━━━  これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け  ━━━

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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」
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おはようございます。aquaです。


    『売れば二上がり、買や三下がり、切ってしまえば本調子』


と日本古来の相場格言にあります。売れば値上がりし、買うと値下がりする。あ
きらめて処分してしまうと、そこから相場は本調子になる、本当に相場は難しい
という意味です。

 これは、株式投資をしたことがある人なら、誰でも大なり小なり経験している
ことです。どういうわけか、買った銘柄はなかなか値上がりせず、買っていない
銘柄ばかりが値上がりする・・・。そこであきらめて処分すると、その銘柄は直
後から本格的な上昇相場となる・・・といった具合です。

 まるで、誰かが自分の手のうちの全てを知り尽くした上で裏をかいているので
はと勘ぐりたくなる、そんなご経験があるのではないでしょうか。

 しかし、これはたまたまタイミングがずれただけのことで、その時期が来るま
で待てず、早めに、或いは遅れて動き出した結果に過ぎません。

 『株を買うより時を買え』と申しますが、どんないい銘柄を仕込んでも、タイ
ミングを間違えますとなかなか上手く行きません。

 こういう場合には、目先で売買(狩猟型投資)を行なっていることが多いので、
投資スタンスを中長期に変えてみると良いです。目先の動きに一喜一憂すること
なく、長い目でじっくりと値上がりを待つ。今まで多くの方々を見てまいりまし
たが、ここに解決策があります。これを私aquaは、『農耕型投資』と呼んで
います。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言


 



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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8300.02(-173.47)▼2.05%
□ナスダック       1731.08(- 19.35)▼1.11%
□CME日経225先物  9380   (- 50)
□為替     (対ドル) 95.26  (対ユーロ)131.82

□半導体株指数        263.94(+ 4.12)
□NY原油先物(7月限)   63.45(+ 1.00)
□NY金先物 (6月限)  955.30(± 0.00)
□バルチック海運指数   3164   (+222)


 27日のNY株式市場は、長期金利の上昇が嫌気され反落しました。

 GMが債権者との債務削減交渉に失敗し、破産法適用申請の可能性が高まる中、
相場が大幅高した翌日とあって利益確定の売りがでましたが、景気回復期待が相
場を下支えしました。

 米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した3月の住宅価格指数は前月比1.1
%低下、前年比では7.3%の低下。全米リアルター協会が発表した4月の中古
住宅販売戸数は前月比2.9%増と、市場予想を上回りましたが在庫も増加した
とあってあまり材料視されませんでした。また、GMの破たんの可能性も織り込
み済みとして相場への影響は限定的で、指数は午後1時半までは前日終値を若干
下回る水準を横ばいでの推移となりました。

 この日は過去最大規模の5年債入札が行われ、入札自体は無難に消化しました
が、今後も巨額の国債入札を控え供給過多になるとの懸念が急激に広がり、午後
1時半過ぎに債券相場が急落し長期金利が跳ね上がりました。金利上昇が景気回
復の足かせになるとの懸念が市場に広がり、株も一気に値を崩しました。

 業種別では、金融、運輸、住宅建設関連、農業関連などの下げが目立ち、半導
体がしっかりでした。

 個別では、GMが下落。債務削減交渉がまとまらず、破産法適用の申請がほぼ
確実な情勢とみられていますが、市場の関心は破たん申請後の再建策に向いてい
ます。

 エクソン・モービルやシェブロンはプラスで寄り付いた後、全体の下げに連れ
てマイナスに転じました。米エネルギー省が28日に発表する週間在庫統計で、
ガソリン在庫は5週連続で減少すると予想されていることや、サウジアラビア石
油相が年末までに75ドルに達する可能性が高いと述べたことで原油先物相場は
およそ7カ月ぶりに63ドルを突破しています。

 09年8月期の1株利益が従来予想の下限になりそうだとの見通しを発表した
モンサントが大幅安となり、ポタシュ、モザイク、シンジェンタなどの農業関連
株が軒並み安となっています。

 景気動向に敏感なゼネラル・エレクトリックやボーイング、3Mなどの工業株、
BHPビリトンやアルコア、デュポンなどの資源・素材株も軟調です。

 一方、アップルが続伸したことや、ブロードコムやマイクロンテクノロジーな
ど半導体株の一角が堅調に推移しナスダック指数を下支えしました。

 尚、フィラデルフィア半導体株指数が3日続伸。NY原油先物相場も3日続伸
となりおよそ7カ月ぶりに63ドルを突破しました。金先物は前日比変わらず。
バルチック海運指数は18営業日連続高で、昨年10月以来の3000ポイント
突破です。

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【1】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 バルチック海運指数(BDI)が18日連続高。222ポイント高の3164
と、昨年10月1日(3217)以来の3100台を回復しています。

 昨日のNY市場で、原油価格が3日連続高。前日比1.00ドル高の63.4
5ドルで終了しています。

 15:00に、5月第3週(5月18日~5月22日)の投資部門別売買動向
が発表されます。5月第2週(5月11日~5月15日)は、個人投資家の買越
額が2425億円となり、3週ぶりの買い越しに転じています。これは1月第3
週(2487億円)以来の規模となります。一方、外国人投資家は4週ぶりに売
り越し、売越額は1147億円となっています。相場の先行きを見通す上で、両
者の動向が引き続き注目されます。

 昨日発表された5月22日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高は前週比2
億円増の9152億円となり、2週ぶりの増加に転じています。一方、売り残高
は前週比226億円増の227億円となり、3月13日時点(241億円)以来
の高水準となっています。

 財務省が昨日発表した4月の貿易統計によりますと、輸出額は前年同月比39.
1%減の4兆1969億円と昨年10月から7ヵ月連続で減少しています。ただ、
減少率は今年2月の49.4%減を底に2ヵ月連続で縮小しています。地域別に
見ましても、中国、アジア、欧州連合(EU)、米国向けのすべてで減少率が縮
小し、輸出の急激な落ち込みに一定の歯止めがかかりつつあります。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)は昨日、約270億ドル(約2兆6000億
円)に上る無担保債務の削減交渉で、目標を大幅に下回る債権者の同意しか得ら
れなかったと発表しています。週内に取締役会を開き、今後の対応を協議する予
定です。市場では、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を
する可能性が濃厚との見方が強まっています。

 石油輸出国機構(OPEC)の臨時総会(ウィーン)、4月の米耐久財受注、
4月の米新築1戸建て住宅販売件数などが本日予定されています。


◆主なニュース

・アジア向け底入れ感 4月の輸出数量指数、前月比3.6%上昇
・雇用保険・健保・年金、非正規労働 加入緩和 安心会議報告書原案 
・蓄電池普及へ総合対策、安全性に国際基準 経産省、充電拠点も拡充
・新日鉄、7月にも減産緩和へ 自動車の在庫調整進む
・NTT、「クラウド」研究を本格化 今後3年で450億円投資
・トヨタ、愛知・堤工場2割増員 新型プリウス増産へ
・東電、7月料金110円下げ 燃調制度下2番目の低水準
・住友大阪セメント、車向けリチウムイオン電池材料に参入
・日清紡、太陽電池製造装置の海外販売網拡充 台湾・米・韓に新拠点
・シャープ、欧州でスマートフォン 海外携帯販売、400万台目標
・セブン&アイ、百貨店事業てこ入れ PB全店で展開
・サントリー、ウイスキー11年ぶり増産 ハイボール、若者に人気 
・GM、債務削減に失敗 週内に対応協議、法的整理の可能性濃厚に
・独、国債新規発行 最大の6兆円 今年、景気対策費や税収減響く

◆経済指標等

・外対内証券売買契約(先週分)
・地域経済動向(5月)
・商業販売統計(4月速報値)
・自動車各社の生産販売実績(4月)

・ユーロ圏業況感指数
・ユーロ圏景況感指数
・石油輸出国機構(OPEC)臨時総会
・米新規失業保険申請件数
・米耐久財受注
・米新築住宅販売

◆企業動向

・決算発表 パーク24(4666、無人時間貸し駐車場)

◆その他

・中国、香港、台湾市場が端午節で休場



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【2】心に残る名言                         **
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     最も強い者が生き残るのではなく、

       最も賢い者が生き延びるのでもない。

          唯一生き残るのは、変化できる者である。

                        ダーウィン




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