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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/03/16 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 国内旅行代金の一部を補助する観光需要喚起策「全国旅行支援」が4月以降
も継続となります。需要が集中する4月29日~5月7日の大型連休は支援の
対象となりません。


 ところで、多くの企業が人手不足・人材不足となっていますが、三大都市圏
(関東・東海・関西)における2月の派遣社員の募集時平均時給が前年同月比
37円(2.3%)高い1657円となり、4ヵ月連続で過去最高を更新して
いるそうです(人材サービス大手エン・ジャパン調べ)。


 職種別では「営業・販売・サービス系」が17円(1.0%)高の1570
円となり、インバウンド(訪日外国人)や観光需要の高まりで空港内の店舗ス
タッフや添乗員などの求人が増加。語学力が求められる案件などが時給を押し
上げています。


 「IT・エンジニア系」は172円(7.3%)高い2519円と突出して
高く、「オフィスワーク・事務系」は7円(0.4%)高の1588円となっ
ています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      31874.57(-280.83)▼0.87%
□ナスダック      11434.05(+  5.90)△0.05%
□S&P500      3891.93(- 27.36)▼0.70%

□ダウ輸送株      13787.60(-133.44)▼0.96%
□半導体株(SOX)   2977.39(- 32.76)▼1.09%

□NY原油先物(4月限)   67.61(- 3.72)
□NY金先物 (4月限) 1931.30(+20.40)

□為替      (対ドル)133.41(前日比1.45円高)
        (対ユーロ)141.08(前日比3.73円高)

CME日経225先物     26490(-560)※大阪終値比



 15日のNY株式市場は、クレディ・スイスの経営不安からリスクオフの売
りが強まりダウは反落しましたが、スイス当局が支援の姿勢を示したことで下
げ幅を縮小しています。ナスダック指数は小幅ながら3日続伸です。

 かねてから経営不安がささやかれていたスイスの金融大手クレディ・スイス
が14日に過去の財務報告の内部管理に問題があったと発表。15日には筆頭
株主のサウジ・ナショナル・バンクが追加投資を断ったことが明らかになった
ことでクレディ・スイスの株価が急落し、第2の金融危機への警戒感から欧州
株が下げ幅を拡大。

 この流れを受けてNY株式市場も売り先行で始まり、ダウは一時725ドル
安と急落する場面がありましたが、その後、スイス国立銀行(中銀)と同国の
金融当局が「クレディ・スイスはシステム上重要な銀行に対する資本や流動性
の要件を満たしている」との声明を発表し、必要であれば資金繰り支援の用意
があることを明らかにすると市場はやや落ち着きを取り戻しダウは下げ幅を縮
小しました。

 金融不安に加え、この日発表された2月の米卸売物価指数(PPI)はイン
フレ圧力の低下を示し、3月のニューヨーク連銀製造業景況感指数が大幅悪化
したことなどからFRBが積極的に利上げに動くとの見方が後退するとともに
金利が低下。金利の低下がハイテク株の買い戻しを促しナスダック指数はプラ
ス圏に浮上しました。

 S&P業種別指数は、通信サービス、公益、生活必需品などが上昇した一方、
エネルギー、素材、金融、工業などの下落が目立ちました。

 個別銘柄では、JPモルガンやゴールドマンなどの金融株が下げを主導した
他、原油や銅などの商品相場の下落を受けてシェブロンやエクソンモービルな
どのエネルギー株、フリーポート・マクモンランなどの資源株が大幅安。キャ
タピラーやボーイング、ダウ・インクなどの景気敏感株の下落も目立ちました。

 一方、マイクロソフトやアマゾン、インテル、アルファベット、メタ、アッ
プルなどの主力ハイテク株が買われ、ジョンソン&ジョンソンやアムジェン、
プロクター&ギャンブル、コカコーラ、ウォルマートなど景気動向の影響を受
けにくいディフェンシブ銘柄も上昇。ここのところ急落していたチャールズ・
シュワブは上昇に転じました。

 NY原油(WTI)は3.72ドル(5.2%)安で3日続落。リスク資産
を売る動きが商品(コモディティ)に波及し、WTIは21年12月以来、約
1年3カ月ぶりの安値を付けました。

 NY金は20.4ドル(1.1%)高で反発。安全資産とされる金(ゴール
ド)は、リスクを嫌った投資資金の受け皿となり上げ幅を拡大しました。





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【1】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は小反発、7円高の2万7229円で取引を終了

     日経平均株価の勝敗 〇〇●〇〇〇〇〇●●●〇


 昨晩のNY株は下げ渋り。ダウは725ドル安から500ドルほど値を戻し、
ナスダック指数はプラスに転じました。

 CME日経平均先物の終値は2万6490円。先物(6月物)は3月期末の
配当分(約260円)がディスカウントされており、その分を考慮するとCM
E先物は2万6750円付近で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7229
円を480円ほど下回る水準です。



◎日経平均株価と上下の節目
 ――――――――――――
 2万7680円 25日線
 2万7356円 200日線
 2万7284円 75日線
☆2万7229円 昨日終値
 2万7228円 26週線
 2万7147円 一目雲上限
 2万7082円 一目雲下限
 2万7062円 13週線
 2万6490円 CME日経平均先物




◎本日の予定
 ―――――
 08:50 週間の対外・対内証券売買契約
   〃   1月の機械受注
   〃   2月の貿易統計
 10:30 中国2月の主要都市新築住宅価格動向
 13:30 1月の鉱工業生産確報値
 14:00 2月の首都圏マンション販売
 15:00 3月のESPフォーキャスト調査
   〃   週間の投資部門別株式売買状況

 21:30 米週間の新規失業保険申請件数
   〃   米2月の住宅着工件数・建設許可件数
   〃   米2月の輸出入物価指数
   〃   米3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数
 22:15 欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表
 22:45 ECB総裁記者会見




 昨日発表された2月の訪日外国人客数は147万5300人と、コロナ禍前
の19年2月と比べ56.6%の水準まで回復しました。

 中国からの訪日客は3万6200人と、日本向けの団体旅行が解禁されてい
ない影響でコロナ禍前のわずか5%の水準。一方、韓国からの訪日客は56万
8600人と、コロナ禍前の79%の水準、米国からの訪日客は8万6900
人でコロナ禍前の94%の水準を回復しています。




◎決算発表
 ――――
 ビジョナル、丸善CHI、Hamee、丸千代山岡家、サンリオ など

(海外)フェデックス




◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 17日(金) 米国:2月の鉱工業生産・設備稼働率
        米国:3月の消費者態度指数速報値
        米国:2月の景気先行指標総合指数



◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 突込みは利食いし戻り売り

 <相場高低判断> 案外高きことあり





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【2】心に残る名言                        **
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     この世で一番大切な事は、

     自分が「どこ」にいるかという事ではなく、

     「どの方向」に向かっているか、ということである。


                  O・W・ホームズ(アメリカ作家)




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◆3月16日 今日は何の日 六曜:友引

 十六団子、ミドルの日、財務の日、国立公園指定記念日



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