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こんばんは。aquaです。

 明日から八月。旧暦では八月は秋、来週末は早くも立秋となります。

 「仲秋」は旧暦八月の別名で、「葉月」という呼び名も「葉落ち月」からきて
いるそうです。他にも異称がたくさんありますが、草花が盛んな時期という意味
の「壮月(そうげつ)」という呼び名が活力が満ちている感じがして一番しっく
りきます。

 ところで、直近のNY原油先物価格は1バレル=60ドル台で推移しています
が、昨年7月11日に史上最高値の147.27ドルをつけており、本日発表の
7月の消費者物価指数(CPI)が過去最大の下落率となったのは昨年同時期の
原油価格高騰が主因です。

 また、昨年8月のNY原油相場はまだ110ドル台で高止まりしていた頃であ
り、昨年は8月に入りレギュラーガソリンの店頭価格が185円を超え過去最高
値を更新していることから8月のCPIも下落傾向が続くと思われます。

 ちなみに、8月はハリケーン・シーズンでもあり、テキサス湾周辺の石油精製
施設への被害とその懸念がこの時期の原油相場を押し上げる要因の一つとなって
いますが、今年のようにエルニーニョ現象が発生した年は大西洋でのハリケーン
が減少する傾向があると言われます。

 また、一般的にエルニーニョ現象は太平洋中部から東部にかけての降水量増加
とオーストラリア北部・インドネシアおよびフィリピンの乾燥が起こる傾向があ
ります。特にオーストラリアで干ばつによる被害が発生すれば穀物相場に影響が
でる可能性があります。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.8月の主な注目点

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  10356.83(+191.62)△1.89%
◎TOPIX   950.26(+ 13.32)△1.42%

◎売買高概算  23億9424万株
◎売買代金概算  1兆7434億円
◎時価総額  311兆6153億円

◎値上り銘柄数 966 ◎(年初来)新高値 125
◎値下り銘柄数 578 ◎(年初来)新安値   0 
◎変わらず   144

◎騰落レシオ(25日)104.2%

◎サイコロ(日経平均)11勝1敗 ○○○○○○○○●○○○ 91.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+6.63% 75日線比+9.30%

◎為替  (対ドル) 95.25 (対ユーロ)134.35

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  215円(+  3円)313,446千株
 2.三菱UFJ<8306>  566円(+ 24円) 94,791千株
 3.東芝   <6502>  420円(-  7円) 77,457千株
 4.住金   <5405>  236円(-  8円) 57,415千株
 5.三菱重  <7011>  379円(+  3円) 38,702千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411>  215円(+  3円) 67,522百万
 2.任天堂  <7974>25590円(1220円) 67,521百万
 3.三井住友 <8316> 4050円(+ 20円) 60,052百万
 4.三菱UFJ<8306>  566円(+ 24円) 53,416百万
 5.トヨタ自 <7203> 3990円(+ 60円) 50,038百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2560万株 買い3160万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高、前日比191円(1.8
%)高の1万356円と連日で年初来高値を更新です。

 昨晩のNYダウが83ドル高、シカゴ日経先物も1万0345円まで上昇した
こと、さらに為替が1ドル=95円台の円安に振れたことを好感して朝方から幅
広い銘柄に買いが先行。買い一巡後は高値警戒感や週末の手仕舞い売りからやや
伸び悩む場面もありましたが、先高期待からの押し目買い意欲は旺盛。上海、香
港などアジア市場が堅調なことを横目に昼からは再び上げ幅拡大となっています。
尚、TOPIX(東証株価指数)は11日連続高となり、1990年4月27日
から5月16日にかけて以来19年3ヶ月ぶりの記録となります。月足ベースで
は、日経平均、TOPIXともに3月から5ヶ月連続での陽線です。売買代金は
概算1兆7434億円、上海総合株価指数は大幅高、90ポイント(2.7%)
高の3412です。

 業種別では、不動産、精密、証券、建設、銀行、海運セクターの上げが目立ち
ます。

 個別銘柄では、デンソーが7日連続高、80円高の2795円となっています。
ホンダや日産自など自動車大手の業績改善が追い風となっており、前引け後に0
9年4~9月期の連結業績予想を上方修正したことが支援材料となっています。
最終損益は210億円の赤字(前年同期は589億円の黒字)の見込みですが、
従来予想380億円の赤字に比べて赤字幅が縮小する見通しです。自動車生産の
回復基調を受けて車部品が持ち直します。

 三井化学が18円高の347円と値を上げています。13時に09年4~6月
期連結決算と併せて4~9月期の最終損益が370億円の赤字(前年同期は76
億円の黒字)になる見通しと発表。従来は480億円の赤字を見込んでいたため、
赤字幅縮小を好感した買いが入っています。基礎化学品部門で「ポリオレフィン
」事業が中国向けを中心に拡販基調にあり、合繊原料は各社の減産で需給が改善
し採算が向上しています。

 三井不動産が83円高の1740円と値を上げています。前日大引けに4~6
月期の連結決算を発表。大型の住宅分譲事業で大型マンションなどの完成で営業
利益が356億円と前年同期を32%上回り、好感した買いが集まっています。
住友不は119円高の1950円と年初来高値更新、三菱地所は80円高の15
77円、野村不は108円高の1664円、その他、東栄住宅がストップ高とな
る80円高の569円、飯田産業が167円高の1271円、エスリードがスト
ップ高となる100円高の960円となるなど不動産株が軒並み高、業種別では
同セクターの値上がり率ランキングがトップとなっています。

 富士通が連日で値を上げ、28円高の622円と年初来高値更新。昨日に20
10年3月期の連結営業利益見通しを当初の800億円から900億円に上方修
正したことを好感した買いが入っています。通期予想では売上高も4兆8200
億円(当初予想4兆8000億円)に、当期利益も250億円(同200億円)
にそれぞれ引き上げています。

 その他、ファナックが130円高の7770円、日本農薬が10円高の875
円、小糸製作は3日連続高で53円高の1390円と連日の年初来高値更新、昭
和シェルが37円高の1059円、シャープが24円高の1053円と好調な値
動きとなっています。

 本日の新高値銘柄は、東芝プラント、協同飼料、ヤクルト、宝HD、キッコー
マン、トヨタ紡織、トリドール、セーレン、住友化学、三菱ガス、関西ペ、富士
通、東海理化、小糸製作所、住友不、京成・・・等々です。



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【2】主な材料                           **
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・日経平均が年初来高値更新 TOPIXは19年ぶりの11連騰
・6月の完全失業率、過去最悪(5.5%)に迫る5.4%に悪化
・6月の有効求人倍率は0.43倍 2カ月連続で過去最低を記録
・6月の消費者物価、前年同月比1.7%下落 過去最大の下落率
・6月の消費支出は前年同月比0.2%増 2カ月連続の増加
・6月の新設住宅着工は32%減 分譲マンションが過去最低
・08年度の国民年金納付率は過去最低の62.1% 社保庁
・NEC、電力会社向け営業の子会社を本体に統合 効率化狙う
・東芝傘下の米WH社、原発制御装置メーカーを買収 改修事業強化
・国が管理する26空港、8割にあたる20空港が赤字 国交省
・ドバイ不動産開発最大手、4―6月の最終損益は330億円の赤字
・G20の財政赤字、09年はGDP比8%に悪化 IMF見通し
・米資本注入9行、従業員4800人が100ドル超の賞与 批判拡大も



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引下げ A→B (6925) ウシオ電機         1,630円

[モルガンS証券]
 据置き   A (4676) フジメディア    15万→17.2万円
 引上げ C→B (8316) 三井住友FG    3,218→ 5,100円

[JPモルガン証券]
 据置き   A (4063) 信越化学      5,300→ 5,800円
 据置き   A (6967) 新光電工      1,400→ 1,650円
 引下げ A→C (4568) 第一三共      2,100→ 1,500円

[野村証券]
 引上げ B→A (3231) 野村不動産HD   1,700→ 1,850円
 据置き   A (4817) ジュピターテレコム    11.5万円
 据置き   A (6370) 栗田工業          3,700円
 引上げ B→A (6758) ソニー           2,900円
 据置き   A (7261) マツダ            320円
 据置き   A (7915) 日本写真印刷    4,000→ 5,800円
 据置き   A (9437) NTTドコモ        21万円
 据置き   A (9984) ソフトバンク        2,580円

[みずほ証券]
 据置き   1 (6967) 新光電工      1,300→ 2,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】8月の主な注目点                       **
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 戦後、取引所における売買が再開されてからの8月の日経平均株価の勝敗は勝
ちが上回っていますが、直近の10年に関しましては勝率4割でやや負け越して
います。

 8月といえば国内投資家の多くが夏季休暇やお盆休み、海外投資家もバカンス
入りとなるため出来高が低調になりやすく、薄商いであるために相場が大きく動
くことがあります。「2日新甫(または3日新甫)は荒れる」という相場の経験
則(アノマリー)がありますが、今年の場合、8月は3日から取引が始まる「3
日新甫」であることから前向きな意味で期待が高まります。

 8月相場が大きく荒れたケースとしては、いずれのケースも海外発の悪材料が
発端となっています。90年8月のイラクのクウェート侵攻、91年8月にはソ
連でクーデターが発生しゴルバチョフが失脚、いわゆる「レッドマンデー」で急
落。98年の8月は「ロシア危機」。ルーブルが暴落し、ロシアは国債償還の5
年延期を発表、同国は事実上のデフォルト(支払い不能)状態に陥ったことで世
界経済が混乱。一昨年8月はフランス銀行大手のBNPパリバが傘下ファンドの
解約凍結を発表し金融不安の序章となりました。

 また、昨年の8月相場は、荒れたというほどではありませんが、米経済指標の
悪化、住宅金融公社や保険大手AIGの経営不安等で金融システムに対する懸念
が拡大、北京オリンピック開催もその後の経済減速に対する警戒感も台頭しまし
た。

 現在の状況に目を移しますと、企業の4―6月期業績の発表が本格化しており
総じて売上高は伸びていませんが、在庫調整の進展やコスト削減で収益環境が改
善しつつあることで増益を確保し、業績底打ち期待から上昇する銘柄が目立ちま
す。また、エコカー関連や農業関連などテーマ性のある銘柄に商いが集中する傾
向があることも最近の特徴です。

 日本では企業の決算発表は来週ピークを向かえ、業績を評価する展開が続きま
すが、NY市場では決算発表のピークを越えつつあります。NY市場では企業業
績に対する事前予想の水準が低かったことから予想を上回る決算が相次いだこと
が相場上昇につながりましたが、個別企業の業績というミクロの材料から今後は
景気全般の動向を示すマクロ指標に焦点が移ります。

 目先的には今晩発表の米GDP4―6月期速報値、来週発表の7月のISM製
造業景気指数、6月の個人消費支出、6月の製造業新規受注、7月のISM非製
造業景気指数、そして来週末の7月の雇用統計などが焦点となります。また、回
復傾向を続ける中国経済の動向も要注目です。

 日本では本日発表の6月の完全失業率が過去最悪に迫り、有効高求人倍率は過
去最低を記録するなど雇用環境の悪化が続いていますが、昨日発表された4―6
月の鉱工業生産指数が5四半期ぶりにプラスに転じるなど景気好転の兆しもみら
れます。今後の経済指標では、来週8月3日月曜日の7月の新車販売台数、6日
木曜日の6月の景気動向速報値、そして8月17日月曜日発表の4―6月期GD
P1次速報値などが注目されます。

 また、8月30日投開票の総選挙後に発足する新政権関連の話題も引き続き相
場に影響を与えそうです。

 日米欧の金融政策としては、英中銀金融政策委が5―6日、ECB理事会が6
日、日銀金融政策決定会合が10―11日、同じくFOMCが11日に予定され
ています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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決算発表が本格化していますが、決算発表を行った企業のホームページには決算
短信が掲載されおり、そには数字以外にも、様々な情報が記載されています。尚、
決算発表のスケージュールは本誌朝刊に掲載しておりますので日々ご活用くださ
いませ。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
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