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おはようございます。aquaです。

 本日から名実ともに霜月(11月)相場入りとなります。花暦(はなごよみ)で
は、11月の代表的な花は「山梔子(くちなし)」、「山茶花(さざんか)」、「柳
」、「菊」です。

 過去10年の11月相場は、6勝4敗(月初よりも月末が高い場合は1勝)。
戦後の東証再開以来では、32勝28敗です。今月は、2日から取引が始まる「
二日新甫(しんぽ)」です。「二日新甫」とは、その月の1日が日曜日(休日)
に当たり、2日から立ち会いがスタートすることを指す相場用語ですが、その月
は一般的に荒れると言われています。

 当然ながら、株価が上にも下にも動かなければ利益も発生しません。従いまし
て、変化が大きければ大きいほどチャンスも大、相場に活気のある証しでもあり、
前向きに臨みたいところです。

 尚、今月は第2週まで決算発表が相次ぐことや、決算を控えた外資系ファンド
勢の動向が注目されます。注目日は、日経平均の一目均衡表の雲がよじれる12
日木曜日前後、オプションSQの13日金曜日、7~9月期GDP速報値が発表
される16日月曜日となります。

 アメリカでは26日木曜日が、最初の移民が初めて収獲を得て神に感謝したこ
とを記念した「感謝祭(サンクスギビングデー)」の祝日でNY株式市場は休場。
翌日27日金曜日は午後1時までの短縮取引となっており、多くの市場参加者が
感謝祭から日曜日まで4連休をとります。

 ちなみにアメリカでは感謝祭翌日の金曜日から年末商戦(クリスマス商戦)が
本格化し、この時期から年末にかけて株式市場が上昇するアノマリーを「クリス
マス・ラリー」と呼びます。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       9712.73(-249.85)▼2.51%
□ナスダック       2045.11(- 52.44)▼2.50%
□S&P500      1036.19(- 29.92)▼2.81%
□CME日経225先物  9740   (-270)大証比
□為替     (対ドル) 90.11  (対ユーロ)132.60

□半導体株指数        296.61(-10.65)
□NY原油先物(12月限)  77.00(- 2.87)
□NY金先物 (12月限)1040.40(- 6.70)
□バルチック海運指数   3103   (+90)


 先週末30日のNY株式市場は、景気の先行きや金融機関の業績悪化懸念等で
急反落となりました。

 前日のNY株は7―9月期GDPで力強い景気回復が示されたことを好感して
全面高となり3カ月ぶりの上げ幅を記録しましたが、この日発表された9月の個
人消費支出が5カ月ぶりの減少となり、ミシガン大学調査の10月の消費者信頼
感指数確報値も前月から低下し、どちらも市場予想を下回る内容ではなかったも
のの力強さに欠けるとしてこの日は一転して売り優勢となりました。

 シカゴ地区購買部協会がまとめた10月の景気指数は市場予想を大きく上回り
54.2にまで改善、昨年9月以来初めて判断の分かれ目となる50を上回りま
したが、政府の支援策が終了した際の景気回復の持続力に対する懸念が根強いた
め広範囲に売りが広がりました。

 商業用不動産市場の大規模な崩壊が始まっているとの観測や、著名アナリスト
が米銀大手シティグループについて10―12月期に100億ドルの評価損を計
上するだろうと予想したことに加え、ノンバンク大手CITグループの破産法適
用申請の可能性が高まったことも市場のムードを悪化させました。前日とは一転
してリスクマネーの巻き戻しの動きが強まったことやミューチュアルファンド(
オープン型投資信託)の決算に伴う持ち高調整の売りも重なり、ダウの下落率は
7月2日以来、下落幅は4月20日以来の大きさとなっています。

 業種別の下落順位は、金融、素材、エネルギー、資本財の順となっています。

 尚、下落に対するヘッジとして用いられるS&P500種指数のプットオプシ
ョン(売る権利)の値動きと連動性の高いVIX、いわゆる「恐怖指数」は過去
1年で最大の上昇となり、「総悲観」あるいは「パニック(恐怖)」状態を示す
とされる30に達しました。

 個別では、個人消費の先行き懸念で娯楽大手のウォルト・ディズニーやクレジ
ットカード大手のアメリカン・エクスプレスなどの下げがきつく、ハイテク嗜好
品ともいえる商品を手がけるアップル、バイクのハーレー・ダビッドソン、クル
ーズのカーニバルなど消費関連の下げが目立ちました。前日買われたアルコアや
USスチール、リオ・ティントやバリック・ゴールドなど資源・素材株も軒並み
安。同じく景気動向に敏感なキャタピラーやハネウェルなども下げています。

 原油先物相場がおよそ1カ月ぶりの大幅安となったことを受けて、石油最大手
のエクソンや油田サービスのハリバートンなど、エネルギー株も下落。市場予想
を上回る決算を発表したシュブロンはプラスで寄り付いたものの、全体の流れに
押されてマイナスに転じています。

 多額の損失計上が懸念されるシティが大きく値下がりし、CTIは2割超の急
落。7―9月期業績が3四半期連続の赤字となった米生命保険最大手のメットラ
イフも下げ幅を拡大。バンク・オブ・アメリカとJPモルガンはダウ採用銘柄で
1位・2位の下落率となりました。
 
 7―9月期業績が悪化した通信機器最大手アルカテル・ルーセントが大幅安。
売上高が市場予想を下回ったセキュリティソフト2位のマカフィーが下げ、市場
予想を上回る好決算を発表した半導体製造装置大手KLAテンコールも売りが先
行し、サンディスク、グーグルなどハイテク株はほぼ全面安の展開です。

 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が反落し、およそ2
カ月ぶりの300ポイント割れ。NY原油先物とNY金先物もともに反落。バル
チック海運指数(BDI)は続伸です。

 尚、CME225先物はドル建てが9740(大証比270円安)、円建ては
9715(同295円安)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 先週末(30日)のNYダウは大幅安。前日比249ドル安の9712ドルと
なっています。前日の199ドルの大幅高から一転して値を下げ、値動きの荒い
展開となっています。シカゴ日経平均先物は9740円となり、30日(金)の
東京市場の日経平均株価の終値1万0034円よりも294円安い水準となって
います。

 NY外為市場で円高が進行。前日比1円30銭程度円高・ドル安となり、1ド
ル=90円10銭前後での値動きとなっています。バルチック海運指数(BDI
)は大幅高で3100ポイント乗せ。30日(金)は前日比90ポイント高の3
103と2日連続で上昇し、8月4日(3159)以来の高水準となっています。

 ソニーとパナソニックが30日(金)、10年3月期の連結最終赤字が従来予
想より縮小しそうだと発表しています。ソニーは1200億円から950億円に、
パナソニックは1950億円から1400億円にそれぞれ従来の赤字予想を修正
しています。コスト削減に努めたことが損益の改善につながっています。

 今週も主要企業の決算発表が続きます。本日はマルハニチロ、帝人、旭化成、
IHI、スズキ、4日(水)は王子紙、三菱ケミHD、日産自、三井物、5日(
木)はアステラス、オリエンタルランド、エルピーダ、トヨタ、ニコン、プロミ
ス、6日(金)は味の素、東レ、クボタ、オリンパス・・・等々が予定していま
す。

 本日は、10月の自動車販売台数が発表されます。日本自動車販売協会連合会
と全国軽自動車協会連合会が発表した9月の新車販売台数は前年同月比0.2%
増の47万7819台となり、08年7月以来14ヵ月ぶりの増加に転じていま
す。特に、登録乗用車がエコカー減税と新車購入補助金制度の支援策を背景に
9.2%増の29万4228台となっています。10月も回復基調を維持できる
か、各メーカーの動向を含め注目されます。

 海外では、10月の米ISM製造業景気指数の発表などが控えています。イン
ド市場はグル・ナーナク生誕祭のため本日休場となります。


 今週、中間期決算の発表を予定している主な企業は以下の通りです。


 【2日】(月)

   マルハニチロ(1334)、帝人(3401)、旭化成(3407)、
   日製鋼(5631)、フジクラ(5803)、川重(7012)、
   IHI(7013)、ダイハツ(7262)、スズキ(7269)、
   ユニシス(8056)
   12月期第3四半期:マブチ(6592)


 【4日】(水)

   国際石開帝石(1605)、森永(2201)、東洋紡(3101)、
   王子紙(3861)、三菱ケミHD(4188)、塩野義(4507)、
   コスモ石(5007)、出光興産(5019)、SMC(6273)、
   ジェイテクト(6473)、住友重(6302)、能美防災(6744)、
   日産自(7201)、ブレーキ(7238)、三井物(8031)、
   オリックス(8591)、TBSHD(9401)
   12月期第3四半期:ライオン(4912)、ヤマハ発(7272)
   

 【5日】(木)

   ミクシィ(2121)、カカクコム(2371)、クラレ(3405)、
   電化(4061)、宇部興(4208)、日触媒(4114)、
   アステラス(4503)、科研薬(4521)、小野薬(4528)、
   OLC(4661)、フジHD(4676)、ワタベ(4696)、
   CCC(4756)、住友大阪(5232)、三菱マ(5711)、
   平和(6412)、SANKYO(6417)、エルピーダ(6665)、
   パイオニア(6773)、トヨタ(7203)、
   カルソカンセ(7248)、ニコン(7731)、
   バンナムHD(7832)、アコム(8572)、プロミス(8574)、
   住友不(8830)、三井倉(9302)、日テレ(9404)、
   セコム(9735)、コナミ(9766)


 【6日】(金)

   ホクト(1379)、石油資源(1662)、日本粉(2001)、
   森永乳(2264)、味の素(2802)、ダイワボウ(3107)、
   東レ(3402)、三菱レ(3404)、ダイセル(4202)、
   住友ベ(4203)、沢井製薬(4555)、洋インキ(4634)、
   AOCHD(5017)、三井金(5706)、古河電(5801)、
   クボタ(6326)、ミネベア(6479)、古河池(6937)、
   カシオ(6952)、太陽電(6976)、オリンパス(7733)、
   シチズンHD(7762)、エイベGHD(7860)、
   岡村製(7994)、AOKIHD(8214)、
      クレセゾン(8253)、東急不(8815)、京阪電(9045)、
   住友倉(9303)、
   12月期第3四半期:キリンHD(2503)、住友ゴ(5110)、
   日本電工(5563)・・・等々。


◆主なニュース

・家庭などの太陽光発電、全量買い取り来年度にも 国家戦略相
・上場企業の経常益、2期連続改善 7~9月期、日経集計
・貸金業規制の緩和検討 政府、事業主の資金繰り配慮
・日銀予想「物価3年連続マイナス」 デフレ色が長引く恐れ
・各省、税制改正で減税要望相次ぐ 見えぬ指令塔に不安 
・主要証券、16社が損益改善 4~9月期、投信の販売好調
・ハイブリッド車電池、三洋が仏プジョーに供給 11年から
・バイオ燃料、製造費ガソリン並み トヨタや神戸大が開発
・音楽配信市場、伸び鈍化 年20%→5%以下に
・全日空もリストラ加速 上期30年ぶりの営業赤字に
・パナソニック、三洋TOBを5日に開始 中国、条件付き承認
・トヨタグループ8社が業績上方修正 エコカー向け受注、好調 
・新日石と新日鉱、統合し「JX」に 石油事業の効率化急ぐ
・DVD自動レンタル機を展開 ゲオは1000ヵ所設置
・米地銀、経営難続く 7~9月、上位10行 7行が損益悪化
・中国版ナスダック、過熱気味の船出 総売買高2900億円に

◆経済指標等

・毎月勤労統計(9月速報値)
・新車販売台数(10月)
・軽自動車販売台数(10月)

・中国製造業PMI(10月HSBC)
・ユーロ圏製造業景気指数(10月改定値)
・米ISM製造業景況感指数(10月)
・米仮契約住宅販売指数(9月)
・米建設支出(9月)

◆企業動向

・主な決算発表 マルハニチロ(1334、水産最大手)
        旭化成(3407、7事業体制多角企業)
        帝人(3401、炭素繊維で世界2位)
        日本製鋼(5631、電力向け大型鋳鍛鋼)
        IHI(7013、総合重機大手)
        川崎重工(7012、総合重機大手)
        ダイハツ(7262、トヨタグループ・軽自動車首位)
        スズキ(7269、インド4輪シェア5割超)
        富士重(7270、トヨタが筆頭株主)

・主な海外決算 フォード(自動車)、ヒューマナ(医療保険)



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【3】心に残る名言                         **
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   新しいことをやろうと決心する前に、こまごまと調査すればするほど

   やめておいたほうがいいという結果が出る。

   石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら、

   おそらく永久に石橋は渡れまい。

   やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ。


                  西堀 栄三郎 (第一次南極越冬隊長)




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◆11月2日 今日は何の日? 六輝:赤口
 阪神タイガース記念日、キッチン・バスの日(家庭文化の日)


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