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こんばんは、aquaです。

 梅雨明けが遅く気温が低めだった7月は夏物衣料等の販売が伸びませんでした
が、遅れてやってきた猛暑が消費を喚起し8月は夏物・猛暑対策用品などの販売
が伸び7月の落ち込みをカバーしています。

 ただし、気象庁が発表した9月から11月までの3カ月予報によりますと、こ
の暑さは9月中旬頃まで続く見込みですので、秋冬物の出足は鈍そうです。

 ところで、8月は旅行や帰省する人が多く、乗降客で賑わう駅の売店ではこの
月が年間を通して最も売り上げが多くなります。

 一般的に昔から、8月と2月を「ニ八(にっぱち)」と言い、他の月に比べて
荷動きや人の動きが緩慢になり、商売が振るわない傾向があると言われますが、
サービス業の比率の増加傾向などから実際にはこの時期が掻き入れ時の企業も少
なくありません。

 また、「にっぱち」は経済学でも登場します。イタリアの経済学者パレートが
発見したとされる「2対8の法則」(パレートの法則)がそれです。パレートの
法則とは「上位2割の富裕層が資産全体の8割を所有している」というもので、
これは現在においても当てはまります。また、様々な現象がこの法則によって説
明されているのを見かけます。

 例えば、「会社の利益の8割は、2割の社員が稼ぎ出している」「2割の商品
あるいは2割の顧客(ロイヤルカスタマー)が、売上げ全体の8割を占める」「
上位2割の原因がすべての事故件数の8割を占める」、「損失の8割は、10回
のうち2回の失策が原因」等々。

 他にも「2割を制するものは8割を制す」あるいは「最重要な2割の問題点を
解決できれば8割は上手くいく」などと言われます。得てして重要な点はそれほ
ど多くなく、焦点を絞ることが大切という考え方でもありますが、様々な面で成
り立つ法則ではないかと思います。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資の肴

 5.編集後記




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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  16248.97(- 67.35)▼0.41%
◎TOPIX  1585.85(-  5.96)▼0.37%

◎売買高概算  15億9204万株
◎売買代金概算  2兆3073億円

◎値上り銘柄数  673 ◎(年初来)新高値  4
◎値下り銘柄数  919 ◎(年初来)新安値 28
◎変わらず    131

◎騰落レシオ(25日)68.3%
 
◎サイコロ(日経平均 6勝6敗 ○●○○●●●○○●○● 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.42% 75日線比-7.45%
 
◎為替 (対ドル)115.75 (対ユーロ)156.96

◎東証1部出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  805円(-  3円) 62,768千株
 2.住金   <5405>  590円(- 10円) 39,740千株
 3.三菱重  <7011>  697円(+  1円) 29,393千株
 4.丸紅   <8002>  930円(- 20円) 23,500千株
 5.三井造  <7003>  597円(+ 10円) 21,256千株

◎東証1部売買代金上位                      (円)
 1.みずほ  <8411> 721千円(+ 6千円)103,198百万
 2.キヤノン <7751> 6490円(+230円) 90,245百万
 3.三菱UFJ<8306> 113万円(±  0円) 56,391百万
 4.コマツ  <6301> 3510円(±  0円) 56,143百万
 5.新日鉄  <5401>  805円(-  3円) 50,517百万
 
 
◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3840万株 買い2720万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比67円安の1万6248円で
取引終了です。週末要因に加えて手掛かり材料に欠ける中、昨日に400円を超
える上げとなったことから朝方から幅広い銘柄に売りが先行、一時は100円を
超える下げ幅となる場面がありました。ただ、為替が1ドル=116円台の円安
に振れていることで輸出関連株の一角に押し目買いが入り、また好業績銘柄や割
安銘柄を物色する動きも見られ、下値も限定的。終日膠着感の強い展開となって
います。今晩のNY株式動向や為替動向、商品市況動向を見極めたいとして様子
見ムードが強まっています。売買代金は概算2兆3073億円です。

 業種別では、海運、空運、機械セクター等が高くなっています。

 個別銘柄では、栗田工業やオルガノなど水処理関連株が大幅高。月末にかけて
野村アセットマネジメントの「野村アクア投資設定上限1100億円」など環境
関連ファンドの設定ラッシュとなることから先回りと見られる買いが入っており、
また国内外の機関投資家の買いも入っています。昨日に続いて住友金属鉱山が堅
調、非鉄市況の回復傾向を手掛かりとした買いや予想株価収益率(PER)が約
10倍と割安なことを評価する買いが入っています。

 いすゞが5日連続高。日野自動車と商用車用エンジンの開発・生産で提携し、
将来の経営統合も視野に入れていると報じられたことが買い材料となっています。
日野自動車も高くなっています。ニコンが5日連続高、デジタル一眼レフカメラ
の上位機種の新製品を11月に発売すると発表したことが手掛かりとなっており、
同社は今年上期にデジタル一眼レフの国内シェア首位の座をキヤノンから奪って
おり、新製品投入で販売好調が続くとの期待が高まっています。

 世界的な鉄鋼需要の拡大を背景に主力の鋼材副原料であるフェロマンガンが伸
び、5月に続いて2回目の業績増額修正を発表した日本電工が買われ、日本板硝
子も業績増額修正を好感して2日連続高、またヨロズも増額修正を好感して値を
飛ばしています。自社株買いを発表したキャノンや穴吹興産も値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、東和薬品、パイロット、シークス等です。



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【2】主な材料                           **
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・携帯クレジット利用者の拡大続く 6月末の会員数は590万人
・7月の企業向けサービス価格は15年ぶり高い伸び
・短期金融市場に資金余剰感、日銀は3000億円を即日吸収
・農水省、政府調達の小麦引き渡し価格の値上げを正式発表
・自民、参院選総括報告書で異例の首相批判
・外食既存店売上高、7月は前年比2.3%減 7カ月ぶりマイナス
・上海株が大幅続伸 5日連続で最高値を更新
・日本とマレーシアの首脳会談、温暖化ガス半減で一致
・日立製の高速車両、英国に初お目見え 09年までに全174両が到着
・スティールのブルドック株TOB、ほとんどの株主が応じず
・9月のAPEC首脳会議で食品や製品の安全性が議題に 米側見通し
・欧州委員会、半導体開発の米ラムバスに独禁法違反を告知
・仏BNPパリバ、傘下3ファンドの凍結を順次解除へ 
・米公定歩合引下げ、融資残高伸びず効果は限定的
・米予算局、昨年10月から今年9月までの財政赤字は5年ぶり低水準


 
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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A <5301> 東海カーボン        1,500円
 据置き   A <6920> レーザーテック   4,460→ 5,140円
 引上げ B→A <7731> ニコン       4,140→ 4,500円

[クレディS証券]
 据置き   A <5232> 住友大阪セメント   510→   370円
 引上げ B→A <6367> ダイキン      3,350→ 5,900円

[モルガンS証券]
 引上げ C→B <9513> Jパワー      5,010→ 4,360円
 据置き   B <9533> 東邦ガス       550→   560円

[三菱UFJ証券]
 据置き   1 <5301> 東海カーボン    1,580→ 2,000円
 新 規   1 <8233> 高島屋           1,500円

[大和総研]
 新 規   2 <2670> ABCマート        3,200円

[野村證券]
 据置き   2 <2802> 味の素
 据置き   2 <7202> いすゞ自動車

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】投資の肴                          **
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 現在は、相場の状況などはパソコンの画面で瞬時に確認できるようになりまし
たが、江戸時代の頃は旗振りが情報伝達の手段として使われていたことをご存知
でしょうか。

 当時は経済の基盤がお米であり、各地に米の取引所がありました。米相場の中
心地は堂島(大阪)でありましたから、米商人達は堂島の動向をいち早く掴むこ
とで利ザヤを稼いでいたようです。

 そうした商人達の需要に応えるように発展した旗振り通信だったわけですが、
大阪の堂島から和歌山まで3分、広島まで40分で情報が伝わっていたそうです
から驚かされます。堂島の相場の前場と後場の引け値を伝えるため西は九州、東
は江戸まで旗振り通信網が整備されていたと言います。

 相場において情報を持つ者と待たざる者の格差というのは、昔は今以上に歴然
と存在していました。そして、情報を持たざる者は、正確な情報と判断によって
行動しているかのように見える人々にこぞって追従します。

 やがてその動きは、事の真実は二の次となり、勝手に拡大・増勢されていくと
いうのが相場の一つの側面です。

 投資に関して素早い情報収集が巨万の富を生んだという話では、ロスチャイル
ドの例があまりにも有名です。ちなみにこの話の主人公ネイサン・ロスチャイル
ドはフランクフルトに両替商を開いたマイヤー・アムシェル・バウワーの三男で、
フランクフルト市の紋章を模した赤い盾の看板を挙げていたことからロスチャイ
ルド(独語で赤い盾を意味するロートシルトの英語読み)と名乗るようになりま
した。

 時は1815年、ナポレオン率いる仏軍と英軍がワーテルローにて対峙。英軍
がこの戦いに敗れるようなことがあれば英国の利権は一気に縮小することになり
ます。膨大な戦費を公債で賄っていた英国では、ワーテルローの戦い直前の交戦
ですでに英軍が負けていたこともあり、公債相場が下落を始めていました。もし
ワーテルローの戦いで英国が負ければ、英国公債の暴落は必定という状況です。

 戦いの結果しだいでは公債相場が急騰あるいは急落する可能性があるため、投
機家達は事の成り行きを注目していました。ただ、当時は情報伝達網が整備され
ていなかったため正確な情報が伝わるまで数日を要しました。そこで投機家達が
注目したのが、すでに投資家として有名になっていたネイサンの動向です。

 ワーテルローの戦いは、ウェリントン公率いる英軍の勝利に終わりました。独
自のネットーワークを使い、ウェリントン公の急便より数日前にその情報を手に
したのがネイサンでした。その時点では英軍勝利の情報を知るのはネイサンただ
一人。しかし、ネイサンが市場で出した指示は公債の売りでした。その動きを見
ていた他の投機家達は英軍が敗北したと思いこみ一切に投売りに走ります。暴落
の中、一転して怒涛のごとく買いに回ったのがネイサンその人です。暴落の翌日、
英軍勝利の情報がもたらされると今度は一転して買いが殺到、相場は大暴騰です。
この時の相場でネイサンは天文学的な巨富を得たとされ、後に「世界の富の半分
を所有している」と言われたロスチャイルド家の礎になります。

 この話は、投資においては「情報が全て」という誤解を生みがちですが、「情
報」に振り回されいたずらに損失を拡大させている投資家を数多く見てきました。
情報収集も大事なことではありますが、現代の情報化社会では、得られる情報を
如何に分析し冷静に判断するかの術を身に付けることのほうがその身を助けます。


 
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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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多くの企業は、そのイメージとは違った様々な分野でシェアや技術力を有してい
たりするものです。その企業のホームページや決算資料等で一度丹念に調べてみ
ることをおすすめします。そういった事の積み重ねが投資力のアップにもつなが
ります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money 

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/ 

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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