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こんばんは。aquaです。

 テレビ番組で、お笑い芸人がレストランの全メニューを食べ尽くすという企画
があるのですが、番組放送終了後にはその店の客足が伸び盛況になります。レス
トランなどではまずは客が店を訪れてくれることが重要なことであるため、そう
いった観点からも番組の宣伝効果は高いと言えます。

 テレビ番組だけでなく、タレントや有名ブロガー(閲覧率の高いブログを書い
ている人)がブログで紹介した商品はよく売れます。

 本当に、使って良かったというモノを紹介しているケースもあるかとは思いま
すが、メーカーがタレントやブロガーに報酬を支払って商品の宣伝を依頼してい
るケースが多々あります。その商品の評判はネットや口コミでまたたく間に広が
り、販売増につながるという図式です。

 尚、商品を紹介する際は「良い所も悪い所もあるけれど、結果的に満足した」
というふうに書くのコツだそうです。

 商品とその紹介をする人を仲介する業者も存在し、こうしたビジネスを「サク
ラ・ビジネス」と言い、こういった手法を探知されにくいステルス爆撃機に例え
て「ステルス・マーケティング」と呼びます。

 ちなみに、客を装った偽客のことを「サクラ」と呼ぶのは、昔の芝居小屋には
芝居をタダで見るかわりに、頼まれて役者に声をかける人がいて、タダ見=桜と
の連想からそのような人を「サクラ」と呼んだことからきています。あるいは「
桜が咲くと人が集まる」からという説や、まがいモノを売る露天商などで派手に
客を呼び込み、手入れがあった時にはパッといなくなる偽客を、短時間に咲いて
パッと散ってしまう桜に例えたという説もあります。

 依然、某企業の新商品発売で大勢の客が店に並んだ際も、その多くがサクラだ
ったことが発覚し話題となったことがあります。

 あたかも客観的な記事を装った広告や、影響力のある人が報酬を得ていること
を明らかにせずに、第三者的な立場を装い、特定の商品やサービスについて高い
評価を行い、消費者に宣伝と気づかせずに宣伝する行為が世の中に氾濫していま
す。そのため、それとは意識せずに消費者が宣伝に乗っかっているケースは少な
くありません。

 こうした現状を踏まえ、アメリカでは商品等の紹介(使用感等含む)に際し、
倫理基準の観点から金銭授受の有無などを明示すべきだとの動きが出ています。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.ETF

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  10375.01(+ 22.54)△0.22%
◎TOPIX   959.02(+  1.46)△0.15%

◎売買高概算  23億6962万株
◎売買代金概算  1兆7374億円
◎時価総額  314兆2394億円

◎値上り銘柄数 877 ◎(年初来)新高値 138
◎値下り銘柄数 653 ◎(年初来)新安値   1
◎変わらず   156

◎騰落レシオ(25日)106.3%

◎サイコロ(日経平均)10勝2敗 ○○○○○○●○○○●○ 83.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+6.35% 75日線比+9.04%

◎為替  (対ドル) 95.07 (対ユーロ)136.87

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  230円(+  2円)256,294千株
 2.東芝   <6502>  440円(-  3円) 78,000千株
 3.三菱UFJ<8306>  600円(±  0円) 76,216千株
 4.GSユアサ<6674>  893円(±  0円) 44,435千株
 5.住金   <5405>  232円(±  0円) 39,634千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411>  230円(+  2円) 59,757百万
 2.三菱UFJ<8306>  600円(±  0円) 46,437百万
 3.三井物産 <8031> 1247円(+ 67円) 45,203百万
 4.GSユアサ<6674>  893円(±  0円) 40,180百万
 5.トヨタ自 <7203> 4030円(- 60円) 37,820百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2730万株 買い2630万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比22円(0.2%)高の1万3
75円と年初来高値を更新して取引終了です。

 東証株価指数(TOPIX)も13日連続高で年初来高値更新、1988年2
月10日~3月2日の16日連続高以来となる約21年半ぶりの記録となります。
昨晩のNYダウが114ドル高、シカゴ日経先物が1万0505円まで上昇した
ことを受け、朝方から買いが先行。パナソニックが業績見通しを上方修正したこ
とも企業業績の回復期待を高め、9:37には上げ幅が120円を超え、1万0
479円まで上昇する場面がありました。ただ、買い一巡後は連日の上げに対す
る警戒感が台頭、利益確定の売りが見られ、引けにかけて上げ幅縮小となってい
ます。売買代金は概算1兆7374億円、上海総合株価指数は8ポイント(0.
2%)高の3471と連日で年初来高値更新です。

 尚、引け後に注目のトヨタが09年4~6月期の連結決算を発表。最終損益は
778億円の赤字(前年同期は3536億円の黒字)、売上高は前年同期比38
%減の3兆8360億円です。2010年3月期の業績見通しは、売上高を前期
比18%減の16兆8000億円と従来予想の16兆5000億円から増額修正、
最終損益も4500億円の赤字と従来予想5500億円の赤字から増額修正して
います。

 業種別では、海運、商社、倉庫、保険セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、三井物産が67円高の1247円と値を上げています。13時
半に09年4~6月期の連結決算を発表。純利益が前年同期比44%減の573
億円となりましたが、10年3月期通期の会社予想1200億に対する進ちょく
率が既に5割程度となっており、堅調な業績を好感した買いが入っています。三
菱商事も40円高の1956円、伊藤忠は7円高の683円、住商が34円高の
960円、丸紅も10円高の445円と商社株は軒並み高、商社株を含む卸売り
セクターの値上がり率ランキングは第2位です。

 景気回復期待からの買いが入り、川崎汽船が21円高の375円、郵船が18
円高の418円、明治海運が16円高の528円、飯野海運が13円高の516
円、商船三井が8円高の597円となるなど海運株が軒並み高、業種別では海運
セクターの値上がり率ランキングがトップです。

 昨晩のNY市場で原油価格が1バレル=71.58まで上昇、70ドル台を回
復したことを受け、国際帝石が5000円高の73万5000円、新日鉱HDが
12円高の478円、東燃ゼネ石が17円高の918円、新日石が8円高の51
9円となるなど石油株が値を上げ、また金価格の上昇を受けて住友金属鉱山が6
7円高の1500円、三井金属が3円高の271円と年初来高値更新、東邦鉛が
6円高の414円となるなど非鉄株にも上げる目柄が目立ちます。

 ブラザーが一時ストップ高まで買われ、85円高の927円となっています。
昨日に発表した09年4~6月期連結決算は減収減益となりましたが、営業利益
は63億円と10年3月期通期見通し130億円のほぼ半分に達し、今後の上方
修正期待が高まったことで買いが集まっています。工業用ミシンや産業機器部門
が設備投資意欲の低迷で不振だった半面、プリンターなど情報通信機器は減収な
がら底堅く推移しています。今期の想定為替レートは1ドル=90円、1ユーロ
=120円と現在の水準に比べて円高にあることも収益上振れ期待を強めていま
す。

 パナソニックが5円高の1507円と小幅高ながらも連日で年初来高値更新。
昨日に発表した09年4~6月期連結決算で、4~9月期見通しを上方修正した
ことを好感した買いが入っています。4~9月期の連結最終損益は1000億円
の赤字と期初見通しの1950億円からは赤字幅が半減します。人件費などコス
ト削減効果が出たほか、省エネ家電の購入を促す「エコポイント」制度の導入に
よって薄型テレビの販売が上向いています。

 京都きもの友禅が44円高の883円と年初来高値更新。同社は昨日に発行済
株式総数の1.65%に当たる30万株、取得総額2億7000万円を上限に自
社株買いを実施すると発表。取得期間は8月4日から9月30日で、当面の需給
改善を期待した買いが入っています。

 本日の新高値銘柄は、日揮、東芝プラント、日立化成、太陽インキ、リソー教
育、日本冶金工、三井金属、住友電工、近畿車輌、京都きもの友禅、京成・・・
等々です。



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【2】主な材料                           **
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・九州北部、中国、北陸の3地方でもようやく梅雨明け
・農水省、日商不足及び低温等対策で連絡会議を設置
・国交相、地域づくりの指針となる「広域地方計画」を決定
・1―6月の対外証券投資、05年以降最大に 投信マネーなどが海外へ
・マネタリーベース、11カ月連続で前年上回る 7月6.1%増
・東京のオフィス賃料、2012年に下げ止まり 民間予測
・トヨタ、4―6月期は大幅な減収減益 通期業績予想は上方修正
・ユニクロ、7月の既存店売上高は4.2%減 9カ月ぶり前年割れ
・ゼリア新薬、スイスの製薬会社ティロッツを120億円で買収
・百貨店のさいか屋、事業再生ADRの利用を申請 私的整理
・6月の世界半導体売上高、前年同月比20%減 SIA発表
・米SEC、メリル幹部への賞与問題でバンカメに罰金
・米景気対策、総額7800億ドルのうち700億ドルを既に支出
・7月米新車販売、年率換算で7カ月ぶり1千万台回復
・米GM、早期退職制度に米工場内の労働者6千人が応募
・米GM、中国での7月の新車販売台数は過去最高の77%増



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   B (5208) 有沢製作所      330→   720円

[UBS証券]
 引上げ B→A (3116) トヨタ紡織     1,600→ 2,100円
 据置き   A (4751) サイバーエージェント    104千円
 据置き   B (6752) パナソニック    1,400→ 1,500円
 引下げ A→B (7269) スズキ       2,300→ 2,500円
 引下げ B→C (3401) 帝人             240円

[クレディS証券]
 据置き   A (6273) SMC          12,000円

[日興シティG証券]
 引上げ B→A (3401) 帝人         260→   400円
 引上げ C→B (7459) メディパル     1,000→ 1,300円
 据置き   B (9987) スズケン      2,500→ 3,000円

[野村証券]
 引上げ B→A (2327) NSSOL     1,200→ 2,000円
 据置き   A (4507) 塩野義製薬     2,300→ 2,400円
 引下げ A→B (4684) オービック    15,500→18,000円
 引下げ A→B (7269) スズキ           2,500円

[三菱UFJ証券]
 据置き   1 (9697) カプコン      2,580→ 2,700円
 引下げ 3→4 (7974) 任天堂          23,500円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】ETF                            **
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 ETF(上場投資信託)とは、ベンチマーク(基準)となる指数や商品に連動
(連動に近い値動き)するように組成された投資信託です。

 株式と同様、市場にてリアルタイムで変動している時価で売買できるのが最大
のメリット。また、最近はETFの種類が増え、これまでは個人で投資すること
が難しかった多様な対象に投資することが可能となっています。

 以前は国内の株価指数に連動するETFがメインでしたが、一昨年末の「金融
資本市場競争力強化プラン」でETF(上場投信)の拡充が主要な政策と位置づ
けられてからETFが多数上場、銘柄数はこの1年間で倍増ペースで増えており、
現時点で70銘柄以上が取引されています。

 ETFならではの銘柄としては、「上海株式指数・上証(しゃんしょう)50
連動型上場投資信託(上証50指数ETF)」などがあります。上証50指数E
TFは、上海市場に上場し、外国人の売買が制限され中国本土投資家が人民元に
よってのみ投資可能なA株のうち代表的な50銘柄で構成される「上証50指数
」に連動する仕組みとなっており、最近の上海株の上昇に伴い上証50指数ET
Fも昨日は年初来高値を更新しています。

 中国の株価指数に連動するETFとしては、CSI30指数(上海証券取引所
及び深セン証券取引所に上場している全A株のうち、時価総額および流動性の高
い300銘柄で構成)に連動する「上場インデックスファンド中国A株CSI3
00(略称:上場パンダ」があり、他には南アフリカやロシア、韓国の株価指数
に連動するETF、外国為替や外国債券に連動するETFなどがあります。

 また、4月には環境関連企業に投資する「上場インデックスファンドFTSE
日本グリーンチップ35(略称:上場グリチ)」が上場、三菱のグループ企業に
投資する「MAXIS S&P三菱系企業群上場投信(略称:MXS三菱)」も
7月から取引が始まっています。

 商品(コモディティ)相場に連動するETFとしては、1グラム当たりの円換
算の金価格に連動する「金価格連動型上場投資信託」や「SPDRゴールド・シ
ェア」があり、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI(ウエスト・テ
キサス・インターミディエート)原油先物を対象指標とし、1バレルあたりの価
格を円換算した「WTI原油価格連動型上場投信」も昨日上場しました。

 海外の市場に上場している多種多様なETFも取引できるようにして、証券会
社はETFの品揃えを増やしていますが、海外のETFや円換算した価格に連動
するETFは為替変動の影響を受けますので注意が必要です。

 ETFの売買は、昨年までは外国人投資家のシェアが国内の個人投資家のシェ
アを上回っていましたが、銘柄数の増加とともに個人の参入が増え、大阪証券取
引所ではすでに個人のシェアが外国人を上回り、東京証券取引所においても今年
1―6月の個人のETFの売買シェアは外国人の売買シェアに迫っています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取引されている日経平均先物にも、
ネット証券経由で日本の個人投資家の資金が流入しています。これまでのCME
日経225はドル建ての取引がメインでしたが、日本の個人投資家の参入で円建
ての流動性が増し、円建ての売買高がドル建てのそれを上回る日が目立つように
なり、それに伴いCME日経225の終値として円建ての終値を表記する事例が
増えています。尚、弊誌朝刊及び携帯版の「ハロー株式【ミニ】」ではドル建て
と円建ての終値を併記していますのでご活用いただけましたら幸いです。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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