■　お・知・ら・せ　■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


　　今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　  　　08/10/29 夕刊
　
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こんばんは。ａｑｕａです。

　空気が澄むと同時に、風の冷たさが一層感じられる季節となってまいりました。

　ところで、今週金曜日は「ハロウィン」ですが、日本におきましても大きなカ
ボチャをくりぬいて作った魔除けの飾り物「ジャック・オー・ランタン」のオレ
ンジ色がこの時期の街の色としてすっかり定着した感があります。

　ハロウィンは、古代ヨーロッパの原住民ケルト人の年の終わり（１０月末日）
の収穫を祝うお祭りが起源とされ、また、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、
精霊や魔女が出てくると信じられていました。例えるなら日本のお盆のような行
事なのですが、アメリカのハロウィンは大人も含めてかなり盛り上がるそうです。

　ニューヨーク市場では８月の新学期商戦や１２月のクリスマス商戦などと並び、
このハロウィン商戦の良し悪しもきまって話題になります。

　日本のＧＤＰ（国内総生産）に占める個人消費の割合は５４％ですが、アメリ
カの場合はＧＤＰのおよそ７割を個人消費が占めており、新規失業保険申請者件
数や雇用統計、消費者信頼感指数や小売売上高等、直接的・間接的に消費に関わ
る経済指標にニューヨーク市場が敏感に反応するのはこのためです。

　ちなみに、米スタンダード＆プアーズによりますと、今年のクリスマス商戦（
１１月―１２月）の米小売業界の売上高は過去１０年間で初めてのマイナス（前
年同期比）となる見通しです。



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　～目次～　　　　　　  編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場
　　　　　　　　　
 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．家計調査

 ５．編集後記





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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　　８２１１.９０（＋５８９.９８）△７.７４％
◎ＴＯＰＩＸ　　　８３０.３２（＋　４６.２９）△５.９０％

◎売買高概算　　２９億８１１３万株
◎売買代金概算　　２兆２３６６億円

◎値上り銘柄数　１４０６　◎（年初来）新高値　　２
◎値下り銘柄数　　２５３　◎（年初来）新安値　３０
◎変わらず　　　　　４７

◎騰落レシオ（２５日）６２.１％
　
◎サイコロ（日経平均）７勝５敗　○○●○○○●●●●○○ ５８.３％
　
◎カイリ率（日経平均）２５日線比－１５.１６％　７５日線比－３０.１８％
　
◎為替　　（対ドル）　９６.８４　（対ユーロ）１２３.３３

◎出来高上位
　１.新日鉄　　＜５４０１＞　　３１４円（＋　　８円）１３９,１１２千株
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５９４円（＋　４３円）１０３,８９４千株
　３.住金　　　＜５４０５＞　　２００円（＋　１１円）　８２,０９３千株
　４.三菱重　　＜７０１１＞　　３２３円（＋　１９円）　４３,１２７千株
　５.日産自　　＜７２０１＞　　４７１円（＋　４８円）　３９,８３６千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（円）
　１.みずほ　　＜８４１１＞２０６９百円（－８０百円）　８８,６４２百万
　２.トヨタ自　＜７２０３＞　３５００円（＋３３０円）　７３,４２９百万
　３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５９４円（＋　４３円）　６１,４５８百万
　４.ホンダ　　＜７２６７＞　２４４０円（＋３７５円）　５５,３１８百万
　５.三井住友　＜８３１６＞　３４０千円（＋　５千円）　４７,１２６百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り４６８０万株　買い４２７０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比５８９円（７．７４％
）高の８２１１円と８０００円台を回復して取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが８８９ドル高と史上２番目の上げ幅となって９０００ドルを
回復したこと、また為替が一時１ドル＝９９円台、１ユーロ＝１２７円台の円安
に振れたことを好感して終日幅広い銘柄に買いが優勢。昼過ぎには戻り待ちの売
りから７８００円台に下押す場面がありましたが、主力銘柄はＰＢＲ１倍割れと
割安感が顕著となっていることから再び見直し買いが優勢となり、引けにかけて
上げ幅拡大となっています。売買代金は概算２兆２３６６億円、上海総合株価指
数は５２ポイント（２．９４％）安の１７１９です。

　業種別では、紙・パ、自動車、倉庫、保険セクターの上げが１０％を超えてい
ます。

　個別銘柄では、日本製紙Ｇが１５％近い大幅高。昨日に４～９月期および０９
年３月通期の利益予想を上方修正したことを好感した買いが集まっています。４
～９月期の連結当期利益予想は２０億円から５２億円、通期は同１６０億円から
１９０億円と大幅増額となっています。王子紙、北越紙、大王紙なども値を上げ、
業種別では紙・パセクターの値上がり率ランキングがトップとなっています。

　為替が一時１ドル＝９９円台、１ユーロ＝１２７円台の円安に振れたことを好
感して、トヨタ、ホンダ、日産自、スズキ、デンソー、マツダ、いすゞ、富士重
工など自動車株が軒並み高。業種別では輸送用機器セクターの値上がり率ランキ
ングは第２位となっています。

　日本電産が連日でストップ高。精密小型モーターが好調で、４～９月期の連結
当期利益が２７８億円と前年同期比３６．８％の大幅増となったことを好感する
買いが継続して入っています。　 

　昨日大幅高となった新日鉄が本日も堅調。１３時３０分ごろに０９年３月期の
業績見通しを上方修正し、好感した買いが優勢となっています。今期の連結営業
利益は前期比１％減の５４００億円と会社側の事前計画４０００億円を１４００
億円上回り、また市場の事前予想４９００億円をも上回っています。鋼材の値上
げ効果に加え、原油や鉄スクラップといった原材料価格の下落で調達コストが低
下することが寄与しています。

　昨日まで５日連続で大幅安となっていたソフトバンクが１００円高の７５０円
とストップ高。相場全体の地合い改善を追い風に買いが優勢となっており、モル
ガン・スタンレー証券が投資判断を３段階中の最上位で継続したことも買い支援
材料となっています。

　プロミスがストップ高。昨日の引け後に０８年４～９月期の連結純利益が前年
同期比４％増の１２４億円になったもようと発表し、従来予想は７０％減の３６
億円だったことから大幅な上方修正を好感した買いが集まっています。

　日産化学がストップ高。昨日発表した４～９月期決算が堅調だったことや発行
済み株式総数の３．３１％に相当する６００万株を上限に自社株を取得すると発
表したことを好感した買いが集まっています。野村証券が投資判断を引き上げた
ことも支援材料となっています。

　その他、コニカミノルタ、三菱電機、宮越商事、角川グループ、ステラケミフ
ァ、ダイキン等もストップ高となっています。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・日経平均、大幅続伸で８千円台回復　過去８番目の上昇幅
・財務局長会議、全１１地域の景気判断を下方修正
・日銀、景気懸念で利下げ検討　外為市場は円安で反応
・米ＧＭとクライスラー、合併で合意　週末に正式発表
・米ＧＭ金融子会社ＧＭＡＣ、銀行持ち株会社化を検討
・鉱工業生産指数、９月は２カ月ぶり昇　先行きは低下を予測
・４―９月の自動車輸出、アジア中近東向け２割増　欧米向けは減少
・ガソリン小売価格、１２週連続下落で１５１円に
・静岡空港、県知事が開港延期を表明「遅くとも来年７月」
・キリンビバ、「ボルヴィック」５７万本を自主回収
・独ＶＷの時価総額、エクソン抜き一時世界一に
・ＩＭＦ、世銀及びＥＵと共同でハンガリーに金融支援
・米農務省、１０月の穀物生産量見通しを下方修正
・米マイクロソフト、次期ＯＳの技術者向け試作版を公開
・米グーグル、書籍検索をめぐる訴訟で出版業界と和解
・米鉄鋼２社の７―９月期、値上げ効果で増益　先行きは悲観



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　据置き　　　Ａ (2413) エムスリー　　　　50万→  42万円
　据置き　　　Ａ (7752) リコー 　　　　　2,670→ 1,830円
　据置き　　　Ａ (8001) 伊藤忠商事 　　　2,100→   900円
　据置き　　　Ａ (8002) 丸紅 　　　　　　1,400→   600円
　据置き　　　Ａ (8031) 三井物産 　　　　3,200→ 1,400円
　据置き　　　Ａ (8058) 三菱商事　　　　 5,000→ 2,100円
　引下げ　Ａ→Ｂ (5208) 有沢製作所 　　　1,130→   400円

［モルガンＳ証券］
　据置き　　　Ａ (5486) 日立金属 　　　　2,100→ 1,200円
　据置き　　　Ａ (9984) ソフトバンク　　 2,280→ 1,240円
　新　規　　　Ｂ (2768) 双日 　　　　　　　　　　　280円
　新　規　　　Ｂ (6502) 東芝 　　　　　　　　　　　420円

［クレディＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ (2651) ローソン 　　　　5,100→ 5,500円
　据置き　　　Ａ (6954) ファナック　　　10,500→ 7,000円
　据置き　　　Ａ (6594) 日本電産　 　　　9,400→ 6,000円
　引上げ　Ｂ→Ａ (8028) ファミリーマート 4,800→ 4,500円
　引下げ　Ａ→Ｂ (6762) ＴＤＫ 　　　　　7,500→ 3,100円
　引下げ　Ａ→Ｂ (8281) ゼビオ　　　　　 2,600→ 1,900円

［ゴールドマンＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ (2875) 東洋水産 　　　　2,850→ 3,200円
　据置き　　　Ａ (2579) コカウエスト 　　2,700→ 2,500円

［ＵＢＳ証券］
　引下げ　Ａ→Ｂ (6371) 椿本チエイン　　　 850→   260円

［日興シティＧ証券］
　据置き　　　Ａ (2432) ＤｅＮＡ　　　　67.3万→44.3万円
　据置き　　　Ａ (6954) ファナック　　　11,000→ 7,200円
　据置き　　　Ｂ (6305) 日立建機 　　　　3,000→ 1,000円
　据置き　　　Ｂ (6752) パナソニック 　　1,700→ 1,600円
　据置き　　　Ｂ (8604) 野村ＨＤ 　　　　1,800→ 1,010円

［野村証券］
　引下げ　１→２ (2432) ＤｅＮＡ
　引上げ　３→２ (4021) 日産化学工業
　据置き　　　２ (6752) パナソニック
　引下げ　２→３ (7220) 武蔵精密工業

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【４】家計調査　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　個人消費の動向は景気の先行きに大きな影響を与えます。個人消費に関しては、
商業販売統計や全国百貨店売上高など売り手側からの統計が多いのですが、今週
金曜日発表の「家計調査」は実際にお金を使う側の消費者を調査対象にしている
点に特徴があります。

　具体的には、全世帯から無作為に抽出した約８千世帯（単身世帯を除く）に対
し、家計簿をつける形で収入や支出の個別項目について６カ月間継続して記入し
てもらい、そのデータを集計し総務省が毎月公表しています。（世帯毎の貯蓄と
負債の状況については４カ月ごとの公表。）

　調査項目は、支出金額のみならず単価や購入数量など詳細に及び、世帯区分や
地域区分、収入階層別などのデータも抽出されます。また、支出の性格によって、
光熱費や食費、家賃などの基礎的支出と、パソコンや旅行、趣味や娯楽などに使
う選択的支出に分けられ家計の支出状況を把握する上で役立ちます。

　世帯類型では、企業や官公庁、学校などに勤める「勤労者世帯（いわゆるサラ
リーマン世帯）」と、自営業世帯及び企業や団体の役員なども含めた「全世帯」
に区分されています。平均すると自営業世帯よりもサラリーマン世帯のほうが収
入が高いこと、さらに自営業等については営業上の収入と家計収入の境目がはっ
きりしないことから「全世帯」については収入面からの調査はなされず、そのた
め基本的な消費傾向は「勤労者世帯（サラリーマン世帯）」の状況から推測する
のが一般的です。

　尚、家計調査は、調査対象となる世帯数の少なさや、購入頻度の低い自動車な
どの高額商品によってデータが振れやすいという点があるものの、個々としては
バラバラでも全体の消費動向や傾向を類推するに十分に足る統計となっており、
そのデータは政府・日銀の景気判断や金融政策にも影響します。

　ところで、年度内実施予定の定額減税は、減税ではなく定額の給付金（現金も
しくは金券等）を支給する方式になる可能性があります。減税方式では消費を喚
起する効果は期待できませんが、ばらまき型にすることで消費喚起・景気押し上
げを狙っています。ちなみに米政府が行った総額１１００億ドル（約１２兆円）
の所得税還付金は、その約６割が借金の返済や貯蓄に回ったことが明らかになっ
ています。



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【５】編集後記                           　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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企業の決算発表が相次いでいます。決算短信には事業分野（セグメント）ごとの
状況や先行きの見通し等も記されていますので是非確認しておきたいところです。
決算短信は各企業のホームページに掲載されていますが、東証の「適時開示情報
」（下記）でも探すことができます。
　　　　　　　　　→ http://www.tse.or.jp/listing/disclosure/index.html 
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　　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝２年連続ダブル受賞＝

◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位


◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　「ハロー！株式」　マネー・政治・経済部門　カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
　せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
　の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
　さるようにお願いいたします。


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発行：アクア・インターナショナル株式会社　関東財務局長（金商）第５０４号
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