朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 押し目買い好機到来、 この局面で買いの種蒔きたい渦中のど真ん中有望銘柄!』 『 同値幅での上昇・・・さらなる上値 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 09/04/01 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 昨日と今日とでは左程の違いはないのですが、「3月」と「4月」では周りの 様子も違って見えるような気がします。近所の桜はようやく三分咲きです。 そんな中、年度初日の今日は全国各地で入社式や入省式が行われました。昨年 より2万人程度少ない82万人と推定される新社会人が、まだ着慣れないスーツ と少し緊張した表情で第一歩を踏み出しました。 ちなみに社会経済生産性本部が毎年発表している恒例の今春の新入社員のタイ プは「エコバッグ」型だそうです。 同本部の説明によると、環境問題(エコ)に関心が強く、節約志向(エコ)で 無駄を嫌う傾向があり折り目正しい。小さくたためて便利だが、使う時には大き く広げる(育成)必要がある。酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に 耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろうとのこと。ちなみに昨年 の新入社員は配慮や指導が必要な「カーリング型」でした。 ところで、昨年秋以降の雇用環境の急速な悪化で内定取り消しが相次ぎました が、無事就職を果たした新社会人は晴れて本日の入社式を迎えました。しかし、 明日から自宅待機を命じられたり、いきなり関連会社への転籍を求められたケー スもあるそうです。 会社にとってもいろいろと悪影響がある「内定を取り消し」を避け、一旦受け 入れた後、内定取り消しにはあたらない自宅待機や転籍で実質的に入社辞退を勧 告するような対応です。 そうする側の事情を考慮しましても、こうしたことがまかり通ってしまうのは よくありません。新社会人のためにも、社会全般のためにも。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.短観データ 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 8351.91(+242.38)△2.99% ◎TOPIX 793.82(+ 20.16)△2.61% ◎売買高概算 20億6501万株 ◎売買代金概算 1兆3570億円 ◎時価総額 258兆8272億円 ◎値上り銘柄数 1206 ◎(年初来)新高値 16 ◎値下り銘柄数 406 ◎(年初来)新安値 17 ◎変わらず 91 ◎騰落レシオ(25日)123.4% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●○○●○●●●○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+7.69% 75日線比+3.50% ◎為替 (対ドル) 98.75 (対ユーロ)130.33 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 191円(+ 3円)219,812千株 2.三菱UFJ<8306> 495円(+ 19円) 74,933千株 3.GSユアサ<6674> 509円(+ 25円) 58,497千株 4.野村 <8604> 511円(+ 16円) 40,106千株 5.日産自 <7201> 385円(+ 35円) 37,594千株 ◎売買代金上位 (円) 1.トヨタ自 <7203> 3270円(+150円) 64,097百万 2.みずほ <8411> 191円(+ 3円) 42,286百万 3.ホンダ <7267> 2470円(+155円) 40,036百万 4.三菱UFJ<8306> 495円(+ 19円) 36,811百万 5.ドコモ <9437>1450百円(113百円) 29,517百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1410万株 買い1530万株 本日から名実ともに新年度、4月相場入りとなった東京株式マーケットは日経 平均株価が大幅高、前日比242円(2.9%)高の8351円で取引終了です。 昨晩のNYダウが86ドル高、シカゴ日経平均先物が8365円まで上昇した ことを受け、朝方から幅広い銘柄に買いが先行、為替が一時1ドル=99円台の 円安に振れたことも支援材料となっています。買い一巡後は20ヶ国・地域(G 20)首脳会合(金融サミット)の開催を控えて昼からは上げ幅を縮小する場面 もありましたが、積極的に売る動きも見られず、引けにかけて再び上げ幅拡大と なっています。尚、8:50に発表となった3月の日銀短観は大企業製造業の業 況判断指数(DI)でマイナス58と過去最悪の数字となりましたが、ほぼ織り 込み済みで影響は限定的です。売買代金は概算1兆3570億円、上海総合株価 指数は34ポイント(1.47%)高の2408です。 業種別では、ゴム、非鉄、自動車、不動産、商社セクターの上げが目立ちます。 個別銘柄では、三菱マテリアルが23円(8.6%)高の288円、DOWA が28円(7.6%)高の395円、東邦鉛が13円(5.2%)高の262円、 住友金属鉱山が38円(4.0%)高の979円となるなど非鉄株が軒並み高。 業種別では非鉄セクターの値上がり率ランキングが第2位となっています。日銀 が8:50に発表した3月の日銀短観で、大企業製造業の業況判断指数のうち「 非鉄金属」の先行きが最近との比較で改善を示しており、好感した買いが広がっ ています。 また、大企業製造業の業況判断指数で「先行き」改善を示した自動車株も軒並 み大幅高、ホンダが155円(6.6%)高の2470円、トヨタは150円( 4.8%)高の3270円、日産は35円(10%)高の385円、スズキは8 3円(5.0%)高の1712円、富士重工は27円(8.3%)高の349円 となっています。為替が一時1ドル=99.45円の円安に振れたことも支援材 料となっています。 三菱商事、三井物産、住商、伊藤忠、丸紅といった商社株、日立建機、コマツ など建機株、商船三井、川崎汽船、郵船などの海運株、三菱UFJ、三井住友F G、みずほFGなどの大手銀行株、東京海上、損保ジャパン、T&DHDなどの 損保株、三井不、三菱地所、住友不などの不動産株、そしてソニー、シャープ、 キヤノン、ニコン、東京エレクといったハイテク株・・・等々、景気敏感株から 内需関連、輸出関連まで幅広い銘柄が軒並み高となっています。 本日の新高値銘柄は、上海株式指数・上証50、エアーテック、澁谷工業、高 岳製作、大崎電気、トッパン・フォームズ等々です。 『 アクア・スペシャル版 』 ~今週号は本日配信しました。~ 買いゾーン(狙い目)・目標株価・ロスカット価格の提示で有望銘柄をご紹介。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・3月日銀短観、統計開始以来の過去最悪に 3カ月先見通しは改善 ・3月の国内新車販売台数、前年同月比31.5%減 8カ月連続減 ・08年度の国内新車販売台数、38年ぶりに300万台割れ ・08年度の軽自動車販売台数、2年連続減で10年ぶり低水準 ・北朝鮮、ロケット搭載は「人工衛星」 米国内で見方広がる ・不動産ファンドの市場規模、昨年末は初の減少 投資マネー細る ・JR東日本、首都圏の駅ホームを全面禁煙に 喫煙室は存続 ・ホンダ、北米で6万2千台を追加減産 5―7月にかけて ・台湾の半導体新会社、エルピーダと資本業務提携を内定 ・OLC、東京ディズニーランドとシーの入園者数が過去最高更新 ・米ヤマハ発、約14万5千台の4輪バギーを無償修理 ・米、国連人権理事国選に初出馬 前政権から政策転換 国連を重視 ・最新版USTR貿易障壁報告書、かんぽ生命の公平性に懸念 ・米GMとフォード、「失業すればローンの一部免除」販売刺激策 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 引下げ A→B (4902) コニカミノルタHD 890→ 870円 据置き B (4911) 資生堂 1,650→ 1,550円 [メリルリンチ証券] 新 規 A (8601) 大和証券G本社 571円 新 規 B (8604) 野村HD 581円 据置き C (6506) 安川電機 300円 [モルガンS証券] 引上げ B→A (4185) JSR 1,080→ 1,600円 [JPモルガン証券] 引下げ B→C (6925) ウシオ電機 1,200円 [ゴールドマンS証券] 据置き C (4911) 資生堂 1,100→ 1,000円 据置き C (8572) アコム 2,400→ 2,100円 [野村証券] 据置き A (4911) 資生堂 2,300→ 2,000円 据置き B (2802) 味の素 850→ 700円 引下げ A→B (4914) 高砂香料工業 660→ 540円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】短観データ ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 本日発表された日銀短観(調査期間2月23日~3月31日、調査対象全国1 万441社、うち大企業は2407社、回答率98.5%)では、大企業製造業 の業況判断DIが前回08年12月調査のマイナス24から大幅に悪化し、マイ ナス58と過去最低を更新、悪化幅も過去最悪となりました。 日銀は、3カ月毎に企業経営者にアンケート形式で様々な項目について聞き取 り調査し、まとめたものを短観として発表しています。景気が「良い」と答えた 企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断DIは、企業の経営者の 現時点での景況感を端的に示す指標で、先行きの景気動向や企業業績を見通す上 で最も重要な経済指標の一つです。 今回の短観では、3カ月先の見通しについては約3年ぶりに幾分改善を示して いるものの、その他の設備投資計画や在庫水準、雇用、資金繰りなど項目別・業 種別に見ましても過去最低や過去最悪の数値が並んでいます。 短観では09年度の収益見通し(調査時点での)についても聞き取り調査を行 っていますので、以下にそのデータ(大企業製造業、08年度比)をご紹介して おきたいと思います。 09年度計画(見通し)※3月調査としては統計開始以来初の減収減益計画 売上高 - 6.5% (上期-12.5% 下期+ 0.5%) 経常利益 -19.7% (上期-47.0% 下期 ―― ) 想定為替レート 97.18円 (上期 97.62 下期 96.70) 09年度の業績は、07年度比62%減(短観データ)の大幅減益が予想され る08年度よりもさらに落ち込む予想です。しかしながら、09年度について0 8年度比4割以上の減益を予想しているアナリストがいる中で、企業経営者はそ こまでの悪化はないとの見通しを持っていることが分かります。 各企業の業績見通しは4月後半から相次ぐ本決算の発表時に示され、業種や個 々の企業によって差がでてきますが、上記のデータが示す収益見通しはイメージ としてもっておきたいものです。 尚、上記数値からも分かりますように、企業経営者は09年度下期にはコスト 削減効果や事業環境の回復で収益が急速に改善するとのイメージを持っているよ うです。上期の早い段階で需要が回復すれば業績は上振れし、下期回復という前 提条件が怪しくなれば下方修正を余儀なくされるということは念頭におく必要が あります。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先日の日曜日、日本マクドナルドの1日の全店売上高が26億4千万円(速報値 )に達し、08年11月2日(日)に記録した25億5850万円を抜き過去最高 を更新しました。優勝セールや記念品発売等で、WBC(ワールドベースボール クラシック)連覇の経済効果は500億円超と試算されていますが、マクドナル ドの売上高記録更新もWBC効果の一端です。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 総合大賞 ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━