―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃    ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~
 ┗━━━━┛     

                       『アクア・スペシャル版』

            → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              ◎ ハロー!株式 ◎        08/01/17 夕刊
 
・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・


こんばんは。aquaです。

 平年よりも14日遅れで東京にもようやく初雪が舞いました。未明の木々はま
だ淡い雪化粧をしていましたが、夜明け頃には寒さだけが残されました。

 景気の先行きについても今後冷えるのかどうかの論議が盛んですが、団塊世代
の大量退職などで企業の採用意欲は強く、4年制大学を今春卒業する就職希望者
の内定率が9年ぶりに8割を超えています。

 「就職氷河期」との言葉が流行したのは1994年のこと。売り手市場が続い
ている現在、当時と比べますと隔世の感があります。

 ところで、転職サービス「DODA(デューダ)」が発表した「職種別平均年収
ランキング」によりますと、25~29歳、30~34歳、35~39歳の全て
の年代で平均年収のトップは「投資銀行業務」となっています。

 さらに、2位は全ての年代で「運用会社(ファンドマネジャー、アナリスト、
ディーラー)」となっており、投資関連の専門職が1位・2位を独占した格好で
す。

 そういえば、2004年の長者番付では投資顧問会社のサラリーマン(推定年
収100億円)が番付トップになり世間を驚かせましたが、それ以後プライバシ
ー等の問題で長者番付は発表されなくなりました。

 金融部門の人材需要は引き続き旺盛ですが、今後は上位の入れ替わりがあるか
もしれません。



………………………………………………………………………………………………
 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
………………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.忍耐と謀

 5.編集後記





―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                          **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞

 
◎日経平均  13783.45(+278.94)△2.07%
◎TOPIX  1330.44(+ 28.07)△2.16%

◎売買高概算  28億0007万株
◎売買代金概算  3兆2708億円

◎値上り銘柄数 1409 ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数  266 ◎(年初来)新安値 420
◎変わらず     55

◎騰落レシオ(25日)61.8%
 
◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ○●●●●○○●●●●○ 33.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-8.53  75日線比-13.00%
 
◎為替  (対ドル)107.35 (対ユーロ)157.40

◎出来高上位
 1.住金   <5405>  506円(+ 17円)103,234千株
 2.新日鉄  <5401>  630円(+ 19円) 97,683千株
 3.三菱UFJ<8306>  972円(+ 20円) 66,848千株
 4.三菱重  <7011>  410円(+ 20円) 50,487千株
 5.東芝   <6502>  762円(+ 47円) 39,488千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 483千円(+24千円) 98,750百万
 2.三井住友 <8316> 802千円(- 1千円) 75,197百万
 3.トヨタ自 <7203> 5470円(+160円) 70,336百万
 4.三菱UFJ<8306>  972円(+ 20円) 64,302百万
 5.三井物産 <8031> 1984円(+  6円) 62,137百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り5440万株 買い3950万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比278円高の1万37
83円で取引終了です。昨日までの4日間で1000円以上下落した後だけに朝
方から押し目狙いの買いが優勢となり、加えて米銀大手JPモルガン・チェース
の四半期決算が事前予想ほど悪い内容ではなかったことから為替相場が1ドル=
107円台まで1円以上の円安に振れたことが買い安心感を誘い、上げ足を加速
させています。米国の景気対策の規模が1000億ドル(約10兆6000億円
)規模になると報じられたことも好材料視されています。不動産セクターの値上
がり率がトップとなり、高配当利回り銘柄を物色する動きも活発です。売買代金
は概算3兆2708億円と4日連続で3兆円を上回っています。

 業種別では、不動産、建設、機械、海運セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、三菱地所、三井不、住友不など不動産株が軒並み高となり、業
種別では不動産セクターの値上がりランキングがトップとなっています。これま
で冴えない展開となっていただけに自律反発期待の押し目買いが先行し、また欧
州系証券会社のリポートが大手不動産会社の株価について前向きな見通しを示し
たことも買いに弾みがついています。

 東ソーが大幅高。工業薬品に広く使うカセイソーダのオーストラリア向け輸出
価格が過去最高値を更新し、オーストラリア向けは輸出量の7割を占めるだけに、
国内最大手として同社の事業環境の好転を期待する買いが集まっています。

 ウェザーニューズが昨年来高値更新。業績好調を好感した買いが継続しており、
需給面でも信用取引動向で直近の信用売り残が約30万株と昨年末に比べて約4
倍に膨らんでおり、売り方が株価上昇で急速に買い戻しをしている可能性があり
ます。業績面では世界的な海運の好調などを背景に航海気象などが成長しており、
地域別では主力の国内のほかアジアが継続的に売り上げを伸ばしています。

 日本ゼオンが大幅高。これまで売り込まれていただけに自律反発期待の見直し
買いが集まっています。今3月期連結予想PERは8倍程度と割安感があり、好
業績と12円という高配当が材料視されています。

 積水ハウス、大和ハウス、清水建設、大林組、鹿島など建設株が軒並み高、業
種別では建設セクターの値上がり率が第3位。商船三井、川崎汽船、乾汽船など
海運株も値を飛ばし、配当取り狙いの買いから関電・東北電・四国電が大幅高、
日医工も大幅高となっています。

 本日の新高値銘柄は、ウェザーニューズ、ホーチキです。



 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃アクア・スペシャル版┃  ~ 投資の羅針盤 ~ 
 ┗━━━━━━━━━━┛       


   お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な材料                           **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


・米地区連銀報告、景気判断を下方修正 景気減速感強まる
・日経景気討論会「米国や原油高の影響で国内景気も失速」で一致
・07年のビール系飲料出荷は過去最低 アサヒが7年連続シェア1位
・07年の企業倒産、件数と負債総額がともに増加
・運賃値上げ1カ月、東京地区タクシーの営業収入は2.8%減
・監視委、NHK記者ら3人がインサイダー取引の疑いで調査
・古紙割合偽装、キヤノンなどが日本製紙との再生紙取引を停止
・松下とダイキン、家庭用エアコン事業で提携を拡大
・マルハ、ちくわなどの水産練り製品を3月から値上げ
・信越化学(4063)、4―12月期営業利益が19%増
・07年の航空機受注、エアバスが大幅増 ボーイングには及ばず
・英ソニーエリクソン、前12月期純利益は11%増
・米オラクル、BEAシステムズを約9千億円で買収
・米サンマイクロ、データベース管理ソフト会社を約1千億で買収

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                         **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


[モルガンS証券]
 据置き   A <6481> THK           3,160円

[UBS証券]
 据置き   A <5471> 大同特殊鋼          980円
 据置き   A <6278> ユニオンツール       5,500円
 据置き   A <9843> ニトリ           7,000円
 据置き   A <8001> 三井不動産     4,200→ 3,400円
 据置き   A <8002> 三菱地所      4,400→ 3,600円
 据置き   A <8830> 住友不動産価    5,300→ 4,100円
 据置き   A <8933> NTT都市開発   34万→  28万円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ B→A <6753> シャープ      1,900→ 2,300円
 引上げ B→A <8053> 住友商事      2,600→ 2,270円
 据置き   A <8058> 三菱商事      4,250→ 3,680円
 引下げ A→B <8015> 豊田通商      3,450→ 3,080円
 引下げ A→B <8031> 三井物産      3,500→ 2,630円
 引下げ B→C <2212> 山崎製パン          740円

[日興シティG証券]
 引上げ C→B <9984> ソフトバンク    2,300→ 2,450円

[みずほ証券]
 新 規   2 <4768> 大塚商会         13,000円

[野村證券]
 据置き   1 <9433> KDDI
 据置き   2 <2503> キリンHD
 据置き   2 <6278> ユニオンツール

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。
 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】忍耐と謀                           **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


 投資をする際は忍耐が必要です。まず、明確な売買ポイントでの意思決定をす
るためには、「チャンスを待つ」という忍耐を必要とします。そして売買を行っ
た後、正しく手仕舞う、また利益を上げるための機会を待つことが必要となりま
す。これも忍耐です。

 また、投資の知識を持っていましても、売買をする勇気がなければすべてが始
まりません。適切な時に行動を起こす勇気が必要となります。日頃からの研究と
経験によって得られた知識は、自信をもたらし、行動を起こす勇気を与えてくれ
ます。

 古人は、恐いところで売買することを「海中に飛び込む心持」と表現していま
すが、目を瞑って「海中に飛び込む」のはやはり御免こうむりたいところ。「生
きていくには勇気がいる」、しかしながら「無謀であれば死ぬ」と続けた人もい
ます。

 勇気をだす前に、事がうまく運ぶように前もって作り上げた計画、つまり謀(
はかりごと)が必要です。

 投資をする際は何らかの予想が前提にありますが、実際の相場が予想どおりに
運ぶとは限りません。予想そのものが相場の動きの影響を受け、時に行き過ぎた
楽観や悲観につながってしまうことが多々あります。

 投資ルールと言い換えることもできますが、謀は前もって考え、相場や周りの
雰囲気がどうであろうとそれに従うことが最良の対処方となりえます。


 
____________________________________
【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
売り優勢の展開がしばらく続き、強弱感が対立する水準にまで値を下げてきまし
た。本日のローソク足は分岐を示す「はらみ線」、この2日間の動きは安値がほ
ぼ同水準で並ぶ「毛抜き底」に近い形です。投資家の強弱感と需給を反映して相
場は動きますが、明日、高寄りして窓の上限(17日安値)を上抜いて陽線が立
てば、更に期待の持てる足取りとなります。
____________________________________
   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=


◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


========================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて
 お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html 

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。
          → http://www.aqua-inter.com/ 

 
========================================================================
発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>