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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 08/09/18 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 訪問販売によるセールスに悩まされている人は少なくありませんが、不思議な ことに訪問販売業者は隣の家には訪問せずに特定の家を狙ってピンポン（ドアチ ャイム）を押しているケースがあります。訪問してくる業者が変わっても、他の 家には行かず自分の家を目指さしてやってくる、そんな風に感じている方も多い のではないでしょうか。 そういった場合はある情報が業者に共有されている可能性が考えられます。テ レビでもやっておりましたが、以前は屋根の上に○○ソーラーの太陽熱発電設備 を設置している家は「訪問販売が成功する確率が高い家」と、業者に認識されて いたというようなこともあります。 訪問販売業者は効率よく回れるようにと訪問先の玄関や表札、電力会社の識別 シール等の隅やその付近に暗号を書き込んだり、不審なマークや色のついたシー ルを残すことがあり、現在はそれが訪問販売が頻繁に訪れる原因となっているケ ースが少なくないようです。 暗号には様々なパターンがあるそうですが、例えば「Ｓ」とあれば一人暮らし を意味しており、数字は時間帯を指しているというものです。具体的には「Ｄ９ ―１７Ｒ」とあれば「二人暮らし、午前９時から午後５時まで留守」といった具 合です。 他にも記号や数字・アルファベットには次のような意味があると推測されてい ます。 ○・△・× 買ってくれそう・話は聞いてくれた・見込みなし 数字 訪問日や在宅時間、年齢など アルファベット 性別や家族構成、在宅状況など シール その家の対応や経済状況を色で表示 「マーキング」と呼ばれるこういた暗号は、空き巣などの標的にもなる可能性 があります。警察庁は、見つけたらすぐに消すようにと注意を呼びかけています。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ＜スペシャル版＆プライベート・サービス通信＞ ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．バリュエーション ５．編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １１４８９.３０（－２６０.４９）▼２.２２％ ◎ＴＯＰＩＸ １０９７.６８（－ ２３.７５）▼２.１２％ ◎売買高概算 ２３億３５８７万株 ◎売買代金概算 ２兆３５２０億円 ◎値上り銘柄数 ８１９ ◎（昨年来）新高値 ９ ◎値下り銘柄数 ８３６ ◎（昨年来）新安値 ３２８ ◎変わらず ６４ ◎騰落レシオ（２５日）７９.２％ ◎サイコロ（日経平均）４勝８敗 ●○●●○●●●○●○● ３３.３％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－８.５２％ ７５日線比－１２.８％ ◎為替 （対ドル）１０４.８７ （対ユーロ）１５０.５８ ◎出来高上位 １.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ７７３円（－ ２７円） ８２,６０５千株 ２.新日鉄 ＜５４０１＞ ３９９円（－ ２２円） ８１,６９６千株 ３.住金 ＜５４０５＞ ３４８円（－ １３円） ５９,１４５千株 ４.三菱自 ＜７２１１＞ １７５円（＋ ７円） ５７,６４０千株 ５.東芝 ＜６５０２＞ ４６５円（－ １７円） ４８,６８８千株 ◎売買代金上位 （円） １.みずほ ＜８４１１＞ ３９７千円（－１８千円） ８４,８５３百万 ２.三井住友 ＜８３１６＞ ５８２千円（－４１千円） ６９,６２７百万 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ７７３円（－ ２７円） ６３,０９８百万 ４.トヨタ自 ＜７２０３＞ ４４５０円（－１４０円） ５８,１９８百万 ５.ソニー ＜６７５８＞ ３２７０円（－３１０円） ４８,３６９百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り２８９０万株 買い２２７０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比２６０円（２．２２％ ）安の１万１４８９円と年初来安値を更新して取引終了です。リーマンブラザー ズの破綻やＡＩＧの救済など金融不安に対する警戒感が高まり、昨晩のＮＹダウ が４４９ドル安と今年２番目の下げ幅を記録。東京市場も三井住友ＦＧなどの大 手銀行株やトヨタ、キヤノンなどの輸出関連株、野村ＨＤなどの証券株、損保株 では東京海上など幅広い銘柄に朝方から売りが先行。上海、香港などアジア主要 市場が軒並み安となっていることも重石となり、一時は下げ幅が４５０円に迫る 場面がありました。ただ、米証券取引委員会（ＳＥＣ）が空売り規制を適用する と報じられたことを受け、売り一巡後は下げ幅縮小。今晩のＮＹ市場に市場の注 目が集まっています。売買代金は概算２兆３５２０億円、上海総合株価指数は３ ３ポイント（１．７２％）安の１８９５となっています。 業種別では、水産、空運、繊維、紙・パ、非鉄セクターが高くなっています。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、京浜急行、相模鉄道、小田急、近鉄、 阪急阪神が年初来高値を更新するなど電鉄株の一角が値を飛ばしています。米金 融不安の深刻化で世界経済の悪化懸念が強まる中、安定した国内需要が見込めこ とで見直し買いが入っています。米金融不安を受けて国内金利は低下基調を強め ており、電鉄は比較的有利子負債が多い業種であるため、金利低下がコスト負担 軽減につながるとの観測も買いの要因となっています。また、９月中間配当の権 利落ち日を前に配当や株主優待を目的とした買いも見られ、外国人持ち株比率が 比較的低いため換金売りが出にくいことも買い安心感に繋がっています。 住友金属鉱山や三菱マテリアル、三井金、東邦鉛など非鉄株に買いが優勢とな っています。昨晩のＮＹ市場で金融不安を背景に安全資産への逃避買いで金価格 が歴史的な大幅高。前日比７０ドル高の１トロイオンス＝８５０．５０ドルまで 急騰したことを受け、産金関連としての買いが集まっています。 業務用大判プリンタの最大手ＭＵＴＯＨホールディングスが大幅高。昨日に発 行済み株式総数の３．０６％に当たる１５０万株、取得総額４億５０００万円を 上限に自社株式を取得すると発表したことを好感した買いが集まっています。取 得期間は９月１８日から２００９年２月２７日です。 一方、野村ＨＤ、大和証券Ｇ、マネックスＧ、カブドットコムなど証券株が軒 並み大幅安となって年初来安値更新。株式相場の地合い悪化を受けて証券会社の 業績への警戒感から売りが優勢となっており、業種別では証券セクターの値下が り率ランキングがトップとなっています。 三井住友ＦＧが年初来安値更新、三菱ＵＦＪ、みずほＦＧも値も値を下げ、損 保セクターでは東京海上、三井住友海上、損保ジャパン、富士火災、日本興亜な どが軒並み年初来安値更新。三菱地所が年初来安値更新、三井不、住友不も値を 下げ、不動産セクターの下げもきつくなっています。 円高進行を嫌気して、トヨタ、ホンダ、日産、デンソー、スズキ、ソニー、松 下、京セラ、キヤノンなど自動車やハイテクなど輸出関連株も値を下げています。 本日の新高値銘柄は、ヤクルト、ＡＢＣマート、デサント、相模鉄道、京浜急 行、小田急、近鉄、阪急阪神等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 人の行く裏に道あり花の山 ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・日米欧の中央銀行、為替相場の安定化で共同宣言 ・日銀、短期金融市場に連日の大量資金供給 ・日銀、ＦＲＢとスワップ協定を締結 ドル資金を供給 ・政府、年金運用法人の神奈川移転を６年間凍結 ・全国百貨店売上高、６カ月連続の減少 ８月は３.１％減 ・粗鋼生産、８月は２.２％増 同月では過去最高に ・ガソリン小売価格、６週連続下落 １６日時点１７３.０円 ・家庭用小麦粉製品の値上げ、日本製粉も１１月出荷分から ・オンワード、専門企業買収でペット用品事業に進出 ・ばんせい証券、ユニマット山丸の証券事業を買収 ・ホンダ、新型エアバッグを開発 開く時間を大幅短縮 ・日立、薄型テレビ事業で松下との提携を強化 ・米ガソリン在庫が過去最低水準に 減産強化で ・米国のＭＭＦ、リーマン破たんの影響で元本割れ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［ドイツ証券］ 新 規 Ａ (2801) キッコーマン 1,650円 ［モルガンＳ証券］ 引下げ Ａ→Ｂ (4185) ＪＳＲ 2,300→ 1,540円 引下げ Ｂ→Ｃ (9983) ファーストリテ 9,000円 ［メリルリンチ証券］ 据置き Ａ (2309) シミック 40,000円 引下げ Ａ→Ｂ (7751) キヤノン 6,300→ 4,200円 ［クレディＳ証券］ 新 規 Ａ (2670) ＡＢＣマート 3,600円 据置き Ａ (5423) 東京製鐵 1,690円 ［ＵＢＳ証券］ 新 規 Ａ (4817) ジュピターテレコム 11万円 ［ゴールドマンＳ証券］ 据置き Ａ (1605) 国際石油開発帝石 173万→ 151万円 引下げ Ａ→Ｂ (6758) ソニー 4,600→ 3,700円 据置き Ｃ (2678) アスクル 1,500→ 1,300円 据置き Ｃ (7951) ヤマハ 1,730→ 1,600円 ［大和総研］ 引下げ ２→３ (9404) 日本テレビ 9,800円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】バリュエーション（価値） ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 相場は投資家の行動によって動き、投資家の行動はその心理的な側面に影響さ れます。恐怖や懐疑といった心理やムードというのは理屈ではなく、時に相場は 理屈を超えて変動することになります。しかしながら、投資家心理の落ち着きと ともに理屈に立ち返るのも相場です。 世界経済の変調による企業業績への悪影響が警戒されている現在は、今期予想 ＰＥＲ（株価収益率）で見ても前期実績ＰＢＲ（株価純資産倍率）で見てもかな りの低水準にまで下がってきている銘柄がたくさんあります。※ＰＢＲ１倍は解 散価値と言われ、１倍割れは時価総額が株主資産を下回る状態です。 ちなみに３月１７日に今年の最安値をつけた際の日経平均株価（１１６９１円 ）の予想ＰＥＲは１３．２倍で、２００３年４月２８日のバブル崩壊後の最安値 （７６０３円）時を下回りおよそ３６年ぶりの低水準にまで落ち込み、ＰＥＲま たはＰＢＲの面で割安感が高まったことも結果的に相場の下支えとなりました。 参考までに本日の終値ベースでの日経平均株価の予想ＰＥＲは概算で１３．８ 倍、実績ＰＢＲは１．３０倍。同じく本日終値ベースで、例えば低ＰＥＲまたは 低ＰＢＲ銘柄をいくつかピックアップしてみますと下記のようなバリュエーショ ン（価値）となっています。 予想ＰＥＲ（倍） 実績ＰＢＲ（倍） 大成建設（１８０１） １５.６３ ０.７９ 積ハウス（１９２８） １３.４７ ０.８２ 帝人 （３４０１） ２８.４４ ０.８７ 電化 （４０６１） １３.３６ ０.９１ 三菱ケミ（４１８８） １５.９６ ０.９６ 新日石 （５００１） ７.９３ ０.６４ 住阪セメ（５２３２） １５.１４ ０.５０ 新日鉄 （５４０１） ８.６７ １.３２ 住友鉱 （５７１３） ６.５７ １.１０ オークマ（６１０３） ６.５３ ０.９２ コマツ （６３０１） ７.６４ １.８８ 三菱電 （６５０３） ９.６５ １.４８ ソニー （６７５８） １４.２８ ０.９５ デンソー（６９０２） １１.５４ ０.９１ 日産 （７２０１） ９.４３ ０.８２ マツダ （７２６１） ９.０４ １.１５ 凸版印刷（７９１１） １５.９５ ０.７１ 伊藤忠 （８００１） ４.１６ １.０６ 三菱商事（８０５８） ６.３０ １.３６ 商船三井（９１０４） ５.４３ １.７４ ＮＴＴ （９４３２） １４.６７ ０.８６ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 米証券大手モルガン・スタンレー買収で米銀大手のワコビアや中国の金融大手が 交渉中であると報じられていますが、もし実現すれば、米大手証券会社の５位か ら２位までが経営に支障を来し、短期間のうちに消滅あるいは吸収されてしまう ことになり、独立系の大手証券会社はゴールドマン・サックス１社のみとなりま す。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝２年連続ダブル受賞＝ ◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
