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こんにちは。ａｑｕａです。

　京都三大祭りの葵祭（加茂祭）が行われ、平安装束の行列が都大路を進む「
路頭の儀」が４年ぶりに復活。日本三大祭りに数えられる神田祭では「神輿（
みこし）宮入（みやいり）」が４年ぶりに復活。

　７月下旬に行われる隅田川花火大会も４年ぶりに開催される見通しで、これ
までは新型コロナウイルスの感染対策で多くのコトが抑えられてきましたが、
ようやくそれ以前の日常を取り戻しつつあることを実感しています。

　ところで、日経平均の終値ベースのバブル崩壊後の高値は２１年９月１４日
に付けた３万０６７０円で、本日終値２万９６２６円との差は１０４０円程度
に縮まりました。

　もう一方の株価指数、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）のバブル崩壊後の高値は
日経平均株価と同じ２１年９月１４日に付けた２１１８で、本日終値２１１４
との差はあとわずか。ここを抜ければ一足先に約３３年ぶりの水準を回復する
ことになります。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．企業物価指数、工作機械受注など

 ３．値幅見ず日柄見よ






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２９６２６.３４（＋２３８.０４）△０.８１％
◎ＴＯＰＩＸ　　２１１４.８５（＋　１８.４６）△０.８８％

◎売買高概算　　　１４億４８４４万株
◎売買代金概算　　　３兆１７１５億円
◎時価総額　　　７５０兆１６５７億円

◎値上り銘柄数　１１６６　　値下り銘柄数　６２０　　変わらず　４８

◎騰落レシオ（２５日）１３９.３４％（前日比１３.８６％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　８勝４敗　〇●〇〇〇〇●〇●〇〇〇 ７５.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋３.５９％　７５日線比 ＋６.０４％

◎為替　　（対 ド ル）１３６.０９（前週末比１.２４円安）
　　　　　（対ユーロ）１４７.９５（前週末比０.８８円安）

◎売買代金上位（プライム）

 １.レーザテク＜６９２０＞　１８３４０円（－ 　　３０円） １４０４億円
 ２.ＮＴＴ　　＜９４３２＞　　４１９９円（＋　　 ９１円）　 ６６２億円
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　 ８８４.９円（＋　１６.４円）　 ５４７億円
 ４.ソフバンＧ＜９９８４＞　　４９５０円（＋　 　　１円） 　４９４億円
 ５.東京エレク＜８０３５＞　１６１７５円（－　 ２２０円） 　４８９億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は２３８円（０．８１％）高の２万９６２６円、一方で
新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は１Ｐ高の９５１Ｐです。

　昨晩の先週末のＮＹダウは８ドルの小幅安、ナスダックは４３Ｐ安。ただ、
円相場が１ドル＝１３６円前後まで円安に振れたことを好感してシカゴ日経先
物は２万９５７５円まで上昇しており、これにサヤ寄せする形で東京市場も朝
方から買いが先行。９：３７には上げ幅が２４１円となって２万９６２９円と
１年半ぶりに２万９６００円台の水準まで上昇。

　買い一巡後は上げ幅を縮める場面もありましたが、下値では押し目期意欲は
根強く、引けにかけて再び上げ幅を広げています。

　業種別では、その他金融、証券、保険、銀行、食品、医薬品、電力ガス、建
設などの上げが目立ち、一方で精密、石油、海運などは下げています。

　個別銘柄では、鹿島が５０円高の１８８６円と年初来高値を更新。上限７０
０万株・１００億円の自己株取得枠の設定に加え、２４年３月期の売上高２兆
４８００億円（前期比３．７％増）、営業利益１４２０億円（同１５．％増）
と好業績計画を発表し、好感した買いが入っています。

　外食最大手で牛丼首位の「すき家」を展開するゼンショーＨＤは６６５円高
の５１３０円と大幅高で年初来高値更新。２４年３月期売上高８９８４億円（
前期比１５％増）、営業利益４００億円（同８４％増）を計画し、増配意向も
示したことで好感した買いが膨らんでいます。

　その他、スラムダンクなどヒットで東映アニメが７１０円高の１万３８８０
円、東映も１００円高の１万８３１０円。一押しのヤクルトが３７０円高の９
９３０円、ザ・ノース・フェイスのゴールドウインも４１０円高の１万２６３
０円。

　キャッシュレス化関連で一押しのＧＭＯペイメントゲートウェイが２１０円
高の１万１３１０円、インバウンド関連のＡＢＣマートも９０円高の８０６０
円と８０００円台乗せとなっています。

　本日の新高値銘柄は、ニッスイ、マルハニチロ、清水建、鹿島、三井製糖、
森永菓、グリコ、味の素、ＡＢＣマート、力の源、野村不、東急不、電通、イ
オンファンタ、ロート薬、オリエンタルランド、パナソニック、ソニー、任天
堂、中部電、東ガス・・・等々です。



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【２】企業物価指数、工作機械受注など　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎企業物価指数（４月速報、２０２０年平均＝１００）
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　１１９．８　前年比 ＋５．８％　
　　　　　　　前月比 ＋０．２％　
　
　前年比伸び率は４カ月連続で鈍化。輸入物価は円ベースで前年比２．９％下
　落と、２０２１年２月以来、２６カ月ぶりにマイナスに転じました。




◎特定サービス産業動態統計（３月速報、売上高の前年同月比）


　遊園地・テーマパーク　　５５．６％増（１７カ月連続増収）
　ボウリング場　　　　　　２６．２％増（１７カ月連続 〃 ）
　クレジットカード業　　　１６．３％増（２５カ月連続 〃 ）
　結婚式場業　　　　　　　１４．６％増（２４カ月連続 〃 ）

　ゴルフ練習場　　　　　　　４．９％減（　２カ月連続減収）
　レンタル業　　　　　　　　５．０％減（　６カ月ぶり 〃 ）




◎工作機械受注（４月速報）
　――――――
　受注総額　１３２６億円　前年比１４．４％減　（前月比　５．９％減）

　＜内需＞　　４１９億円　前年比２１．２％減　（前月比１５．１％減）
　＜外需＞　　９０７億円　前年比１０．９％減　（前月比　１．０％減）

　内需は８カ月連続、外需は４カ月連続の前年実績割れで、受注総額も４カ月
　連続のマイナスとなっています。





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【３】値幅見ず日柄見よ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　短い期間でわずかな価格差を狙って売買を繰り返す投資のやり方を「値幅取
り」あるいは「値ざや稼ぎ」などと言います。

　価格差（値幅、値ざや）から利益を得る（取る）という意味で、一部のヘッ
ジファンドやデイトレーダーなどはまさに値幅取りを狙った投資家です。

　こういったやり方も投資手法の一つではありますが、目先の事ばかり追いか
けていますと、大きな流れや潮流の変化を見落としがちとなります。

　上昇途中の調整には、縦の動き（上下変動）の「値幅調整」と横の動きの（
一定の時間の経過を要する）「日柄調整」とがあります。

　投資家の多くは株価の上昇や下落といった縦の動きには敏感ですが、時間の
経過（日柄）についてはあまり気にしないという傾向があります。

　相場にもリズムがあって、３カ月や６カ月周期で相場つきが変わることは実
際によくある事象です。

　個々の銘柄や経済などの状況によって変動のサイクルは変わってきますが、
６カ月ごとの企業決算、３カ月ごとの四半期決算、信用取引における６カ月期
日なども相場に影響していると考えられます。

　昔から伝わる相場格言には「値幅見ず日柄見よ」とありますが、目先の上げ
下げに一喜一憂せずに、中長期の株価チャートを使って過去の転換点を確認し
つつ大きな流れを見よというのが「日柄見よ」の教えです。





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【４】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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明日は４月の中国主要経済指標（工業生産高、小売売上高など）および４月の
米小売売上高が発表されますが要注目です。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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