――――――――――――――――――――――――――――――――――――


        ☆★☆ 『 アクア・スペシャル版 』 ☆★☆
                             

 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。

             → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              ◎ ハロー!株式 ◎        09/04/28 朝刊
 
・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・


おはようございます。aquaです。

『「私はこうして100万ドル儲けた」とか、「あなたも百万長者になれる」

  といった書物は、株式市場についての本の中で最も危険なしろものである』


 これは、「マネー・ゲーム」(アダム・スミス著)に出てくる言葉です。この
100万ドル、日本円で言えば1億円という数字や、それは誰にでも出来るとか
いうキャッチフレーズの魅力はとても大きいため、内容がほとんどないのに、「
私はこうして100万ドル儲けた」とか「あなたも100万長者になれる」とい
った本が売れるのです。

 相場で何度も失敗して相場道を研究し、その血のにじむような努力の結果生ま
れたノウハウは参考になるものが多いですが、たまたま素人が幸運に恵まれて成
功を収めた場合のノウハウは参考にならないばかりか、むしろ相場を甘く見て有
害となる可能性が高いです。

 相場が過熱してきますと、週刊誌などに「私はこうして資産を10倍に増やし
た」式の特集が組まれ、或いは書店にそうしたキャッチフレーズの本が並びます
が、アダム・スミスも指摘する通り、余り真似をしないほうが身のためです。



………………………………………………………………………………………………
 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
………………………………………………………………………………………………


 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】NY市況                           **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞

□ダウ工業株       8025.00(- 51.29)▼0.64%
□ナスダック       1679.41(- 14.88)▼0.88%
□CME日経225先物  8730   (- 20)
□為替     (対ドル) 96.72  (対ユーロ)126.06

□半導体株指数        250.80(- 2.85)
□NY原油先物(6月限)   50.14(- 1.41)
□NY金先物 (6月限)  908.20(- 5.90)
□バルチック海運指数   1839   (-34)


 週明け27日のNY株式市場は、豚インフルエンザの大量感染が景気回復に水
を差すとの懸念で反落しました。

 豚インフルエンザ感染疑いによる死者が140人を超え、欧州でも感染が確認、
アメリカでの感染者も週末の20人から40人に拡大していることから、ヒトや
モノの動きがストップすることで世界経済の回復と貿易が影響を受けるとの懸念
が広がり市場のムードを冷やしました。

 ただ、オバマ大統領が豚インフルで緊急事態を宣言したことに関して「懸念で
はあるが警報を発するほど差し迫った状況ではない」と述べたように、豚インフ
ル感染拡大に対しての現段階での市場の反応は限定的です。

 需要減退懸念からエネルギー株や資源・素材株、旅行関連、景気敏感株などに
売りが広がりましたが、全面安といった展開ではありません。ワクチン需要が拡
大するとの期待からグラクソ・スミスクラインやファイザーといった医薬品株に
買いが入り、薬や予防マスクなどを販売するドラッグストア・チェーンのCVS
などが堅調に推移しています。

 週末にクライスラーが全米自動車労組と労務費削減で合意したとの報道や、G
Mが債権者に対して新たに債務削減を要求するなど追加のリストラ策を発表した
ことで、自動車業界を巡る懸念がやや後退したことも相場の支援材料。また、今
週末発表のISM製造業景気指数など4月の景気指標が改善するとの期待が相場
を下支えしています。

 業種別では、ヘルスケアが上昇、エネルギー、素材、金融などが軟調で、レジ
ャーや運輸などの下げが拡大しました。

 個別では、ロシュのタミフルと並び効果が期待される抗インフルエンザ薬リレ
ンザを製造するグラクソ・スミスクラインが買われました。アウトラゼネカなど
の医薬品株が上昇し、決算発表を控えたファイザーやブリストル・マイヤーズな
ども堅調に推移しました。

 一方、旅行需要の減少が見込まれることからデルタ航空やAMRなどの航空株
が大幅安。マリオットやスターウッドなどホテル株が下げ、クルーズ大手のカー
ニバルが大幅安となりました。また、モノの動きも停滞するとの観測からフェデ
ックスやUPS、CSXやユニオン・パシフィックなどの運輸・鉄道株にも売り
が先行しました。
 
 豚インフルエンザは豚肉などの食肉を通じて感染するものではありませんが、
豚肉生産のスミスフィールド・フーズや食肉生産大手タイソン・フーズなども大
幅安。化学大手のデュポンやダウ・ケミカル、非鉄大手のアルコアや鉄鋼のUS
スチールなど素材株が下げ、シュブロンなどのエネルギー株も軟調でした。

 5月4日のストレステストの結果発表を控えた金融株が軟調。景気動向に敏感
なハイテク株も下げましたが、携帯電話向け半導体最大手クアルコムが上昇。同
社が発表した1―3月期決算は市場予想を下回ったものの、4―6月期の見通し
が市場予想を上回ったことや特許をめぐる訴訟でブロードコムと和解したことが
好感されました。また、景気の影響を受けない電力などの公益株が堅調。追加リ
ストラ策を発表したGMは20%の上昇です。


 尚、WHO(世界保健機構)は先ほど緊急協議を終了し、世界の警戒水準(フ
ェーズ)を1段階上の「4」(人から人への感染が増加する証拠がある)に引き
上げました。


 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃アクア・スペシャル版┃  ~ 投資の羅針盤 ~ 
 ┗━━━━━━━━━━┛       


   お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な注目材料とニュース                    **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


☆注目材料

 本日、決算発表を予定している主要企業は【11:00台】のデンソー(69
02)、【12:00台】の川崎重工(7012)、【13:00台】の信越化
学(4063)、新日鉄(5401)、三菱重工(7011)、【14:00台
】の住友金属工業(5405)、東京ガス(9531)、【15:00台】のヤ
フー(4689)、出光興産(5019)、日本電気硝子(5214)、ファナ
ック(6954)、ホンダ(7267)、JR東海(9022)、NTTドコモ
(9437)、【17:00台】のイビデン(4062)・・・等々となります。

 16:00に4月24日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発表
分(4月17日時点)は、買い残が前週比649億円増の1兆186億円となり、
3週連続で増加しています。一方、売り残は前週比499億円減の9751億円
となり、こちらは2週連続で減少しています。信用倍率は前回(4月10日時点)
の0.93倍から1.04倍に上昇し、4週ぶりに買い残が売り残を上回ってい
ます。

 海外では、2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。
米連邦準備理事会(FRB)はこれまでの政策措置の効果を見極めるため、現在
の金融政策を維持するとの見方が市場で強まっています。

 海外経済指標で2月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数の発表が予定され
ています。1月は全米主要20都市の住宅価格動向を示す指数が前年比で18.
97%低下し、2000年の統計開始以来最大の落ち込みとなっています。今回
(2月)は下げ止まりの兆しが見えるのか、米住宅市場を見通す上で要注目とな
ります。


◆主なニュース

・次世代携帯で日中が協力、首脳会談で合意へ 端末やインフラ整備
・GDP成長率マイナス3.3%見通し 政府、異例の下方修正 
・高速道の整備計画路線、10年ぶり延長 外環など4区間着工へ
・宇宙開発、産業振興に活用 初の国家戦略まず5年計画、防衛利用も
・シャープの前期最終損益、1258億円の赤字 液晶テレビ価格下落
・ビクターと凸版、CD・DVDを生産統合 今夏までに、市場縮小受け
・積水化学、米社から高機能樹脂事業を買収 車用ガラス膜、一貫生産
・任天堂「DS」の用途拡大、システム新開発 学校で自作の教材を配信
・国際石油帝石、蓄電池会社に出資 再生可能エネルギー技術獲得へ
・ネットプライス、中国ネット通販の決済や通関の実務代行 日本企業支援
・キリン、豪社と完全子会社化で合意 オセアニア地域で事業拡大
・ビックカメラ、需要予測メーカーと共有 効率的な仕入れシステム導入
・コマツの前期、純利益62%減の787億円 年間配当は2円減配
・エルピーダの前期最終、1800億円の赤字 DRAM市況が低迷
・豚インフル、欧州でも感染確認 WHO、警戒水準引き上げ協議 
・GM、負債4.3兆円の圧縮要求 政府・労組の株保有89%に
・EU、ファンドに認可制 自己資本規制導入、金融危機再発防止で

◆経済指標等

・商業販売統計(3月速報値)

・米チェーンストア売上高
・米大規模小売店売上高
・米米消費者信頼感指数
・米S&Pケースシラー住宅価格指数
・米FOMC(29日まで)

◆企業動向

・主な決算 大東建(1878、建設・賃貸)
      農産工(2051、飼料)
      信越化(4063、塩ビや半導体ウエハ世界首位)
      ヤフー(4689、検索サイト)
      出光興(5019、石油元売り2位)
      新日鉄(5401、粗鋼生産世界2位)
      住金(5405、シームレス鋼管世界首位級)
      神戸鋼(5406、高炉国内4位・アルミや銅などの素材も)
      島精機(6222、電子制御横編み機の世界最大手)
      デンソー(6902、国内最大の自動車部品メーカー)、
      ファナック(6954、工作機械用NCや多関節ロボットで世界首位)
      三菱重(7011、総合重機トップ・原子力や防衛なでも強み)
      ホンダ(7267、新型インサイトの欧米発売間近)
      豊田合(7282、トヨタ系合成樹脂・ゴム製品の部品メーカー)
      大和証(8601、総合証券2位)
      ドコモ(9437、携帯電話シェア5割)
      東ガス(9531、都市ガス最大手)

・海外決算 独ダイムラー(自動車)、ドイツ銀(金融)、英BP(石油)、
      サン・マイクロシステムズ(IT)、USスチール(鉄鋼)、
      ファイザー(薬品)、ブリストル・マイヤーズ(薬品)

◆その他

・横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」開幕



―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】心に残る名言                         **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


       出口は出口ではない。

           出口は入口でもある。


                    辻仁成 嫉妬の香り




THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                  by aqua
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆4月28日 今日は何の日? 六輝:先勝
 サンフランシスコ講和記念日、象の日、缶ジュース発売記念日、シニアの日


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


========================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて
 お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html 

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。
          → http://www.aqua-inter.com/ 

 
========================================================================
発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>