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おはようございます。aquaです。

 昨日まで日経平均株価は6日連続高となり、この間の上げ幅は1086円とな
ります。そして、注目の騰落レシオは80%となっている訳ですが、日常におい
てよく使われるこの「日経平均株価」と言う言葉。この指数をどうやって計算し
ているのか知っている人は意外と少ないです。この算出方法を知っていますと、
相場を見る目は一段と的確になります。

 「日経平均株価」は簡単に申し上げますと、225銘柄の株価を単純に合計し
て、それを除数で割れば算出できます。除数とは、株式分割など企業価値に変動
がないのに株価が変動した場合の修正を行なう数値です。今現在の除数は、24.
656となっており、従いまして、

   日経平均株価 = 225銘柄の株価合計 ÷ 24.656

 上記の計算式のように簡単に算出できます。


 この仕組みを理解しますと、次のようなことが分かります。例えば、

 京セラの株価(昨日終値15890円)が10%上昇、すなわち1589円高
しますと、

 1589÷24.656=64.44

となり、京セラ1銘柄で日経平均株価は約64円上昇することになります。

 新日鉄の株価(週末終値353円)が10%上昇、すなわち35円高した場合
は、

 35÷24.656=1.41

となり、日経平均株価はわずか1円程度の上昇にしかなりません。


 ここから分かりますように、日経平均株価へのインパクトは値ガサ株ほど大き
くなります。この仕組みをご理解頂ければ、これまでよりも立体的にマーケット
の動きを把握できるようになると思います。是非、覚えておいて頂きたいと思い
ます。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言



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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      10390.11(+ 1.21)△0.01%
□ナスダック       2189.61(- 4.74)▼0.22%
□S&P500      1103.25(- 2.73)▼0.25%
□CME日経225先物 10115   (- 35)大証比
□為替     (対ドル) 89.49  (対ユーロ)132.65

□半導体株指数        336.72(+ 1.51)
□NY原油先物(1月限)   73.93(- 1.54)
□NY金先物 (2月限) 1164.00(- 5.50)
□バルチック海運指数   4036   (-71)


 週明け7日のNY株式市場は、目立った材料もなく前週末終値近辺でもみ合い
ました。

 先週末の11月の雇用統計に見られるようなファンダメンタルズの改善を好感
した買いが入る一方、金利上昇懸念や商品(コモディティ)相場の下落が指数の
上値を圧迫しました。ダウは前週末比で一時54ドル高まで上昇し、その後はも
み合う展開。ナスダックやS&P500種指数は前週末の終値近辺での推移とな
りました。

 バーナンキFRB議長が午後に行った講演で「米経済が逆風の中にあり、回復
は依然ぜい弱」との認識を示したことで、一度の雇用統計のみで経済の改善を期
待するのは早計だとの見方が強まり指数は一時下げ幅を拡大させました。ただそ
の一方で、バーナンキFRB議長が低金利を長期間据置くとの見通しを改めて示
したことで金利上昇懸念が後退し指数を下支えしました。

 FOMC(米連邦公開市場委員会)を来週に控え、市場は金融政策の先行きに
ついて神経質になっています。ナスダックとS&P500種指数は反落、ダウは
前週末終値付近で取引を終了しました。

 業種別では、通信、メディアなどが高く、金融、住宅関連が下げました。

 個別では、COP15開幕で環境技術に注目が集まる中、アナリストが投資判
断を引き上げた太陽電池メーカーのサンパワーやJAソーラーが大幅高。同業の
ファースト・ソーラーやサンテックパワー、LDKソーラーなど太陽光発電関連
に買いが入りました。

 アナリストが投資判断を「売り」から「買い」に引き上げた半導体大手のAM
Dが大幅高。インテルやテキサス・インスツルメンツなどは弱含みましたが、グ
ラフィック用半導体のエヌビディアの急上昇などで半導体関連19社で構成され
るフィラデルフィア半導体株指数は6営業日続伸となっています。

 バリック・ゴールドやニューモント・マイニングなどの産金株は続落。金相場
は前週の流れを引き継ぎ軟調な展開となりましたが、超低金利の継続を示唆した
バーナンキ発言を受けてドルが下落すると金相場は下げ幅を縮小。それとともに
産金株も下げ幅が縮小しています。

 大幅増益見通しを示した保険大手メットライフがしっかり。ユナイテッド・ヘ
ルスケアやエトナなどの医療保険株の上昇も目立ちました。

 GE傘下のNBCユニバーサル買収で合意したことが先週明らかになったケー
ブルテレビ大手のコムキャストが大幅高となっています。


 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続伸。NY原油先
物は4営業日続落。NY金先物も続落。バルチック海運指数(BDI)は反落で
す。

 尚、CME225先物はドル建てが10115(大証比35円安)、円建ては
10110(同40円安)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨日まで日経平均株価は6日連続高。この間の上げ幅は1086円となり、昨
日時点の騰落レシオは80.4%となっています。

 本日は、14:00に10月の景気動向指数・速報値が発表されます。9月の
同・改定値は景気の現状を示す一致指数が前月比1.5ポイント上昇の92.7
と6ヵ月連続で改善しています。8月に続き、2カ月連続で90ポイントを上回
り、03年9月(同92.7)以来の水準となっています。内閣府は、景気の基
調判断について、前月までの「下げ止まりを示している」から「上方への局面変
化を示している」に引き上げています。4ヵ月ぶりの上方修正となります。景気
の数ヵ月先を示す先行指数は同3.2ポイント上昇の86.4となっています。

 今回(10月)の事前予想は、一致指数が前月比1.1ポイント上昇の93.
8、先行指数は同2.3ポイント上昇の88.7となっています。

 14:30に11月の景気ウォッチャー調査が発表されます。同調査は景気に
敏感なタクシー運転手やコンビニやスーパーの店長などを対象に、景気の現状や
見通しを報告してもらうもので、3ヵ月前と比較した景気の現状や2~3ヵ月後
の景気見通しなどを指数化します。50が指数の善し悪し、景気横ばいの目安と
なります。

 10月の調査では、街角の景況感を示す現状判断指数(DI)は40.9と前
月比2.2ポイント低下しています。2~3ヵ月先を見る先行き判断指数は42.
8と同1.7ポイント低下しています。ともに2ヵ月ぶりに悪化しています。内
閣府は、基調判断を前月まで4ヵ月(6月~9月)続けた「景気の現状は厳しい
ながらも、下げ止まっている」から、「下げ止まってきたものの、このところ弱
い動きもみられる」に下方修正しています。

 今回(11月)の事前予想は、現状判断指数が横ばいの40.0となっていま
す。先行き判断指数の動向を含め、前月の水準を上回るかどうか市場の注目が集
まります。

 16:00に12月4日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発表
分(11月27日時点)は、買い残が前週比71億円増の1兆6470億円とな
り、3週ぶり増加に転じています。一方、売り残は前週比256億円減の719
6億円となり、7週連続で減少しています。信用倍率は前回(11月20日時
点)の2.20倍から2.29倍となっています。

 オバマ米大統領は今晩行う演説で、新たな雇用対策の概要を発表する予定。住
宅の省エネ対策や中小企業への支援策などが盛り込まれる見通しです。


◆主なニュース

・追加経済対策、7.2兆円で最終調整 決着きょうに持ち越し

・食品や化粧品、新興国の開拓強化 キリン、40円ビール

・川重もハイブリッド建機 土砂運搬用、燃費35%改善

・ヤマト、宅配もパートで 3年で3.5万人増員、人件費抑制

・中国、積極財政を継続 来年方針、緩和的な金融政策変えず

◆経済指標等

・国際収支(10月)
・対内証券売買契約(11月)
・マネーストック(11月)
・企業倒産(11月)
・景気動向指数(10月速報値)
・景気ウオッチャー調査(11月)
・ESPフォーキャスト調査(12月)

・英鉱工業生産(10月)
・英製造業生産(10月)
・米チェーンストア売上高(先週分)
・米大規模小売店売上高(先週分)

◆企業動向

・決算発表 東建コーポレーション(1766:賃貸住宅の提案・施工・管理・仲介)
      ロックフィールド(2910:総菜大手)
      丸善(8236:書店大手)

・海外決算 タルボット(女性向けアパレル)、クローガー(スーパーマーケット)
      H&Rブロック(税務申告代理サービス)

◆その他

・中国中央経済工作会議(9日まで)
・米大統領が経済演説



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【3】心に残る名言                         **
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  泥水の中から咲く蓮(はす)の花は、希望の象徴です。

  蓮(はす)はあらゆる障害を乗り越えて花を咲かせます。

  そもそも、蓮にとって濁った泥水は養分をとるために必要なものなのです。

  人間も同じですね。

  自分にとって都合のいいことばかりに囲まれていては成長は望めません。

  濁った水も必要なのです。


              バーナード・グラスマン&リック・フィールズ



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