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おはようございます。aquaです。

 原油価格が連日の上昇となっており、NY市場では1バレル=76.30ドル
と7月31日に付けた高値78.21ドルに接近してきています。もちろん、株
式マーケットにとりましては、プラス材料。昨日は石油セクターの上昇率が業種
別でトップ、資源関連として商社株が軒並み高となっていましたが、特に、石油
・資源・エネルギー・非鉄関連銘柄にとりましては、強力な支援材料となってき
ます。尚、金価格も前日比13.9ドル高の1トロイオンス=704.6ドルと7
00ドル台に乗せてきています。


 ところで、日本はサウジアラビアやイランなど主に中東産油諸国から原油を輸
入していますが、原油と一口に言いましても、性質が異なっています。原油の価
値を決める要素は大きく分けて二つあります。

 一つは、重いか軽いかという物差しがあり、ガソリンや軽油といった成分を多
く含む「軽質原油」は価値が高いとされます。反対に、どろどろした「重質原油
」は重油やアスファルトを多く含み、軽質原油より割安となっています。もう一
つは、硫黄分の濃度の違いがあり、硫黄分が少ない方が高くなります。

 実際の原油取引では、「指標原油」が値決めに使われており、産油国は輸出す
る地域ごとに指標を使い分け、中東以東のアジア地域では主にドバイ産やオマー
ン産を基準としています。欧州は北海産ブレント、米国ではWTI(ウエスト・
テキサス・インターミディエート)原油となっています。

 この指標となっているドバイ、ブレント、WTIの3油種を比べますと、ドバ
イは重質・高硫黄、プレントとWTIは軽質・低硫黄という特徴があり、従いま
してドバイがブレントやWTIより1バレル当たり4~5ドル程度安くなること
が多いです。

 尚、WTIはニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)、ブレント
はICEフューチャーズに上場しているため価格の透明性がより高く、ドバイは
主にシンガポール市場で欧米石油会社などが取引しています。

 株式マーケットで原油価格と言う際には主にWTIを指しており、WTIが上
がれば、ドバイやブレントも上がるという傾向が強く表れています。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言
 



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【1】NY市況                           **
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□NYSE(NYダウ)   13363.35(+ 57.88)△0.44%
□NASDAQ(ナスダック) 2614.32(+  8.37)△0.32%
□CME日経225先物   16195   (大証比- 45)
□為替      (対ドル)115.35  (対ユーロ)157.90


 6日のNY株式市場は、消費に関する指標などを好感して反発しました。

 信用不安の拡大から消費への影響が懸念されていましたが、この日朝方発表さ
れた小売各社の8月の既存店売上高が総じて予想を上回ったことが好感され、買
い優勢となりました。また、市場の予想どおりイングランド銀行と欧州中央銀行
(ECB)が金利を据え置き、欧州の株式市場が上昇。先週の新規失業保険申請
件数が6週間ぶりに減少したことも好感されました。

 午前10時に発表されたISM非製造業景気指数は55.8で前月と変わらず
だったものの市場の予想を上回ったことで利下げ期待が後退し、指数は一時マイ
ナス圏に落ち込みました。しかし、米経済は底堅いとの見方が優勢になりすぐに
プラス圏に戻しています。ただ、市場が注目する雇用統計の発表を明日に控え、
上値は限定的でした。

 セクターでは、素材、日用品、バイオ、公益などの上昇が目立ち、保険が軟調
でした。

 個別では、金属価格の上昇で鉱山株に買いが入りました。オーストラリアの鉱
山大手BHPビリトンとブラジルの同業大手バレ・ド・リオドセが、英豪系リオ
ティントの共同買収計画の観測が改めて浮上したこともあり、資源関連銘柄に物
色が向かいました。ちなみにリオドセ、BHPビリトン、リオ・ティントの3社
は世界の3大鉄鉱石サプライヤーです。8月の既存店売上高が好調だったウォル
マートやターゲットなどが上昇。在庫減少を背景に原油価格が一時77ドル台に
まで上昇し、エクソンなどのエネルギー株に追い風となりました。雇用統計の発
表を控え、プロクター&ギャンブルやメルクなどディフェンシブな銘柄も堅調で
す。

 一方、前日に「iフォン」の大幅値下げを発表したアップルが続落。値下げを
聞いた消費者からの抗議が多く、ジョブズCEOが値下げ前に購入した人に10
0ドルを還元すると発言したことも悪材料となりました。また、モーゲージ銀行
協会(MBA)が発表した4―6月期の住宅ローン返済遅延率が過去最高を記録
し、住宅の差し押さえ件数も過去最悪だったことからDRホートンなどの住宅建
設株が軒並み下落。追加の人員削減の可能性が報じられたカントリーワイドの他、
フレディマックやファニーメイなど住宅金融関連が安く、金融株の多くが軟調な
展開でした。

 尚、NY原油先物は4日続伸、前日比0.57ドル高の1バレル=76.30ド
ル。NY金先物も急反発、前日比13.9ドル高の1トロイオンス=704.6ド
ルとなり、およそ1年4カ月ぶりに700ドル台を突破しました。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨日発表された8月第5週(8月27日~8月31日)の投資部門別売買動向
を見ますと、外国人投資家は2週連続で買い越し、買越額は567億円となって
います。尚、個人は1515億円の売り越しとなっており、前週に続き信用取引
の返済売りと見られる売りが出ています。

 今晩発表の8月の米雇用統計(季節調整済み)に注目が集まります。市場では、
非農業部門の雇用者数は前月比10万人増を予想しています。前月比9万2千人
増の7月からは上向く見通しですが、増加幅は雇用回復の目安とされる15万人
を3ヵ月連続で割り込むと予想します。サブプライムローン問題が米国の実体経
済にどの程度影響を与えているか、市場関係者の関心が集まります。

 尚、昨日開催された欧州中央銀行(ECB)の定例理事会で、政策金利を4%
で据え置き、利上げを見送ることを決めています。米国や日本の金融政策に影響
及ぼすと予想されます。


◆主なニュース

・欧州中銀、利上げ見送り 臨時供給6兆円超 FRBも3兆円
・工業ガス各社、半導体向け供給削減 電子機器生産影響も
・不二製油とJオイルが提携 株持ち合い、生産・物流再編
・APEC閣僚会議、6日閉幕 資源の需給安定化で合意
・個人マネー、投信流入続く 市場混乱でも冷静、8月
・三菱UFJ、ニコスを完全子会社化 来年上期上場廃止へ調整
・北越、三菱製紙と提携 「軽量コート紙」で販売網活用
・北米トヨタ社長、クライスラー社長に 海外戦略見直しも
・松下電工、有機EL照明参入 出光などと共同開発へ
・東芝、容量1.5倍のHDD試作 09年中に量産開始計画
・三洋、白物を大幅縮小 エアコンと冷蔵庫、量販店から撤退
・信越化学、医薬品原料をドイツで生産 09年4月開始
・日産、知的財産を外販へ 触媒や表面処理技術など
・人材派遣会社、年末商戦にらみ派遣販売員の人材争奪合戦
・住友商事、中越間トラック定期便 海上の半分、輸送3日
・三井造船、バイオエタノールの生産性4倍の新技術開発
・サントリー、清涼飲料で東南ア進出 ペプシコに販売委託
・新日鉄、株主配分を拡大 9月中間1円増配、通期増配も示唆


◆経済指標等

・外貨準備(8月) 
・景気動向指数(7月速報値)
・各社携帯電話純増数(8月)

・トリシェECB総裁講演
・米雇用統計
・米卸売売上高


◆企業動向

・業績報告 日本駐車場開発、ロックフィールド、田崎真珠、 カナモト 等



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【3】心に残る名言                         **
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    あふ時は かたりつくすと思へども 別れとなれば残る言の葉

                     大石主税(おおいしちから)
          大石内蔵助の長男。最年少の赤穂浪士(享年16才)




 
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