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こんばんは、aquaです。

 全国的に清々しい秋日和となり、各地のコスモス(秋桜)畑では今がちょうど
見頃となっています。

 コスモスは繊細な見た目とは違い、しっかりと大地に根を張り、踏まれても薙
ぎ倒されてもまた立ち上がり花を咲かせます。そんな強い生命力を持つコスモス
が、赤や白、ピンクなど、色とりどりに咲き誇る花で花畑を訪れる人をもてなし
ています。

 また、季節の移り変わりは律儀なもので、この辺りでも赤トンボを見かけるよ
うになりました。

 トンボの名前の由来は「飛ぶ穂」あるいは「飛ぶ棒」とも言われますが、秋茜
や深山茜に代表される赤トンボの古名は「秋津」と言い、実りの秋を象徴する虫
として昔から愛されてきました。古くは日本(本州)を秋津州(あきつしま)と
呼んだのも、その形がトンボに似ているからだそうです。

 また、雄略天皇が、害虫を素早く捕らえるトンボの姿を歌に詠み、前進するの
みで後退しない攻撃的な姿と相まって、トンボは昔から勝ち虫と呼ばれる縁起物
でもあり、戦国の世では兜や鎧などの装飾に好んでよく用いられました。

 しかしながら、童謡「赤とんぼ」のイメージが残る現代の私たちにとりまして
は、どこか郷愁を誘う秋の虫です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
         
 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.上場投資信託(ETF)

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   8458.45(-1089.02)▼11.41%
◎TOPIX   864.52(-  90.99)▼ 9.52%

◎売買高概算  25億6068万株
◎売買代金概算  2兆1757億円

◎値上り銘柄数   87 ◎(年初来)新高値   1
◎値下り銘柄数 1611 ◎(年初来)新安値 142
◎変わらず     16

◎騰落レシオ(25日)57.4%
 
◎サイコロ(日経平均)3勝9敗 ●○●●●●●●●○○● 25.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-23.14% 75日線比-31.54%
 
◎為替  (対ドル)100.12 (対ユーロ)134.21

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  300円(- 31円)102,373千株
 2.三菱UFJ<8306>  741円(- 80円)102,364千株
 3.住金   <5405>  230円(- 31円) 57,173千株
 4.長谷工  <1808>   73円(-  5円) 49,039千株
 5.日立   <6501>  555円(- 36円) 38,141千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 343千円(-50千円) 85,845百万
 2.三菱UFJ<8306>  741円(- 80円) 76,684百万
 3.三井住友 <8316> 528千円(-94千円) 67,156百万
 4.トヨタ自 <7203> 3310円(-340円) 57,559百万
 5.武田薬  <4502> 4460円(-490円) 46,551百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り4320万株 買い1630万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比1089円(11.4
1%)安の8458円で取引終了です。今年最大の下げ幅となり、下落率では1
987年10月20日のブラックマンデー時の14.9%に次ぐ歴代2位の記録
となります。1949年5月の東証再開後、歴代下落率5位までに今年10月以
降の下落が3回を占めています。

 昨晩のNYダウが9月29日の777ドル安に次ぐ過去2番目の下げ幅となる
733ドル(7.87%)安となったことを受け、輸出関連や大手銀行株、資源
関連株など主力株を中心に朝方から幅広い銘柄に売りが先行。為替が円高に振れ
ていることも相場の重石となり、また買い物薄の中にあって現金化を迫られたヘ
ッジファンドの換金売り、また個人投資家の追証発生に伴う投げ売りが膨らんだ
ことも相場の下げ足を加速させています。売買代金は概算2兆1757億円、上
海総合株価指数は84ポイント(4.2%)安の1909です。

 尚、10月10日(金)に付けた終値ベースでの安値は8276円(ザラ場安
値は同日の8115円)。また、バブル後の終値ベースでの最安値は2003年
4月28日の7607円(ザラ場安値は同日の7603円)です。

 業種別では、33業種全面安の中、ゴムセクターが比較的しっかりです。

 個別銘柄では、みずほFGがストップ安、三井住友FGが一時ストップ安、三
菱UFJ、りそなHD、中央三井、横浜銀、千葉銀など銀行株が軒並み大幅安。
昨晩のNY市場が景気の減速懸念を背景に急落したことを嫌気した売りが先行、
JPモルガン・チェースが同日発表した7~9月期決算が住宅ローン関連の損失
拡大や貸倒引当金の積み増しなどで大幅減益となったことも重石となっています。

 三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠がストップ安。原油価格が世界的な景
気減速観測を背景に前日比4.09ドル安の1バレル=74.54ドルと1年1
ヶ月ぶりの安値となったことを受け、資源株との位置づけから販売価格の低下に
伴う業績の伸び鈍化を懸念した売りが膨らんでいます。

 TDK、東京エレク、アドバンテスト、京セラ、ファナック、シャープ、コニ
カミノルタなどのハイテク株がストップ安となり、トヨタ、ホンダ、日産など自
動車株も軒並み大幅安。昨晩のNYダウの急落や円相場の上昇を嫌気した売りで
主力の輸出関連株も値を崩しています。

 三井不、三菱地所、住友不などの不動産株、商船三井、川崎汽船、日本郵船な
どの海運株、新日鉄、JFE、住友金属などの鉄鋼株、野村HD、大和G、松井
証券、SBIなどの証券株も軒並み大幅安です。

 一方、昭和産業が3日連続高。08年4~9月期の連結経常利益が前年同期比
2.3倍の47億円程度になった模様と報じられ、朝方から買いが集まっていま
す。景気減速懸念で投資家の関心が企業業績へ高まる中、収益拡大を好感した買
いが集まっています。その他、ユナイテッドアローズ、養命酒、住友ゴム、わら
べや日洋、ドトール日レス、バルス、日清オイリオなどが個別に物色されて値を
飛ばしています。


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【2】主な材料                           **
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・日経平均1089円安、下落率は歴代2位 下げ幅は今年最大
・アジア株式相場も大幅安 世界経済悪化への懸念強まる
・G8首脳、金融危機解決へ決意で異例の緊急共同声明 
・EU議長国の仏大統領、金融危機対応で「来月中に緊急G8」
・日銀、短期金融市場への資金供給再開 株価急落受け
・ガソリン小売価格、10週連続下落 14日時点161円
・世界のパソコン出荷、7―9月期は15%増 鈍化懸念も
・北朝鮮、韓国に関係断絶を警告 米との関係改善を拠り所に
・スイス政府、UBSに公的資金5400億円を注入
・米イーベイ、個人消費の減速で業績見通しを下方修正 
・NY司法当局、不正支払いの疑いでAIGを調査
・商品市場からの資金流出加速 CRB指数は3年8カ月ぶり安値 
・米地区連銀報告「全地域で経済弱まる」 追加利下げ観測浮上



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (6503) 三菱電機      1,350→   850円
 引下げ A→B (6506) 安川電機      1,250→   430円
 据置き   B (8258) OMCカード     300→   200円
 引下げ B→C (8922) IDU      10,000→ 2,000円

[モルガンS証券]
 据置き   C (4188) 三菱ケミカル     500→   360円

[クレディS証券]
 据置き   A (2670) ABCマート        3,600円
 据置き   A (6665) エルピーダメモリ      4,000円
 据置き   A (7453) 良品計画      7,400→ 6,500円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ C→B (5334) 日本特殊陶業    1,100→   900円
 引下げ B→C (6981) 村田製作所     4,000→ 3,200円
 引下げ B→C (6976) 太陽誘電      1,000→   500円
 据置き   C (6770) アルプス電気     850→   470円

[三菱UFJ証券]
 据置き   2 (3087) ドトール日レスHD     2,260円
 引上げ 4→3 (4842) USEN
 引下げ 1→3 (6727) ワコム
 引下げ 1→3 (8233) 高島屋

[野村証券]
 引下げ 2→3 (6586) マキタ
 引下げ 3→4 (7241) フタバ産業

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】上場投資信託(ETF)                    **
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 取引所で取引される投資信託であるETF(Exchange Traded
Funds)は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数に
連動するように組成されています。

 指数連動型ETFの場合、中身は追加型インデックス連動型投信(オープン型
投信)ですが、通常のオープン型投信よりも優れた点は、信託報酬が格段に安い
こと、株式と同様にリアルタイムで価格が変化し取引時間内であればいつでも市
場で売買(株式と同様の手数料が発生)ができ、信用取引(カラ売り等)も可能
となっている点です。

 感覚的には日経平均株価やTOPIX等を直に取引するのに近く、少ない資金
で投資可能であることから、ETFを主な投資対象としている投資家もいます。
ちなみに相場が急反発した14日は指数連動型ETFの出来高も急増しました。

 また、最近では日経平均株価やTOPIXなどの代表的な株価指数連動型以外
にも、特色のある様々なETFが取引されています。

 例えば、金価格に連動するETF、大型株や小型株など規模別株価指数に連動
するETF、業種別株価指数に連動するETF、本来外国人が投資できない中国
市場のA株に連動するETF、ダウ工業株30種平均やナスダック100指数に
連動するETF、韓国や台湾、ブラジル、ロシア等の株価指数に連動するETF、
水事業や原子力事業など特定のテーマに基づく指数に連動するETF、インド通
貨ルピーやブラジル通貨ルレアルなど通貨連動型ETF等々がすでにあり、22
日には原油や小麦、砂糖、牛肉など24種類の商品で構成する指数に連動するE
TFが上場します。来年度中にはETFの銘柄数は100本前後に増加する予定
です。

 ところで、金価格に連動するETFは東証にも大証にもありますが、厳密に言
えばその二つは商品設計が異なります。東証のは現物の金を裏付けにしています
が、大証のものは金価格に連動する債券に投資する商品となっています。大口で
購入して金の現物との交換を視野に入れる人は東証のETF、小口で金価格の変
動で収益を上げたい人は大証のETFの方が利用しやくなっています。

 また、国内上場の海外ETFの場合、日中表示されている基準価格は、前々日
の海外市場での終値を基に一定の時刻での為替で換算したものであるため、最新
の海外市場での値動きに為替変動を考慮しておおよその理論価格を求める必要が
あります。

 たくさんの種類があるETFですが、流動性が高い銘柄を選ぶということも重
要なポイントです。「流動性が高い」とは日々の取引量が多いということを指し
ますが、流動性が高くないと売るにしても買うにしても基準価格と大きく乖離し
て約定していまう可能性があるため注意が必要です。

 個別銘柄へ投資する場合は価格の変動ばかりでなくその企業の中身を把握して
行いますが、ETFやその他の金融商品も同様で、その中身と特徴、変動要因や
リスク等を理解して投資を行うことが原則です。

 ただ、これだけたくさんの種類がありますと、ヘッジ(損失回避)や分散投資
の手段としても役立ちます。



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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投資対象として流動性が高い(普段の出来高が多い)銘柄を選ぶというのは非常
に重要な観点です。値幅制限いっぱいに上下した場合は仕方ありませんが、最近
のように変動が大きくなりますと、流動性が低い銘柄は時価付近での注文が入っ
ていなかったり、数量が少なかったり、一方通行であったり、売買のしにくさが
顕著にあらわれます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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