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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ～ 投 資 の 指 針 ～ ┗━━━━━━━━━━┛ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2023/06/01 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 次回の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は６月１３～１４日に開催されま すが、金融政策についての市場の見方が揺れています。 ３月に発生したシリコンバレーバンク（ＳＶＢ）破たんの影響や、米消費者 物価指数（ＣＰＩ）の伸び鈍化が続いていることから、一時は６月のＦＯＭＣ で利上げが見送られるとの見方が優勢でしたが、その後、米経済指標が上振れ るケースが増えたことや米連邦準備理事会（ＦＲＢ）幹部から追加利上げを支 持するタカ派発言が相次いだことから０．２５％の追加利上げ観測が優勢とな りました。 これが一昨日までの状況で、昨日はシカゴＰＭＩが下振れしたことや、ＦＲ Ｂ幹部から利上げ見送りを示唆する発言が相次いだため、再び利上げ見送り観 測が優勢となっています。 ＦＲＢの金融政策を占う上で今週末発表の５月の米雇用統計を確認したいと のムードが広がっており、雇用統計の内容をイメージするヒントとして今晩発 表の５月の米ＡＤＰ雇用報告や週間の米新規失業保険申請件数、景気動向を知 る手掛かりとして５月の米ＩＳＭ製造業景況感指数なども注目されます。 尚、今週末から米金融当局者が金融政策に関する発言を控えるブラックアウ ト期間に入ります。 来週１３日には５月の米消費者物価指数が発表されますが、４月の米ＣＰＩ は前年比４．９％上昇で１０カ月連続で伸びが縮小しており、５月のデータで インフレの鈍化傾向が確認できるかどうかがＦＯＭＣ前の最大のポイントとな ります。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．設備投資の伸びが拡大 ３．海外投資家動向ほか ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ３１１４８.０１（＋２６０.１３）△０.８４％ ◎ＴＯＰＩＸ ２１４９.２９（＋ １８.６６）△０.８８％ ◎売買高概算 １３億８４０３万株 ◎売買代金概算 ３兆５９７１億円 ◎時価総額 ７６０兆９１５０億円 ◎値上り銘柄数 ９４８ 値下り銘柄数 ８０５ 変わらず ８２ ◎騰落レシオ（２５日） ９７.２１％（前日比１.６７％低下） ◎サイコロ（日経平均） ９勝３敗 〇〇〇〇●●〇〇〇〇●〇 ７５.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋４.０４％ ７５日線比 ＋９.２３％ ◎為替 （対 ド ル）１３９.６８（前日比０.０６円高） （対ユーロ）１４９.１２（前日比０.０２円高） ◎売買代金上位（プライム） １.レーザテク＜６９２０＞ ２２１５０円（＋ ５００円） ２５５８億円 ２.ソフバンＧ＜９９８４＞ ５７２５円（＋ ２５０円） １６３２億円 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ９６３.９円（＋ ３１.４円） １１１８億円 ４.アドバンテ＜６８５７＞ １７９９０円（＋ ８０円） １１０４億円 ５.ソシオネク＜６５２６＞ １８１９０円（＋ １４３０円） ９６３億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は２６０円（０．８４％）高の３万１１４８円、一方で 新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は０．３Ｐ安で９５１．２Ｐです。 昨晩のＮＹダウは１３４ドル（０．４％）安、ナスダックは８２Ｐ（０．６ ％）安となり、東京市場も朝方は売りが先行。９：０１には３４円安となる場 面がありました。ただ、先高期待からの押し目買い意欲は根強く、下値はしっ かり。また、昨日に４４０円安となった後だけに直ぐに買いが優勢となり、１ ０；２７には上げ幅が２９８円まで上昇。上値を指向する大勢上昇の流れは継 続しています。 業種別では、商社、銀行、情報通信、精密、電力ガス、不動産、電機、空運 などの上げが目立ちます。 個別銘柄では、半導体パッケージ大手で主顧客インテルの新光電工が５６０ 円高の５５４０円と大幅高。筆頭株主の富士通が保有株の売却を目指す模様で あり、米投資ファンドのＫＫＲ、ベイン・キャピタル、産業革新投資機構、大 日本印刷などが応札に関心を示していると報じられ、プレミアムを期待した思 惑的な買いが入っています。 他にも半導体関連で富士フイルムが４９円高の８５８２円、三菱電が２９． ５円高の１８４８．５円、富士通とパナソニックのロジック半導体が統合した ソシオネクストが１４３０円高の１万８１９０円。 ＮＥＣが１００円高の６６５０円、富士通が１１５５円高の１万８８７５円、 日立・三菱電・ＮＥＣの半導体が統合したルネサスが９０円高の２３８０円、 ＨＯＹＡが２８０円高の１万７８４５円といずれも昨年来高値を更新。 インバウンド関連の共立メンテナンスが１３０円高の５０４０円。訪日外国 人の増加でホテル事業が好調で寮事業も拡大しており、４月売上高が前年同月 比２３％の大幅増となり、好感した買いが入っています。 その他、一押しの三菱ＵＦＪが３１．４円高の９６３．９円、日本製鉄が４ １円高の２７５６．５円、味の素も５５円高の５４７６円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、ブレインパッド、ＨＥＲＯＺ、富士フイルム、三菱電、 ソシオネクスト、ＮＥＣ、富士通、ルネサス、ＨＯＹＡ、住友不・・・等々で す。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ベテランの方も、ビギナーの方も、どうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】設備投資の伸びが拡大 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 本日発表された２０２３年１～３期の法人企業統計調査によりますと、全産 業（金融業と保険業を除く）の売上高、経常利益、設備投資の前年同期比増減 率は下記のようになっています。 全産業 （ 製造業 非製造業 ） 売上高 ＋ ５．０％ （ ＋ ２．３％ ＋ ６．１％ ） 経常利益 ＋ ４．３％ （ －１５．７％ ＋１７．２％ ） 設備投資 ＋１１．０％ （ ＋１１．３％ ＋１０．８％ ） 全産業（金融業と保険業を除く）ベースで売上高が８四半期連続増加。 全産業ベースの経常利益は２期ぶりに増益に転じ、１～３月期として過去最 高を記録。内訳では、製造業が原材料高や海外経済の減速が響き２期連続で２ ケタ減益となっています。 設備投資（ソフトウエアを含む）は１１％増で８四半期連続増加、前期（全 産業７．７％増）から伸びが拡大しています。 ６月８日発表の２０２３年１～３月期ＧＤＰ２次速報（改定値）に反映され る全産業（金融業、保険業除く）の設備投資額（ソフトウェア除く）は前年同 期比１０．０％増と８四半期連続で増加し、前期（６．３％増）から伸びが拡 大しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】海外投資家動向ほか ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎新車販売台数（５月、前年同月比） ―――――― 登録車 ２０万６６６３台（２８．１％増） ※前月２３．１％増 軽自動車 １２万００６７台（２０．０％増） ※ 〃 ７．２％増 合計 ３２万６７３０台（２５．０％増） ※ 〃 １６．７％増 半導体不足などの供給制約が解消され、自動車販売は順調に伸びています。 ◎建設機械出荷額（４月、前年同月比） ――――――― 全体 ２９１７億円（３１．１％増） ３０カ月連続増加 内需 ７５１億円（１７．３％増） １０カ月連続増加 外需 ２１６６億円（３６．７％増） ３０カ月連続増加 ◎中国ＰＭＩ（財新、５月） ――――― 製造業 ５０．９（前月比 ＋１．４） ※市場予想 ４９．５ 中国国家統計局が前日発表した５月の製造業ＰＭＩは市場予想に反して悪化 し２カ月連続の５０割れとなりましたが、財新版のＰＭＩは横ばい予想に反 して改善し、２カ月ぶりに５０を回復しました。 尚、中国国家統計局が発表するＰＭＩは、主に国営企業などの大企業を調査 対象にしています。一方、財新版のＰＭＩは民間企業を含む中堅企業を主な 調査対象としており、輸出型企業も多く含まれます。 ◎対内証券投資・株式・週間（財務省統計）※カッコ内は前週の動向 ―――――――――――― ５月２１日～５月２７日 海外投資家 ＋３７９２億円（＋８６７４億円） ９週連続買い越し ◎投資部門別の売買状況・週間（東証統計）※カッコ内は前週の動向 ――――――――――――― ５月２２日～５月２６日 （日経平均１０７円高 ７週連続上昇） 個人投資家 － ４４２億円（－９２７３億円） ７週連続売り越し 海外投資家 ＋３８１６億円（＋７４７６億円） ９週連続買い越し 事業法人 ＋ ８７６億円（＋１１３６億円） ５週連続買い越し 信託銀行 －２４２１億円（－ ９３６億円） ９週連続売り越し ※事業法人は企業の自社株買い等、信託銀行は年金資金等の売買動向を反映。 ※３月第５週から続く海外勢の９週連続買い越しは、２０１７年４月第１週 から９週連続で買い越して以来で、約６年ぶりの連続買い越しです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨日は５月月間の日米株価指数のパフォーマンスに振れましたが、参考までに 世界の株価指数および商品等の年初来（１～５月）の騰落は下記のようになっ ています。 → http://www.aqua-inter.com/document/230601b2s.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。 ＝ １７年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０２２ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（無料メルマガ）第１位 → www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=asset_free-mailmag ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → 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