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こんにちは。aquaです。

 11月1~2日開催の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、米連
邦準備理事会(FRB)幹部の発言が相次いでいます。

 直近では18日にミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「今のようなインフ
レが続くようであれば政策金利を4.75%以上に引き上げる必要があるかも
しれない」との見解を示しました。

 ちなみに、4.75%というのは前回9月のFOMC後の政策金利見通しで
示されたターミナルレート(政策金利の最終到達水準)です。

 昨日はフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が政策金利について「年内に4
%を大きく超える水準に引き上げられる」との見方を示しました。

 現在の政策金利(FFレートの誘導目標)は3.00―3.25%で、11
月の会合では0.75%の追加利上げが確実視されていますが、ハーカー総裁
の発言により12月の会合でも0.75%の引き上げを実施する確度が高まり
ました。

 利上げは12月以降も継続することは規定路線で、カシュカリ総裁とハーカ
ー総裁の発言は符号します。

 カシュカリ総裁とハーカー総裁は今年のFOMCでは投票権を持ちませんが、
来年のFOMCではいずれも投票権を持ちます。

 尚、明日からは米金融当局者が金融政策に関する発言を控えるブラックアウ
ト期間に入ります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.全国CPI

 3.ターミナルレートの変移




〓お知らせ〓

 来週24日(月)の本誌朝刊は市場調査のためお休みさせていただきます。



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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  26890.58(-116.38)▼0.43%
◎TOPIX  1881.98(- 13.43)▼0.71%

◎売買高概算   10億2666万株
◎売買代金概算   2兆5950億円
◎時価総額   677兆7922億円

◎値上り銘柄数 350  値下り銘柄数 1422  変わらず 65

◎騰落レシオ(25日) 80.37%(前日比5.07%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇〇●●●●〇●〇〇●● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.10% 75日線比 -2.19%
 
◎為替  (対 ド ル)150.33(前日比0.47円安)
     (対ユーロ)146.95(前日比0.29円安)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 19430円(+ 850円)2543億円
 2.ソフバンG<9984>  5758円(-  22円)1052億円
 3.東京エレク<8035> 38390円(+1690円) 777億円
 4.Wスコープ<6619>  1809円(+ 198円) 602億円
 5.ファストリ<9983> 83720円(- 510円) 529億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、116円(0.43%)安の2万6890円、新興
株の値動きを示す東証グロース市場指数は4P(0.・・%)安の920Pで
す。

 昨晩のNYダウが90ドル(0.30%)安、ナスダックは65P(0.6
1%)安となり、東京市場も朝方から売りが先行。米長期金利が0.10%高
い4.23%と大きく上昇していることが重石となっており、また週末とあっ
て買い手控え気分は強く、終日安い水準での値動きとなっています。米市場で
フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇していることで東京エレク
トロンやアドバンテスト、レーザーテックなど半導体関連の一角が上昇してい
ます。

 円相場は米長期金利が0.10%高い4.23%に上昇したことで日米金利
差拡大が意識され、一時150.40円台まで円安が進行しています。

 業種別では、石油、海運、電機、銀行などが高く、一方で陸運、空運、非鉄、
鉄鋼、不動産、電力ガスなどの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇
していることを受け、東京エレクトロンが1690円高の3万8390円、ア
ドバンテストが130円高の7130円、レーザーテックが850円高の1万
9430円、半導体・電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位のディス
コも2450円高の3万3450円となるなど半導体関連の一角が値を飛ばし
ています。

 インバウンド関連で外国人に人気の高いくら寿司が6日連続高で135円高
の3415円、「スシロー」を展開するFOOD&LIFECOMPANIE
Sも118円高の2557円。

 リチウムイオン二次電池用セパレータのダブルスコープが198円高の18
09円、円安を受けて越境EC事業活況のBEENOSが157円高の250
3円、電子書籍取次で国内首位のメディアドゥも92円高の2037円と大幅
高です。

 本日の新高値銘柄は、日本信号、新田ゼラチン、エイベックス、青山商事、
セブン銀・・・等々です。



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【2】全国CPI                         **
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◎全国消費者物価指数(9月CPI、2020年=100)
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 生鮮食品を含む総合 103.1 前年比3.0%上昇 ※市場予想2.9%
 生鮮食品を除く総合 102.9 前年比3.0%上昇 ※  〃 3.0%

 いずれも13カ月連続の上昇。変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コア
 CPI)の伸び率が3%に達したのは8年ぶりで、消費増税の影響を除けば
 1991年8月以来、31年1カ月ぶりとなります。

 構成品目では、エネルギー(電気代、都市ガス代、ガソリン等)が前年比で
 16.9%上昇と、前月と同じ高い伸びで全体を押し上げています。

 生鮮食品は1.9%上昇と前月(8.1%上昇)から伸び率が大幅に低下し
 ましたが、かわりに生鮮品を除く食料、家庭用耐久財、宿泊料などの上昇が
 目立ちました。

 生鮮食品とエネルギーを除く指数は前年比1.8%上昇と、4カ月連続で伸
 びが拡大しています。





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【3】ターミナルレートの変移                   **
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 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文におけるFOMCメン
バーの政策金利(FFレートの誘導目標)見通しで示されたターミナルレート
(政策金利の最終到達水準)は2023年に3.625―3.875%(中央
値3.75%)でした。

 米連邦準備理事会(FRB)は9月の会合で、ターミナルレートの見通しを
4.50―4.75(同4.625%)に引き上げました。

 9月会合後の政策金利は3.00―3.25%。見通しに沿って11月の会
合では0.75%、12月の会合では0.5%、来年3月までに0.25%の
追加利上げが想定されていました。

 ※FRBが利上げする場合は通常0.25%ずつで、0.75%は通常時の
  3倍の上げ幅となります。

 その後もインフレの高止まりが続き、FRB幹部のタカ派発言が相次ぎまし
た。FRB幹部の発言はFRB内の雰囲気を伝える効果があり、「織り込む」
という形で市場は備えます。

 現時点で市場は12月の利上げ幅が0.75%になることを75%の確率で
織り込んでおり、来年3月までに政策金利が5.0―5.25%(同5.12
5%)に達することを約40%の確率で想定しています。

 単純化すれば「来年の3月末までに」という時期は変わらずで、ターミナル
レート(中央値)の見通しは3.750%→4.625%→5.125%に変
化してきています。

 市場の見通しは常に変化していますが、仮にFFレート(中央値)が5.1
25%に達するとすれば現行水準との差は2.00%で、来年の3月末までに
追加利上げは0.75%が2回、さらに0.5%が1回もしくは0.25%が
2回というペースが想定されます。

 FRBは「インフレ抑制に向けた行動が少な過ぎた場合の代償は、やり過ぎ
た場合の代償よりも大きい可能性が高い」と認識しており、インフレ抑制に対
する硬い態度は当面変わらないとの見方で一致しています。

 ただその一方で、昨今の情勢を踏まえFRBは遠からず態度を軟化させるの
ではないかとの見方も根強くあります。





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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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中国共産党大会は22日に閉幕します。それに合わせて何らかの経済政策や経
済対策の発表があるかもしれません。なお、恐縮ですが、来週月曜日の朝刊は
配信をお休みさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 16年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2021
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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