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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~投資情報の 『スペシャル版』 ~ ┗━━━━┛ 成功の秘密がここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/09/02 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 福田総理の突然の辞任のニュースが世界を駆け巡りましたが、次の総理(現段 階で最有力は麻生氏)を見据え、早くも関連銘柄に動意が見られます。 ※詳しくは下記相場概況をご参照ください。 ところで、それぞれの月には和風月名という異称があります。夜が長くなる九 月は「夜長月」「長月」「暮月」、長雨も多いので「雨長月」、収穫時期を向か えて「稲刈り月」などと呼ばれます。 他にも、旧暦との時期のズレもありますが、夏が過ぎて「季秋(きしゅう)」、 菊が見頃で「菊月・菊見月・菊開月」、竹の新葉が青々と茂る「竹の春・竹春」 「竹酔月」。昔は暮れるのが早まれば寝るのも早くなり、それ故夜中に目を覚ま すことが多くなることから「寝覚月(ねざめづき)」。一月、五月と並び、斎( い)み慎む月と考えられたところから「祝月・斎月(いみづき)」。 山々が色づきはじめる「紅葉月」。彩り豊かな木々の葉に加え、名残惜しむ夏 の花、そして秋の花も咲き始める九月は「色取月(いろどりづき)」とも呼ばれ ます。 説明し尽くすわけでなく部分を表現しているに過ぎないのですが、それぞれに 具体的な情景を思い浮かべることができる古来の表現の仕方は、なんとも味わい 深い趣があります。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.カイリ率 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 12609.47(-224.71)▼1.75% ◎TOPIX 1212.37(- 18.27)▼1.48% ◎売買高概算 18億8074万株 ◎売買代金概算 1兆9618億円 ◎値上り銘柄数 170 ◎(昨年来)新高値 9 ◎値下り銘柄数 1478 ◎(昨年来)新安値 200 ◎変わらず 64 ◎騰落レシオ(25日)78.1% ◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ○●●●●○●●○○●● 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.99% 75日線比-6.32% ◎為替 (対ドル)108.03 (対ユーロ)157.19 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 518円(+ 3円) 67,732千株 2.三菱UFJ<8306> 811円(- 13円) 56,904千株 3.GSユアサ<6674> 550円(- 30円) 49,285千株 4.住金 <5405> 483円(+ 5円) 46,268千株 5.板硝子 <5202> 562円(- 35円) 44,305千株 ◎売買代金上位 (円) 1.みずほ <8411> 456千円(- 5千円) 72,594百万 2.任天堂 <7974> 524百円(-13百円) 55,108百万 3.三井住友 <8316> 650千円(- 4千円) 51,895百万 4.三菱UFJ<8306> 811円(- 13円) 46,884百万 5.キヤノン <7751> 4690円(-130円) 38,106百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1970万株 買い1490万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比224円安の1万26 09円で取引終了です。朝方は昨日の下げの反動や為替が円安に振れていること を好感して輸出関連中心に買いが先行、10時前には一時上げ幅が90円近くと なる場面がありました。ただ、買い一巡後は3連休明けとなる今晩のNY市場を 見極めたいと買い手控え気分が強まり、米金融機関の経営不安説や韓国政府の外 貨準備高不足による韓国ウォンの急落をきっかけに先物に大口売りが出て一転し てマイナスに転じています。国内外景気の先行き不透明感や米国地銀の相次ぐ倒 産と金融システム不安、米ロの新冷戦、パキスタンの政情悪化、北朝鮮の核無能 力化の中断など新たな地政学的リスクに対する警戒感も高まり、また、アジア主 要市場が軒並み下げていることも売りを誘い、下げ幅拡大となっています。売買 代金は概算1兆9618億円です。上海総合株価指数は0.87%安です。 業種別では、ゴム、保険、鉄鋼、証券セクターが比較的堅調です。 個別銘柄では、福田康夫首相が昨晩に辞任を表明。自民党の麻生太郎幹事長が 総裁選出馬に意向を表明していることから、麻生氏に関連する銘柄に物色の矛先 が向かっています。麻生グループの一角で軽量盛土など気泡コンクリート工事最 大手の麻生フオームクリートがストップ高。漫画やアニメ、ゲームなどを愛好す る麻生氏関連との位置づけから漫画古書のほかキャラクターグッズや同人誌の販 売を手掛けるまんだらけがストップ高買い気配。 その他、グッズショップ「ゲーマーズ」を運営しトレーディングカードなどに 強みを持つブロッコリー、アニメ制作・販売会社の東映アニメーション、アニメ 制作会社GONZOを擁しオンラインゲーム事業に注力のGDH、アニメ制作会 社プロダクションI.Gや出版社マッグガーデンの持株会社IGポートなどが値 を上げています。 カジュアル衣料や雑貨の小売店を全国展開するポイントが大幅高。昨日に8月 の既存店売上高(速報値)を発表し、前年同月比9.3%増と好調だったことを 好感した買いが集まっています。上旬は全国的に気温が高く降水量が少なかった ことから夏物販売が好調、下旬からも気温が下がり秋物の販売が順調となってい ます。 また、8月月次の好内容を発表したポイントが大幅高していることもあり、連 想買いからファーストリテイリングも値を上げています。本日引け後にユニクロ の8月の月次売上高(速報値)を発表する予定です。また、紳士・婦人衣料を手 掛けるユナイテッドアローズも高くなっています。 配当取りを意識した買いから、新日鉄、住金、JFEなどの鉄鋼株や東京電力、 九州電力、東北電力、大阪ガスなど電力・ガスセクターの一角が値を上げていま す。 本日の新高値銘柄は、麻生フォーム、SMS、寺島薬局、セブン銀行、オリエ ンタルランド、ピジョン等々です。 ☆有望銘柄紹介で大好評!スペシャル版のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・自民党の総裁選挙、10日告知、22日投開票で決定 ・民主党、解散総選挙の準備を加速 公認候補決定の前倒しも ・07年度の特別会計剰余金、46.6兆円 想定より大幅に多く ・マネタリーベース、8月は0.2%源 2カ月連続の減少 ・日銀総裁「原油高は一時的でない」 構造転換の必要性を強調 ・国産小麦、09年度の製粉会社調達価格が約4割上昇 ・東京スポット市場、ドバイ原油急落で4カ月ぶり安値 ・東証1部の新安値銘柄数200、4月以降の最多を記録 ・タイの首都バンコクで非常事態宣言発令 市民衝突で死者 ・EU議長国の仏大統領「EUは軍事的解決選ばず」 ・ハリケーン「グスタフ」、懸念された洪水被害は小規模 ・米グーグル、自社開発のネット閲覧ソフトを無償配布 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [メリルリンチ証券] 据置き A (4967) 小林製薬 4,000→ 4,200円 据置き A (4922) コーセー 3,000→ 3,300円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A (5110) 住友ゴム 840→ 1,030円 据置き A (2685) ポイント 5,700円 引上げ B→A (8316) 三井住友FG 94万→ 79万円 引下げ A→B (8411) みずほFG 62万→ 49万円 引下げ B→C (8306) 三菱UFJFG 1,150→ 770円 [日興シティG証券] 据置き A (6113) アマダ 1,200→ 830円 据置き A (6472) NTN 940→ 780円 据置き B (6305) 日立建機 4,100→ 3,000円 据置き B (6471) 日本精工 1,050→ 880円 引下げ A→B (6473) ジェイテクト 2,050→ 1,550円 [みずほ証券] 引上げ 3→2 (5401) 新日鉄 620円 引上げ 3→2 (5411) JFE HD 5,800円 据置き 2 (8403) 住友信託銀行 1,100→ 1,050円 据置き 2 (8309) 中央三井トラスト 940円 [野村証券] 据置き 1 (3770) ザッパラス 据置き 2 (4507) 塩野義製薬 据置き 3 (1928) 積水ハウス ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】カイリ率 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 下落や上昇が続きますと、株価と移動平均線との差が大きくなることがありま す。いわゆる乖離(カイリ)が拡大する場面ですが、拡大するにも限度というの があり、その後はカイリ率を縮小する動きが見られます。 この高カイリ修正の動きは「自律反発・調整」あるいは「テクニカルな動き」 という言葉で表現されます。また、カイリが拡大した際に動きが鈍くなり、相場 が「足踏み・横ばい」で推移することで高カイリが修正される場合もあります そういったことが起こりやすいカイリ度の目安を知るには株価チャートに移動 平均線乖離率を表示させて過去のデータを確認するのが最も確実で手っとり早い 方法です。ちなみに移動平均線乖離率の表示は株価チャートサービスの一般的な 機能です。 そこで日経平均株価の過去1年間の25日移動平均線との乖離率を見ますと、 上方カイリはおおよそプラス5%で上値が重くなり、下方カイリはおおよそマイ ナス5%で下げ渋るようになっているのが分かります。 そうした傾向とともに確認しておきたいのが乖離率の最大値です。ちなみに過 去1年間の上方カイリの最大値は4月21日の6.14%。下方カイリの最大値 は14.75%です。 4月後半は3月安値からの反騰場面で高カイリとなる場面が多く、その一連の 流れの中でカイリ率が最大となりました。 一般的に言えることですが、下降トレンドから上昇トレンドに転換する際は高 カイリとなることが多く、上昇トレンドが継続する間はプラス乖離を拡大・縮小 しながら株価は移動平均線の上で推移する傾向あります。 もう一つ、昨年10月11日はプラス5.75%で6%に近い高カイリとなっ ています。この日は7月以降の下落局面における戻り高値となたわけですが、こ れは相場の天井付近で高カイリとなったケースです。 一方、下方カイリの最大値は今年1月22日のマイナス14.75%。その後 は高カイリ修正の動きからマイナス乖離を縮小させます。次にマイナス乖離が拡 大したのは3月17日のマイナス10.70%です。この時の相場は1月の安値 よりも低い水準にあります。 カイリ率の動きを見ることは、急ピッチな上昇・下落に対して警戒を促し、高 値で買ったり、安値で売ったりすることを回避するのに有効であると同時に、「 押し目(上昇途中の下げ)」や「戻し(下落途中の上げ)」を待つ際にも役立ち ます。 ただし、カイリ度は目先的な下値や上値を探る上で役立つ指標の一つですが、 大底や天井付近で高カイリとなることはありましてもそれ自体が大底や大天井を 示すものではないということ、あるいは大きなトレンドやその転換を示すもので はないということを踏まえた上で利用する必要があります。 尚、上記は日経平均を例にいたしましたが、個別銘柄で利用する際には、例え ばNTTの場合は25日移動平均線とのカイリ率はプラス10%に届くことがあ るなど、個別に乖離率の傾向を確認する必要があります。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 福田首相の辞任が悪材料になるなら序盤から売りが先行するはずですが、本日の 相場はそうではなく午後2時過ぎに一気に下げ幅を拡大しています。つまり、上 記相場概況にありますように政局混乱以外の部分で売りが出た格好です。目先の 動きに戸惑う人が少なくないと思われますが、本日の本誌朝刊は是非参考にして くださいませ。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━