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こんばんは。aquaです。

 先週発表された米主要小売業の2月の既存店売上高は景気悪化の影響でマイナ
スとなり、特に富裕層を対象とする百貨店などの高級店ほど落ち込みが目立ちま
す。一方で、プライベート・ブランド(PB)などで安売り店を展開する米ウォ
ルマートの2月の既存店売上高は前年比で増加し、予想を上回る好調ぶりが際立
ちます。

 また、米マクドナルドが昨日発表した2月の既存店売上高も、うるう年の08
年と比べて日数が1日少なかったにも関わらず前年比で増加。米国では、割安感
からファストフード店の客足が伸びています。

 日本国内に目を転じますと、景気悪化により外食を減らした影響で08年の外
食売上高(主要32社計)は3年ぶりの減少となり、単月で見た場合も連続して
減少しています。一方、上記32社に含まれるファストフード全6社の08年の
売上高は前年実績を上回り、最大手の日本マクドナルドの2月までの既存店売上
高は10カ月連続で増加しています。

 また、低価格商品で成長してきたユニクロは衣料品で独り勝ちの状況となって
おり、08年上期は8年ぶりの二ケタ増収、2月までの既存店売上高も4カ月連
続で増加。同社の勢いは続き、先週末に開かれた国内最大級のファッションショ
ー「東京ガールズコレクション」(TGC)に出品したジャケット等の売上高が
大きく伸びています。
                             (下段4に続く)

 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.実感と実際のズレ

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   7054.98(- 31.05)▼0.44%
◎TOPIX   703.50(-  7.03)▼0.99%

◎売買高概算  17億1981万株
◎売買代金概算  1兆1525億円

◎値上り銘柄数  391 ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数 1175 ◎(年初来)新安値 122
◎変わらず    143

◎騰落レシオ(25日)77.0%
 
◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●○●○●●○○●●● 33.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-6.62% 75日線比-12.82%
 
◎為替  (対ドル) 98.65 (対ユーロ)125.27

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  167円(-  3円)154,999千株
 2.三菱UFJ<8306>  395円(+ 14円) 79,940千株
 3.野村   <8604>  416円(+  2円) 47,016千株
 4.東芝   <6502>  221円(-  6円) 36,061千株
 5.住友信  <8403>  273円(+  1円) 21,619千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.武田薬  <4502> 3190円(-130円) 61,270百万
 2.三井住友 <8316> 2690円(+ 45円) 37,775百万
 3.トヨタ自 <7203> 2850円(- 40円) 35,824百万
 4.三菱UFJ<8306>  395円(+ 14円) 31,131百万
 5.みずほ  <8411>  167円(-  3円) 26,241百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2460万株 買い1310万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比31円(0.4%)安の705
4円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが79ドル安の6547ドルと約12年ぶりの安値水準まで下
落したことを受け、東京市場も朝方から売りが先行、10:21には7021円
と7000円目前まで下押しする場面がありました。ただ、ザラ場ベースでのバ
ブル崩壊後の瞬間安値6994円(昨年10月28日)を意識して、7000円
どころが心理的な下値サポートとなり、下値を売り込む動きは限定的。売り一巡
後は押し目買いが入り、終日7020円~7100円の狭いレンジ内での神経質
な値動きとなっています。尚、7000円近辺は大手生保に軒並み株式含み損が
発生する水準と見られ、3月は決算期末とあって株価を支えるための年金買いが
膨らむとの思惑も下値を売り込みにくくさせています。売買代金は概算1兆15
25億円、上海総合株価指数は39ポイント(1.8%)高の2158、香港、
韓国、台湾なども高くなっています。

 業種別では、保険、不動産、証券、銀行セクター等が高いです。

 個別銘柄では、大林、鹿島、大成建といった大手ゼネコン株が高くなっていま
す。いずれも株価が底値圏に位置しており、追加景気対策で公共投資が増えるの
ではとの思惑から買いが入っています。NIPPOコーポ、前田道路といった道
路株の一角も高くなっています。

 東京精密が62円高の825円と大幅高。同社の藤森社長が製品の絞り込みや
人員削減で固定費を圧縮し、2010年3月期に償却前営業利益で黒字化を目指
すとの方針を示したと報られ、底値圏での見直し買いが入っています。全従業員
の約4割に当たる約820人を削減する方針で、他社との経営統合も選択肢の一
つとして挙げています。

 カー用品販売で2位のイエローハットが38円高の372円と連日で値を飛ば
しています。08年度第2次補正予算に盛り込まれた高速道路通行料金値下げや
定額給付金などの財源特例法が4日の衆院本会議で成立。高速道路の通行料金値
下げは自動料金収受システム(ETC)の利用者を対象に28日から始まる予定
となっており、ETC関連商品の販売が盛り上がるとの思惑から買いが入ってい
ます。株価は同法案が成立した4日の取引時間中から動き始め、3日終値240
円から本日終値372円まで立会い日数5日間で値幅にして132円、率にして
55%の上げとなっています。

 昭和産業が12円高の281円と値を上げていますが、昨日の引け後に200
万株(自己株式を除く発行済み株数の1.12%)、金額で6億2000万円を
上限に自社株買いを実施すると発表。業績悪化で財務体力が低下する企業が多い
中にあって、経営基盤の底堅さを評価した買いが膨らんでいます。

 その他、ローソン子会社で99円均一の生鮮コンビニの先駆である九九プラス
が昨年来高値更新、鉄骨・橋梁大手の川田テクノロジーズが昨年来高値更新、ワ
タベ、東京製鉄、大崎電気、日立国際、日揮などが個別に物色されて値を飛ばし、
ファーストリテイリングは堅調です。

 本日の新高値銘柄は、川田テクノロジーズ、マースエンジニアリング、九九プ
ラスです。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 軟調な展開が続いていますが、相場はいよいよバブル崩壊後の最安値圏に到達
しました。心情的には「手が出し難い」となりますが、重要なのは、相場が最安
値圏に位置しているという事実であり、「相場は悲観の中で生まれる」という先
人からの教えです。ここでの一手はやはり、「野も山もみな一面の弱気ならあほ
うになって買いの種まけ」、これが「人の行く裏に道あり、花の山」に通じると
考える次第です。

 そこで、明日のスペシャル版では、「爆発的な売れ行きで歓喜の声、昨年12
月を大底にして上昇トレンド形成中のど真ん中有望銘柄!」としまして1銘柄ご
紹介させて頂きます。ご期待下さいませ。

 尚、スペシャル版をまだご購読でない方は、この機会に是非お気軽にお申込み
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柄紹介だけではなく、その時々に応じた相場の見方、テーマ、投資ノウハウ、チ
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【2】主な材料                           **
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・政府、食料廃棄削減へ数値目標設置の方針 業種別に基準
・与謝野財務相「信用収縮効果に対して断固として立ち向かう決意」
・2月のコール市場残高、外銀は前年同月比94%減 円資産圧縮続く
・1月の産業機械受注額、前年同月比53%減 海外向けが急減
・2月の工作機械受注額、前年比83.9%減 9カ月連続前年割れ
・1月の景気一致CI、6年ぶりの低水準に 基調判断は維持
・ベンチャー投資が原則、VC3社の4―12月の投資先社数が4割減
・中国の消費者物価、2月は6年22カ月ぶりマイナス デフレ懸念も
・ユーロ圏財務相会議、16カ国が追加財政出動見送り 米国と距離
・欧州投資銀、域内の自動車業界支援で8700億円の低利融資準備
・米フォード、賃金引き下げ含む労務協約の改定で労組と正式合意
・米ダウケミカル、一時中断から一転して同業を1兆5千億円で買収 
・米TI、1-3月期の業績予想を上方修正 中国向け需要が拡大
・米雇用見通し、4―6月期は82年以来の低水準に 米民間調査



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【3】主な投資判断                         **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A (8002) 丸紅         380→   370円
 引上げ B→A (8031) 三井物産       910→   970円
 据置き   B (8058) 三菱商事      1,180→ 1,270円
 据置き   B (8053) 住友商事       920→   900円

[JPモルガン証券]
 据置き   B (7262) ダイハツ工業     900→   830円

[UBS証券]
 据置き   A (9843) ニトリ       8,000→ 7,300円
 据置き   B (8227) しまむら      7,500→ 5,200円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4063) 信越化学          6,000円
 据置き   B (3436) SUMCO     1,200→ 1,300円

[野村証券]
 据置き   A (3382) セブン&アイHD  3,400→ 2,900円
 引下げ A→B (4996) クミアイ化学         350円
 引下げ B→C (9076) セイノーHD     530→   405円

[三菱UFJ証券]
 据置き   A (3382) セブン&アイHD      3,300円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】実感と実際のズレ                       **
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 内閣府が発表する景気ウオッチャー調査(街角景気)の1月の数値は10カ月
ぶりに前月を上回り、昨日発表された2月のデータも上昇し2カ月連続で改善し
ました。水準的にはまだ低迷していますが、ガソリン価格の値下がりや低価格商
品が消費を下支え、割安な環境対策車の市場投入や住宅価格の値下がりに加え減
税措置への期待からエコカーや住宅に対する購買意欲が高まったことが消費者心
理の改善につながっています。

 総収入は減少傾向にあり節約志向は続いていますが、ガソリン価格の下落や低
価格商品の増加で可処分所得(自由に使える手持ち資金)が増えると同時に使え
る時間が増えていることが、消費に底堅さが見えてきたことの一要因としてあげ
られます。また、こうした状況だからこそ、質を保ちながら「お買い得感」「割
安感」のある商品やサービスの売上高は増加傾向にあります。

 円高、燃料サーチャージ低下の影響により一部の海外旅行も好調で、定額給付
金をターゲットにした2泊3日で1万2千円(定額給金を狙い打ち)の韓国旅行
などの低価格商品の投入も需要を喚起します。また、節約志向を追い風に普及期
に入ったPB商品が売上げを伸ばしており、小売各社はPB商品を大幅に拡充し、
PB商品の市場規模は2年内に2兆円にまで拡大する見通しです。

 ちなみに、日本経済は07年11月に後退期に入りましたが、それに先んじる
こと7カ月、景気ウォッチャー調査の判断指数は07年4月に、判断の分岐点と
なる50を下回りました。政府は実際の時期から1年以上遅れて「景気後退期入
り(景気の山)」を判定したように、景気の底を判定する時もかなりの時間的な
ズレが生じます。

 景気ウオッチャー調査の2カ月連続上昇で景気底打ちを判断するのは早計で、
他のデータも合わせて注意深く観察する必要がありますが、生産の現場からは「
2月、3月が底」との見方が出ていることも事実です。
 
 世界銀行は09年の世界経済について第二次大戦後初のマイナス成長になる可
能性が高いとの見通しを示したばかりで、実感としての景気回復や、データにそ
れが表れるまではまだ時間を要すると考えられますが、実際の景気底打ちは案外
早いのかもしれません。
 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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相場が天井付近まで上昇してきますと、対立するデータや弱気の意見は、大勢を
占める強気の意見にかき消されてしまいます。底値付近では、弱気の意見が大勢
を占め、冷静な意見がかき消されるという、逆向きながら上記と全く同じことが
起きます。投資家は「天井付近になると眠らされる」と言われますが、底値付近
でも同様で、かくして多くの投資家は「天井で大胆になり、底値で慎重になる」
あるいは「天井付近で参加し、底値付近で撤退する」という上と下で同質の過ち
を繰り返すことになります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
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   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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