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おはようございます。aquaです。

 賞与が出て、年末で一区切りということもあり、この時期に退社・転職という
話はよく耳にします。

 作家の童門冬二さんが執筆された「サラリーマン生態学(いきざまがく)」の
中で、大変興味深い話がありましたので、ここでご紹介したいと思います。

 「Qさんは万年課長だ。今まで何度か部長昇進の機会があったが、理由があっ
てうまくいかなかった。しかし、人事異動期になると、Qさんは獅子奮迅の活躍
をする。自分ではなく部下の売り込みだ。そのセリフが、『オレのような無能課
長を支えてきた有能社員だ。ぜひ昇進させてやってくれ』というキマリ文句だ。
人事関係者は苦笑する。しかし、けっこうQさんの主張は通る。そのため、『社
で出世するなら、まずQさんの部下になれ』というような冗談が半分本気でささ
やかれている。Qさんは無能ではない。逆に有能だ。ただ、正義感が強い・・」

 上記のような話でしたが、特に現在サラリーマンの方なら、いや既に引退され
ている方、退社された方、またOLの方等々は、「なるほど」と身に覚えのある
方が多いのではと思います。

 恐らく、社内では「手ガラを自分の物にしてしまう人」で「責任は他人に押し
付ける人」の方が一般的には相当多いのが現実です。Qさんとは逆で「あの人の
部下になるといい目にあった人がいない」という上司も必ずいるものです。そう
した中、Qさんのような方は、今時非常に貴重な存在かもしれません。何か、心
に感じるものがありましたのでご紹介させて頂きましたが、皆様の周辺ではいか
がでしょうか。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      10441.12(- 10.88)▼0.10%
□ナスダック       2206.91(+  5.86)△0.27%
□S&P500      1109.18(+  1.25)△0.11%
□CME日経225先物 10295   (+115)大証比
□為替     (対ドル) 89.76  (対ユーロ)130.49

□半導体株指数        344.86(+ 5.89)
□NY原油先物(1月限)   72.66(+ 1.97)
□NY金先物 (2月限) 1136.20(+13.20)
□バルチック海運指数   3474   (-44)


 16日のNY株式市場は、経済指標を好感して買い優勢となったものの、FO
MCの声明文発表後は上げ幅を縮小しました。

 朝方発表の11月の住宅着工件数は市場予想に届かなかったものの、今年5月
以来の大幅な伸びを記録したことから住宅市場の回復期待が広がりました。また、
11月の消費者物価指数(CPI)は市場予想どおりの小幅な上昇にとどまった
ことでインフレ懸念(早期利上げ懸念)が後退したことも支援材料となり、この
日のNY株式市場は買い優勢となりました。

 各国の中央銀行・金融規制当局者で構成するバーゼル銀行監督委員会は、銀行
の自己資本規制の強化について、経過措置期間を設ける方向で最終調整している
ことが明らかになり、調整難から具体的な期間は盛り込まれないとの見方が広が
りました。事実なら金融機関は資本増強を急ぐ必要がないことから、金融株に買
いが入りました。また、米経済指標を受けて早期利上げ懸念が後退したことでド
ルが軟調な展開となり、ドル下落で価値が高まる商品(コモディティ)相場を押
し上げ鉱山株やエネルギー株も上昇しました。

 この日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では市場の予想どおりにゼロ金利
政策の維持を決定。注目の声明文でFRB(連邦準備理事会)は雇用の悪化が和
らぎつつあるとして景気認識を上方修正し、ゼロ金利政策を維持するとしつつも
流動性供給策について再延長せず予定通り来年の2月1日で終了させる方針を打
ち出しました。これにより出口戦略が意識され、声明文発表の午後2時15分以
降、指数は急速に上げ幅を縮小し、ダウはマイナスに転じて小幅続落となりまし
た。ナスダックとS&P500種指数はプラスを維持し小幅ながら反発です。

 業種別では、住宅建設関連、素材、金融などが上昇 ヘルスケア、通信、公益
などが軟調でした。

 個別では、シティグループが続落したものの、バンク・オブ・アメリカやJP
モルガン、ウェルズ・ファーゴなど金融株が堅調。住宅指標を受けてDRホート
ンやKBホームなどの住宅建設株も軒並み高となっています。

 コモディティ相場の上昇でリオ・ティントやBHPビリトン、バリック・ゴー
ルドやフリーポート・マクモランなどの素材株に買いが入りました。この日発表
の在庫統計で先週の原油在庫が市場予想よりも大幅に減少したことが明らかにな
り、原油相場が大幅高となったことでシュブロンなどのエネルギー株も総じて堅
調でしたが、ガソリンの需要は依然として低迷していることから最大手のエクソ
ン・モービルはマイナスに転じています。尚、出口戦略を意識させたFOMCの
声明文の発表後の為替相場はドル買いで反応したことから、ドル相場に逆行しや
すいコモディティ相場は時間外取引でやや軟調な展開となっています。

 半導体最大手のインテルが下落。米連邦取引委員会が、独占的な地位を利用し
て公正な競争を疎外したとして同社を提訴したことが嫌気されました。一方、業
績見通しを上方修正した通信系半導体大手ブロードコムが上昇。マーベル・テク
ノロジーやエヌビディアなども買われ、半導体関連銘柄で構成されるフィラデル
フィア半導体株指数(SOX)は続伸となっています。

 尚、コモディティは原油・金ともに上昇。バルチック海運指数(BDI)は8
営業日続落です。

 CME日経225先物はドル建てが10295(大証比115円高)、円建て
は10235(同55円高)となっています。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 米連邦準備理事会(FRB)は昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、
最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年
0~0.25%に据え置くことを決定、低金利の長期間維持をあらためて表明し
ています。

 NY市場で金価格が2日ぶり上昇。前日比13.2ドル高の1トロイオンス=
1136.2ドルで取引終了、12月8日(1143.4ドル)以来6日ぶりに
1130ドル台を回復しています。

 NY原油が2日連続の上昇。前日比1.97ドル高の1バレル=72.66ド
ルで取引終了、12月8日(72.62ドル)以来6日ぶりに72ドル台を回復
しています。

 本日から2日間の日程で日銀金融政策決定会合が開催されます。金融政策は、
現在の低金利水準を維持するとの見方が大勢を占めています。日銀は1日(火)
に開催した臨時の金融政策決定会合では、新たな資金供給手段(国債や社債など
担保に0.1%の固定金利で3ヵ月程度の資金供給を行う)を発表しています。
今回の会合は、追加の緩和策が検討されるかどうか注目されます。

 15:00に12月第2週(12月7日~12月11日)の投資部門別売買動
向が発表されます。12月第1週(11月30日~12月4日)は、外国人投資
家が今年最高の買越額を記録。6081億円と05年8月第2週(6877億
円)以来、約4年4ヵ月ぶりの高水準となっています。買い越しは2週連続とな
ります。一方、個人投資家は売越額が4952億円と07年5月第5週以来、約
2年半ぶりの高水準となっています。売り越しは2週連続です。

 16:00に11月の日本製半導体製造装置BBレシオ(3カ月移動平均の受
注額を出荷額で割った値)・速報値が発表されます。10月の速報値は前月と同
水準の1.28となっています。1.0以上はこれで5ヵ月連続となります。同
レシオが1.0を上回ると市況の回復を意味します。

 今晩、11月の北米半導体製造装置BBレシオが発表されます。10月は1.
10と前月(9月)の1.17から低下しています。出荷額が前月比6.4%増
加したのに対し、受注額が0.4%減と3月以来7ヵ月ぶりに減少したことがB
Bレシオ低下につながっています。

 日産自動車と東風汽車集団(中国自動車大手)の合弁会社、東風汽車は昨日、
2012年の新車販売台数目標である100万台を2年繰り上げ、2010年に
すると発表しています。今年の見通し(90万5000台)比からは約10%増
となります。

 その他、11月の米景気先行指数(コンファレンスボード)、12月の米フィ
ラデルフィア連銀指数などの発表が控えています。


◆主なニュース

・ガソリン暫定税率維持、子ども手当は所得制限検討 政府・与党調整

・一般歳出、最大の53兆円前後に 「国債44兆円」堅持へ

・COP15、閣僚級会合の議論は暗礁に 先進国と新興国が対立

・シャープ、フィリップスと液晶パネル事業で提携 来年にも供給 

・スズキ、新型アルト発売 燃費17%向上、全車エコカー減税対応

・富士重、13年にも電気自動車を海外展開 トヨタと開発提携

・積水化学、リビアで水道管生産 国営企業合弁、新興国需要取り込み

・専門店が値引き拡大 家電量販や衣料品専門店、年末商戦で

・11月の米消費者物価0.4%上昇、デフレ圧力緩和の兆し

・南欧経済警戒、ユーロ下落 ギリシャやスペイン、財政赤字を不安視

◆経済指標等

・資金循環統計(7―9月期)
・対内証券売買契約(先週分)
・景気動向指数(10月改定値)
・投資部門別売買状況(先週分)

・英小売売上高(11月)
・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米フィラデルフィア連銀景気指数(12月)
・米景気先行指標総合指数(11月)
・北米半導体BBレシオ(11月)

◆企業動向

・新規公開 日本海洋掘削(1606:油田開発の掘削事業) 3,800円

・決算発表 オハラ(5218:光学ガラス生産量は国内トップ)

・海外決算 フェデックス(宅配・航空貨物)
      オラクル(企業向けソフトウエア)
      パーム(携帯情報端末メーカー)
      リサーチ・イン・モーション(携帯情報端末メーカー)

◆その他

・スクエニHD「ファイナルファンタジー13」発売
・日銀金融政策決定会合(明日まで)
・ECB理事会(金利発表はなし)
・米FRB議長の再任投票



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【3】心に残る名言                         **
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     幸福だけの幸福はパンばかりのようなものだ。

     食えはするがご馳走にはならない。

     無駄なもの、無用なもの、余計なもの、

     多すぎるもの、何の役にも立たないもの、

     それがわしは好きだ。


              ビクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」




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◆12月17日 今日は何の日? 六輝:赤口
 飛行機の日


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