朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
![]()
![]()
![]()
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
◇◆ 有望銘柄の紹介や投資ノウハウの提供で大好評! ◆◇
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
『アクア・スペシャル版』 お申し込みはこちらです。
→ https://www.aqua-inter.com/special/
株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/
◎ ハロー株式 ◎ 2023/03/13 朝刊
・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・
こんにちは。aquaです。
米銀の破たんで先行き不安の台頭しており、普遍的価値を有し「安全資産」
とされる金(ゴールド)を求める動きが強まっています。
田中貴金属工業が本日公表した金地金1グラムあたりの税込店頭小売価格(
国内店頭金価格の指標)は前日比122円高の9000円ちょうど、初めて9
千円台に乗せておよそ2カ月ぶりに過去最高値を更新しました。
ところで、先週末発表された2月の米雇用統計では、雇用者数が市場予想を
上回る伸びを示したものの1月のデータと比べ増加幅は大幅に縮小。また、失
業率は予想外に上昇し、平均賃金の伸び率が予想外に鈍化したことにより3月
のFOMCでの0.5%利上げ観測が後退しました。
ちなみに、シリコンバレー銀行の破たんは、米連邦準備理事会(FRB)に
よる急ピッチな利上げが要因の一つとなっています。
短期(預金)で調達した資金を長期(融資)で回して利ザヤを稼ぐビジネス
モデルでは通常、金利の上昇は利ザヤの拡大につながるため歓迎されます。
しかしながら、シリコンバレー銀行のケースでは、顧客の大部分を占める新
興ハイテク企業は株式で資金を調達するため融資需要は低く、調達資金は預金
に入れるためシリコンバレー銀行の預金は膨らみますが、運用先は限られその
多くを債券にまわしたとされます。
そうしたところへ、昨年から急ピッチな利上げにより債券価格が急落し、含
み損が想定以上に膨らんだことが今回の倒産の一因です。
次に倒産の可能性が高いとしてシグネチャー銀行から預金引き出しが相次ぎ
あっという間に同行も連鎖倒産しましたが、米当局は両行の預金の全額保護を
決定し混乱の拡大を防ごうとしています。
パウエルFRB議長の先週の議会証言で、データ次第で「利上げを加速する
用意がある」と発言しましたが、この度の金融不安はFRBにより急ピッチな
利上げが一因となっていることは明らかで、FRBは利上げの加速(0.5%
利上げ)に慎重にならざるを得ないとの見方が広がっており、利上げがなくな
ったとの見方も浮上しています。
さて、米消費者物価指数(CPI)は昨年6月の9.1%上昇をピークに8
カ月連続の伸び鈍化が予想されていますが、14日発表の2月のデータが注目
されます。
……………………………………………………………………………………………
~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………
1.今日の相場
2.法人企業景気予測調査
3.流動性とは
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◎日経平均 27832.96(-311.01)▼1.11%
◎TOPIX 2000.99(- 30.59)▼1.51%
◎売買高概算 14億7769万株
◎売買代金概算 3兆1285億円
◎時価総額 713兆1859億円
◎値上り銘柄数 171 値下り銘柄数 1639 変わらず 25
◎騰落レシオ(25日)122.20%(前日比5.42%低下)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇●〇〇●〇〇〇〇〇●● 66.6%
◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.41% 75日線比 +1.91%
◎為替 (対 ド ル)134.12(前週末比1.70円高)
(対ユーロ)143.88(前週末比0.64円高)
◎売買代金上位(プライム)
1.三菱UFJ<8306> 900.3円(- 32.4円) 1688億円
2.レーザテク<6920> 21455円(+ 230円) 1517億円
3.三井住友 <8316> 5669円(- 246円) 1259億円
4.郵船 <9101> 3406円(+ 11円) 819億円
5.ソフバンG<9984> 5254円(- 89円) 770億円
◆相場概況
米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を受け、先週末に479円の大
幅安となった日経平均株価。本日も311(1.11%)の2万7832円、
新興株の値動きを示す東証グロース市場指数も先週末の17P安に続いて8P
(0.89%)安で966Pです。
SVB不安でNYダウは9日の543ドル安に続き、10日も345ドル安
となり、東京市場も朝方から売りが先行。円相場が1ドル=133円台の円高
に振れたことも重石となり、10:15には下げ幅が512円となる場面があ
りました。売り一巡後は上海市場や香港市場の大幅高を横目に押し目買いが入
り、下げ幅を縮めています。
米シリコンバレー銀行の経営破綻を受け、米FRBが次の米連邦公開市場委
員会(FOMC)で利上げを休止するとの見方も浮上しており、米長期金利が
0.20%低い3.70%まで低下しており、今後の金融政策に一層市場の注
目が集まります。
業種別では、相場全般安の中にあって海運が上昇。銀行、保険、証券、非鉄、
自動車、不動産、機械などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、相場全般安の中にあって海運セクターが唯一上昇し、川崎汽
船が75円高の3425円、日本郵船が11円高の3406円、商船三井が7
0円高の3590円となっています。10%を超える予想配当利回りに加え、
一株当たり純資産から見た株価も割安であり、3月期末とあって高配当・割安
を意識した買いが見られます。
米SVB不安を受けて金価格が急騰しており、田中貴金属は金の店頭小売価
格が前日比122円高の1グラム9000円と発表。これまでの最高値を更新
しており、純金上場信託は66円高の7699円、SPDRゴールド・シェア
も195円高の2万3455円と値を上げています。
業務用食品卸の最大手のトーホーが業績改善と増配意向を発表し、224円
高の1944円。主力のモバイル向け迷惑電話フィルタサービスが伸びて大幅
増収増益発表のトビラシステムズがストップ高で150円高の1019円、5
Gインフラ支援事業などが伸びて業績上方修正のフリービットが128円高の
1300円。
超硬合金製の耐摩耗工具・金型で国内トップの冨士ダイスが77円高の10
76円、オンライン診療関連で5期連続最高益更新見通しのメドレーが235
円高の4475円、格安航空券予約サイト「スカイチケット」運営のアドベン
チャーが330円高の9810円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、若築建、三重交通G、トーホー、フリービット、セル
シード、エーアイ、インフォネット・・・等々です。
★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ベテランの方も、ビギナーの方も、どうぞご活用ください。
◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】法人企業景気予測調査 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
<大企業景況判断BSI> 1~3月現状 4~6月見通し
全産業 - 3.0(1.8) 0.7(0.8)
製造業 -10.5(1.4) -0.7(1.5)
非製造業 0.6(1.9) 1.4(0.4)
※カッコ内は前回調査時点の見通し
BSIは自社の景況が前の四半期より「上昇」と答えた企業の割合から「下
降」の割合を引いた数値で、大企業・全産業の1~3月の判断は前回調査時点
から悪化し3四半期ぶりのマイナスに転じました。
4~6月については非製造業で明るさが増す一方、製造業は引き続き慎重な
見方となっています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】流動性とは **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
資産運用において投資対象の「安全性」「収益性」「市場性」は重要なポイ
ントです。
安全性とは、銘柄でいいますと収益力の高さや財務内容の良さ等があげられ
ます。収益性とは、高配当や割安な水準での投資により、資金が増える可能性
を言います。
市場性とは、換金しやすさと言い換えることができます。運用において、い
ざという時にすぐに換金できるか否かというのは非常に重要です。
よく耳にする「流動性」という言葉は、流通量の多い少ないを表現するもの
で、上記の市場性とほぼ同義と捉えて差し支えありません。
賑わっている時にたくさんの株数を購入したものの、いざ売ろうとした時に
板が薄く(出来高が少なく)で困ったという経験をお持ちの方も多いはずです。
魅力的な銘柄でありましても、普段の出来高が少なく、すぐに買い気配や売
り気配がつくようでは、希望する値段での取引が困難となります。
普段の出来高が多い銘柄を「流動性が高い」といいますが、株式運用におい
て「買いたい時に買いたい価格で買える」、「売りたい時に売りたい価格で売
れる」ということは大変重要なポイントです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
アメリカ(ハワイ州などを除く)では昨日、夏時間(デイライトセービング)
に移行しました。夏時間への以降により、本日からニューヨーク市場の取引開
始時刻と終了時刻が1時間早まり、日本時間では22時30分から翌朝の5時
00分までとなります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 17年連続受賞 =
◎まぐまぐ大賞 2022
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
資産運用(無料メルマガ)第1位
→ www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=asset_free-mailmag
◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位
======================================================================
●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
断でなさるようにお願いいたします。
●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
→ mailto:aqua@aqua-inter.com
●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い
いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので
ご利用ください。
●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
い。 → http://www.aqua-inter.com/
●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への
転送を含む再掲示を禁じます。
======================================================================
発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━