上昇





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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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JR浜松町駅直結のタワーマンション「ワールドタワーレジデンス」など都心
大型・高額物件の影響で、3月の首都圏新築分譲マンションの平均価格は1億
4360万円と、単月で初めて1億円を越えました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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