株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　　2010/01/23 増刊
　
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全国及び海外の皆様、こんにちは。ａｑｕａです。

　冬来たりなば春遠からじと申します。皆様におかれましては、いかがお過ご
しでしょうか。


　さて、「行って来い」となった株式マーケット。「行って来い」とは相場用
語で、「上昇後に下落に転じ、元のスタート地点まで戻ってくること」を言い
ますが、昨年末（１２月３０日）の日経平均株価の終値が１万０５４６円で、
昨日の終値は１万０５９０円。１月１５日に１万０９８２円の高値まで上昇し
たものの、年末とほぼ同じ水準に戻ってきたわけです。

　下げの要因をまとめてみますと、

　１．中国の預金準備率の引け上げによる中国経済の減速に対する懸念

　２．オバマ米大統領の新金融規制案に対する懸念

　３．米上院で民主党の議席が安定多数の６０議席を割り込み、政策運営に対
　　　する警戒感が高まったこと

　４．為替の円高進行

　５．小沢幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る疑惑など政治リスクの高ま
　　　り・・・等々です。


　こうなりますと悪材料目白押しで「お先真っ暗」、こう思いがちとなり、ま
たそう思うのが普通の考えです。それでも株式投資という観点からは、「これ
から徐々に良くなる」、「そうした悪材料は織り込まれつつある」、こう考え
たいところです。得てして相場は悪材料がいっぱいで警戒感がピークに達する
時に底打ちするのが常だからです。


　「言うは安し、行うは難し」で、下げを目の当たりに見ますと、これがなか
なか出来ないのが人情ですが、来週以降の突っ込み局面は前向きな意味で、す
なわち「そろそろ安く買える」という観点から買い場探しのスタンスで臨みた
いところです。「買いは安い日、安い日に限る」、これが投資の不変の鉄則だ
からです。


　「では、下値メドはいくらか」となりますが、それを見通す上で以下の日経
平均株価の「節目」（ふしめ）は要注目となります。


　　　　心理的節目　　　　　　１万０５００円

　　　　一目均衡表の基準線　　１万０４９５円

　　　　３分の１押しの水準　　１万０３４７円

　　○　黄金分割の水準　　　　１万０２５４円

　　　　２６週移動平均線　　　１万０２１３円

　　　　１３週移動平均線　　　１万０１４２円

　　　　半値押しの水準　　　　１万００２９円


　こう見ますと、１万５００円から１万円ちょうどにかけましては、多くの節
目が集中しており、従いまして１万３００円を中心に上下２００円、この辺り
が下値メドとしていい水準と考えます。特に、黄金分割水準の１万２５０円近
くまで突っ込む場面があれば、『野も山もみな一面の弱気ならあほうになって
買いの種まけ』、これで臨んでみたいところです。


　昨晩（金曜日）のＮＹダウは２１６ドルの大幅安、シカゴ日経平均先物は１
万０３８０円（週末の日経平均株価は１万０５９０円）と大きく下げており、
月曜日の東京市場は朝方から売りが先行することが想定されます。


　短期的には弱気が支配し、波乱局面となっている株式マーケットですが、コ
インの裏と表が背中合わせとなっていますようにピンチとチャンスは表裏一体。
目線をやや遠くに向けますと、この局面はビッグチャンスになる可能性がある
だけに、『只、心に買いを含むべし・・・』。中長期的な観点から「農耕型投
資」で冷静に臨みたい局面です。


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式を持たずに資産形成をするのはほとんど不可能です。確かな将来のために現
在の不確定を買うのが株式投資であり、健全な株式投資は本来的に資産が何倍、
何十倍と増える可能性を秘めています。ここに【株式投資はロマン】といわれ
る所以があります。

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　それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ａｑｕａより

　Ｈａｖｅ　ａ　ｎｉｃｅ　ｗｅｅｋｅｎｄ！

　　　　　　　　Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ　ｆｏｒ　ｒｅａｄｉｎｇ
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｍｙ　ｍａｉｌ　ｍａｇａｚｉｎｅ．


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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝４年連続受賞＝

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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

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