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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 小鳥のさえずりも晴れやかな季節になりました。皆様におかれましては、いか
がお過ごしでしょうか。


 さて、外国人が参戦するいい相場展開が継続しています。週末の金曜日には市
場のど真ん中銘柄「新日鉄」が33円高の346円と1日で10%を超える大幅
高。値幅もさることながら、特に注目したいのは、その出来高が1億5000万
株を超える大商いという点です。外国人と見られる大量のマネーが流入しており、
相場全体の腰の強さをも象徴している動きです。


 ちなみに、先日東証から4月第2週(6~10日)の投資家別売買動向が発表
されましたが、注目の外国人投資家は2週連続の買い越しとなり、買越額は10
76億円まで膨らんでいます。個人投資家も5週ぶりに買い越しに転じ、買越額
は338億円。外国人が中心となって相場を牽引し、個人も買い参戦している構
図が窺えます。


 尚、中国・上海総合株価指数も強力な上昇トレンドが継続しています。上海総
合株価指数は今週の月曜日(13日)に2513ポイントと節目の2500台を
突破して年初来高値を更新。ここまで、昨年11月4日に付けた安値1706ポ
イントからは値幅にして807ポイント、率にして47%という大幅高となって
おり、相当熱い展開となっています。


 既に申し上げています通り、米国でもなく、日本でもなく、中国発の景気回復
・株高の流れが形成されつつある訳ですが、その中国の財政支出額は2010年
までの2年間で総額4兆元(約57兆円)と過去最大規模。ここで、財政支出の
内訳を再確認してみますと、主要10項目は「社会基盤整備」が中心です。具体
的には、安価な住宅建設の支援・農村インフラの整備・鉄道・道路・空港など交
通インフラの建設、環境対策(原発・風力発電・太陽光発電といった代替エネル
ギーの推進)、地震被害復興作業の加速が柱となっています。


 そして、近いうちに追加景気対策が打ち出されるのはほぼ間違いありません。
東京株式マーケットでは、鉄鋼・非鉄・海運・建設機械・鉄道車両、そして太陽
光発電、リチウムイオン電池といった代替エネルギー関連・・・等々、中国関連
株が値を上げるという分かりやすい相場展開となっており、今後もこうした銘柄
からは目が離せません。


 ここまでもそうでありますように、重箱の隅をつつくような、奇を衒(てら)
う必要は全くなく、「ど真ん中銘柄」で行くことが投資成果の向上に直結すると
考えます。


 冒頭でも申し上げましたが、金曜日には新春お年玉号を含めて何度もご紹介し
てまいりました新日鉄が33円高の346円と一気に10%を超える大幅高。新
春号では280円前後が買い場としてご紹介しましたので、ここまでで値幅にし
て66円、率にして20%超の上昇です。


 たかが、60円かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この銘柄は
「ど真ん中銘柄」であり、中には10万株、30万株と仕込まれた方がいらっし
ゃいます。30万株で1800万円の儲け、10万株で600万円の儲けとなっ
ており、株式投資で大きく財を成すにはもってこいの銘柄という訳です。


 その他、繰り返しご紹介してきました東京製鉄が57円高の1142円と90
0円どころから250円近い上げ幅となり、インサイトのホンダは125円高の
2825円と3月11日に2100円どころでご紹介してから1ヶ月余りで70
0円超の上げ幅となっています。


 3月11日、巷では弱気一色の中、本誌スペシャル版発にて「あほうになって
買いの種蒔け」と【株高宣言】してまいりましたが、シナリオ通り、株式マーケ
ットの流れは一変。儲かる相場となってきました。それでもこの動きはまだ始ま
ったばかり、「モーかる牛年」はこれからが本番です。もちろん、時折、下押す
局面もありますが、大切なのは方向性。上を向いているという方向性を踏まえ、
一喜一憂することなく強気のスタンスで臨みたいところです。


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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                             aquaより

 Have a nice holiday!

        Thank you for reading
   
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