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こんばんは。aquaです。

 今週から弥生三月。弥生の「弥」は「いよいよ」「ますます」といった意味で、
植物もいよいよ生い茂る季節です。

 暦の上では二月初旬の立春からが春ですが、気象庁の定義では三月から五月ま
でを春と呼びます。また、梅とウグイスは対のものとして考えられがちですが、
実際にはウグイスの鳴き初めは梅の開花よりもひと月ほど遅く、そろそろ西の方
からウグイスの初鳴きの知らせが届く頃です。

 ところで、明日は雛祭り。内裏雛の左右の位置で迷われた方も多いかと思いま
すが、古式では「左上座」の伝統から向かって右側に男雛が座るのが慣わしです。
しかし、現在の一般的な雛飾りでは、結婚式の新郎新婦と同じく、男雛が向かっ
て左、女雛は向かって右側に座っていることが多いようです。

 もともとは「天子南面」と言われますように、天子は南に向いて座り、日の出
の方角(東、天子の左手側、向かって右)が上座で、日没の方向(西、天子の右
手側、向かって左)が下座となるため、男雛の右手側に女雛を置くのが古来から
の伝統です。

 しかし、国際儀礼(プロトコール)では原則として右上位(向かって左側が上
位)であるため、現在のような向かって左側に男雛を置くスタイルが広がりまし
た。ちなみに、現在の皇室も国際儀礼を範としており、一般参賀などでは天皇陛
下が向かって左側、皇后陛下が向かって右側にお立ちになります。

 結論としましては、古式に則り男雛を向かって右に置くのか、現代風に左側に
置くのかは好みでどちらでも構わないそうです。

 また、雛人形は早くしまわないと婚期が遅れるとの言い伝えがありますが、迷
信ですので慌てる必要はありません。ただ、節句という季節の節目の行事ですの
で、天気の良い日を選んで(湿気を避けるため)、あまり遅くならないほうが無
難です。 



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.先週の動き

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   7280.15(-288.27)▼3.81%
◎TOPIX   734.59(- 22.12)▼2.92%

◎売買高概算  17億0151万株
◎売買代金概算  1兆0788億円

◎値上り銘柄数  323 ◎(年初来)新高値  2
◎値下り銘柄数 1288 ◎(年初来)新安値 78
◎変わらず     99

◎騰落レシオ(25日)83.8%
 
◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ○●●●○●●●○●○● 33.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-5.98% 75日線比-11.30%
 
◎為替  (対ドル) 97.45 (対ユーロ)122.70

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  181円(-  7円)118,544千株
 2.三菱UFJ<8306>  423円(- 31円) 67,087千株
 3.野村   <8604>  434円(+ 20円) 54,709千株
 4.長谷工  <1808>   36円(+  2円) 41,603千株
 5.東芝   <6502>  226円(- 14円) 34,227千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.トヨタ自 <7203> 3070円(-110円) 32,482百万
 2.三菱UFJ<8306>  423円(- 31円) 28,730百万
 3.任天堂  <7974>27630円(-860円) 27,798百万
 4.ホンダ  <7267> 2315円(- 75円) 26,648百万
 5.野村   <8604>  434円(+ 20円) 23,323百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2070万株 買い940万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前週末比288円(3.8%
)安の7280円で取引終了です。

 週末のNY市場が米政府のシティに対する追加支援やGDPの悪化を嫌気して
金融株中心に下落、NYダウで119ドル安の7062ドルと1997年5月以
来約12年ぶりの安値となったことを受け、東京市場も朝方から金融株中心に幅
広い銘柄に売りが先行。昼からは香港、韓国、インドなどアジア主要株式市場の
下落を横目に14:23には下げ幅が330円を超えて7234円となる場面が
ありました。米政府によるシティへの追加支援策を受けて金融システム不安が高
まり、特に韓国ウォン相場は急落。一時1ドル=1560ウォン台とほぼ11年
ぶりのウォン安水準に下落しています。売買代金は概算1兆788億円、上海総
合株価指数は10ポイント(0.5%)高の2093です。

 業種別では、証券セクターが高く、消費者金融、建設セクターが比較的しっか
りです。

 個別銘柄では、道路舗装最大手のNIPPOコーポレーションが昨年来高値を
更新するなど建設セクターが比較的しっかり。大成建設、大林組、清水建設、鹿
島など大手ゼネコンやショーボンドHD、横河ブリッジなどは日経平均株価が大
きく下げる中で小幅安、青木あすなろ建設、三晃金属、東芝プラント、日本道路、
ダイダンなどは値を上げています。公共事業の前倒しが期待される中でこのグル
ープは売り込みにくく、下げ渋っている形となっています。

 尚、政府・与党は公共事業計画を09年度に集中実施する方向で検討に入って
いますが、(1)老朽化した道路や橋、水道管といったインフラの補修と更新、
(2)学校や福祉関連を含めた公共施設の耐震化工事、(3)過疎化でのブロー
ドバンド網整備などが投資先として想定され、道路・橋梁等コンクリート構造物
補修工事最大手のショーボンドHD、橋梁(きょうりょう)トップの横河ブリッ
ジHD、体育館など大規模無柱建設に強みを持つ巴コーポレーション、独自の耐
震補強工事を持つ矢作建設工業、ソーラー屋根で三晃金属・・・等々にこのとこ
ろ物色の矛先が向かっています。

 日商エレクトロニクスが616円のストップ高買い気配。双日が同社に対し1
株1000円で株式公開買い付け(TOB)を行うと発表し、TOB価格にサヤ
寄せする展開となっています。買い付け期間は3月2日~4月13日。双日は住
友商事が保有する21.85%の株式を除く全株式の取得を目指しており、TO
Bの結果次第では日商エレクは上場廃止となります。

 一方、週末のNY市場でバンク・オブ・アメリカが25%、シティグループが
39%、ウェルズファーゴなども2ケタの下落となるなど金融株中心に売りが広
がったことを受け、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGといったメガバンク
や広島銀、静岡銀、常陽銀など地銀株は軒並み安となっています。

 東京海上、三井海上、損保ジャパンといった損保株も大きく値を下げ、出資先
の米半導体製造のスパンションの破綻を背景に富士通は昨年来安値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、NIPPOコーポ、シーアイ化成等です。



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【2】主な材料                           **
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・総務省、離職者の地方移住を支援 生活費支給などで就労促進
・2月の国内自動車販売、前年比32.4%減 35年ぶりの大幅減 
・2月の軽自動車販売は9.8%減 日産以外は軒並み減少
・1月の製造業残業時間、前年同月比40%減 過去最大の減少
・1月の所定内給与、前年同月比0.1%減 15カ月ぶり減少
・1月の中古車輸出、前年同月比65%減 新興国需要減退
・1月の建設受注高、前年同月比38.7%減 過去最大の減少率
・カード決済、ボーナス払い減り「リボ払い」が増加 
・第一生命、インド国内3千カ所の銀行窓口で生命保険を販売
・外資系高級ホテル「シャングリ・ラホテル東京」が2日開業
・日本製紙とレンゴー、業務提携を解消 経営統合も白紙撤回
・米半導体大手スパンジョンが破たん 富士通とAMDの共同出資
・富士通、豪でITサービス大手を買収 約123億円出資
・米AIG、2兆9千億円の追加出資で米政府と合意 アリコは譲渡
・米の景気対策、「効果なし」が29% 全米エコノミスト協会調査



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A (4452) 花王        3,000→ 2,400円
 引下げ A→B (7731) ニコン       1,690→ 1,030円
 引下げ A→C (4922) コーセー      2,600→ 1,750円
 引下げ B→C (6857) アドバンテスト        825円
 引下げ B→C (9064) ヤマトHD     1,190→   750円

[クレディS証券]
 据置き   A (2897) 日清食品HD    4,090→ 3,400円
 引上げ B→A (8242) H2Oリテイリング      630円
 据置き   B (8011) 三陽商会       465→   300円
 引下げ B→C (3099) 三越伊勢丹HD    625→   550円
 据置き   C (5706) 三井金属       140→   100円
 据置き   C (6952) カシオ計算機         400円

[モルガンS証券]
 据置き   A (4676) フジメディアHD 15.5万→13.2万円
 引下げ A→B (9404) 日本テレビ放送網 10,000→ 9,600円
 引上げ C→B (9409) テレビ朝日     11万→11.5万円
 据置き   C (9401) TBS       1,500→ 1,050円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ C→B (6708) エプソントヨコム   130→   150円
 引上げ C→B (6976) 太陽誘電       450→   500円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4321) ケネディクス       36,760円
 引上げ B→A (5101) 横浜ゴム       450→   430円
 据置き   A (8801) 三井不動産     3,000→ 2,200円
 据置き   A (8802) 三菱地所      3,000→ 2,100円
 据置き   A (8830) 住友不動産     3,700→ 3,100円
 据置き   A (8933) NTT都市開発   22万→  17万円
 据置き   B (5108) ブリヂストン    1,450→ 1,440円
 据置き   B (5110) 住友ゴム工業     780→   690円

[野村証券]
 据置き   A (9432) NTT       5,900→ 5,680円
 引下げ A→B (7545) 西松屋チェーン   1,080→   800円
 据置き   B (7733) オリンパス         1,400円
 据置き   B (9654) コーエー      1,000→   800円
 据置き   B (9684) スクウェアエニ   2,800→ 1,800円

[みずほ証券]
 新 規   1 (8755) 損保ジャパン         620円
 新 規   2 (8725) 三井住友海上        2,600円
 新 規   2 (8766) 東京海上HD        2,500円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】先週の動き                          **
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◎先週の日経平均株価:変動率+2.05%(値幅+152.04円)

◎週足サイコロ ○○○○●●●○○●●○

◎上昇率順位(整理・監理銘柄除く)

 1位 8902 パシフィックHD  不動産業  +106.3%
 2位 5721 Sサイエンス    非鉄金属  +50.00%
 3位 8934 サンフロ不     不動産業  +47.47%
 4位 7280 ミツバ       電気機器  +32.61%
 5位 9448 インボイス     通信業   +29.63%
                
◎下落率順位(同)       (業種)     (週間騰落率)

 1位 8577 ロプロ       その他金融 -50.00%
 2位 9737 CSK HD     通信業   -43.18%
 3位 8918 ランド       不動産業  -35.25%
 4位 8518 日本アジア投資   証券業   -31.11%
 5位 8939 大和システム    不動産業  -30.73%
 
◎先週の業種別動向           ◎TOPIX及び規模別株価指数

 1位 その他製品   +7.75%   TOPIX +2.32%
 2位 ゴム製品    +7.75%   大型株   +3.15%
 3位 保険業     +6.43%   中型株   +1.20%
 4位 精密機器    +5.06%   小型株   +0.81%
 5位 電気機器    +4.70%

●現在値付近の主なテクニカルポイント

        25日線 7743
       一目基準線 7730
       心理的節目 7500
         -1σ 7468
         5日線 7407
       一目転換線 7398

             7280 本日終値

             7185 -2σ
             7162 昨年来の終値安値(10月27日)
             7155 直近安値(2月24日安値)
             7000 心理的節目
             6994 昨年来の瞬間安値(10月28日)

●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER     68.98倍
             前期基準PBR     0.86倍
             今期予想平均配当利回り 2.43%


※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄り
 前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は毎朝
 寄り前配信の下記メルマガをご利用ください。

 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html 
 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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ダウの指数先物が7000ドルを割れ、今晩のNY株安を示唆ている中ではリス
クを取りにくい状況でしたが、ただ、売り方にも警戒感が根強く、きっかけしだ
いで急反発する場面もありそうです。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
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   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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