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こんばんは。aquaです。

 半導体製造装置大手のディスコでは、人件費抑制と生産調整の一環でゴールデ
ン・ウィーク(GW、4月25日~5月6日)前後の休日を増やし、4月25日
から5月10日まで16日連休となるそうです。

 ところで、今年のGWの海外旅行の予約状況は、日並びの良さと燃油サーチャ
ージの引き下げ、円高による割安感から前年比で大幅に伸びています。

 3月23日現在での近畿日本ツーリストのGW期間中の海外企画旅行「ホリデ
イ」の予約状況は、人員ベースで前年同期比24%増(成田発、以下同じ)と好
調に推移しています。

 方面別では、円高ウォン安でお得感が増している韓国が88%増、昨年5月の
四川大地震以降低迷してい中国も73%増で、特に来年に万博を控えた上海が人
気のようです。リゾート地の人気も高くマレーシアが237%増、バリ島が40
%増、アジア全体では前年比59%増という状況です。

 円高に加え長期休暇が取りやすい日並びということもあり遠距離も好調で、ヨ
ーロッパ方面が43%増、オセアニアが44%増、高級リゾート地に行かれる方
も多くモルジブやタヒチなどが昨年実績比3倍の予約が入っています。

 一方、国内では、歴史好きの女性いわゆる「歴女」が増えていることや、直江
兼続(かねつぐ)を主人公とした大河ドラマの効果と相まって、戦国武将ゆかり
の地を巡るツアーが人気となっているようです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.経営統合等による4月からの変更

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   8636.33(+156.34)△1.84%
◎TOPIX   826.81(+  8.32)△1.02%

◎売買高概算  19億0451万株
◎売買代金概算  1兆2396億円

◎値上り銘柄数 1000 ◎(年初来)新高値 4
◎値下り銘柄数  604 ◎(年初来)新安値 2
◎変わらず     96

◎騰落レシオ(25日)121.7%
 
◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ●○●○○○○●○○●○ 66.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+13.52% 75日線比+7.23%
 
◎為替  (対ドル) 97.78 (対ユーロ)132.75

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  230円(-  3円)163,703千株
 2.三菱UFJ<8306>  540円(+  8円) 72,713千株
 3.東芝   <6502>  281円(+  6円) 61,768千株
 4.野村   <8604>  557円(+ 20円) 42,466千株
 5.住金   <5405>  220円(-  2円) 33,703千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306>  540円(+  8円) 39,265百万
 2.みずほ  <8411>  230円(-  3円) 37,812百万
 3.三井住友 <8316> 3960円(+ 80円) 37,024百万
 4.トヨタ自 <7203> 3230円(+ 30円) 28,737百万
 5.ソニー  <6758> 2215円(+140円) 26,881百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2130万株 買い1380万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比156円(1.8%)高の86
36円と8600円台に乗せて取引終了です。

 2月の米新築住宅販売が前月比4.7%増と7ヶ月ぶりに増加、また2月の耐
久財新規受注も前月比3.4%増と同じく7ヶ月ぶりに増加に転じたことを好感
して昨晩のNYダウは89ドル高。本日の東京市場は配当の権利落ち日とあって
9:42には一時100円近い下げ幅となる場面がありましたが、下値を売り込
む動きは限定的。売り一巡後は押し目買いが優勢となり前引けはプラスに浮上、
昼からも金融株中心に買いが優勢で大引けにかけてジリジリと値を上げる展開と
なっています。本日の配当落ち分約75円を1日で埋めていますので、実質的は
日経平均株価は200円を越す上げとなります。東証株価指数(TOPIX)は
9日連続高です。売買代金は概算1兆2400億円、上海総合株価指数は大幅高
で70ポイント(3.0%)高の2361、香港、韓国、台湾、インドなどアジ
ア主要市場は軒並み高です。

 業種別では、証券、保険、消費者金融セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、日本電工が30円高の296円と11%を越す大幅高。富山県
高岡市内にリチウムイオン電池材料の新工場を建設すると報じられ、材料視した
買いが集まっています。他にも、GSユアサが22円高の479円、古河電池が
49円高の834円、三晃金属が39円高の330円、NPCが250円高の4
650円、三洋電機が8円高の145円、新神戸電機が21円高の541円、日
本ガイシが81円高の1571円・・・等々、リチウムイオン電池や太陽電池と
いった環境関連銘柄の上げが顕著です。

 東和薬品が330円高の4380円、日医工が155円高の2775円、沢井
製薬が160円高の4710円等々、後発医薬品(ジェネリック)関連が値を飛
ばしています。厚生労働省が2013年度までに全国145ヵ所の国立病院で使
用する後発医薬品の比率を数量ベースで現在の2倍以上に引き上げる方針を決め
たと報じられ、低価格の後発医薬品が普及することによって後発医薬品メーカー
の将来の業績拡大に繋がるとの期待感から買いが入っています。

 三菱UFJ、三井住友FGが配当落ち分を埋めて上昇、十八銀、秋田銀、千葉
銀、スルガ銀といった地銀株も値を上げるなど銀行株が軒並み高。昨晩のNY市
場でバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴな
ど金融株が大幅高となった流れを受け、物色の矛先が向かっています。米国で住
宅市況の下げ止まりをうかがわせる経済指標が出たことや米金融システム安定化
への期待も引き続き支援要因として働いています。

 日比谷総合設備が5日連続高。自社株買いと自社株消却を実施すると発表した
ことを好感した買いが入っています。同社は25日に100万株、10億円を上
限とする自社株買いと発行済株式総数の8.11%に当たる自社株を消却すると
発表しています。自社株買いの規模は発行済株式総数の2.98%で、期間は4
月1日から9月30日、自己株消却は31日付で実施します。

 信越化学が160円高の5090円と5000円台乗せ、東京製鉄は配当落ち
分を埋めて12円高の1040円と1000円の大台固め、ホンダ、ワタベは順
調に値を上げています。 

 本日の新高値銘柄は、ヤマト、日本車両、F&AアクアHD等々です。


☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 3月11日以来、口をすっぱくして「あほうになって買いの種蒔け」と『株高
宣言』を繰り返してまいりましたが、本当にいい相場展開となってきました。1
0日の日経平均株価の瞬間安値7021円から本日の終値8636円まで値幅に
して1600円超、率にして20%を超える上昇です。

 スペシャル版にて昨日ご紹介しました「グリーン・ニュー・ディール関連の底
値圏有望銘柄」、銘柄コード○○3○、本日さっそく大幅高となっていますが、
目標値で示しました通り、上値余地は大。引き続き強気で臨んで頂ければと思い
ます。

 昨晩発表された2月の米新築住宅販売件数が前月比4.7%増の高い伸びとな
るなど、米住宅市場に明らかに変化の兆しが見られます。シティグループやバン
ク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースが1~2月に営業黒字に転じるな
ど金融システム不安に対する警戒感も大きく後退しています。

 「氷が溶けると、春になる!」と申しますが、相場も然り。仕込まれた方もた
くさんいらっしゃいますが、取り敢えずはおめでとうございます。もちろん、引
き続き強気の姿勢で臨んで頂ければと思います。

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【2】主な材料                           **
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・三菱UFJ、傘下の三菱UFJ証券とモルガンS証券の統合を発表
・総務省、中東やアフリカに達する大容量回線の整備に乗り出す
・環境省、CO2相殺商品に認証制度を導入 第三者機関が
・2月の企業向けサービス価格、2.6%の低下 7年ぶりの下落率
・リース取扱高、2月は18.8%減 21カ月連続のマイナス
・大阪WTCが2度目の破綻 府庁舎案否決直後に更生法申請
・トヨタ社長「生産レベルは5月ごろから戻していきたい」
・ホンダ、埼玉県の新工場の稼働時期を12年以降に再延期
・国連事務総長、途上国への緊急支援でG20に97兆円要請
・米原油在庫、需要減退で15年8カ月ぶり高水準に
・米政府、課税逃れ防止狙い税制改革を検討 年内に答申
・米IBM、ITサービス部門5千人削減へ インドに業務移管
・米GM、6千人が早期退職 米政府による追加支援策観測も



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 新 規   B (8227) しまむら          5,600円
 新 規   B (9983) ファーストリテイリング  10,000円

[メリルリンチ証券]
 引上げ B→A (6758) ソニー       1,900→ 2,600円

[モルガンS証券]
 据置き   A (5486) 日立金属       540→   930円

[UBS証券]
 引上げ B→A (8253) クレディセゾン   1,000→ 1,400円

[日興シティG証券]
 引上げ B→A (3436) SUMCO     1,300→ 1,800円
 据置き   A (4813) ACCESS   39.1万→36.7万円

[野村証券]
 据置き   B (8281) ゼビオ       1,640→ 1,550円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】経営統合等による4月からの変更                **
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 経営統合等により4月1日から名称や銘柄コードが変更になる企業が相次ぎま
すので主なものを記載させていただきます。


◆明治ホールディングス(銘柄コード2269)100株単位 

 明治製菓(2202)と明治乳業(2261)が経営統合し共同持ち株会社を
 設立。明治製菓株1株に対して持ち株会社株0.1株、明治乳業株1株に対し
 て持ち株会社株0.117株をそれぞれ割り当て。明治製菓と明治乳業は3月
 26日付けで上場廃止。新会社は4月1日に新規上場。
 
 ※事業内容
 菓子、牛乳、乳製品、薬品等の製造、販売を行うグループ会社の経営計画・管
 理並びにそれらに付帯する業務。経営統合により食品5位に浮上。


◆コーエーテクモホールディングス(3635)100株単位

 テクモ(9650)とコーエー(9654)が経営統合し共同持ち株会社を設
 立。テクモ株1株に対して持ち株会社株0.9株、コーエー株1株に対して持
 ち株会社1株を割り当て。テクモとコーエーは3月26日付けで上場廃止。新
 会社は4月1日に新規上場。
 
 ※事業内容
 パーソナルコンピュータ・家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画開発・
 販売、書籍及びCDの企画・制作・販売、アミューズメント施設の企画開発・
 運営を営むグループ会社の経営計画・管理並びにそれらに付帯する業務。経営
 統合によりゲームソフト販売本数シェアで国内8位に。


◆バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151)100株単位

 医薬品卸6位のバイタルネット(9916)と同7位のケーエスケー(未上場
 )が経営統合し共同持ち株会社を設立。バイタルネット株1株に対し新会社株
 1株を割り当て。バイタルネットは3月26日付けで上場廃止。新会社は4月
 1日に新規上場。

 ※事業内容
 医薬品等の卸売業及び小売業等を営むグループ会社の経営計画・管理並びにそ
 れらに付帯する業務。経営統合により医薬品卸で業界4位に。


◆アサヒホールディングス(5857)100株単位

 金属リサイクルのアサヒプリテック(5855)と同社完全子会社で廃棄物処
 理・環境保全のジャパンウェイスト(未上場)が株式移転方式で持ち株会社を
 設立。アサヒプリテック株1株に対してアサヒホールディングス株1株を割り
 当て。アサヒプリテック(5855)は3月26日付けで上場廃止。新会社は
 4月1日に新規上場。

 ※事業内容
 貴金属・希少金属のリサイクル及び産業廃棄物処理その他の環境保全事業を営
 むグループ会社の経営計画・管理並びにそれらに付帯する業務。


◆東京センチュリーリース(8439)100株単位

 センチュリー・リーシング・システム(8439)と東京リース(8579)
 が合併、存続会社はセンチュリーで社名を「東京センチュリーリース」に変更。
 東京リース株1株に対し、センチュリー株0.85株を割り当て。東京リース
 は3月26日付けで上場廃止。

 ※事業内容
 賃貸事業、割賦販売事業、営業貸付事業、その他の事業。合併により資産残高
 で業界5位に浮上、情報機器・事務用機器リースではトップ。


◆セディナ(8258)100株単位

 オーエムシーカード(8258)、セントラルファイナンス(8588)、ク
 オーク(未上場)の3社が合併。合併後の社名は「セディナ」で存続会社はオ
 ーエムシー。セントラルファイナンス株1株に対しオーエムシー株0.85株
 を割り当て。セントラルファイナンスは3月26日付けで上場廃止。

 ※事業内容
 クレジットカード業務、ショッピングクレジット業務、融資業務、保証業務、
 集金代行業務、その他。三井住友フィナンシャルグループのクレジットカード
 事業の中間持ち株会社「SMFGカード&クレジット」の傘下には新会社セデ
 ィナと三井住友カードが入り、三井住友グループ合計のカード取扱い高が業界
 最大手に。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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3月12日の夕刊で「リスクをとるということ」と題し、相場が2割上昇すれば、
大口定期に61年間預けた場合の利息と同じ利益を得ることができると申しまし
たがわずか9日間で達成しています。これがリスクをとることの効果です。とこ
ろでNY市場がそうなのですが、今までの疑心・懸念・不安が大きく後退し、現
状において良い点を見直す動きがじわり広がっています。市場というのは現金(
目先の状況によって態度や主張を変えるさま)なものですが、市場は元来がそう
いうものです。尚、東証が発表した先週(3月16―19日)の投資部門別売買
動向では、ファンドの解約売りが一巡したのに伴い外国人が小幅ながら10週ぶ
りの買い越しに転じています。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
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