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こんばんは、aquaです。

 すでに二十四節季の「小雪」を過ぎ、先日行われた浅草の「酉の市」も大変な
賑わいだったようです。これからは一気に師走へと慌しさが増してゆく感じです。

 ところで、総務省が昨日発表した「人口移動報告」によりますと、東京周辺の
埼玉県、千葉県、神奈川県を含む東京圏への転入者数は、今年1月から10月分
で昨年実績を上回りバブル期並みの増加となっています。

 1980年代後半のバブル期における東京圏への転入者数は15万人から20
万人となっていますが、今年は10月までですでに14万人以上の転入超過とな
っています。

 バブル期は、埼玉や神奈川、千葉などの東京周辺の人口増加が顕著で、東京か
らは毎年5万人前後の転出超となっており、東京圏全体として転入超過となって
いましたが、最近は東京への大幅な転入超過が続いています。

 ちなみに、京都府、兵庫県、奈良県を含む大阪圏は、1974年以降一貫して
転出超過(昨年は1万3千人の転出超過)が続いています。

 一方、岐阜県、三重県を含む名古屋圏はしばらく横ばいで推移していましたが
昨年は1975年以降最も多い転入超過数(昨年は1万7千人の転入超過)とな
り今年もそのペースが続いています。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.NT倍率

 5.編集後記

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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  15222.85(+ 87.64)△0.58%
◎TOPIX  1478.78(+ 11.75)△0.80%

◎売買高概算  23億3978万株
◎売買代金概算  2兆9708億円

◎値上り銘柄数 1084 ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数  537 ◎(年初来)新安値 149
◎変わらず     98

◎騰落レシオ(25日)80.0%
 
◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●●●○●●●○●○○○ 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.84  75日線比-6.50%
 
◎為替  (対ドル)108.49 (対ユーロ)161.13

◎出来高上位
 1.三菱UFJ<8306> 1030円(+ 39円) 96,418千株
 2.新日鉄  <5401>  611円(- 18円) 83,719千株
 3.住金   <5405>  454円(-  9円) 49,937千株
 4.三菱自  <7211>  193円(±  0円) 43,102千株
 5.IHI  <7013>  232円(+ 10円) 39,985千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 567千円(+16千円)117,880百万
 2.ソニー  <6758> 5750円(+250円)101,596百万
 3.三菱UFJ<8306> 1030円(+ 39円) 96,906百万
 4.三井住友 <8316> 902千円(+33千円) 96,787百万
 5.任天堂  <7974> 621百円(- 4百円) 75,271百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り4250万株 買い3620万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比87円高の1万5222円で取
引終了です。昨晩のNYダウの大幅安や為替が1ドル=107円台の円高に振れ
たことを嫌気して朝方は売りが先行、一時は300円を超える下げとなる場面が
ありました。ところが昼頃に米シティグループがアラブ首長国連邦(UAE)ア
ブダビ首長国政府のアブダビ投資庁から75億ドル(約8000億円)の出資を
受け入れると発表したことがきっかけとなってサブプライム問題に対する懸念が
後退。時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物
が急伸したことを受けて東京マーケットも一転して買いが優勢となり、日経平均
株価はプラスに転じています。売買代金は概算2兆9708億円です。

 業種別では、水産・農林、銀行、建設セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなど銀行株が昼から軒
並み高。米大手銀のシティ・グループがアブダビ投資庁向けに75億ドルの増資
を実施すると発表し、これをきっかけに米国の信用力の低い個人向け住宅融資(
サブプライムローン)問題を発端とした世界的な信用不安が和らぐとの見方を誘
い、国内の大手銀行株に買いが膨らんでいます。

 IHIが続伸、昨日に東京都江東区豊洲に保有する土地の一部を第一生命保険
に売却したと発表し、売却後も同社では同地区に更地を6万5000平方メート
ル保有していることから、含み資産に着目した買いが膨らんでいます。今回の売
却単価は一坪あたり約1600万円と報じられています。

 岡本硝子が昨日に続いてストップ高、三菱商事と共同で太陽光発電システムの
集光装置開発
に着手したと報じられたことが引き続き買い材料となっています。また、ドバイ
系政府ファンドの取得報道を材料視してソニーも昨日に続いて値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、レンゴー、北國銀行、太平製作所です。



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【2】主な材料                           **
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・米シティ、アブダビ投資庁から8千億円の出資受け入れ
・希少金属のリサイクルが急速に拡大 需給緩和、価格に落ち着き
・日銀総裁、金融政策は「予防的対応視野に入れて判断」
・10月の企業向けサービス価格、4年7カ月ぶりの高いプラス幅
・10月の自動車国内生産、ホンダは微減 他4社は2ケタ増
・イオン、持ち株会社への移行を発表 08年度中
・日本マクドナルド、都内4店舗で調理日時を偽装
・農林中金の9月中間、サブプライム関連で400億円の損失
・三洋電(6764)、9月中間期は159億円の最終黒字
・米ガソリン小売価格、2週連続の下落 軽油価格は過去最高
・米年末商戦、「サイバーマンデー」は7200万人がネットで買い物
・米FRB、短期金融市場に80億ドルの越年資金を供給


 
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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A <9404> 日本テレビ        19,000円
 据置き   A <9783> ベネッセコーポレーション  5,100円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A <4755> 楽天       64,000→62,000円
 引上げ B→A <6481> THK           2,500円

[クレディS証券]
 据置き   A <1801> 大成建設       410→   320円
 引上げ B→A <1812> 鹿島         455→   390円
 据置き   B <9983> ファーストリテ   7,800→ 8,000円

[UBS証券]
 据置き   A <3436> SUMCO         7,300円
 据置き   A <6594> 日本電産          9,500円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A <2590> ダイドードリンコ      5,300円
 据置き   A <3436> SUMCO         6,000円
 据置き   A <7013> IHI            410円

[日興シティG証券]
 据置き   A <4503> アステラス製薬   6,500→ 6,000円
 据置き   A <7558> トーメンエレク       2,600円
 据置き   C <4523> エーザイ      4,700→ 4,500円

[みずほ証券]
 引上げ 2→1 <9104> 商船三井      2,200→ 2,000円
 据置き   2 <9101> 日本郵船      1,350→ 1,200円
 引上げ 3→2 <9107> 川崎汽船          1,550円

[野村證券]
 据置き   2 <2768> 双日
 引上げ 3→2 <4901> 富士フィルムHD

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。


 
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【4】NT倍率                           **
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 日経平均株価は東証1部上場の銘柄から225銘柄を選んで算出した株価指数
で、構成銘柄はハイテク株の比率が高くなっています。また、日経平均株価の算
出方式は単純平均型で、二つの銘柄の上昇(下落)幅が同じであれば、指数に与
える影響は同じになるというのが最大の特徴です。

 例えば株価5千円台のソニーが100円上昇しても、600円台の新日鉄がス
トップ高まで上昇し100円高となりましても、日経平均に対する押し上げ寄与
度は同じであるため、日経平均はハイテク株など株価水準の高い値がさ株の影響
を受けやすいといえます。

 一方のTOPIX(東証株価指数)は東証1部全銘柄を対象に時価総額の規模
に応じて株価を加重平均する算出方式が採用されているため、株価水準に関わら
ず時価総額が大きい銘柄の影響度が高くなっています。

 二つの株価指数の特徴を踏まえ、相場の動向を判断するのに使われるのが、日
経平均株価をTOPIXで割った「NT倍率」です。

 具体的には日経平均の値上がり率がTOPIXを上回る場面ではNT倍率が上
昇し、値がさ株が多い電機などハイテク銘柄が人気化している場合がこのケース
にあたります。反対に日経平均に比べTOPIXの上昇が顕著な場合はNT倍率
が低下し、時価総額が大きい銀行株や鉄鋼など重厚長大型の業種を中心に物色さ
れているケースです。

 また、ハイテクなど外需株中心に軟調な時は倍率が下がり、銀行など内需株中
心に軟調な時は倍率が上がります。

 どちらかの指数の動きが顕著でNT倍率が大きく変化しますと、その後修正さ
れる傾向があります。NT倍率が相場解説などに登場した場合は上記のことを思
い出していただければ幸いです。
 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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先週の寄り付き前の外国証券の注文状況は1日平均2900万株の売り越しでし
た。今週に入りましても売り越しが続いていますが、昨日は170万株、昨晩の
NY市場の大幅下落を受けた本日でも630万株の売り越しにすぎません。季節
要因であった決算を意識した海外ヘッジファンドの売りはすでに一巡したとの観
測が強く、寄付前動向からも需給改善の兆しが見てとれます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

皆様の投票、心から御礼申し上げます。

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◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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