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こんばんは。aquaです。

 店先や玄関先に飾られた正月飾りが今の季節を教えてくれていますが、仕事が
始まり、年始回りが終われば、普段と変わらない日常に戻ります。

 ところで、明日7日はいわゆる「七草」で、七種の野草を入れた粥を食し、正
月のご馳走やお酒で疲れた胃を休め体調を整えます。この習慣は中国から伝わっ
た「人日(じんじつ)の節句」に由来し、この日に七草粥を食べれば一年を無病息
災で過ごせると言われます。

 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」

 上記のように歌われる「春の七草」は、いずれもありふれた野草で、昔は母親
や祖母が畦道や道端に自生している草などを指して教えてくれたものでした。す
ずなは蕪、すずしろは大根、なずなはいわゆるペンペン草ですし、セリやごぎょ
う(ハハコグサ)、ほとけのざなども雑草に近い存在です。この時期は七草セッ
トとしてスーパーにも並びますので簡単に手に入れることができます。

 ちなみに明日7日までを「松の内」と言います。松の内とは松飾りのある期間
のことで、玄関などに飾られた松を目印に降りてこられた年神様がおられる期間
という意味があります。元々の松の内は15日の小正月まででしたが、江戸の頃
に7日をもって飾り納めを指示する御触書が発せられてから、関東で正月飾りは
7日までという習慣が生まれました。

 現在は、6日や7日に正月飾りを片付けるところもあれば、11日の「鏡開き
」や「田打ち正月」の他、15日に行われる「左義長(どんど焼き)」に合わせ
て仕舞うところも多く、地域や神社によって様々なようです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.年間騰落率ランキング

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  10731.45(+ 49.62)△0.46%
◎TOPIX   931.13(+ 11.56)△1.26%

◎売買高概算  22億7540万株
◎売買代金概算  1兆4330億円
◎時価総額  310兆0794億円

◎値上り銘柄数 1133  ◎(昨年来)新高値 16
◎値下り銘柄数  421  ◎(昨年来)新安値  1
◎変わらず    126

◎騰落レシオ(25日)127.6%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ●●○○○●○○●○○○ 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+5.23% 75日線比+6.86%

◎為替  (対ドル) 92.13  (対ユーロ)131.78

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  174円(+ 10円)290,605千株
 2.三菱UFJ<8306>  472円(+ 20円)231,373千株
 3.三洋電  <6764>  172円(+  2円) 77,724千株
 4.日立   <6501>  284円(+  3円) 73,369千株
 5.JAL  <9205>   84円(-  6円) 62,042千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306>  472円(+ 20円)107,761百万
 2.三井住友 <8316> 2800円(+147円) 90,299百万
 3.みずほ  <8411>  174円(+ 10円) 49,634百万
 4.任天堂  <7974>24500円(1570円) 37,086百万
 5.トヨタ自 <7203> 3900円(+ 95円) 32,251百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1780万株 買い2270万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比49円(0.46%)
高の1万0731円と3日連続で終値ベースでの昨年来高値を更新して取引終了
です。ザラ場ベースでの高値は8月31日に付けた1万0767円です。

 昨晩のNYダウは11ドル安と軟調でしたが、シカゴ日経先物は1万0825
円と上昇したことを受け、また為替が1ドル=92円台の円安に振れたことを好
感し、朝方から買いが先行。高値更新が続いていることから上値では戻り待ちの
売りも見られますが、相場の地合いは強く、売りを吸収しながら1万0750円
を中心に底堅い推移となっています。今週末の米雇用統計の発表に市場の関心は
集まっています。売買代金は概算1兆4330億円、上海総合株価指数は25ポ
イント(0.7%)安の3256です。

 業種別では、海運、銀行、証券、不動産等の上げが目立ち、精密、ゴムが下げ
ています。

 個別銘柄では、電子ペン入力方式のコンピュータ用タブレット世界首位のワコ
ムが5900円高の20万6000円と値を上げています。指でパソコンを操作
するタッチパネルの新製品の量産を始めたと報じられ、需要が拡大しているノー
トパソコン向けを中心にタッチパネル全体の月産規模を今夏に現在の5倍の50
万枚まで引き上げるとしており、収益が拡大するとの期待から買いが入っていま
す。

 トヨタが95円高の3900円と値を上げています。同社の09年通年の米国
での新車販売台数が177万台だったと発表し、レンタカー会社など法人向けを
除く個人向けでは約160万7000台と約157万台の米ゼネラル・モーター
ズ(GM)を抜き初めて首位に立ったことを好感した買いが入っています。

 紳士・婦人衣料や雑貨セレクトショップを全国展開し、靴小売りエービーシー
・マートが筆頭株主のユナイテッドアローズが73円高の843円と大幅高。昨
日の引け後に発表した昨年12月の既存店売上高(小売店と通信販売合計)が前
年同月比5.3%増となり、既存店売上高は9月以来、3ヶ月ぶりのプラスとな
ったことで好感した買いが入っています。12月中旬以降、気温が急激に低下し
たことなどを背景に冬物衣料が好調です。

 また、エービーシー・マートも70円高の2625円と値を上げています。昨
日の引け後に発表した12月の月次概況で、既存店の売上高が前年同月比8.7
%増と好調だったことが材料となっています。増加は2ヶ月連続で、月初からの
年末在庫一掃セールの効果で客数が伸びたほか、月半ばからの急激な気温の低下
を受けて一部地域では冬底靴の需要が高まっています。

 三井住友FGが147円高の2800円と大幅高。8000億円規模の普通株
による公募増資を本日にも正式発表すると報じられ、いったん悪材料が出尽くし
との見方が増え、買いが集まっています。財務の健全性確保が目的で、今回の増
資により同社の狭義(コア)の自己資本比率は7%程度と各国金融規制当局の規
制が最も厳格化された場合でも安全圏に入るとしています。三菱UFJも20円
高の472円、みずほFGも10円高の174円と値を上げています。

 その他、三菱商事が52円高の2428円と3日連続高となり、連日で年初来
高値更新。山九も16円高の491円と年初来高値更新。任天堂は1570円高
の2万4500円と6日連続高、同社の岩田聡社長が年末商戦の状況について、
据置型ゲーム機「Wii」の販売が日米欧とも好調と述べたことを好感した買い
が入っています。

 新日鉄が4円高の379円、住金が12円高の265円、神戸製鋼が6円高の
177円、冶金工が13円高の381円となるなど鉄鋼株も堅調な地合いが継続
しています。

 本日の新高値銘柄は、大和ハウス、アサヒ、旭硝子、東光電気、三菱商事、山
九・・・等々です。




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【2】主な材料                           **
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・09年の新車販売、中国の世界一が確定 米は27年ぶり低水準

・今年の世界の家電市場、アジアの市場規模が初めて欧米と並ぶ見通し

・財務相後任人事、野田氏や菅氏らが浮上 政府、早期決着目指す

・東京株式市場、メガバンクの増資報道もアク抜け感で年明け3連騰

・豪とマレーシアの格安航空2社、専用機体開発で提携 部品共同購入

・独の09年新車販売は10年ぶりの高水準 補助金効果で380万台

・米グーグル、新型携帯電話「ネクサス・ワン」を自社サイトで直販



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【3】主な投資判断                         **
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[モルガンS証券]
 引下げ A→B (3632) グリー           5,600円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (3349) コスモス薬品        2,900円
 据置き   C (6952) カシオ計算機         620円

[野村証券]
 引上げ B→A (8795) T&D HD    3,310→ 2,880円
 引上げ C→B (4502) 武田薬品      3,200→ 3,800円
 引上げ C→B (6764) 三洋電機       130→   167円

[みずほ証券]
 据置き   A (4568) 第一三共      2,010→ 2,200円
 据置き   A (8281) ゼビオ       2,350→ 2,000円
 据置き   C (6407) CKD        580→   642円

[三菱UFJ証券]
 引上げ 2→1 (3391) ツルハ       4,240→ 4,500円
 据置き   2 (8113) ユニチャーム    9,700→ 9,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】年間騰落率ランキング                     **
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 昨年の相場を振り返って見ますと、日経平均が年足としては3年ぶりの陽線で
19%上昇、TOPIX(東証株価指数)は5.6%上昇となっており、業種別
でみますと6業種が3割を越える大幅上昇となっています。


・TOPIX33業種 2009年の年間騰落率ランキング

 順位 業種      騰落率    順位 業種      騰落率

  1 輸送用機器  +53.0%  17 証券商品先物 - 1.7%
  2 精密機器   +50.6%  18 水産・農林業 - 6.5%
  3 ガラス土石  +47.3%  19 石油石炭製品 - 7.2%
  4 卸売業    +38.8%  20 建設業    - 7.8%
  5 電気機器   +35.4%  21 医薬品    -10.2%
  6 非鉄金属   +34.4%  22 倉庫運輸関連 -10.4%
  7 機械     +29.1%  23 小売業    -12.9%
  8 鉄鋼     +27.0%  24 陸運業    -13.2%
  9 化学     +20.2%  25 情報・通信業 -13.3%
   (日経平均   +19.0%) 26 その他金融業 -13.4%
 10 ゴム製品   +15.5%  27 その他製品  -15.9%
 11 金属製品   +14.6%  28 保険業    -16.4%
 12 繊維製品   + 7.3%  29 電気・ガス業 -21.2%
 13 不動産業   + 5.8%  30 銀行業    -22.1%
   (TOPIX  + 5.6%) 31 パルプ・紙  -28.0%
 14 食料品    + 2.5%  32 海運業    -28.9%
 15 鉱業     + 2.0%  33 空運業    -43.6%
 16 サービス業  + 0.7%  


 東証1部上場の個別銘柄では、半導体製造装置などを手がけるTOWAが年間
上昇率トップ。他にもタッチパネル用液晶フィルム材料のKIMOTO、携帯機
器向けヘッドフォンなどを手がけるフォスター電機、液晶ディスプレイ用画像処
理部品などを手掛けるシークス、リチウムイオン電池材料や半導体製造用の高純
度薬品を製造するステラケミファなど、携帯情報端末(スマートフォン)や小型
パソコン(ネットブック)の世界的な普及拡大、ウィンドウズ7の発売などに関
連する材料株が上位にランクインし、ホンダ系4輪シート部品メーカーのTSテ
ックも年間で大幅高となりました。


・東証1部上場銘柄 2009年の年間騰落率ランキング

 順位 銘柄名    ( コード ) 変化率 
 
  1 TOWA   (6315) 469%
  2 アーネストワン(8895) 377%
  3 ガリバー   (7599) 323%
  4 東栄住宅   (8875) 316%
  5 KIMOTO (7908) 307%
  6 フォスター電機(6794) 306%
  7 シークス   (7613) 299%
  8 TSテック  (7313) 263%
  9 サクラダ   (5917) 257%
 10 ステラケミファ(4109) 250%


 尚、東証1部上場銘柄で、昨年末の株価が一昨年末と比較して値上がりしたの
は896銘柄、下落は765銘柄、変わらずは12銘柄でした。


 
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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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上記の個別ランキングで上位に入っているアーネストワンやガリバーインターナ
ショナルなどは業績が急回復した銘柄です。12月の米新車販売台数の日本車の
大幅な伸びや、靴小売専門店を全国展開するABCマートが本日発表した3―1
1月期決算は計画を上回る達成率となるなど、今後が楽しみな話題も増えていま
す。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2009 http://melma.com/contents/moy2009/ 
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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