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こんばんは。aquaです。

 読書週間が昨日から始まりました。毎日新聞が全国の小中高生を対象に毎年行
っている「学校読書調査」によりますと、調査時期の今年5月の1カ月間に読ん
だ本(教科書、参考書、マンガ、雑誌等を除く)の平均冊数は、小学生が11.
4冊で、過去最高だった06年の9.7冊を大きく上回りました。中学生の平均
冊数も3.9冊で過去最高、高校生は前年比微減で1.5冊となっています。

 一方、一冊も本を読まなかった割合(不読率)は、小学生は過去最低だった昨
年と同じ5%、中学生の不読率も過去最低と同じ15%。高校生は全体の52%
が本を読まなかったと回答しています。

 また、小学生の17%、中学生の48%、高校生の68%がケータイ小説を読
んでいると回答しています。ケータイ小説は若い女性の恋愛経験をつづったもの
が多いため、女子の読者が圧倒的に多くなっています。

 本を読むという行為には、様々な考え方を学んだり、他人の経験を疑似体験で
きたり、興味や視野を広げ、表現力を学んだり、知識を得たりと、多くの効用が
あります。自己の経験や考え方、極身近な人の考え方に影響された日常において
読書をするという行為は、本の中にある様々な価値観に触れることができるため
より豊かな人間性を育む意味でも大きな意義があると思われます。

 木にその根もとの部分を指し示す一線を加えて形作られている「本」という字
には、根本や本質といった意味があります。より多くの人が、その人間性の根本
部分に影響を及ぼすような良書にめぐり合うことを切に願います。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
         
 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.持ち分法適用会社と子会社

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   7621.92(+459.02)△6.41%
◎TOPIX   784.03(+ 37.57)△5.03%

◎売買高概算  31億6580万株
◎売買代金概算  2兆1717億円

◎値上り銘柄数 1356 ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数  300 ◎(年初来)新安値 730
◎変わらず     54

◎騰落レシオ(25日)58.7%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ●○○●○○○●●●●○ 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-22.50% 75日線比-35.55%
 
◎為替  (対ドル) 95.63 (対ユーロ)119.98

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  306円(+ 52円)166,163千株
 2.三菱UFJ<8306>  551円(- 32円)163,794千株
 3.住金   <5405>  189円(+ 20円)115,531千株
 4.三菱重  <7011>  304円(+ 11円) 52,953千株
 5.三井物産 <8031>  793円(+ 31円) 48,375千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411>2149百円(151百円)126,351百万
 2.三菱UFJ<8306>  551円(- 32円) 86,542百万
 3.トヨタ自 <7203> 3170円(+230円) 73,652百万
 4.任天堂  <7974> 246百円(+ 2百円) 56,658百万
 5.三井住友 <8316> 335千円(-50千円) 54,125百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り6000万株 買い2770万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比459円(6.41%
)高の7621円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが203ドル安となったことを受け、朝方は売りが先行。10
時17分には160円超の下げとなって一時6994円と7000円を割り込む
場面がありました。ただ、7000円を割ったことで売り一巡感が台頭、東京証
券取引所が空売り監視強化を発表したことも買い安心感に繋がり、一気に買いが
優勢となって安値からは620円を超える上げとなっています。主力株には公的
年金と見られる大口の買いも入り、新日鉄など鉄鋼セクターの上げが値上がり率
トップとなっています。売買代金は概算2兆1717億円、上海総合株価指数は
48ポイント(2.81%)高の1771、香港は16時現在で11%を超える
上げとなっています。

 業種別では、鉄鋼の上げが15%を超え、非鉄、化学、海運セクターの上げが
10%前後と顕著です。

 個別銘柄では、JFE、日立金属、大和工業がストップ高で15%を超える上
げとなり、新日鉄、日本電工が20%を超える上げとなるなど鉄鋼株が軒並み高。
業種別では鉄鋼セクターの値上がり率ランキングがトップとなっています。日経
平均株価が一時7000円を割り込んだことから売り一巡感が台頭、公的年金と
見られる大口の買いや押し目買いが一気に優勢となっています。

 HISがストップ高。昨日も相場全般安の中にあって値を上げていますが、こ
のところの円高基調を背景に旅行会社では円高還元をうたったツアーなどが発売
されており、海外旅行意欲の高まりと収益拡大を期待した買いが膨らんでいます。

 日本電産がストップ高。昨日発表した4~9月期の連結当期利益が278億円
と前年同期比36.8%の大幅増。2009年3月期の業績予想は据え置いてい
ますが、下方修正が相次ぐ中にあって安心感から買いが集まっています。精密小
型モーター事業が好調です。日本電産サンキョーもストップ高です。

 スタンレーがストップ高。昨日の引け後に08年4~9月期連結決算とともに
09年3月期通期予想の下方修正を発表しましたが、下方修正幅が想定より大き
くないとの見方からむしろ買いの勢いが優勢となっています。また、自己株式を
除く発行済み株式数の1.7%にあたる300万株、25億円を上限とする自己
株式の取得を発表したことも支援材料となっています。

 一方、三井不、三菱地所、住友不など大手不動産株がいずれも一時ストップ安
まで売られて年初来安値更新。業種別では不動産セクターの下落率がトップとな
っています。不動産市況の先行き懸念の高まりから、これまでの中堅不動産株売
りの流れが大手不動産株にも波及した形となっています。三菱UFJをはじめ銀
行の自己資本増強の動きが出ていることで銀行の貸し出しが滞りかねないとの懸
念も売り材料となっています。

 三菱UFJ、三井住友、みずほFG、新生銀行、中央三井などの銀行株も値を
下げて年初来安値更新、業種別では銀行セクターの値下がり率ランキングは第2
位です。

 また、個人投資家の関心が高いソフトバンクは本日も売られて86円安の65
0円、これで5日連続安となり、9月末の終値1343円からは半値以下の水準
となっています。株安に伴う財務体質の悪化を警戒した売りが継続しています。

 本日の新高値銘柄は、ライオン、ダイワボウ情報システムです。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 先週、先々週と2週に渡って連続紹介させて頂きました「ど真ん中銘柄」。野
球と違って株式投資に見逃しの三振なしということで徹底した押し目での仕込み
をご提案し、多くの方が突っ込み場面で仕込まれたようです。昨日までの下げは
さすがに不安と恐怖心に襲われた方も多いと思いますが、本日は一気に20%を
越える急伸。明日以降の動きも期待したいところです。もちろん、目先の動きに
一喜一憂することなく、「急がば回れ、走れば躓く(つまづく)」で中長期でじ
っくりと臨みたい銘柄です。


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【2】主な材料                           **
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・米政府、ビッグ3に公的支援 GMとク社の合併も後押し
・米ムーディーズ、GMとクライスラーの信用格付け引き下げ
・米アプライドCEO「半導体業界は来年も低迷」 世界経営者会議で
・最近の原油価格下落、家計の負担は年2万円減 経産省試算 
・小売業販売額、1年2カ月ぶりマイナス 9月0.4%減 
・株式空売り規制、違反は遡及して厳正に対処 金融相
・あおぞら銀、最大200億円で自社株買い
・米ボーイング、スト終結でと最大労組と暫定合意
・米ウォルマート、出店計画を下方修正 収益性を重視
・米当局、オバマ氏暗殺を企てた容疑者を逮捕
・米ガソリン小売価格、6週連続の下落で1年7カ月ぶり水準に 



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4185) JSR      2,200→ 1,500円
 据置き   A (9433) KDDI         755千円
 据置き   B (6839) 船井電機     3,700→ 1,550円
 据置き   B (7751) キヤノン     4,000→ 2,500円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (3382) セブン&アイHD 3,100→ 2,900円
 引下げ A→B (6708) エプソントヨコム  560→   180円
 引下げ A→B (6967) 新光電気工業   1,850→   510円

[UBS証券]
 据置き   A (5486) 日立金属     1,950→ 1,200円
 据置き   B (4185) JSR      1,300→   850円
 据置き   B (5463) 丸一鋼管      3,630→ 1,800円
 据置き   B (6923) スタンレー電気  2,300→   950円

[メリルリンチ証券]
 据置き   C (7013) IHI           150円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ B→A (6370) 栗田工業     3,200→ 2,500円
 引上げ B→A (9983) ファーストリテ  10,000→10,600円

[日興シティG証券]
 据置き   A (8306) 三菱UFJ FG 1,700→ 1,200円
 据置き   A (8316) 三井住友FG   155万→  95万円
 据置き   A (8411) みずほFG    110万→  65万円
 据置き   C (2811) カゴメ       900→   800円

[野村証券]
 据置き   1 (8031) 三井物産
 据置き   2 (2768) 双日
 据置き   2 (8001) 伊藤忠商事
 引上げ 3→2 (8058) 三菱商事
 据置き   3 (8002) 丸紅
 据置き   3 (8053) 住友商事

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】持ち分法適用会社と子会社                   **
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 事業の囲い込みや提携関係強化、あるいは救済のため、他社や関係会社に対す
る出資比率の引き上げが相次いでいますが、出資比率によって「持ち分法適用会
社」と「連結子会社」という区分が設けられています。

 まず、親会社の出資比率が原則として20%から50%の関係会社を「持ち分
法適用会社」といいます。15%以上の出資比率でありましても取締役を派遣し
ている等の条件を満たせば持ち分法適用となります。

 一方、親会社の出資比率が5割を超せば「連結小会社」となります。

 このように親会社の出資比率の違いによって「持ち分法適用会社」と「連結子
会社」とに分かれ、この二つは会計処理のやり方にも違いがあります。

 連結子会社の場合はすべて親会社の連結決算に反映されますが、持ち分法適用
会社の業績は(日本の会計基準の場合)、最終損益のみを出資比率に応じて、受
取利息や配当金と同様に営業外損益(持ち分法投資損益)として親会社の連結決
算の営業損益に計上します。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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グリーンスパン前FRB議長が「百年に一度の津波」と形容しましたように、現
在の状況を評して「百年に一度の危機」との表現が目立ちます。「逆も真なり」
が正しいとすれば、「百年に一度の危機」は「百年に一度の好機」となります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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