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◎ ハロー株式 ◎ 2023/03/16 夕刊
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こんにちは。aquaです。
倒産のリスクがある株式に比べ、国債の安全度が高いのは自明ですが、国債
も値動きはします。政策金利が上昇すれば債券の価格は下がり、政策金利が低
下すれば債券の価格は上昇します。
極端な例え話ですが、金融機関が預金全部(100)を債券にしていたとし
て、政策金利の引き上げで債券の価値が80まで低下、そこに経営を不安視し
た預金者の現金引き出しが殺到すれば資金繰りに窮し、あっという間に破たん
に追い込まれます。
こうしたケースでつぶれないためには増資や追加出資などで資本を増強する
か、公的資金の注入などが必要になってきますが時間との勝負です。
米連邦準備理事会(FRB)も欧州中央銀行(ECB)も異例のスピードで
利上げを実施してきましたが、金利上昇に伴い巨額の債券の含み損を抱えてし
まったのはシリコンバレー銀行ばかりではないというのが当然の見方です。
クレディ・スイスは以前から経営が不安視されていましたが、シリコンバレ
ー銀行の件で不安が増幅、さらに筆頭株主に追加出資を断られたことで同社株
は急落しました。
クレディ・スイスは「大きすぎて潰せない」(too big too fa
il)と言われるほどの規模で、金融業が基幹産業であるスイスの金融当局は
全面的にバックアップする姿勢を示していますが、「大きすぎて助けられない
」との懸念もくすぶっています。
尚、欧州中央銀行(ECB)は本日、定例の理事会を開き、政策金利を決定
します。ECBは前回2月の理事会後の声明文で3月の0.5%利上げを予告
しましたが、クレディ・スイスの件で0.5%の利上げ観測は急速に萎み、現
時点では0.25%の利上げが見込まれています。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.今日の相場
2.マンション市場動向、海外投資家動向など
3.貿易統計
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均 27010.61(-218.87)▼0.80%
◎TOPIX 1937.10(- 23.02)▼1.17%
◎売買高概算 16億5488万株
◎売買代金概算 2兆9621億円
◎時価総額 691兆3751億円
◎値上り銘柄数 218 値下り銘柄数 1582 変わらず 37
◎騰落レシオ(25日)107.04%(前日比8.15%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●〇〇〇〇〇●●●〇● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.34% 75日線比 -0.94%
◎為替 (対 ド ル)132.81(前日比2.05円高)
(対ユーロ)140.83(前日比3.98円高)
◎売買代金上位(プライム)
1.レーザテク<6920> 21855円(+ 380円) 2645億円
2.三井住友 <8316> 5257円(- 143円) 1461億円
3.三菱UFJ<8306> 837.6円(- 23.9円) 1434億円
4.日本製鉄 <5401> 3002円(- 148円) 720億円
5.ソフバンG<9984> 4897円(- 72円) 703億円
◆相場概況
本日の日経平均株価は218円(0.80%)安で2万7010円、新興株
の値動きを示す東証グロース市場指数は7P(0.77%)安の941Pです。
昨晩のNYダウは280ドル安、ナスダックは5Pの小幅高。東京市場は米
SVBに端を発した金融不安が欧州にも飛び火しており、日本国内の金融不安
への警戒感も高まったことで朝方から売りが先行。9:13には下げ幅が59
7円となって2万6632円まで下押しする場面がありました。
ただ、2万6500円近辺は1月23日に開けた窓埋めの水準で下値メドと
して意識されており、またスイスの金融大手クレディ・スイスがスイス国立銀
行から最大500億スイスフラン(約7兆円)を借り入れる措置を発表したこ
とを好感した買いが入り、その後は下げ幅を縮めています。
3月9日の戻り高値2万8623円(終値ベース)から本日の2万7010
円までの下げ幅は1613円となっています。
業種別では、情報通信、食品、電力ガス、小売りがしっかり。一方で銀行、
保険、証券、鉄鋼、非鉄、商社、海運、機械、空運、自動車などの下げが目立
ちます。
個別銘柄では、相場全般安の中にあって、スマホ使ったPOSレジアプリを
展開するスマレジがストップ高で500円高の2837円。クラウド型POS
レジシステムの顧客獲得が好調で業績の上方修正を発表。好感した買いが集ま
っています。
金融システム開発に強いニーズウェルが113円高の1042円と大幅高で
昨年来高値を更新。昨日の引け後に業績の上方修正を発表し、好感した買いが
入っています。同社は働き方改革や人手不足を解決する業務効率化ソリューシ
ョン、業務改革を支援する金融ソリューション、DX推進のAIソリューショ
ンなどを手掛けています。
その他、AI技術に強みのHEROZが3日連続高で33円高の1478円
と昨年来高値を更新、官公庁や大手企業向けビジネスプロセスの業務請負・人
材派遣を手掛けるキャリアリンクが業績と配当計画の上方修正発表で254円
高の2386円と大幅高。
好業績と増配意向発表でアパレル小売りのTOKYO BASEが44円高
の522円、主力のモバイル向け迷惑電話フィルタサービスが伸びて大幅増収
増益のトビラシステムズが71円高の1029円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、HEROZ、レアジョブ、ニーズウェル、スマレジ、
バーチャレクス・・・等々です。
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【2】マンション市場動向、海外投資家動向など **
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◎機械受注(1月、前月比)
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「船舶・電力を除く民需」(設備投資の先行指標)
9.5%増 2カ月連続プラス ※市場予想
(内訳)
製造業 2.6%減 2カ月ぶりマイナス
非製造業 19.5%増 3カ月ぶりプラス
経済活動の正常化を見込み、サービス業からの受注が増加。機械受注の基調
判断は「足踏みがみられる」で据え置き。
◎鉱工業生産指数(1月確報、2015年=100)
―――――――
速報 91.4
確報 90.7 前月比-5.3% 3カ月ぶり低下
稼働率指数
89.6 前月比-5.5% 3カ月連続低下
◎マンション市場動向(2月の首都圏新築分譲)
―――――――――
発売戸数 1821戸
前年比 20.4%減 4カ月連続2ケタ減
初月契約率 73.3% 2カ月ぶり70%(好不調の目安)超え
平均価格 6778万円
前年比 640万円(8.6%)低下 3カ月ぶりダウン
平米単価 101.5万円
前年比 8.0万円(7.3%)低下 4カ月ぶりダウン
◎中国主要70都市の新築住宅価格(2月、前月比)
―――――――――――――――
各都市平均0.3%上昇 ※1年7カ月ぶり高い伸び、1月は0.1%上昇
上昇した都市 55(+19) ※カッコ内は前月からの増減。
下落した都市 13(-20)
横ばい 2(+ 1)
◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向(修正値)
――――――――――――
3月5日~3月11日
海外投資家 -8342億円(-5946億円) 3週連続売り越し
週間としては昨年9月18日の週以来、およそ半年ぶりの大幅な売り越し。
◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
―――――――――――――
3月6日~3月10日 (日経平均216円高 2週連続上昇)
個人投資家 -2008億円(-2082億円) 2週連続売り越し
海外投資家 -1兆1275億円(- 994億円) 3週連続売り越し
事業法人 + 845億円(+ 359億円)49週連続買い越し
信託銀行 -1493億円(- 525億円)17週連続売り越し
海外勢の先週の日本株の売越額は、2016年3月第2週以来、7年ぶりの
規模です。
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【3】貿易統計 **
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<2月速報> 前年同月比
輸出 7兆6547億円( 6.5%増)24カ月連続増
輸入 8兆5524億円( 8.3%増)25カ月連続増
貿易収支 ▼ 8977億円赤字 赤字は19カ月連続
輸出額・輸入額ともに2月としては過去最大。輸出は自動車などが増加し、
輸入は石炭、液化天然ガス等が増加。赤字額も2月として過去最大。
荷動きを示す数量指数は、輸出が7.9%低下で5カ月連続の減少。輸入は
7.8%低下で4カ月連続減少し、貿易は縮小傾向。
2月の平均為替レートは1ドル=130.38円、比較対象の昨年1月は1
ドル=114.84円で、前年比13.5%円安水準。
参考までに2月の国・地域別の輸出入は下記のようになっており、米国から
の輸出入額はいずれも2月としては過去最大。一方、中国への輸出は3カ月連
続で減少し、中国からの輸入は10カ月ぶりに減少しました。
2月 全体に占める割合 前年比増減率
【輸出総額】 7兆6547億円(100.0%) 6.5%増
対米 1兆4560億円( 19.0%) 14.9%増
対EU 7603億円( 10.0%) 18.6%増
対中 1兆3165億円( 17.2%) 10.9%減
対台 5224億円( 6.8%) 0.1%減
対韓 5320億円( 7.0%) 4.7%減
対露 337億円( 0.4%) 58.2%減
【輸入総額】 8兆5524億円(100.0%) 8.3%増
対米 9256億円( 10.8%) 6.6%増
対EU 8800億円( 10.3%) 4.5%増
対中 1兆5263億円( 17.8%) 0.6%減
対台 3609億円( 4.2%) 17.8%増
対韓 3212億円( 3.8%) 6.5%増
対露 926億円( 1.1%) 55.8%減
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【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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今月はFRBも会合を予定しており、ECB同様、積極的な利上げ継続は金融
不安を増幅しかねず、一段と難しい舵取りを迫られています。ちなみに市場に
おける政策金利の織り込み度合いを示すFedウォッチでは現在、3月のFO
MCで0.5%の利上げの可能性は消滅、0.25%の利上げの可能性が66
%、利上げ停止(金利据え置き)の可能性が34%となっています。
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