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おはようございます。aquaです。

 このところ、「格差社会」・「勝ち組」・「負け組」といった言葉があちこ
ちから聞こえてきます。それに関しまして興味深い話をご紹介させて頂きたい
と思います。

 『山女(やまめ)とサクラマスは元々同じ魚だそうです。稚魚の時、餌の奪
い合いとなり、生存競争に負けた山女の稚魚は清流から追いやられ、川を下っ
て海に行く。海には栄養源となる豊富なプランクトンがいる。それを食べ育っ
た山女はやがてサクラマスとして産卵のために生まれた清流へ戻る。そこには
勝ち残った山女が暮らしている。負け組の山女であるサクラマスの体重は勝ち
組の山女の10倍以上になっている・・・』

 「格差」・「勝ち組」・「負け組」といった言葉が身近な社会で頻繁に使わ
れる昨今ですが、最近では勝ち組企業が負け組に転落するケースも珍しくあり
ません。その一方で、負け組と言われた企業やその株価が大化けするケースも
たくさん出てきています。これは、企業ばかりではなく、人、或いは株式投資
に対しても多くのケースで当てはまりそうです。

 リチャード・ニクソンの「人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終
わりなのだ。」という言葉、また柔道家である神永昭夫氏の「勝負は負けた時
から始まる」という言葉も同様の意味合いで心に響きます。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10402.35(+  9.45)△0.09%
□ナスダック       2243.87(+  2.16)△0.10%
□S&P500      1109.17(+  2.42)△0.22%
□CME日経225先物 10285   (+145)大証比
□為替     (対ドル) 91.62  (対ユーロ)124.58

□半導体株指数        343.54(+ 1.02)
□NY原油先物(3月限)   79.81(+ 0.75)
□NY金先物 (4月限) 1122.10(+ 3.40)
□バルチック海運指数   2714   (+10)


 先週末19日のNY株式市場は小幅続伸。早期利上げに対する警戒感が和ら
ぎ、低金利政策が継続されるとの観測を背景に指数はマイナス圏からプラスに
転じました。

 前日引け後にFRBは公定歩合の引き上げを発表。突然との印象が強い今回
の措置に対し投資家は売りで反応しこの日のNY株式市場は反落して始まりま
した。ただ、前日からFRB理事や地区連銀総裁らから早期の利上げ観測を打
ち消すような発言が相次いでいたことや、朝方発表された1月の消費者物価指
数(CPI)で変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数が市場予想に反
して小幅に低下したことから早期利上げ(FF金利引き上げ)に対する懸念が
後退し指数は間もなくプラスに転じました。※FF金利については19日夕刊
の「編集後記」をご参照ください。

 CPIコア指数が前月比で低下するのは1982年12月以来27年1カ月
ぶりのことで、CPIを見るかぎり利上げの根拠となるインフレの兆候はない
ことから超低金利政策は継続されるとの観測が広がりました。今回の公定歩合
引き上げに関して、発表当初はFRBが出口戦略に向けて動きだしたことで相
場が圧迫されるとの警戒感がありましたが、CPIの低下を見て落ち着きを取
り戻し、今回の措置は危機的状況だった金融市場や経済が正常化してきた証し
として好意的に捉える向きも増えています。
 
 業種別では、公益、金融、運輸、資本財などが上昇し、通信、ヘルスケアが
やや軟調でした。

 個別では、百貨店のJCペニーが大幅高。同社の11月―1月期決算は減益
だったものの、事前予想ほどの落ち込みではなかったことが好感され買いを集
めました。週明けに決算を控えた同業のノードストロームもつれ高となってい
ます。一方、11月―1月期決算を発表したパソコンメーカーのデルは、粗利
益率の低下が嫌気され大幅安。マイクロソフトやインテル、アップルなども軟
調な展開となりました。

 金利引き上げは銀行の収益を改善させるとして、アナリストが地銀株の買い
を推奨。バンク・オブ・ニューヨーク・メロンやノーザン・トラスト・コープ、
USバンコープなどが軒並み高となっています。ダウ採用銘柄では、デュポン、
キャタピラー、ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズ、ファイザーなど
15銘柄が上昇しました。

 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6営業日続伸。原
油が4日続伸で一時5週間ぶりの高値。金は反発。バルチック海運指数(BD
I)は4日続伸です。

 CME日経225先物はドル建てが10285(大証比145円高)、円建
ては10275(同135円高)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 米公定歩合引き上げ後の動向が注目された前週末(19日)のNYダウは4
日連続高。前日比9ドル高の1万0402ドルと1月20日以来の高値水準と
なっています。シカゴ日経平均先物は1万0285円となり、19日(金)の
東京市場の日経平均株価1万0123円よりも160円ほど高い水準となって
います。

 前週末(19日)のNY原油は4日連続高。前日比0.75ドル高の1バレ
ル=79.81ドルと1月12日以来の高値水準となっています。

 的中率の高い「騰落レシオ」が19日(金)現在で70%となり、底値ゾー
ンにあることを示唆しています。

 本日は、14:00に1月のスーパーマーケット売上高が発表されます。昨
年12月は既存店ベースで前年同月比5.0%減の1兆2465億円と13ヵ
月連続のマイナスとなっています。

 16:00に1月のコンビニエンスストア売上高が発表されます。昨年12
月は既存店ベースで前年同月比5.5%減の6290億円と7ヵ月連続のマイ
ナスとなっています。

 今週の主な国内経済指標・行事は、24日(水)に1月の貿易統計、26(
金)は1月の全国消費者物価指数、1月の鉱工業生産、1月の住宅着工戸数、
1月の自動車生産などの発表が予定されています。

 海外では、春節(旧正月)休暇で休場だった中国・上海市場が本日から取引
を再開します。12日(金)の預金準備率引き上げ発表後、最初の取引となり
ます。23~24日の2日間、米下院でトヨタ車の不具合問題に関する公聴会
が開催されます。24日(水)の米下院監視・政府改革委員会の公聴会に豊田
章男社長が出席する予定です。24~25日には、バーナンキ議長の議会証言
があります。24日(水)は下院金融サービス委員会、25日(木)は上院銀
行委員会で、それぞれ金融政策運営などについて証言する予定です。

 海外の経済指標では、23日(火)は12月の米S&Pケース・シラー住宅
価格指数、2月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、24日(
水)は1月の米新築1戸建て住宅販売、25日(木)は1月の米耐久財受注、
12月の米住宅価格指数(連邦住宅金融局)、26日(金)は10~12月期
のインドGDP(国内総生産)、1月の米中古住宅販売などの発表が予定され
ています。

◆主なニュース

・経産省、競争力強化へ官民協力 新興国のインフラ開拓など5分野

・政府、カザフと原子力協定 来月にも、ウラン確保へ技術協力

・大容量の次世代メモリー、日米韓が一斉生産へ 東芝やサムスン 

・銀行焦げ付き、危機前に戻る 資金繰り改善反映、業種でばらつき

・大手銀、株売却加速 4~12月、3メガ2.5倍の4000億円 

・エクソンと三井物産、東シベリアから原油輸入 輸送費も抑制

・小売り出店、都市部に集中 マツキヨ最多、コンビニ高水準

・液晶TV光源の蛍光管、国内生産 縮小相次ぐ NECなど、海外に 

・GSユアサなど、三菱自向けリチウムイオン電池生産計画5割増し

・トヨタ、危機打開へ正念場 24日の米公聴会、社長出席へ

・欧州株、地域で明暗 スペインなど南欧急落、バルト諸国など急騰


◆経済指標等

・全国マンション市場動向(09年)
・全国スーパー売上高(1月)
・全国コンビニ売上高(1月)

・シカゴ連銀全米活動指数(1月)

◆企業動向 

・海外決算 ロウズ(ホームセンター)、ノードストローム(百貨店)

◆その他

・春節明けで上海株式市場が取引再開



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【3】心に残る名言                        **
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  ある人間を判断するには、その人の言葉によるよりは、

  むしろ行動から判断したほうがいい。

  というのは、行動はよくないが、言葉が素晴らしい人間が多くいるから


                           クラウディウス





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◆2月22日 今日は何の日? 六輝:先負
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 ヘッドホンの日、おでんの日


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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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発行:アクア・インターナショナル(株) 関東財務局長(金商)第504号
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