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こんばんは。aquaです。

 今度の日曜日は衆院選の投開票日です。米ウォル・ストリート・ジャーナル紙
電子版が「 Vote to Test Japan's Desire for 
Change 」(日本の有権者がどれだけ強く変化を望んでいるかを問う選挙)
と報じたように、米メディアでは今回の衆院選を取りあげる際に、先の大統領選
に準え「チェンジ」というフレーズを多く見かけます。

 たしかに「政権選択」というフレーズを随所で耳にしますが、国民性もあって
か、今回の選挙ではアメリカの大統領選のような熱狂は見られません。

 今回はどのメディアも民主党の圧倒的優位を報じており、実際に民主党が第一
党になるというのが大方の一致した見方です。ただ、全国の選挙区を歩いて取材
したある記者は、今回の選挙では民主党への積極支持というよりは、自民党政権
への失望から「今回は自民党には入れない」という懲罰的な有権者の意見が多い
と書いています。

 また、支持政党を尋ねる世論調査と違い、実際の投票所では候補者名と政党名
でバランスをとる有権者も少なくないと見られ、民主党の勝ちの程度や自民党の
負け具合は実際には蓋を明けてみないと分からない部分もあります。

 いずれにしましても早ければ日曜日深夜には大勢が判明する見通しです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.9月の主な注目点

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  10534.14(+ 60.17)△0.57%
◎TOPIX   969.31(+  5.08)△0.53%

◎売買高概算  19億2715万株
◎売買代金概算  1兆3129億円
◎時価総額  318兆0009億円

◎値上り銘柄数  863 ◎(年初来)新高値 101
◎値下り銘柄数  663 ◎(年初来)新安値   0
◎変わらず    162

◎騰落レシオ(25日)106.9%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●○●○●○●○●○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.54% 75日線比+6.75%

◎為替  (対ドル) 93.85 (対ユーロ)134.70

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  228円(+  4円)194,488千株
 2.三菱UFJ<8306>  595円(+  2円) 43,531千株
 3.野村   <8604>  835円(+ 22円) 42,432千株
 4.いすゞ自 <7202>  222円(+  9円) 40,086千株
 5.東芝   <6502>  467円(-  4円) 34,317千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411>  228円(+  4円) 44,047百万
 2.野村   <8604>  835円(+ 22円) 35,124百万
 3.オリックス<8591> 7120円(+ 30円) 30,311百万
 4.トヨタ自 <7203> 4040円(±  0円) 28,973百万
 5.三菱UFJ<8306>  595円(+  2円) 25,864百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1900万株 買い1780万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比60円(0.5%)高の1万0
534円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが8日連続高となり、37ドル高の9580ドルと年初来高値
を更新したことを好感した買いや昨日の大幅下落の後だけに押し目狙いの買いが
朝方から先行しています。ただ、日曜日に衆院選の投開票を控えて積極的に上値
を買う動きは限定的、買い一巡後は終日1万0500円前後での値動きで推移し
ています。尚、朝方発表された7月の完全失業率は5.7%と過去最悪を更新、
有効求人倍率も0.42倍と3ヶ月連続で過去最低を更新しましたが、既に織り
込み済みであり、反応は限定的です。売買代金は概算1兆3129億円、上海総
合株価指数は85ポイント(2.9%)安の2860です。

 業種別では、紙・パ、鉱業、海運、陸運セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、東京電波が100円高の735円とストップ高。昨日の引け後
に村田製作所が同社に約10%出資し、水晶発振子を共同開発することで合意し
たと発表し、資本強化と業務提携による収益拡大を期待した買いが集まっていま
す。9月に東京電波が実施する第三者割当増資で100万株を村田製が引き受け
ます。村田製は東京電波の水晶素子を使用し、水晶発振子を生産・販売しており、
業務提携で水晶素子の供給を安定化するほか、次世代水晶発振子の開発を共同で
進めます。

 前臨床試験受託の最大手、新日本科学が6日連続のストップ高。本日は100
円高の953円となっています。同社はインフルエンザワクチンの研究も進めて
おり、新型インフルエンザ関連銘柄を物色する流れにも乗っていますが、需給面
で売り残が増加して逆日歩が発生するなど踏み上げ的な買いと思惑買いが集まり、
値を飛ばす形となっています。

 信越化学が3日連続高となり、130円高の5510円と年初来高値更新。米
住宅市場の底入れへの兆しが出てきたことで、住宅建材に使われる塩化ビニール
樹脂を含む有機・無機化学品事業の減益幅が縮小するなど業績改善への期待が広
まっていることで買いが入っています。また、300ミリウエハーの値上げ効果
が7~9月期業績には反映してくると見られ、ウエハーを含む電子材料事業に対
しても今後の業績改善に繋がるとの期待感が高まっています。

 カシオが72円高の919円と急上昇で年初来高値更新。同社の樫尾和雄社長
が2011年3月期には新事業の立ち上げと液晶などのデバイス事業の黒字化で、
過去最高益を目指すとコメントしたことを好感した買いが入っています。また、
NEC、日立、カシオの3社が携帯電話事業を2010年4月をメドに統合する
ことで調整に入った報じられ、携帯電話端末のシェア拡大や開発費削減に繋がる
との期待からも買いが入っています。実現すれば国内販売台数の市場占有率は2
0%を超え、首位のシャープに接近します。

 イーグル工業が20円高の528円と値を飛ばし、年初来高値更新。米国のロ
ケットエンジンメーカーであるプラットアンドホイットニイーロケットダイン社
から次世代ロケットエンジンJ─2X用ターボポンプに使用されるメカニカルシ
ールの開発契約を受注したと昨日に発表したことが買い材料となっています。J
─2Xエンジンはスペースシャトル退役後の後継輸送機として使用される見通し
の「Ares1」(アレスワン)の2段目エンジン。「Ares1」はNASA
(米国航空宇宙局)が現在開発中で初回飛行は2015年の予定です。

 その他、内需関連としてヤフーが連日で値を飛ばし、1250円高の3万14
00円。東京製鉄が3日連続高で27円高の1227円、自転車チェーンのあさ
ひは70円高の3520円、王将フードは45円高の2795円となっています。

 本日の新高値銘柄は、新日本科学、不二油、カゴメ、昭和電工、日本化成、日
産化学、信越化学、太陽日産、大日住友薬、参天薬、秀英、新東工業、東洋電機
製造、カシオ・・・等々です。

 
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【2】主な材料                           **
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・7月の完全失業率は5.7% 6年3カ月ぶり過去最悪
・7月の有効求人倍率は0.42倍 3カ月連続で過去最低を更新
・7月の消費者物価、過去最大の低下率で初めての2%台
・7月の消費支出、冷夏の影響で前年比2%減 家計調査
・新型インフル、先週1週間で新たに15万人 感染研推計
・自動車大手3社、7月の生産は内外で減少率縮小
・トヨタ、GMとの合弁工場の生産を打ち切り 精算へ
・NEC、日立とカシオ含む3社が携帯電話端末の開発部門を統合
・欧州、新型インフル流行の第2波に備えワクチン準備を本格化
・米デルの5―7月期、パソコン売り上げ減少で23%減益
・米「問題あり金融機関」が416社に増加 15年ぶり高水準に
・09年の米農家収益、38%減見通し 農務省が大幅下方修正



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【3】主な投資判断                         **
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[UBS証券]
 据置き   A (6370) 栗田工業          3,600円
 据置き   B (9766) コナミ       1,700→ 1,800円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (4091) 大陽日酸       820→ 1,200円

[モルガンS証券]
 引下げ A→B (2784) アルフレッサHD  5,300→ 4,600円
 据置き   B (8015) 豊田通商      1,450→ 1,550円
 据置き   B (8031) 三井物産      1,400→ 1,550円
 据置き   B (8058) 三菱商事      2,200→ 2,400円
 据置き   C (2768) 双日         230→   220円

[日興シティG証券]
 据置き   A (6302) 住友重機       500→   600円
 引上げ C→B (7012) 川崎重工       200→   280円
 引上げ C→B (7013) IHI        150→   190円

[野村証券]
 新 規   A (8755) 損害保険ジャパン       800円
 据置き   B (3101) 東洋紡        150→   175円

[大和証券]
 引上げ 3→2 (2264) 森永乳業           440円

[みずほ証券]
 引上げ 2→1 (6640) 第一精工      3,000→ 6,500円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。


 
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【4】9月の主な注目点                       **
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 来週からは名実ともに9月相場入りです。戦後、取引所における売買が再開さ
れてからの9月の日経平均株価の勝敗は25勝35敗で、勝率は約42%。昨年
までの過去10年間で見た場合には勝率が30%にまで落ち込み、データの上で
は最もパフォーマンスが悪い月となっています。

 NY株式市場の月別騰落率でも9月は最もパフォーマンスが悪く、理由として
はファンドの決算に絡む利益確定の売りや持ち高調整の売りが出やすいことがあ
げられます。

 昨日発表された先週の部門別売買動向で、外国人は6週ぶりに売り越しに転じ
ましたが、9月は本国市場の低迷を背景にリバランス(資金配分の見直し)の観
点から外国人投資家の買いの手が緩む傾向があります。

 ところで、目先的に最も注目されているのは新政権の誕生で、期待と懸念が入
り交じる中、ここまでのところ期待が先行しました。選挙結果を受けて一旦はご
祝儀相場となることも考えられますが、その後は新政権の布陣と政策実行力に焦
点が移ります。

 9月は主要企業の決算月(中間決算)で、10月下旬から始まる7―9月期と
9月中間期決算発表でその内容とともに通期業績見通しの修正度合いが注目され
ますが、9月14日月曜日発売予定の会社四季報2009年4集秋号の内容次第
では決算発表前の前哨戦的な動きも予想されます。

 また、世界のマーケットは、世界経済のけん引約として中国経済に期待してお
り、それゆえ中国発の経済指標や高官のコメント、上海株式市場の動向について
は引き続き要注目です。中国は10月1日に国慶節(中国ではこの日をはさむ約
1週間は大型連休)を控えており、今年は特に建国60周年を記念する祝賀大会
となります。国慶節通過後、中国の経済政策や金融政策に対するスタンスに変化
があれば大きな材料となりえます。

 尚、需給のポイントとしては9月11日金曜日のSQが意識されます。ただ、
9月7日月曜日がレイバー・デーでNY市場が休場となり、18日金曜日はNY
市場でSQ、さらに23日水曜日まで土日を含めると5連休を控え、明けて24
日木曜日が当月決算物権利付最終売買日であることからスケジュール的に積極的
には手がけにくい状況が考えられ、引き続き材料株が個別に物色される傾向が強
まりそうです。

 連休明けは10月1日木曜日の日銀企業短期経済観測調査(短観)が意識され
ますが、期末の株価を意識したドレッシング的な動きで月末にかけて相場が締ま
る傾向があります。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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日経平均株価は、7月14日以降一度も続落(2日連続の下落)していません。
衆院選の結果も気になるところですが、このリズムが継続するかどうかも注目さ
れます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
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   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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