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おはようございます。aquaです。

  = 半値八掛け二割引(はんねはちがけにわりびき) =

 株価が大きく下げた時、「どの程度まで値下がりしたら買っていいのか?」、
判断に迷うことがあるかと思います。この辺りまで値下がりしたら、目をつぶ
ってでも買いたいという一つの目安が「半値八掛け二割引」です。

 つまり、株価が高値から半値まで値下がりし、さらにその八掛けの水準まで
下がり、そこからさらに二割値下がりしたところが買い場という訳です。

 仮に、2000円の高値を付けた銘柄を例にとりますと、その半値は100
0円。1000円の八掛けは800円。800円からさらに二割を引きますと
640円となります。つまり、2000円の高値を付けていた株が大きく下げ
た場合、640円まで値下がりすれば底値圏で、そろそろ買い場ということに
なります。

 もちろん、「半値八掛け二割引」の水準まで値下がりしなければ底入れしな
いとか、どの銘柄もこの水準まで値下がりするとか、この水準よりも下がらな
い、という訳ではありません。あくまでこの程度まで値下がりすれば「そろそ
ろ買い場」とという一つの目安です。

 ちなみに、日経平均株価は1989年12月末の3万8915円をピークに
大きく値下がりしましたが、その「半値八掛け二割引」の水準は1万2452
円となります。実際の日経平均株価は1992年8月の1万4309円が底と
なり、94年6月の2万1552円まで上昇しています。

 その後、下押ししてから1996年6月には2万2750円まで上昇しまし
たが、再び下げに転じ、2003年4月には7603円まで値下がりしました。
2万2750円の「半値八掛け二割引」は7280円で、その近くまで値下が
りして大底を打ったことになります。

 株式マーケットに接していますと、時折耳にすることのある用語ですので覚
えておいて頂ければと思います。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10374.16(+ 91.75)△0.89%
□ナスダック       2235.90(+ 22.46)△1.01%
□S&P500      1105.24(+ 10.64)△0.97%
□CME日経225先物 10240   (+ 30)大証比
□為替     (対ドル) 90.18  (対ユーロ)122.07

□半導体株指数        339.27(+ 6.40)
□NY原油先物(4月限)   80.00(+ 1.14)
□NY金先物 (4月限) 1097.20(- 6.00)
□バルチック海運指数   2707   (-17)


 24日のNY株式市場は、バーナンキFRB議長の議会証言を好感して3日
ぶりに反発しました。

 下院金融委員会で経済や金融政策の見通しに関して、バーナンキFRB議長
の半期に一度の証言を控えて様子ムードがあったものの、前日の大幅安を受け
た値ごろ感や自律反発狙いの買いでこの日のNY株は上昇して始まりました。

 バーナンキ議長は議会証言で、労働市場の弱さや抑制されたインフレ動向と
いった状況により、「フェデラルファンド金利を長期間、異例に低水準とする
ことが正当化される公算が大きいと想定している」と前回会合後に発表した声
明内容を踏襲。

 また、この日発表された1月の新築住宅販売統計は増加を見込んでいた市場
予想に反して大幅に減少、前月比11.2%減の年率30万9千戸と過去最低
の水準に落ち込み、価格も6年ぶりの低い水準となるなど、米経済はまだ脆弱
とするバーナンキ議長の見方を裏付けました。

 これにより一部で懸念されていた早期の利上げ観測が後退し、買い安心感が
広がりました。ダウは前日比で一時111ドル高まで上昇した後、上げ幅を縮
小させましたが、引けにかけて改めて買いが入っています。

 業種別では、素材がやや軟調だったものの、金融、半導体関連などを中心に
広範囲に上昇しました。

 個別では、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン、アメリカン・エクスプ
レスなど前日下げた金融株が反発。サントラストやキーコープなど地銀株も急
反発となっています。

 朝方発表の11―1月期決算が市場予想ほど悪化しなかった住宅建設のトー
ル・ブラザーズは買い優勢で始まったものの、1月の新築住宅販売が過去最低
を記録したことで下落に転じ、同業のDRホートンなども下げました。一方、
ホームセンター大手のホームデポやロウズが上昇。バーナンキ議長が消費者や
企業の需要を喚起するために低金利を維持する必要があると述べたことが支援
材料となり、ウォルマートやJCペニーなどの小売株もしっかりです。

 原油先物相場が改めて80ドルを回復したことで、エクソンモービルやシュ
ブロンなどのエネルギー株が堅調。反面、バリックゴールドやBHPビリトン
などの資源株は軟調な展開でした。

 ハイテクセクターでは、欧州委員会がネット検索などの市場独占問題に関す
る予備的な調査を始めたことを明らかにしたグーグルは小幅安だったものの、
インテルやマイクロソフト、アップルやシスコシステムズなど主要銘柄が上昇。
黒字転換が好感されたCADソフト大手のオートデスクが大幅高となっていま
す。一方、HDDのウェスタン・デジタルとシーゲートが下落。電子地図のガ
ーミンが大幅安となりました。

 ダウ採用銘柄ではアルコアとクラフトフーズの2銘柄のみが下げ、他の28
銘柄は上昇して取引を終了しました。

 尚、公聴会に豊田社長が出席したトヨタの米預託証券(ADR)は、邦貨換
算約3350円(東京前日終値3275円)で取引を終了しました。

 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発。コモディテ
ィは原油が反発、金は3日続落。バルチック海運指数は小幅ながら7営業日ぶ
りに反落しました。

 CME日経225先物はドル建てが10240(大証比30円高)、円建て
は10230(同20円高)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは前日比91ドル高の1万0374ドルと3日ぶりに上昇し
ています。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに上昇
しています。

 バーナンキ米FRB議長は昨日の下院金融サービス委員会で証言し、異例の
低金利政策を長期間維持するのが妥当だとの見方を改めて示しています。本日
は上院金融委員会で証言する予定です。

 トヨタ自動車の豊田章男社長はアメリカ議会の公聴会に出席し、リコールを
非常に残念に思うと表明するとともに起きた事故に対して謝罪しています。

 電子制御システムに関しては、「設計上の問題はないと確信している」と回
答しています。ただ、事故が発生していることを踏まえ「イベント・データ・
レコーダーを一点一点精査し、活動を情報開示したい」と原因追究に努める姿
勢を明らかにしています。

 本日は、15:00に2月第3週(2月15日~2月19日)の投資部門別
売買動向が発表されます。2月第2週(2月8日~2月12日)は、外国人投
資家が3週ぶりに買い越し、買越額は999億円となっています。一方、個人
投資家は4週連続で買い越し、買越額は805億円となっています。

 国土交通省は昨日、全国の主な商業地や住宅地150地区について四半期ご
との地価動向調査結果を発表しています。10年1月1日時点の地価は、東京
都豊島区の池袋駅東口1地区が前回(09年10月1日)の調査時から上昇し
ています。それ以外の144地区は下落、5地区は横ばいで、依然として低下
が続いています。

 海外の経済指標では、欧州委員会の春季経済予測、1月の米耐久財受注、
12月の米住宅価格指数(連邦住宅金融局)などの発表が控えています。


◆主なニュース

・米GE、日本の次世代送電網に参入 専用電力計、富士電機と合弁

・トヨタ社長、安全対策検証に第三者 米公聴会で

・新日鉄、4月分から鋼板2割値上げ 原料高で1年半ぶり

・住生活G、建材販売店を全国展開 リフォーム需要開拓

・電力・ガス、4月値下げ 原油高騰時の転嫁策終了

・日鉱金属、事務機から希少金属 コピー機など、回収網構築

・アステラス、全世界での抗真菌剤の開発・販売権取得 スイス社から

・ファミマ、ヤフー、ヤマト、伊藤忠、サイト競売品 連携配送

・サムスン電子、大容量DRAM量産 4ギガ、月内に

・金融大手に危機対応策 主要国の金融監督当局、事業売却計画求める


◆経済指標等

・対内証券売買契約(先週分)
・投資部門別売買状況(先週分)

・ユーロ圏景況感指数(2月)
・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米耐久財受注(1月)
・米住宅価格指数(12月)

◆企業動向

・主な決算 パーク24(4666:時間貸し駐車場運営)

・海外決算 ギャップ(アパレル)、ニューモント・マイニング(産金) 等

◆その他


・欧州委が春季経済予測発表
・バーナンキFRB議長の議会証言
・米医療保険改革サミット



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【3】心に残る名言                        **
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      恋はその始まりがいつも美しすぎる。

        結末が決して良くないのも無理からぬことだ。


                         ドーマ





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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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