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→ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】全国CPI ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎全国消費者物価指数(9月CPI、2020年=100) ――――――――― 生鮮食品を含む総合 103.1 前年比3.0%上昇 ※市場予想2.9% 生鮮食品を除く総合 102.9 前年比3.0%上昇 ※ 〃 3.0% いずれも13カ月連続の上昇。変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コア CPI)の伸び率が3%に達したのは8年ぶりで、消費増税の影響を除けば 1991年8月以来、31年1カ月ぶりとなります。 構成品目では、エネルギー(電気代、都市ガス代、ガソリン等)が前年比で 16.9%上昇と、前月と同じ高い伸びで全体を押し上げています。 生鮮食品は1.9%上昇と前月(8.1%上昇)から伸び率が大幅に低下し ましたが、かわりに生鮮品を除く食料、家庭用耐久財、宿泊料などの上昇が 目立ちました。 生鮮食品とエネルギーを除く指数は前年比1.8%上昇と、4カ月連続で伸 びが拡大しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】ターミナルレートの変移 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文におけるFOMCメン バーの政策金利(FFレートの誘導目標)見通しで示されたターミナルレート (政策金利の最終到達水準)は2023年に3.625―3.875%(中央 値3.75%)でした。 米連邦準備理事会(FRB)は9月の会合で、ターミナルレートの見通しを 4.50―4.75(同4.625%)に引き上げました。 9月会合後の政策金利は3.00―3.25%。見通しに沿って11月の会 合では0.75%、12月の会合では0.5%、来年3月までに0.25%の 追加利上げが想定されていました。 ※FRBが利上げする場合は通常0.25%ずつで、0.75%は通常時の 3倍の上げ幅となります。 その後もインフレの高止まりが続き、FRB幹部のタカ派発言が相次ぎまし た。FRB幹部の発言はFRB内の雰囲気を伝える効果があり、「織り込む」 という形で市場は備えます。 現時点で市場は12月の利上げ幅が0.75%になることを75%の確率で 織り込んでおり、来年3月までに政策金利が5.0―5.25%(同5.12 5%)に達することを約40%の確率で想定しています。 単純化すれば「来年の3月末までに」という時期は変わらずで、ターミナル レート(中央値)の見通しは3.750%→4.625%→5.125%に変 化してきています。 市場の見通しは常に変化していますが、仮にFFレート(中央値)が5.1 25%に達するとすれば現行水準との差は2.00%で、来年の3月末までに 追加利上げは0.75%が2回、さらに0.5%が1回もしくは0.25%が 2回というペースが想定されます。 FRBは「インフレ抑制に向けた行動が少な過ぎた場合の代償は、やり過ぎ た場合の代償よりも大きい可能性が高い」と認識しており、インフレ抑制に対 する硬い態度は当面変わらないとの見方で一致しています。 ただその一方で、昨今の情勢を踏まえFRBは遠からず態度を軟化させるの ではないかとの見方も根強くあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 中国共産党大会は22日に閉幕します。それに合わせて何らかの経済政策や経 済対策の発表があるかもしれません。なお、恐縮ですが、来週月曜日の朝刊は 配信をお休みさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 16年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2021  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 資産運用(株式)部門 第5位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2021/category/asset-stock ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━