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おはようございます。aquaです。

 株式マーケットに接していますと、「この銘柄は取り組みが良い」、或いは
「取り組みが悪い」といった言葉を耳にすることが多いと思います。ビギナー
の方にとりましては、耳慣れない言葉で分かりづらいかと思いますが、これは
「信用倍率」(貸借倍率とも言います)のことです。

 信用倍率とは、信用取引の需給バランスを示し、【信用買い残÷信用売り残】
で求め、単位は何倍という形で表示します。信用取引は期日までに反対売買し
て決済することが多いため、信用買い残は将来の売り圧力となります。従いま
して、高い信用倍率は需給面の重しと捉えられ、「取り組みが悪い」と表現さ
れます。

 一方、信用倍率が低い場合には、将来的に買い戻し圧力が強くなるので「取
り組みが良い」と表現されます。

 一般的に1倍を割り込んでくると株価上昇期待が高まって「好取り組み」と
言われ、この倍率が1倍を上回って高まるほど取り組みが悪化することになり
ます。もちろん、株価の位置や売り残と買い残の絶対額の大きさによってもそ
の見方は異なってきますので念のため。尚、東証は原則として毎週火曜日に前
週末時点の信用取引残高を公表しています。


 ちなみに、2月3日のスペシャル版にて、「ズバリ好取組み銘柄、信用需給
面で一段高が期待できる好取組銘柄群」をご紹介させて頂きましたが、その銘
柄が以下の通り軒並み大幅高となっています。

  銘柄  当時取組み  2月3日終値   昨日終値   上昇率

 オークマ  0.3倍   547円    657円   20%
 東芝機械  0.4倍   365円    409円   12%
 ツガミ   0.3倍   363円    503円   38%
 牧野フラ  0.5倍   456円    574円   25%
 アマダ   0.9倍   636円    765円   20%
 ニコン   0.8倍  1929円   2185円   13%
 三菱電機  0.9倍   753円    815円    8%
 シャープ  1.7倍  1132円   1091円   -3%
 資生堂   0.8倍  1898円   2016円    6%
 三菱商事  1.8倍  2250円   2347円    4%
 三井物産  1.7倍  1358円   1517円   11%
 三井不動  0.6倍  1521円   1652円    8%
 三菱地所  0.9倍  1430円   1534円    7%


 上記の通り、13銘柄中、シャープを除いて12銘柄が上昇といった具合で
す。投資銘柄を選別する際、信用取組みも是非チェック項目の一つに入れて頂
ければと思います。もちろん、それに加えて業績面・テーマ性等を勘案します
と的中率がかなりアップします。上記の中では機械株が多いですが、当時、中
国関連(中国からの受注が急増中)としてのテーマ性から敢えて機械株を多め
にピックアップしています。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10733.67(+ 47.69)△0.45%
□ナスダック       2389.09(+ 11.08)△0.47%
□S&P500      1166.21(+  6.75)△0.58%
□CME日経225先物 10830   (+ 50)大証比
□為替     (対ドル) 90.32  (対ユーロ)124.04

□半導体株指数        364.06(+ 4.19)
□NY原油先物(4月限)   82.93(+ 1.23)
□NY金先物 (4月限) 1124.20(+ 1.70)
□バルチック海運指数   3427   (-71)


 17日のNY株式市場は、主要3指数がそろって年初来高値を更新しました。

 FRB(米連邦準備理事会)が前日発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)
声明文で長期間の低金利維持を確認し、経済についても明るい認識を示し始め
たことで市場心理が改善しており、日銀も金融緩和の拡大を決定するなど、日
米が金融緩和で景気を下支えする姿勢を改めて示したことが好感され引き続き
買い優勢の展開となりました。

 この日発表された2月の卸売物価指数(PPI)は、ガソリン価格の下落を
背景に総合指数が5カ月ぶりにマイナスに転じ、変動の大きいエネルギーと食
品を除くコア指数は0.1%の伸びにとどまり、低金利の維持を裏付ける結果
となったことも支援材料となっています。

 ダウは昨年8月以来の7日続伸で年初来高値を更新し、08年10月1日以
来およそ1年5カ月ぶりの高値で取引を終了。S&P500種指数も08年9
月末以来1年5カ月ぶりの高値。ナスダック総合指数も前日に続く年初来高値
更新で、リーマンショック前の08年8月以来1年7カ月ぶりの高値で取引を
終了しました。

 業種別でも全面高の展開で、半導体、エネルギー、金融などの上昇が目立ち
ます。

 個別では、アルミ大手のアルコアが4.8%高でダウの上昇をけん引。建機
大手キャタピラーや化学大手デュポンも上昇。景気の先行きについて明るさが
増していることでこれら景気敏感株が概ね堅調でした。一方、増配期待で前日
大幅高となったゼネラル・エレクトリック(GE)は利益確定の売りで引け間
際にマイナスに転じています。

 半導体のLSIコーポレーションが大幅高。同社が発表した1―3月期の業
績見通しが楽観的だったことに加え、2.5億ドルの自社株買いを発表したこ
とが好感されました。インテルやAMD、アプライド・マテリアルズなどの半
導体株が上昇し、ナスダック指数は一時2400ポイントの大台を超える場面
もありました。

 この日発表の先週の在庫統計で、ガソリン在庫が市場予想を上回る減少とな
ったことなどを背景に原油価格が一時2カ月半ぶりに83ドル台に乗せ、エク
ソンモービルやシュブロンなどのエネルギー株に買いが入ったことも指数上昇
に寄与しました。

 米経済に明るい見通しが広がっていることで、バンク・オブ・アメリカやJ
Pモルガン・チェースなどの金融株も軒並み高。普通株発行などによる資金調
達で公的資金を返済すると発表した保険大手ハートフォードが大幅高。アナリ
ストによる投資判断の引き上げを手掛かりに資産運用会社のブラックロックも
大きく上昇し、同業のフランクリン・リソーシズなども連れ高となっています。

 自動車大手フォードが4%超の大幅高。格付け会社のムーディーズが同社の
債務格付けを引き上げたことが好感されています。

 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が続伸。コモディテ
ィは原油が2日続伸、金は小幅ながら3日続伸。バルチック海運指数は続落で
す。

 CME日経225先物はドル建てが10830(大証比50円高)、円建て
は10770(同10円安)となっています。


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは昨年来高値を更新。前日比47ドル高の1万0733ドル
と08年10月以来、1年5ヵ月ぶりの高値水準となっています。ハイテク比
率の高いナスダックとS&P500種指数も昨年来高値を更新しています。

 昨日のNY原油は2日連続高。前日比1.23ドル高の1バレル=82.9
3ドルと1月8日以来の高値水準となっています。NY金価格は3日連続高。
前日比1.7ドル高の1トロイオンス=1124.2ドルとなっています。

 昨日の東京株式市場は日経平均株価が大幅高。前日比125円高の1万08
46円と1万0800円台乗せとなっています。3月のメジャーSQ値1万0
808円を上回ったことは需給良好の証しであり、次のターゲットは1月15
日に付けた昨年来高値1万0982円、そして心理的節目の1万円となります。
1万円を抜けてきますと、いよいよ08年9月のリーマンショック直前(急落
前)の水準である1万2000円どころが視界に入ってきます。

 本日は、14:00に3月の日銀金融経済月報、16:00に2月の日本製
半導体製造装置BBレシオ、16:50に公示地価発表が予定されています。

 15:00に3月第2週(3月8日~3月12日)の投資部門別売買動向が
発表されます。3月第1週(2月22日~2月26日)は、外国人投資家が4
週連続で買い越し、買越額は2325億円となっています。前週(2月22
日~2月26日)の買越額852億円から約2.7倍に膨らんでいます。

 昨年12月は日銀が金利を押し下げる効果を狙った新型オペを導入したこと
で、外国勢の日本株買いを加速させました。今回も日銀が追加的な金融緩和策
を決定しただけに今後の動向が注目されます。

 海外では、2月の米消費者物価指数、2月の米景気先行指数(コンファレン
ス・ボード)、2月の北米半導体製造装置BBレシオなどの発表が控えていま
す。


◆主なニュース

・政府・与党内、追加経済対策論浮上 官房長官、脱デフレへ必要性も

・派遣規制、2段階で強化 法案固まる、雇用悪化の恐れも

・電子書籍普及へ統一規格 流通や著作権、官民で整備

・日銀が追加緩和 白川総裁「改善を確かなものに」、緩和的環境維持

・信金中央、5信金に400億円支援へ 滝野川など

・小売り大手、店舗改装で活路 イオン、大型SCの4割

・ルノー・ダイムラー交渉、日産参加も 規模の追及狙う

・凸版、子会社再編 120工場を90に、3年で1000億円削減

・水産大手、健康素材を拡大 マルハニチロ、DHA生産能力倍増

・世界の医療専門店、09年度売上高 H&M、大量出店で首位  

・原発、新興国で建設加速 中国などで56基、日本の既存数に匹敵


◆経済指標等

・法人企業景気予測調査(1―3月期)
・対内証券売買契約(先週分)
・景気動向指数(1月改定値)
・日銀金融経済月報(3月)
・粗鋼生産(2月速報値)
・公示地価(2010年1月1日時点)

・ユーロ圏経常収支(1月)
・ユーロ圏貿易収支(1月)
・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米消費者物価指数(2月)
・米実質所得(2月)
・米経常収支(10―12月期)
・米フィラデルフィア地区製造業景気指数(3月)
・米景気先行指標総合指数(2月)
・北米半導体BBレシオ(2月)

◆企業動向

・新規公開 PALTAC(8283:等卸売事業および物流受託事業等)

・海外決算 フェデックス(運輸大手)

◆その他

・ECB理事会(金利発表なし、19日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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      Platonic love is love from the neck up.

                     Thyra S. Winslow


      プラトニック・ラブとは、首から上の愛情のこと。






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
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◆3月18日 今日は何の日? 六輝:仏滅
 彼岸入り、精霊の日



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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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