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こんばんは。aquaです。

 風も穏やかな今日は春のような暖かさで、三寒四温をくりかえしながら季節が
動いてゆくのを感じます。

 ところで、普段使っている日常の言葉でも、なぜこんな字が当てられたのかと
ふと疑問に思うことがあります。「流石」などもそのひとつで、調べてみますと
次のような故事がありました。

 古代中国において、皇帝から帝位を譲ると言われた人物が、耳が汚れたといっ
て川で耳を洗ったという伝説があります。この伝説を踏まえある人が「世を捨て
て、流れに漱ぎ(すすぎ)、石に枕してくらしたい(枕石漱流:ちんせきそうり
ゅう)」というべきところを、「石に漱ぎ、流れに枕す(漱石枕流:そうせきち
んりゅう)」と言ってしまいました。間違いを指摘された際、咄嗟に「枕流は世
俗のくだらない話を聞いた時に耳をすすぐため。漱石は歯を磨くためだ」と言い
返したそうです。

 上記が「漱石枕流」という故事で、こじつけや負け惜しみが強いことを意味し
ていますが、この故事からは「流石:さすが」という言葉も生まれました。この
場合は、咄嗟の対応や、なるほどと感心する際に用いられます。

 ちなみに夏目漱石の名も上記の故事に由来しているそうです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.第三者割当増資

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  13688.28(+377.91)△2.84%
◎TOPIX  1334.72(+ 32.00)△2.46%

◎売買高概算  21億6802万株
◎売買代金概算  2兆5952億円

◎値上り銘柄数 1577 ◎(昨年来)新高値  2
◎値下り銘柄数  115 ◎(昨年来)新安値 15
◎変わらず     35

◎騰落レシオ(25日)123.3%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●●○●○○○●○○●○ 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.23% 75日線比-7.03%
 
◎為替  (対ドル)108.19 (対ユーロ)159.36

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  583円(+ 19円) 63,331千株
 2.住金   <5405>  471円(+ 15円) 48,405千株
 3.三菱マ  <5711>  498円(+ 24円) 47,100千株
 4.三菱UFJ<8306>  941円(+ 22円) 36,401千株
 5.東芝   <6502>  802円(+  7円) 36,306千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.トヨタ自 <7203> 6080円(- 10円) 91,872百万
 2.住友鉱山 <5713> 2175円(+289円) 71,901百万
 3.任天堂  <7974> 533百万(+21百円) 68,265百万
 4.みずほ  <8411> 436千円(+ 6千円) 64,205百万
 5.ソニー  <6758> 5090円(+ 30円) 58,066百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1820万株 買い1880万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比377円高の1万36
88円で取引終了です。昨晩のNY株高や原油価格と金価格の最高値更新を受け
て、朝方から住友金属鉱山を中心とした非鉄株や石油・商社株などの資源関連株
に買いが先行。鉄鋼、海運なども値を飛ばし、一時は上げ幅が473円と500
円に迫る場面がありました。節目として意識される1万3800円に接近したこ
とで大引け前にはやや上げ幅を縮小していますが、戻り売りをこなしての上昇だ
けに相場の地合いは明らかに好転しつつあります。尚、財務省が発表した2月1
0日~16日の対内株式投資が7週間ぶりに買い越しとなったことも買い安心感
を誘っています。売買代金は概算2兆5952億円です。

 業種別では、非鉄、石油、鉄鋼、海運、商社セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、NY市場で金価格が最高値を更新したことを受けて産金株とし
ての代表株である住友金属鉱山が一時ストップ高。終値でも289円高の217
5円と大幅高となっています。東邦鉛も一時ストップ高、DOWA、三井金、三
菱金属、貴金属リサイクルのアサヒプリテックや松田産業も値を飛ばしています。
業種別では、非鉄セクターの値上がりランキングがトップとなっています。

 原油価格が最高値を更新し、銅の国際価格も上昇するなど商品市況の高騰基調
を背景に原油在庫の評価益拡大や銅の精錬収益の改善などの期待感から新日鉱H
Dが大幅高、出光、コスモ石、新日石も値を上げ、業種別では石油セクターの値
上がり率が第2位となっています。資源エネルギー関連としての側面から三菱商
事、三井物産、住友商事、伊藤忠、丸紅などの商社株や国際帝石、石油資源など
の鉱業株も軒並み値を飛ばしています。

 太平洋金属がストップ高。非鉄金属市況の上昇が好材料視されており、3月期
末を控えて4%を超す配当利回りの高さに改めて着目した買いも入ってきていま
す。新日鉄、住金、JFE、日本冶金工など他の鉄鋼株も軒並み値を飛ばし、業
種別では鉄鋼セクターの値上がり率が第3位となっています。

 引き続き、商船三井、川崎汽船、日本郵船、飯野海運などの海運株にも割安・
高配当という観点からの見直し買いが入っています。海運セクターの値上がりラ
ンキングは第4位です。

 本日の新高値銘柄は、日本風力開発、日本ハウズイング、カカクコム等々です。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 NY市場で原油価格が1バレル=100.74ドル、金価格が937.80ドル
といずれも過去最高値を更新。それを受けて、本日は産金株としての代表銘柄「
住友金属鉱山」が一時ストップ高まで買われ、終値でも289円高の2175円
と大幅高。非鉄や資源関連、鉄鋼、海運株が軒並み値を飛ばしています。

 1月22日に日経平均株価が1万2572円の安値を付けた時の状況とは明ら
かに相場の地合いが変わってきており、やはり辛抱銭(しんぼうぜに)。今後の
展開に期待が高まります。もちろん、巷では警戒感が根強いですが、警戒感こそ
相場の肥やしとなり、相場は懐疑の中で育つのが常です。

 引き続き、直近ご紹介しました銘柄群、強気で臨んで頂ければと思います。



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【2】主な材料                           **
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・先週の部門別売買動向、外国人が買い越しに転換 今年初めて
・NY原油、一時101ドル台 金も時間外で最高値更新
・児童虐待、昨年は過去最多の300件 警察庁まとめ
・貿易収支、1月は1年ぶり赤字に 対米黒字の減少と原油高
・12月の全産業活動指数は0.2%低下 建設や消費が振るわず
・エディオン、購入のHD―DVD製品をBD製品に交換
・三越(2779)、通期最終利益見通しを大幅下方修正
・ドンキホーテ(7532)、12月中間期経常利益は16%増
・米国務次官補来日、北の核計画の申告書提出で連携強化
・米GMAC、北米の自動車ローン事業をリストラ
・米貯蓄金融機関、前四半期の純損失が52億4千万ドルに
・1月のFOMC議事録、金融不安と景気悪化の連鎖に強い懸念
・米FRB、08年の米経済成長率を下方修正 さらなる低下も



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (5301) 東海カーボン               1,500円
 新 規   A (6502) 東芝                       1,100円
 据置き   A (6315) TOWA                   1,580円

[モルガンS証券]
 据置き   A (2432) DeNA           74万→  85万円
 据置き   A (7203) トヨタ自動車       8,550→ 7,520円
 引下げ A→B (7201) 日産自動車        1,600→ 1,180円

[UBS証券]
 引上げ B→A (5713) 住友金属鉱山    2,550→ 2,600円

[クレディS証券]
 据置き   A (1911) 住友林業                     900円
 引上げ B→A (6773) パイオニア                 1,420円
 据置き   A (6792) 日本ビクター                 334円
 引下げ A→B (7545) 西松屋チェーン     1,680→ 1,200円
 据置き   B (8227) しまむら          10,600→ 8,800円

[三菱UFJ証券]
 新 規   1 (4775) 総合メディカル             3,800円
 据置き   1 (4966) 上村工業          12,000→ 9,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 


 
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【4】第三者割当増資                      **
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 企業が資本金や株主資本を増やすための資金調達の手段として新株を発行する
ことを「増資」と言います。

 増資の中で、株主以外の特定の第三者に新株あるいは自己株式を付与する場合
を「第三者割当増資」、引受証券会社が不特定多数に勧誘して行う場合を「公募
増資」といいます。

 第三者割当増資は、以前は経営不振の企業が銀行や取引先または創業者を引受
け先として増資を行い、財務内容を健全化するために行われてきましたが、現在
は資本提携や業務支援のために行われるケースが目立ちます。

 新株発行を伴う第三者割当増資は、既存株主の持ち株比率を低下させることに
なり、市場価格よりも著しく安い価格で新株発行が行われた場合には経済的な不
利益を被る可能性あるため、既存株主への配慮が欠かせなくなっています。

 また、既存株主の持ち株比率を低下させるという側面から、敵対的買収を仕掛
けられた企業が、買収に対する防衛として買収側の持ち株比率を低下させる狙い
で事業戦略上の友好的なパートナー企業に第三者割当増資を行うケースがありま
す。この場合の引受企業を「ホワイト・ナイト(白馬の騎士)」と呼びます。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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昨晩のサッカーの試合は、マンガでしか見られないようなラフプレーや笛の連続
でしたが、日本代表の我慢して冷静に対応しようとした姿が印象的でした。相手
の「カンフーサッカー」に対して「空手サッカー」で臨んでいれば試合はなくな
っていたはずです。気持ちは穏やかでなくても、頭脳と行動を冷静に保ったこと
が勝利につながった好例ではないでしょうか。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=


◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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