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              ◎ ハロー!株式 ◎        07/06/18 朝刊
 
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おはようございます。aquaです。

 貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。


 さて、週末のNYダウは85ドル高と好調に値を上げ、シカゴ日経平均先物は
1万8180円と1万8000円台乗せとなってきています。週末金曜日の日経
平均株価は1万7971円となっており、本日は朝からシカゴ日経平均先物にサ
ヤ寄せする形で買い先行の展開となってきそうです。

 また、NY市場で原油価格が3日連続高。WTIで一時1バレル=68.30
ドルと約9ヶ月ぶりの高値水準まで上がってきています。原油を中心とした市況
関連銘柄の動きも注目となります。


 ところで、株式マーケットに接していますと、「内需関連株」、「景気敏感株
」、「ディフェンシブ株」・・・といった普段聞き慣れない言い回し・用語を見
聞きすると思います。慣れてきますと違和感は全くないのですが、本誌を読んで
頂いている方の中にはビギナーの方も多くいらっしゃいますので、本日は簡単に
その分類についてご説明したいと思います。


・内需関連株

 事業基盤が国内にあり、業績が国内景気に影響されやすい。
 主な業種は、不動産・銀行・建設・通信

・輸出関連株

 輸出比率や海外売上高比率が高く、海外景気や為替の動向に左右されやすい。
 主な業種は、鉄鋼・化学などの素材産業や工作機械などの設備投資関連

・ディフェンシブ株

 景気変動の影響を受けにくく、比較的業績が安定。
 主な業種は、食品・医薬品・電力・鉄道

・市況関連株

 商品市況や株式、金利などに業績が左右されやすい。
 主な業種は、証券・銀行・非鉄


 大まかに分類しますと上記の通りとなります。ただし、不動産は金利変動で収
益が左右される金利敏感株といった側面があり、また電機株でも半導体生産が多
いと輸出というより半導体市況関連と見たほうが良い場合もあります。従いまし
て、四角四面に線引きしないようにすることも大切です。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言
 
 

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【1】NY市況                           **
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□NYSE(NYダウ)   13639.48(+ 85.76)△0.63%
□NASDAQ(ナスダック) 2626.71(+ 27.30)△1.05%
□CME日経225先物   18180   (大証比+160)
□為替      (対ドル)123.43  (対ユーロ)165.20


 先週末のNY株式市場は、インフレの落ち着きを好感して3日続伸です。

 前日のNY市場では、卸売物価指数(PPI)のコア指数の伸びが市場の予想
と一致し物価が安定していることを示したことが投資家の買い安心感につながり
ましたが、さらにこの日朝方発表された5月の消費者物価指数(CPI)のコア
指数の伸びは市場の予想を下回りました。インフレを示す指標が相次いで落ち着
きを示したことから、FRBは当面金利を据え置くとの見方が広がり買いが優勢
となりました。

 ミシガン大学調査の6月の消費者信頼感指数や5月の鉱工業生産指数が市場予
想を下回ったことはいいニュースではありませんでしたが、NY州の製造業景気
指数が予想を上回ったことで投資心理を悪化させることはありませんでした。

 アナリストによる投資判断の引き上げを好感してインテルが大幅高となりハイ
テク株の上昇を主導。ナスダック総合指数は、今回の金利上昇が圧迫材料となり
調整を始める前の6月4日の終値ベースの高値を抜き去り年初来高値を更新し、
およそ6年4カ月ぶりの高値水準です。ダウは6月4日以降の調整で410ドル
下げましたが、下げ幅の9割を戻し最高値奪還まであと40ドル弱となっていま
す。尚、この日は指数と個別株の先物及びオプションの決済が重なるクアドルプ
ル・ウィッチングであったため商いが膨らみました、

 セクターでは、エネルギー、公益、素材、自動車、半導体関連の上昇が目立ち
ました。

 個別では、ゴルールドマン・サックスが投資判断を引上げたインテルが大幅高
となり52週高値を更新。競合のAMDは下げたものの、テキサス・インスツル
メンツやブロードコムなど半導体株の多くが上昇しました。世界最大のエネルギ
ー取引市場のNYMEX(ニューヨーク商業取引所)が、身売りを検討している
との報道を手がかりに買われ上場来高値を更新。とうもろこしなどの需要増を背
景に業績見通しを引上げた世界最大の種子メーカーのモンサントも上昇していま
す。

 複数の投資ファンドから部門買収の提案を受けていることが明らかになったホ
ーム・デポも堅調に推移。買収の標的として魅力があるとアナリストが指摘した
米2位のプリンターメーカーのレックスマークや、アナリストが投資判断を引上
げたウォルト・ディズニーも上昇しました。一方、ゲームソフト大手のテイクツ
ー・インタラクティブやアクティビジョンが安く、玩具メーカーのマテルやハズ
ブローが下落。通信大手のベライゾンやAT&Tが軟調でした。

 尚、NY原油先物は3日続伸、前日比0.35ドル高の1バレル=68.00ド
ルとなりおよそ9カ月ぶりの高値水準に。 NY金先物も続伸、前日比2.8ドル
高の1トロイオンス=658.7ドルで取引を終了しました。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 今週の株式市場は、円安進行を受けて海外売上高比率の高い銘柄、更には業績
好調の割安銘柄への資金流入が予想され、引き続き外国人投資家が主導する展開
となってきそうです。

 前週の外国為替市場は、円相場が1ドル=124円台を付けて円安が進行。チ
ャート上からは02年10月の円安値125円64銭が次のフシ目となります。
海外売上高比率の高い銘柄を中心に今期の企業業績の追い風となる可能性が高ま
っており、円安がどこまで進むかは今後の相場の先行きを見通すうえでポイント
となります。

 前週14日発表された6月第1週(6月4日~6月8日)の投資部門別売買動
向を見ますと、外国人は5週連続の買い越し、買越額は5722億円(前週は5
445億円)の大幅買い越しとなっています。4月1兆4534億円、5月1兆
2899億円に続いて6月も大幅買い越しとなっており、外国人は日本株を強烈
に買っています。

 3月期決算企業の株主総会が、今週からいよいよ本格化します。外資系ファン
ドを中心に株主提案が急増しており、過去最多となる見込みです。株主側は増配
や買収防衛の廃止などを求め、会社側との攻防が激化すると予想されます。ピー
クは来週の28日で全体の5割強の1400社超が予定しています。

 海外では、きょうから(~24日)第47回パリ国際航空ショーが開催されま
す。米ボーイング社は開催期間中、08年就航予定の次世代中型機「787」の
プレゼンテーションを予定しており、航空関連銘柄(ボーイング関連)が話題を
集める可能性があります。


◆主なニュース

・円建ての「預託証券」、9月にも解禁へ 三角合併で利用も 
・会期延長固まる、安倍首相と自民一致 12日間の延長軸に
・「利上げ時期、予断持たず」日銀総裁会見 慎重に探る姿勢示す
・外国人の持ち株比率、過去最高の28% 全国5証取、06年度
・改正公認会計士法、今国会で成立へ 監査の厳格化が加速
・防衛技術、日米企業間で直接移転 研究・開発で両政府方針 
・国有不動産、全国で900ヵ所売却 財務省有識者会議が報告書
・時効分の年金、補償対象者に通知 社保庁が方針転換 
・遺言や退職金など信託業務、NPOや弁護士に開放へ 金融庁
・グッドウィル介護事業一括買収、イオン系ウエルシア関東も名乗り
・次世代高速無線通信、参入争い合従連衡 KDDI・ドコモ模索
・NEC・富士通など、災害発生時 企業の情報基板の復旧迅速に
・オンワード樫山、中国で直接販売・輸入の認可受け店舗拡大
・ダイハツ、ベトナム生産から撤退 インドネシアに資源集中 
・荏原、抗がん剤の効き目向上へ新製剤技術 患部に届けやすく
・北朝鮮、IAEA代表団を招請 各施設の停止手続き協議へ


◆経済指標等

・月例経済報告(6月)


◆企業動向

・業績報告 正栄食品工業


  
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【3】心に残る名言                         **
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        愛する――

        それはお互いに見つめ合うことではなく、

        いっしょに同じ方向を見つめることである。

                  サン・テグジュペリ




 
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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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