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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/02/27 朝刊

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おはようございます。aquaです。


    = 円相場1ドル=136円台半ばと2カ月ぶりの円安に =


 先週末のNY市場で円相場が1ドル=136.50円前後と昨年12月20
日以来、約2カ月ぶりの円安水準となっています。


 米物価指標が上振れし、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長引くとの
観測が強まっていること。また24日には日銀の次期総裁候補の植田和男氏が
所信聴取で現行の金融緩和策が適切との考えを示し、日銀が金融緩和策を続け
るとの見方が強まったこと。


 その結果として日米の金融政策の方向性の違いを意識した、すなわち日米金
利差拡大を意識したドル買い・円売りが入っています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      32816.92(-336.99)▼1.02%
□ナスダック      11394.94(-195.46)▼1.69%
□S&P500      3970.04(- 42.28)▼1.05%

□ダウ輸送株      14629.01(- 78.93)▼0.54%
□半導体株(SOX)   2935.11(- 53.70)▼1.80%

□NY原油先物(4月限)   76.32(+ 0.93)
□NY金先物 (4月限) 1817.10(- 9.70)

□為替      (対ドル)136.46(前日比1.63円安)
        (対ユーロ)143.93(前日比1.15円安)

CME日経225先物     27330(- 50)※大阪終値比



 先週末24日のNY株式市場は、インフレ指標の上振れで金融引き締めの長
期化が意識され反落しました。

 朝方発表された1月の米個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが予想に反
して拡大。インフレが鎮静化に向かっているとのマーケットの期待が打ち消さ
れ、米連邦準備理事会(FRB)による利上げが加速し長引くとの警戒感が強
まりました。

 金利が上昇するとともに割高感が意識されたハイテク株中心に売りが優勢と
なり、3指数とも反落。ダウは週間で1009ドル(3.0%)安で昨年9月
第4週以来の大きな下げ。ナスダック指数は週間で392ポイント(3.3%
)安となり、昨年12月第1週以来の大幅下落となりました。

 S&P業種別指数は、素材と金融が堅調だった一方、テクノロジー、ヘルス
ケア、一般消費財などの下落が顕著でした。

 個別銘柄では、アップルやマイクロソフト、テスラ、エヌビディア、アルフ
ァベット(グーグル)などの主力ハイテク株が軒並み下落。画像編集ソフトの
アドビは、デザインツールを手掛けるフィグマの買収が反トラスト法(独禁法
)に違反するとして米司法省が同社を提訴する準備をしているとの報道が嫌気
され大幅安となりました。

 ボーイングが大幅下落。機体部品の追加分析のため787ドリームライナー
の納入を停止したことが嫌気されました。一方、金利上昇による利ザヤ拡大期
待からJPモルガンなどの金融株がしっかり。10~12月期の売上高が市場
予想を上回った代替肉のビヨンドミートが大幅高となりました。

 NY原油(WTI)は0.93ドル(1.2%)高で続伸。ロシアが原油輸
出をさらに削減するとの見方が浮上し、供給懸念から買いが優勢となるも上値
は限定的。

 NY金は9.7ドル(0.5%)安で5日続落。金利上昇とドル高が逆風で
軟調な地合いが続き、昨年12月下旬以来およそ2カ月ぶりの安値を付けまし
た。



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【1】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は反発、349円高の2万7453円で取引を終了。

     日経平均株価の勝敗 ●●〇●〇●〇●〇●●〇

 日経平均は週間で59円安と2週連続下落。


 先週末のNY株は、インフレ指標の上振れで金融引き締めの長期化が意識さ
れ反落。

 円相場は対ドルで約2カ月ぶりの円安水準となっています。※序文参照

 CME日経平均先物の終値は2万7330円で、先週末の東京市場の日経平
均終値2万7453円と比べ120円ほど安い水準です。



◎日経平均株価と上下の節目
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☆2万7453円 先週末終値
 2万7418円 25日線
 2万7415円 5日線
 2万7386円 一目転換線
 2万7330円 CME日経平均先物
 2万7300円 75日線
 2万7271円 200日線




◎本日の予定
 ―――――
 14:00 12月の景気動向指数改定値
   〃   1月の外食売上高

 22:30 米1月の耐久財受注額
 24:00 米1月の仮契約住宅販売指数



 先週末の衆院に続き、本日は参院で次期日銀総裁候補の植田和男氏の所信聴
取が行われます。

 尚、植田氏が衆院で「現在日銀が行っている金融政策は適切」「政府との共
同声明を直ちに見直す必要はない」などと発言し、先週末の株価上昇の一因と
なっています。


 中国共産党は26日から28日までの日程で中央委員会第2回全体会議(2
中全会)を開き、新首相や4人の副首相など国務院(政府)の人事を審議して
います。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 28日(火) 日本:1月の小売業販売額
        日本:鉱工業生産速報値
        米国:12月のS&Pケースシラー住宅価格指数
        米国:2月のシカゴ購買部協会景気指数
        米国:2月の消費者信頼感指数

  1日(水) 中国:2月の製造業・非製造業PMI
        米国:2月のISM製造業景況感指数

  2日(木) 日本:10~12月期の法人企業統計調査
        米国:週間の新規失業保険申請件数

  3日(金) 日本:2月の都区部CPI
        日本:1月の失業率、有効求人倍率
        米国:2月のISM非製造業景況感指数



◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 押し込んでも戻す日 悪目買い方針良し

 <相場高低判断> 突飛の値出ることあり





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【2】心に残る名言                        **
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      月は自分の光で輝いているのではない

         ・・・と知ったとき、私は大変嬉しかった。


                        ゴーリキー



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