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おはようございます。aquaです。

 「河豚」と書いて「フグ」と読みますが、今その「河豚」が旬を迎えていま
す。「豚」と書くのは体型の事を指すのではなく、フグは身の危険を感じると
豚のような鳴き声を発することから「豚」の文字が当てられたそうです。また、
「河」と書くのは古代中国では黄河など河川に生息していたためで、中国語で
も「河豚」という呼び方を使っているそうです。

 「河豚」と言えば「河豚のちり鍋」、「てっちり」が有名ですが、語源は河
豚の毒にあたったら死んでしまうため、ふぐそのものを「鉄砲」と呼び、「鉄
砲のちり鍋」から促音化したそうです。

 「河豚」はそのうまさゆえ、以前は中毒死する人が多く、豊臣秀吉はふぐの
絵を描いて「この魚食べるべからず」の高札を立てた禁止令を出しました。江
戸時代には多くの藩が禁令を出し、河豚を食べて中毒死した者は、お家断絶を
命じる藩まであらわれました。

 明治21年、時の総理大臣、伊藤博文公が山口・下関の春帆楼(しゅんぱん
ろう)で遊んだ折、当日はあいにくしけで、魚料理がありませんでした。その
旨を女将が申し入れましたところ、伊藤公は「馬関(下関)に来て、魚がない
とは・・・」と皮肉りました。

 それではと、女将は打ち首覚悟で禁令の河豚の刺身を差し出しました。する
と、伊藤公は「こんなうまい肴を食べない法はあるものか」と感激し、山口県
にのみ禁令を解除しました。これが、河豚食解禁のきっかけです。戦後になっ
て、ようやく全国で食せるようになりましたが、こうした経緯を知って食する
河豚はまた格別です。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10196.86(+ 23.88)△0.23%
□ナスダック       2210.80(+  5.51)△0.25%
□S&P500      1096.78(+  5.02)△0.46%
□CME日経225先物 10505   (-  5)大証比
□為替     (対ドル) 90.22  (対ユーロ)127.70

□半導体株指数        334.18(+ 4.69)
□NY原油先物(3月限)   75.26(+ 0.72)
□NY金先物 (2月限) 1095.70(+ 6.00)
□バルチック海運指数   3223   (+19)


 週明け25日のNY株式市場は、小幅ながら4営業日ぶりに反発しました。

 前週末までの3日間でダウが大幅に下げた反動で、週明けのこの日は買い優
勢で取引を開始。バーナンキFRB議長の再任承認の不透明感が重しとなって
いましたが、上院共和党の院内総務が「再任は超党派の支持を得られる」とコ
メントしたことで再任をめぐる懸念が後退したことも買いを誘いました。

 一方、朝方発表の12月の中古住宅販売戸数が市場予想を下回り、税控除措
置の当初期限を控えて駆け込み需要が高まった前月の反動で過去最大の落ち込
みとなったことで景気回復についての自信が揺らぎ、指数は上げ幅を縮小。

 反面、オランダの総合電機フィリップス・エレクトロニクスの第4四半期決
算が予想を増益となったことや、ギリシャ政府が実施した今年最初の国債入札
が好調に終了したことで同国の信用懸念が後退したことなどが間接的に相場を
支援。投資専門誌バロンズが、インテルの株価について強気の見方を示したこ
とも好感され再び買い優勢となりましたが、中古住宅販売の落ち込みが相場の
重しとなり指数の上げ幅は限定的でした。

 業種別では、半導体関連や通信などが高く、住宅関連や産金などが下げてい
ます。

 個別では、バロンズ紙が今後数年間で株価が25%程度上昇する可能性があ
るとの見方を示した半導体大手インテルが上昇。AMDやブロードコム、ザイ
リンクスなどにも買いが広がり、フィラデルフィア半導体株指数は4営業日ぶ
りに反発しました。引け後に決算発表を控えたテキサス・インスツルメンツと
アップルも上昇しています。翌日に決算発表を控え、アップルとの提携も噂さ
れている通信大手ベライゾンもしっかりです。

 市場予想を上回る好決算を発表した鉄鋼大手AKスチールが大幅高。同業の
USスチールやアルセロール・ミタル、韓国ポスコなど鉄鋼株に買いが入りま
した。非鉄大手アルコアは上昇して始まったものの買いが続かず、前週末終値
付近でもみ合う展開となりました。

 フィリップスの好決算を受けてゼネラル・エレクトリックや独シーメンス、
スイスのABBなどが上昇。重機大手のキャタピラーやディアなども堅調に推
移。他にフォードが上昇。大規模な人員削減計画を発表したウォルマートは前
週末終値付近でもみ合いました。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・ア
メリカなど金融株もしっかりです。一方、中古住宅販売の落ち込みにより、ホ
ームセンター大手のホームデポとロウズが軟調でした。


 コモディティ(商品)は原油と金がともに4営業日ぶりに反発。バルチック
海運指数(BDI)は3日続伸です。

 CME日経225先物はドル建てが10505(大証比5円安)、円建ては
10465(同45円安)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは4日ぶり小幅上昇。前日比23ドル高の1万0196ドル
となっています。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も、4日ぶり
に上昇しています。

 本日は、2日目(最終日)の日銀金融政策決定会合が開催されます。日銀は
09年度の実質国内総生産(GDP)の成長率予測をマイナス3.2%からマ
イナス2%台後半に上方修正する見通しです。焦点の政策金利は、無担保コー
ル翌日物金利の誘導目標を現状の0.1%前後に据え置き、緩和的な金融環境
を維持する見通しです。15:30頃から白川日銀総裁が記者会見を行います。

 主要企業の第3四半期(09年4月~同年12月)決算発表では、15:0
0台に花王(4452)、森精機(6141)、日立ハイテク(8036)、
16:00台の日立国際(6756)、日立メディコ(6910)、カブコム
証(8703)・・・等々が予定されています。

 海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC・~27日)、11月の米S&
Pケース・シラー住宅価格指数、11月の米住宅価格指数(連邦住宅金融局)、
1月の米消費者信頼感指数(コンファレンスボード)などが予定されています。

 海外主要企業の決算発表で、今晩はコーニング、デュポン、ジョンソン・エ
ンド・ジョンソン、ベライゾン、ヤフー・・・等々が発表を予定しています。


◆主なニュース

・KDDI、CATV最大手JCOMを傘下に 高速通信、全国で

・年金改革、参院選前に着手 政府前倒し、消費増税にらむ

・経済演説、日銀に注文へ 菅経財相「脱デフレ、下支え期待」

・自動車、中国シフト進む 09年8社生産、初めて米超す 

・外食売上高6年ぶり減 09年1.5%減、低価格化響く

・新幹線、米で積極営業 JR東海「フロリダ州が最優先」

・東芝、100億円営業黒字 昨年10~12月、半導体回復

・東電、千葉県市原のLNG発電所2000億円超投じ刷新

・HOYA、フィリピンに新工場 HDガラス基板を増産

・中堅スーパー、地盤の外で事業拡大 ベイシア、バローなど

・印IT大手、業績底入れ 10~12月期、米からの受注伸ばす


◆経済指標等

・企業向けサービス価格指数(12月)

・英GDP(10―12月期速報値)
・米チェーンストア売上高(先週分)
・米大規模小売店売上高(先週分)
・米消費者信頼感指数(1月)
・米S&Pケースシラー住宅価格指数(11月)
・米FHFA住宅価格指数(11月)

◆企業動向

・主な決算 花王(4452:トイレタリー首位、化粧品2位)
      オービック(4684:独立系SI)
      森精機製作所(6141:NC旋盤・MCで最大手格)
      カブコム証券(8703:ネット証券専業大手)

・海外決算 ヤフー、デルタ航空、デュポン(化学)、トラベラーズ(保険)、
      ジョンソン&ジョンソン(医薬品)、ベライゾン(通信)、
      USスチール(鉄鋼) 

◆その他

・日銀金融政策決定会合(金利発表)
・白川日銀総裁会見
・IMF世界経済見通し(改訂)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、27日まで)
・米議会予算局による2010年の経済・財政見通し



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【2】心に残る名言                        **
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          まつすぐな道でさみしい。


                     種田山頭火






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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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発行:アクア・インターナショナル(株) 関東財務局長(金商)第504号
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