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━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… << メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 >> aquaの「ハロー!株式」に1票をお願いします。 ─────────────────────────────── ★☆★ http://melma.com/contents/moy2008/ ★☆★ aquaのメルマガ読者様ならどなた様でも マガジン名「ハロー!株式」 またはID「00029201」にてご投票いただけます。 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/12/02 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 恒例の流行語大賞が昨日発表され、「グ~!」と「アラフォー」が年間大賞を 受賞しました。 大賞の「アラフォー(40歳前後を意味するアラウンド・フォーティーの略) 」は「アラサー(30歳前後)」などとともにアパレル業界で使われていた言葉 で、天海祐希主演のドラマをきっかけに一般に知られるようになりました。この 言葉は主に女性を指し、この世代をターゲットにしたヒット商品も数多く生まれ ました。 他には「居酒屋タクシー」や「名ばかり管理職」、「ゲリラ豪雨」などもトッ プ10入りしており、これらの言葉を見ますと今年はどんな事柄が話題になり、 どんな年だったのかが想起されます。 ちなみに、2000年以降の主な流行語は以下のようになっています。 00年「おっはー」「IT革命」「官対民」 01年「聖域なき改革」「改革の痛み」「明日があるさ」 02年「タマちゃん」「貸し剥がし」「内部告発」 03年「毒まんじゅう」「年収300万円」「勝ちたいんや!」 04年「チョー気持ちいい」「気合だー!」「サプライズ」「自己責任」 05年「小泉劇場」「想定内」「クールビズ」「ちょいモテオヤジ」 06年「イナバウアー」「品格」「格差社会」「シンジラレナ~イ」 07年「(宮崎を)どげんかせんといかん」「そんなの関係ねぇ」 尚、福田元首相の「あなたとは違うんです」は惜しくも大賞を逃しましたが、 インターネットユーザーからの投票によって決定する「ネット流行語大賞200 8」では見事に金賞を受賞しています。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.株価と出来高 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 7863.69(-533.53)▼6.35% ◎TOPIX 787.12(- 40.35)▼4.88% ◎売買高概算 18億8919万株 ◎売買代金概算 1兆4026億円 ◎値上り銘柄数 154 ◎(年初来)新高値 2 ◎値下り銘柄数 1516 ◎(年初来)新安値 75 ◎変わらず 41 ◎騰落レシオ(25日)96.1% ◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○○●●●○○●○○●● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-6.58% 75日線比-24.43% ◎為替 (対ドル) 93.06 (対ユーロ)117.34 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 270円(- 19円) 57,483千株 2.三菱UFJ<8306> 474円(- 35円) 55,684千株 3.日産自 <7201> 302円(- 6円) 34,268千株 4.三菱重 <7011> 359円(- 18円) 32,770千株 5.住金 <5405> 222円(- 20円) 31,224千株 ◎売買代金上位 (円) 1.トヨタ自 <7203> 2825円(-120円) 52,611百万 2.任天堂 <7974>29030円(1070円) 31,610百万 3.みずほ <8411>2283百円(208百円) 29,604百万 4.ソフトBK<9984> 1288円(- 55円) 27,878百万 5.三菱UFJ<8306> 474円(- 35円) 26,521百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2490万株 買い1610万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比533円(6.35% )安の7863円で取引終了です。 昨晩のNYダウが679ドル安と過去4番目となる下げ幅となり、また為替が 一時1ドル=92円台と大きく円高に振れたことを嫌気して朝方から幅広い銘柄 に売りが先行。NBER(全米経済研究所)が07年12月から米国経済が景気 後退局面に入ったと発表したことも相場の重石となっています。下値では公的年 金や個人投資家からの値ごろ感からの買いも見られますが、今晩にビッグスリー (米自動車大手3社)の再建計画の提出期限を控え、内容を見極めたいとして見 送りムードが強まっています。売買代金は概算1兆4026億円、上海総合株価 指数は4ポイント(0.2%)安の1889、韓国は3.3%安、台湾は3.5 %安、インドは16時過ぎ現在で3.5%安です。 業種別では、電力・ガスセクターが唯一高く、保険、証券、石油セクター等の 下げがきつくなっています。 個別銘柄では、東京ガスが連日で値を上げています。昨晩のNY市場で原油価 格が5.15ドルの大幅安となり、1バレル=49.28ドルと50ドルの大台 割れたなったことを受け、原油価格下落の恩恵を受ける銘柄として物色の矛先が 向かっています。また、為替相場が一時1ドル=92円台の円高に振れたことも 輸入コスト低下の思惑からの買いを誘っています。 同社の業績予想の前提となる下期の想定為替レートは平均1ドル=105円で、 09年3月期末まで想定より1円の円高で推移すると粗利ベースで21億円の押 し上げ要因になり、また液化天然ガス(LNG)の輸入価格は原油の船積み価格 (JCC)に連動しており、10月以降のJCCの想定価格は平均1バレル=1 05ドルとしており、1ドル下振れすると粗利を11億円押し上げます。大阪ガ ス、東邦ガスも高く、業種別では電力・ガスセクターが唯一高くなっています。 環境・電池関連のアルバックがストップ高。薄膜リチウム2次電池の一貫量産 技術を開発したと報じられ、好感した買いが集まっています。 ダイワボウが午前中に値を上げ、一時は大商いで6日連続高。昼からは戻り売 りからマイナスに転じています。インフルエンザ関連として物色の矛先が向かっ ており、ここ最近の冷え込みや気象庁が12月は例年に比べ全国的に寒さが厳し そうとの見通しを発表したことから同社が手掛ける多機能マスクの需要増への思 惑から買いが入っています。同社株は11月初め頃からここまで一本調子で上昇 してきました。 為替が大きく円高に振れたことを嫌気して主力輸出関連株に売り優勢の展開。 パナソニック、ソニー、キヤノン、京セラ、ファナック、シャープ、TDK、コ ニカミノルタ、リコーなどハイテク株は軒並み大幅安、また自動車株ではトヨタ、 日産、富士重工などが年初来安値を更新です。11月の国内新車販売が39年ぶ りの低水準となったこと嫌気されており、また米国では本日に11月の新車販売 台数の発表が予定されており、米ビッグスリー(自動車大手3社)が再建計画を 公表する予定でもあることから内容を見極めたいとして手控え気分が強まってい ます。 三越伊勢丹やJフロントなど百貨店株が軟調。11月の月次売上高がともに低 調で業績悪化を懸念した売りに押されています。個人所得の減少や雇用不安で消 費者心理は一段と冷え込んでおり、高額商品への購買意欲が低調。年末商戦でも 百貨店が前年並みの売り上げを維持するのは難しいと見方が強まっています。三 越伊勢丹傘下の三越の11月の月次売上高は7.8%減、伊勢丹は6.2%減、 Jフロント傘下の松坂屋の直営店は前年同月比16.8%減少、贈答品やマフラ ーなど冬物婦人雑貨、宝飾品など高額商品が低調です。 本日の新高値銘柄は、カカクコム、日本食品化工等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・米シンクタンク、リセッション入りを認定 深刻化必至 ・日銀、さらなる資金供給 トリプルB格社債の担保も認可 ・銀行間金利が上昇 駆け込みの融資の増加が上昇圧力 ・11月の名目実効為替レート、円の独歩高で過去最高に ・自民、「骨太方針」の歳出削減路線を事実上3年程度凍結 ・農林水産庁、食料自給率を50%に引き上げる工程表を発表 ・新雇用対策、今月10日をメドにまとめ 関係8閣僚が確認 ・都市再生機構、来年4月に予定していた家賃引き上げを延期 ・ゼネコン等、オフィスビルの老巧対策の事業化を加速 ・ユニクロ、11月の既存店売上高が32%増 客数25%増 ・トヨタ、田原市と宮若市の車両2工場ラインを休止 ・10月の世界半導体売上高は3年ぶりの前年割れ ・ユーロ圏財務相会合、付加価値税の一律引き下げ見送り ・豪中銀、1%利下げ 4カ月連続の利下げで年4.25%に ・米FRB議長、追加利下げを示唆 量的緩和への移行も視野に ・米GSの9─11月期は20億ドルの純損失の公算 米紙報道 ・米国のクレジット業界、2兆ドル超の信用供与枠削減の可能性 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 引上げ B→A (4535) 大正製薬 2,100円 [モルガンS証券] 据置き A (5801) 古河電気工業 600→ 550円 引下げ A→B (5214) 日本電気硝子 1,100→ 430円 据置き B (4185) JSR 1,540→ 950円 引下げ B→C (4205) 日本ゼオン 450→ 230円 [メリルリンチ証券] 据置き A (4817) ジュピターテレコム 97,000円 引上げ C→B (8113) ユニチャーム 7,100円 [クレディS証券] 据置き B (6806) ヒロセ電機 8,200→ 7,800円 据置き C (6981) 村田製作所 2,700→ 2,500円 据置き C (6779) 日本電波工業 1,100→ 1,000円 [ゴールドマンS証券] 据置き B (4676) フジメディア 15.5万→ 17万円 据置き C (8604) 野村HD 1,180→ 670円 据置き C (9409) テレビ朝日 12万→11.5万円 [日興シティG証券] 引上げ C→A (5002) 昭和シェル石油 1,000→ 950円 据置き A (5019) 出光興産 11,300→ 8,300円 据置き C (7272) ヤマハ発動機 940→ 615円 [みずほ証券] 引上げ 3→2 (4114) 日本触媒 760円 引上げ 4→2 (4118) カネカ 500円 [野村証券] 据置き 1 (7915) 日本写真印刷 据置き 2 (4996) クミアイ化学 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】株価と出来高 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 株式相場を見る場合、株価の動きにのみ関心が行きがちですが、それ以外にも 出来高の変化も重要な指標です。 株価の変動には必ず出来高などのボリュームの盛衰を伴うため、「出来高は相 場の影」とも言われます。出来高は市場のエネルギーそのもので、相場の過熱時 には増加し、低迷時には減少する傾向があります。 また、相場がボックス圏(一定のレンジ内でで株価が推移すること)から上に 放れるようなとき、やはり出来高増を伴います。 例えば、ボックス圏での値動きが長期にわたった場合、その期間中の累計の 出来高もかなり多くなります。株価がボックス圏を上に放れるということは、理 屈としては、ボックス圏で買った人が利食いになるということであり、当然、株 価がボックス圏の上限を超えてきた場合、利食い売りやボックス圏が続いている と判断する向きの売りが出やすくなります。ボックス圏を上に抜ける場合にはそ れらの売りをこなしながらの株価上昇となるため出来高が大幅増となります。 このように、相場がその方向性を変えようとするときは出来高増を伴いますの で、株価の位置と同様、出来高の変化にも注意が必要です。 ちなみに出来高と似たような指標に、売買単価に出来高をかけて求める売買代 金というものがあります。出来高が同じでも、売買単価が安ければ売買代金は低 くなります。日経平均のような指数を見る場合、出来高が多くても、売買代金が 低ければ、その日は安い株価の銘柄が多く取引されたと判断することができます。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 不景気感が強まっている現在は好調な箇所が見えにくくなっていますが、円高や 原料費の下落が追い風となっている企業は少なくありません。また、ユニクロの 11月の既存店販売は、保温効果の高い「ヒートテック」などの売上げが伸び、 月間としては過去最高の売上高を記録するなど、現在の環境が追い風となってい る企業もあります。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 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