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おはようございます。aquaです。

 「1月は行く、2月は逃げる」と申しますが、本当に早いもので、1月も過ぎ
ようとしています。そして、もうすぐ季節の分かれ目である「節分」を迎えます。

 「節分」とは元来、「季節を分ける」ことから節分といいますが、現在では節
分といえば立春の前日だけを指すようになっています。しかし、季節の始まりを
示す立春、立夏、立秋、立冬の前日はいずれも節分です。

 ところで、節分の夜にその年の恵方(吉神がいる方位)を向いて「恵方巻」を
無言で丸かぶりすると幸せが訪れるといいます。今年の恵方は『北北東』ですが、
巻寿司は「福を巻き込む」とされ、「縁を切らない」ために包丁を入れずまるご
と食べるのが良いとされています。


 ところで、本日は決算発表が前半戦のヤマ場を迎えます。以下の【2】主な注
目材料とニュースのところで、主要企業の発表予定時間を掲載していますのでご
参考にして下さいませ。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8149.01(-226.44)▼2.70%
□ナスダック       1507.84(- 50.50)▼3.24%
□CME日経225先物  8080   (-120)
□為替     (対ドル)  89.90  (対ユーロ)116.49

□NY原油先物(3月限)   41.44(- 0.72)
□NY金先物 (4月限)  906.50(+16.50)
□半導体株指数        212.33(- 5.31)
□バルチック海運指数   1036   (+22)


 29日のNY株式市場は反落。前日までの連騰で利益確定の売りが出やすかっ
たところへ経済統計と企業決算で悪い数字が相次いだことで売りが先行しました。

 米労働省が朝方発表した先週の新規失業保険申請件数が市場予想に反して増加
し、受給者総数は統計開始以来過去水準に達しました。また、米商務省発表の1
2月の耐久財受注は予想以上に悪化、12月の新築住宅販売件数は単月としては
およそ14年ぶりの大幅な減少となり総販売戸数も過去最低水準になったことが
明らかになるなど経済指標の予想以上の悪化を受けてこの日は売りが先行。

 この日発表された企業決算もさえない内容が目立ち、自動車大手フォードの1
0―12月期決算は市場予想よりも悪い約1兆3千億円の赤字、コーヒーチェー
ンのスターバックスや製薬大手のイーライ・リリーなどの決算が軒並み市場予想
を下回ったことも市場心理を冷やしました。

 ダウは前日までに3連騰、ナスダックは4連騰していただけに利益確定の売り
が出やすかったことも下げを助長しており、この日は投資家の目が景気対策への
期待から実態悪に移った格好です。

 業種別ではほぼ全セクターが下げる展開となり、特に金融の下げが顕著です。

 個別では、巨額の赤字を計上したフォードが下落。手元資金が潤沢であるとし
て同社は公的資金の受け入れを否定しましたが今後も厳しい経営環境が続けば財
務の健全性が損なわれるとの懸念が広がっています。GMやグッドイヤーなども
下落しています。

 フィルム・写真大手のイーストマン・コダックが急落。黒字は確保するだとう
と見られていた同社の第4四半期は予想に反して赤字となり、新たに人員削減計
画を発表しています。赤字決算を発表した損保大手のオールステートも急落。さ
えない決算となった無線通信技術大手のクアルコムや製薬大手のイーライ・リリ
ーも下落しました。

 一方、1株利益が市場予想を上回った工業用品製造大手3Mが堅調。店舗閉鎖
と人員削減を発表したスターバックスも底堅く推移。トンプソンCEO(最高経
営責任者)が商務長官の有力候補になっていると報じられたウイルス対策ソフト
大手シマンテックが上昇しています。また、安全資産選好の動きで金相場が3日
ぶりに反発したことからバリック・ゴールドやゴールド・コープなどの産金株が
軒並み上昇しました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 本日は決算発表が前半戦のヤマ場を迎えます。11:00台に海運の日本郵船、
商船三井、川崎汽船、12:00台に医薬品関連の第一三共、13:00台に紙
・パルプ関連の王子製紙、資源・エネルギー関連の三菱商事、15:00台に石
油関連の新日石、資源・エネルギー関連の住友鉱山、機械関連の牧野フライス、
森精機、電気機器・電子部品関連のNEC、富士通、村田製作所、日東電工、自
動車関連のホンダ、陸・空運関連のJR東日本、JR西日本、全日空、電力関連
の東電、関西電、・・・等々が発表を予定しています。

 8:30に12月の全国消費者物価指数(CPI)が発表されます。11月の
同指数は生鮮食品を除く総合で前年同月比1.0%上昇しました。ガソリン価格
の値下がりから、上昇率は前月に比べ0.9ポイント縮小しています。今回(1
2月)の事前予想は前年同月比で0.3%の上昇となっています。雇用悪化や所
得の低下により、個人消費の需要が一段と落ち込むことが推測されます。

 8:50に12月の鉱工業生産指数・速報値が発表となります。11月の同・
確報値は前月比8.5%低下しました。マイナス幅は現行の統計上さがのぼれる
1953年2月以降で最大となり、自動車含む輸送機械、一般機械、電子部品・
デバイス等の低下が影響しています。今回(12月)の事前予想は前月比8.9
%低下となっています。同指数は製造業・鉱業に属する企業の生産活動を示し、
景気判断や生産動向を見通す上で重要なポイントとなります。事前予想に対して
上下どの程度振れるかに関心が集まります。

 海外では、10~12月期の米GDP(実質国内総生産)速報値が発表されま
す。予想では年率換算で前期比5.5%程度のマイナスとなる見込みです。


 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。

 【11:00台】

   帝人(3401)、ユニチャーム(8113)、郵船(9101)
   商船三井(9104)、川崎汽(9107)

 【12:00台】

   東洋水(2875)、第一三共(4568)

 【13:00台】

   住友林(1911)、日清製粉G(2002)、日清食HD(2897)
   王子紙(3861)、協和キリン(4151)、積水化(4204)
   エーザイ(4523)、中国塗(4617)、三菱商(8058)
   日通(9062)、三菱倉(9301)、

 【14:00台】

   関電工(1942)、明乳(2261)、ヤクルト(2267)
   三井化学(4183)、栗田工(6370)、丸紅(8002)
   住友商(8053)、テレビ朝日(9409)、東ガス(9531)

 【15:00台】

   キッコマン(2801)、ハウス食(2810)、日本調剤(3341)
   日本ペ(4612)、富士フイルム(4901)、新日石(5001)
   TOTO(5332)、住友鉱(5713)、アサヒプリテ(5855)
   牧野フ(6135)、森精機(6141)、住友重(6302)
   タダノ(6395)、ミネベア(6479)、マキタ(6586)
   NEC(6701)、富士通(6702)、エプソン(6724)
   村田製(6981)、日東電(6988)、 ホンダ(7267)
   日写印(7915)、H2Oリテイ(8242)、大和(8601)
   マネックス(8698)、東急不(8815)、JR東日本(9020)
     JR西日本(9021)、JR東海(9022)
   ヤマトHD(9064)、ANA(9202)
   NTTドコモ(9437)、東電(9501)、関西電(9503)
   Jパワー(9513)

 【16:00台】

   JFE(5411)、菱製鋼(5632)、ナブテスコ(6268)
   NTN(6472)、富士通ゼ(6755)、キーエンス(6861)


◆主なニュース

・NEC、東芝と半導体事業で統合交渉 富士通とも協議
・三菱重、GEと重電で提携 発電タービン開発、生産拡大も 
・トヨタ、営業赤字4000億円 今期見通し、再び下振れ
・任天堂、営業益最高に 今期見通し9%増、円高で純利益は減
・景気後退07年11月から、すでに1年以上と認定 内閣府
・公務員の「渡り」認めず 衆院代表質問、首相が全面禁止表明
・「かんぽの宿」売却凍結、日本郵政社長表明 リストラ後退 
・東証、プロ向け市場の概要発表 上場基準を大幅に緩和 
・三菱商事、伊藤ハムの筆頭株主に 出資比率20%に拡大
・12月の建機出荷額、32.3%減 下げ幅過去最大に
・塩野義、抗がん剤に参入 国内VBからワクチン開発権買収
・日本板硝子、社員15%5800人削減 設備も一時停止
・KDDI、春商戦向け新機種発表 携帯、画像を立体表示
・丸井今井が民事再生法 申請 地方百貨店、苦境深刻に
・西武・そごう合併へ ミレニアムと統合、28店を一体運営
・08年の映画興行収入、邦画が過去最高に 洋画は過去最低 
・米金融機関の融資残高 減少 08年10月比2.5%減
・12月の米住宅販売、最低に 新築1戸建て、14%減 
・フォードの08年12月期、最終損益1.3兆円の赤字

◆経済指標等

・全国消費者物価指数(12月CPI)
・完全失業率(12月)
・有効求人倍率(12月)
・家計調査(12月)
・鉱工業生産指数(12月速報値)
・自動車生産台数(12月と08年)
・住宅着工統計(12月と08年)

・ユーロ圏失業率
・米GDP10―12月速報値
・米雇用コスト指数
・米シカゴ購買部協会景気指数
・米消費者信頼感指数確定値

◆企業動向

・業績報告 500社以上が四半期累計決算及び業績見通しを発表
・海外決算 エクソンモービル、シェブロン、P&G、ハネウェル 等
 
◆その他

・世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、2月1日まで)
・中国、台湾市場は旧正月のため休場。



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【3】心に残る名言                         **
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         人に施したる利益を記憶するなかれ、

         人より受けたる恩恵は忘るるなかれ。


                      バイロン





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