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こんにちは。ａｑｕａです。

　業績および配当予想を上方修正したロート製薬（４５２７）が大幅高となり、
株式分割（昨年１２月に１株を２株に分割）を考慮した実質で上場来高値を更
新しました。

　また、中古ブランド品流通大手のコメ兵ＨＤ（２７８０）も昨日、業績予想
と配当予想を上方修正し株価は大幅高・・・などなど、東京市場は本日も賑や
かでした。※下記「相場概況」をご参照ください。

　ところで　「株式投資は連想ゲームである」と言われていますとおり、株式
投資では一つの事象からその後の展開を読む力（連想力）が投資成果に直結し
ます。

　株式市場では一つの材料が何度となく蒸し返され、その度に上げ下げを繰り
返します。また、この銘柄が動けばあの銘柄も動くといったような、複数の銘
柄が同一の材料で同じような動きをすることが多々あります。

　実際に売り買いせずとも、相場が動いた背景や事の成り行きも含めて憶えて
いれば、役立つ時が結構あるものです。そうしたデータや知識は相場における
連想力の拠りどころとなります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．鉱工業生産

 ３．１０～１２月期ＧＤＰ





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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２７６０２.７７（＋１７５.４５）△０.６４％
◎ＴＯＰＩＸ　　１９９３.０９（＋　１５.４２）△０.７８％

◎売買高概算　　　１０億１９５３万株
◎売買代金概算　　　２兆４２６０億円
◎時価総額　　　７１１兆２９１３億円

◎値上り銘柄数　１４５８　　値下り銘柄数　３３０　　変わらず　４８

◎騰落レシオ（２５日）１３０.１５％（前日比５.７５％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　〇●〇〇〇〇●●●〇●〇 ５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋１.４４％　７５日線比 ＋１.１２％

◎為替　　（対 ド ル）１３１.９５（前日比０.１７円高）
　　　　　（対ユーロ）１４１.６５（前日比０.５２円安）

◎売買代金上位（プライム）

 １.レーザテク＜６９２０＞　２２９２０円（＋ 　５１０円） １９６７億円
 ２.日本製鉄　＜５４０１＞ ２８８９.５円（＋　５２.５円） 　５８３億円
 ３.東京エレク＜８０３５＞　４６７９０円（＋ 　６４０円） 　４９５億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　 ９７２.６円（＋　　６.３円）　 ４７７億円
 ５.ソフバンＧ＜９９８４＞　　５８５０円（＋　　 ３８円） 　３６０億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は１７５円（０．６４％）高の２万７６０２円、新興株
の値動きを示す東証グロース市場指数は９Ｐ（０．９５％）高の９８１Ｐです。

　昨晩のＮＹ市場は長期金利が０．０４％低い３．７０％となったことを好感
し、ダウは３７６ドル（１．１％）高、ナスダックも１７３Ｐ（１．４％）高。
これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。９：０１には上げ
幅が２９４円となる場面がありました。

　買い一巡後は今晩に注目の米ＣＰＩ発表を控えて買い手控え気分が強まり、
上げ幅を縮めています。

　業種別では、鉄鋼、金属、食品、繊維、機械、建設などの上げが目立ちます。

　個別銘柄では、１２時に業績と配当計画の上方修正を発表した鹿島建設が８
２円高の１５９８円と急伸、博多ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ＨＤ
も１１：３０に好業績発表で１８２円高の１３４９円と昨年来高値更新。国内
建設用クレーン最大手の加藤製作所が業績上方修正で６８円高の８７４円。

　ロート製薬が２５８円高の２５０６円と昨年来高値更新。業績と配当計画の
上方修正発表を好感した買いが入っています。

　その他、一押し銘柄が大きく上昇してきていますが、「ザ・ノース・フェイ
ス」を手掛けるゴールドウインが４１０円高の１万０７６０円、東京ディズニ
ーランド＆シー運営のオリエンタルランドが３２０円高の２万１７１０円、日
本製鉄が４日連続高で５２．５円高の２８８９．５円と昨年来高値更新。

　さらにボーイング向けラバトリー（化粧室）独占供給のジャムコが６８円高
の１７６７円、、乳幼児・大人用紙おむつトップのユニチャームが１１２円高
の５１７８円、ヤクルトも１２０円高の９２９０円と値を飛ばしています。

　本日の新高値銘柄は、石油資源、東鉄工、若築建、日清食、サンマルク、力
の源、ロート、日本製鉄、合同鉄、日本郵政、ＳＡＮＫＹＯ、グローリー、み
ずほＦＧ・・・等々です。



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【２】鉱工業生産　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎鉱工業生産指数（１２月確報、２０１５年＝１００）
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　速報　　９５．４
　確報　　９５．８　前月比＋０．３％　２カ月連続上昇

　稼働率指数
　　　　　９４．８　前月比－１．１％　２カ月連続低下





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【３】１０～１２月期ＧＤＰ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　本日発表された２０２２年１０～１２月期の国内総生産（ＧＤＰ）速報値は
物価変動の影響を除いた実質値で前期比０．２％増、年率換算０．６％増と、
２四半期ぶりのプラス成長となりました。

　ちなみに民間予測平均（ＥＳＰフォーキャスト）は前期年率換算で２．４３
％増でした。

　尚、１０～１２月期実質ＧＤＰの項目別増減は下記のようになっています。


　　　　　　　　　　前期比　　　　年率換算

　　 【 ＧＤＰ 】 ０．２％増　　　０．６％減　　２四半期ぶりプラス

　　　・個人消費　０．５％増　　　２．０％増　　３四半期連続プラス

　　　・住宅投資　０．１％減　　　０．５％減　　６四半期連続マイナス

　　　・設備投資　０．５％減　　　２．１％減　　３四半期ぶりマイナス

　　　・公共投資　０．５％減　　　２．１％減　　３四半期ぶりマイナス


　　　　※輸出　　１．４％増　　　５．７％増　　５四半期連続プラス
　　　
　　　　※輸入　　０．４％減　　　１．６％減　　５四半期ぶりマイナス


　実質ＧＤＰ（前期比）に対する寄与度は、国内需要（内需）がマイナス０．
２％、輸出から輸入を差し引いた純輸出（外需）がプラス０．３％でした。

　旅行や宿泊などのサービス消費の伸びにより個人消費が堅調だった一方、世
界的な景気減速懸念から設備投資はマイナスに転じました。

　より生活実感に近い名目ＧＤＰは前期比１．３％増、年率換算５．２％増と、
実質同様、２四半期ぶりのプラス成長となっています。




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【４】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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注目の１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は日本時間本日午後１０時半の発表
で、市場予想では前年比６．２％上昇、食品とエネルギーを除くコアは前年比
５．４％上昇が見込まれており、いずれも伸び率は前月から鈍化する見通しと
なっています。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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