――――――――――――――――――――――――――――――――――――
      誠意と信頼をお届けする株式投資有料メールマガジン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

           『 アクア・スペシャル版 』

 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等
 お役立ち情報満載! 株式投資を考えているすべての方へおすすめします。

  ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆



株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/02/15 朝刊
 
・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・


おはようございます。aquaです。

 銀座界隈を歩いていますと右からも左からも中国語が聞こえてきますが、特
に土曜日はその多さが際立っていました。中国では2月14日(日)に春節(
旧正月)を迎え、13日(土)から21日の日曜日まで大型連休入り。その大
型連休を利用した海外旅行が大人気で、今年の春節期間中の旅行客は延べ1億
2000万人と過去最高を記録する見込みです。

 日本では正月に門松やしめ飾りをかざる伝統がありますが、中国では門や入
り口の両側に赤くて細い紙をはる習慣があります。この飾りは「春聯(しゅん
れん)」と呼ばれ、縁起が良い対句が書かれています。

 「大順大財大吉利」(とても順調でお金が儲かり幸先がよい)の反対側に「
新春新喜新世紀」(新しい春と新しい喜びと新しい世紀)といった具合です。
好んで使われますのは、「平安」や「幸福」などですが、その年によって流行
があるようです。

 今年は「発財」という文字が入った春聯がよく売れるそうです。「発財」は
金儲けの意味で、誰にとっても一番の関心がここにあるようです。今年中に国
内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位の経済大国に浮上する中国。政
治は社会主義ですが、経済は日本以上に資本主義的色彩が強く見られます。



……………………………………………………………………………………………
 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】NY市況                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞

□ダウ工業株      10099.14(- 45.05)▼0.44%
□ナスダック       2183.53(+  6.12)△0.28%
□S&P500      1075.51(-  2.96)▼0.27%
□CME日経225先物 10105   (+  5)大証比
□為替     (対ドル) 90.00  (対ユーロ)122.48

□半導体株指数        332.84(+ 1.80)
□NY原油先物(3月限)   74.13(- 1.15)
□NY金先物 (4月限) 1090.00(- 4.70)
□バルチック海運指数   2571   (- 4)


 先週末12日のNY株式市場は、中国の2度目の準備率引き上げが重しとな
りダウが反落。一方、ハイテク株がしっかりでナスダック指数は小幅ながら続
伸となっています。

 中国人民銀行(中央銀行)が今年2度目の預金準備率引き上げを発表。人民
銀行は1月に預金準備率を引き上げたばかりで、春節入りを控えたこのタイミ
ングで2度目の追加引き締めに動いたことは市場にとって予想外のことでした。
中国の金融引き締めは同国景気を冷やし、世界の景気回復のペースが鈍化する
との懸念からこの日のNY株は売り優勢の展開となり、ダウは一時160ドル
安の9983ドルまで下落しました。

 15日月曜日がプレジデントデーの祝日でNY市場は休場ですが、15日に
行われるEUの財務相会合でギリシャ問題が討議され、首脳会合で示されなか
った何らかの具体策がまとまるとの期待が相場を下支えし下げ幅を縮小させて
います。ただ、ダウは前日に100ドルの上昇となっていたことや3連休を控
えていることもあって戻りは限定的。結局、前日の100ドルの上昇が、この
日の中国の金融引き締めで半分に削られた恰好です。

 尚、この日発表されたミシガン大学調査の2月の消費者信頼感指数速報値は
市場予想を下回った一方で、商務省が発表した1月の小売売上高は市場予想を
上回り2カ月ぶりの増加に転じました。

 ダウは1万ドルの攻防となっており、ダウが取引時間中に1万ドルの大台を
下回るのは7日連続で、うち6日は終値で1万ドル台に戻しています。

 業種別では、ハイテクがしっかりだった以外は、資本財、公益、エネルギー
などを中心に下げました。

 個別では、赤字続きの携帯事業部門の分離を発表したモトローラが上昇。通
信機器メーカーのJDSユニフェーズとスマートフォンメーカーのリサーチ・
イン・モーションが、アナリストによる買い推奨を好感して上昇。アップルも
前日比マイナスから上昇に転じました。半導体株も高く、エヌビディアやテキ
サス・インスツルメンツなどが上昇。インテルは2%近く上げ、ダウ構成銘柄
で上昇率トップとなっています。

 コモディティ(商品)相場の軟化で素材株が軟調。バリック・ゴールドやフ
リーポート・マクモランなどが下落し、アルコアは2%超の下げで、ダウ採用
銘柄では下落率首位。エクソンモービルやシュブロンなども下げましたが、原
油相場が下げ幅を縮小するとともにエネルギー株も引けにかけて戻し基調とな
りました。

 景気動向に敏感なユナイテッド・テクノロジーズやボーイング、ゼネラル・
エレクトリックなどが下落し、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた
3Mも売り優勢の展開。建設機械を値上げする方針を発表したキャタピラーは
朝は安かったものの引けにかけて値を戻し、前日比ほぼ変わらずで取引を終了
しています。

 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続伸。コモディテ
ィは原油と金がともに反落。バルチック海運指数(BDI)は4日続落です。

 CME日経225先物はドル建てが10105(大証比5円高)、円建ては
10090(同10円安)となっています。


 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃     【 アクア・スペシャル版 】
 ┗━━━━┛     
                 
                   投資のノウハウがここにあります。
             https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な注目材料とニュース                   **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


☆注目材料

 本日は8:50に、10~12月期の実質国内総生産(GDP)・速報値が
発表されます。GDPは内閣府が発表する3ヵ月単位で見た重要経済指標であ
り、市場関係者の注目が集まります。

 前回の7~9月期・改定値は物価変動の影響を除いた実質成長率で前期比0.
3%増、年率換算で1.3%増と2四半期連続のプラス成長となっています。
今回(10~12月期)もアジア向けの輸出拡大やエコポイントなどの政策効
果から実質成長率が前期比0.9%増、年率換算で3.6%増と3四半期連続
のプラス成長が予想されます。事前予想に比べて、どの程度上下に振れるか注
目となります。

 13:00に1月の首都圏マンション発売戸数が発表されます。昨年12月
の発売戸数は5247戸、前年同月比21.6%減となり2ヵ月ぶりに減少し
ています。首都圏のマンション契約率は68.6%で、好不調の分かれ目とさ
れる70%を3ヵ月連続で下回っています。不動産経済研究所では、今回(1
月)の発売戸数を2200戸前後(前年同月1760戸)と見込んでいます。

 前週末(12日)に発表された2月第1週(2月1日~2月5日)の投資部
門別売買動向を見ますと、外国人投資家は2週連続で売り越しています。売越
額は107億円となり、前週(1月25日~1月29日)の456億円から縮
小しています。一方、個人投資家は3週連続で買い越し、買越額は1484億
円となっています。

 今週の主な国内経済指標・行事は、17日(水)から日銀金融政策決定会合
(18日まで)、18日(木)は白川日銀総裁の記者会見、1月の日本製半導
体製造装置BBレシオ、19日(金)は日本航空(9205)株の売買最終日
となっています。

 海外では、14日の春節(旧正月)を迎え中華圏諸国が休暇入りします。中
国、台湾は本日15日~19日、香港は本日15日~16日、韓国、シンガポ
ールは本日15日、各市場が休場となります。米国も今晩はプレジデンツデー
で休場となります。

 海外の経済指標では、本日はユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)。16日
(火)は欧州連合(EU)財務相理事会(ブリュッセル)、2月の米住宅市場
指数(NAHB)、2月の米ニューヨーク州製造業業況指数(NY連銀)。1
7日(水)は1月の米住宅着工件数、1月の米鉱工業生産。18日(木)は1
月の米景気先行指数(コンファレンス・ボード)、1月の北米半導体製造装置
BBレシオ。19日(金)は1月の米消費者物価指数などの発表が予定されて
います。


◆主なニュース

・小売り大手、ネット急拡大 専業に対抗、店舗と連携強み

・製造業の景況感、世界で回復鮮明 景気対策で輸出好転 

・新生・あおぞら銀、合併を断念へ 経営戦略で隔たり

・製薬大手、主力薬以外に力 特許切れ備え、武田は抗うつ剤

・介護施設の新設再開 セントケア45ヵ所、ニチイ80ヵ所 

・ビール各社、海外に活路 サッポロは北米・アジア 

・ヤマハ発、国内工場の統廃合加速 先進国、低迷長引く

・新興国から資金流出 BRICs株、6~13%下落 

・ユーロ圏0.4%成長 10~12月年率、回復勢い弱く

・中国、預金準備率再引き上げ 不動産高騰・カネ余り抑制


◆経済指標等

・国内総生産(10―12月期GDP速報値)
・首都圏マンション市場動向(1月)
・鉱工業生産指数(12月確報値)

◆企業動向 

・主な決算 関東天然瓦斯開発(1661:天然ガス生産、ヨードでも世界有数)
      昭和電線(5805:東芝系電線メーカー)
      堀場製作所(6856:エンジン計測器で世界シェア8割)
      コクヨ(7984:事務用品最大手)

◆その他

・プレジデントデーの祝日で全米市場が休場
・中華圏の株式市場は春節のため休場
         (中国は19日まで、香港は16日まで)



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】心に残る名言                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞




   わが行く道に茨(いばら)多し されど生命(いのち)の道は一つ

   この外に道なし この道を行く


                            武者小路実篤






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆2月15日 今日は何の日? 六輝:友引
 春一番名附けの日、コマーシャルフォトの日


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
           → mailto:aqua@aqua-inter.com 

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に
 てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html 

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。        → http://www.aqua-inter.com/ 


======================================================================
発行:アクア・インターナショナル(株) 関東財務局長(金商)第504号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>