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おはようございます。aquaです。

 西洋では、スペルの中に「Rのつかない5~8月は牡蠣(かき)を食べるな」
と言われているそうですが、日本では「花見過ぎたら牡蠣食うな」と言います。
産卵期の夏場は身がやせるうえ、海の細菌汚染で食中毒を起こしかねないからで
す。

 その牡蠣(かき)が、これから寒さが増すにつれて美味しくなってきます。西
洋や中国では紀元前から食卓に上り、シーザーやナポレオン、ビスマルクなど英
雄たちの好物だったそうです。

 主産地は三陸沖や三重、広島などですが、別名「海のミルク」とも呼ばれ、旬
の牡蠣はうまみ成分のアミノ酸や亜鉛、ミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれ、
牛乳並みの栄養価があります。フライや鍋、また酢やレモン汁をかけて生で食べ
る・・・等々、いずれの食べ方でもこれからの牡蠣は格別です。

 ちなみに、スーパー等で選ぶ際は、袋の水が澄み、身が盛り上がって半透明な
ものを選ぶのがコツです。


 ところで、今週は決算発表が相次ぎます。下記【2】の主な注目材料にて発表
スケジュールを記載していますので、ご参考にして下さいませ。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8378.95(-312.30)▼3.59%
□ナスダック       1552.03(- 51.88)▼3.23%
□CME日経225先物  7550   (- 70)
□為替     (対ドル)  94.29  (対ユーロ)118.96

□NY原油先物(12月限)  64.15(- 3.69)
□NY金先物 (12月限) 730.30(+15.60)
□半導体株指数        212.33(- 4.39)
□バルチック海運指数   1102   (-47)


 先週末のNY株式市場は、世界経済が予想以上に悪化しているとの懸念で大幅
安となりました。

 世界的な景気後退と企業業績の悪化懸念でアジアや欧州の株式市場が軒並み急
落。7―9月期の英GDPは16年ぶりマイナス成長で、欧州経済が市場の予想
よりも早いスピードで悪化していることが意識され、NY市場での通常取引が始
まる前の早朝の時間外取引で主要株価指数の先物価格は3指数ともに制限値幅い
っぱいのストップ安まで下げ、NY時間早朝の電子メディアでは早くも「ブラッ
ディ・フライデー(血の金曜日)」のタイトルが並びこの日の急落が警戒されて
いました。

 こうした状況下でNY市場は取引を開始。朝方から売りが膨らみ、ダウは一時
503ドル安、ナスダック総合指数も一時100ポイント超の大幅下落となり、
節目の1500ポイントを一時割り込んでいます。追加証拠金の差し入れを迫ら
れたヘッジファンドや、投資家の大規模な解約で資金調達に迫られ清算を余儀な
くされたファンド勢が売りを出したことも相場下落に拍車をかけました。

 この日発表された9月の中古住宅販売戸数は前年比で3年ぶりの増加に転じ、
増加率も5年2カ月ぶりの大幅なものとなりましたが、差し押さえや投げ売りの
増加によって住宅価格が大きく下落しているため相場の支援材料とはなりません
でした。

 尚、ダウ工業株30種平均先物の場合、時間外取引では制限値幅の550ドル
を超えて変動しませんが、通常取引時間中においてはこの制限は適用されず、下
げ幅が1100ドルまで拡大した際に取引の一時中断となるに過ぎません。この
ためダウは通常取引で8000ドルを割り込みどこまで下げる分からないとの警
戒感が広がっていましたが、実際には懸念されたほどの大きな下落とはならなか
ったため引けにかけて買い戻す動きが見られ指数は下げ幅を縮小しました。

 個別では、4営業日ぶりに金価格が反発したことを受けて、バリック・ゴール
ドやニューモント・マイニングなどの産金株が上昇。業種別でも産金がほぼ唯一
の上昇セクターとなっています。利益見通しを上方修正したバイオ製薬大手のア
ムジェンは、アナリストの投資判断引き上げもあって2日続伸です。

 一方、エクソン・モービルやシュブロンなどの石油株が下落。原油先物価格は
OPECによる減産合意にも関わらず根強い需要減退観測を背景に大幅反落とな
っています。米新聞大手ニューヨーク・タイムズの株価が大幅安。格付け会社の
S&Pが業績悪化見通しを理由に同社の信用格付けを一気に三段階引き下げたこ
とが嫌気されました。また、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた地銀
大手のフィフス・サードが急落し、公的管理下にあるAIGは米金融当局からの
借り入れが当初予定額を大幅に上回っていることがい嫌気され大幅安となりまし
た。

 ダウ採用の30銘柄はすべて下落。特にバンク・オブ・アメリカの8%安、シ
ティの7%安、JPモルガンの6%安と金融株の下げがきつく、景気動向に敏感
なGEやキャタピラー、デュポンなども5%超の下落となっています。



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 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。

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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは312ドルの大幅安。8378ドルと03年4月25日以
来の水準となっています。為替は、欧州市場で一時1ドル=90.87円、対ユ
ーロでも1ユーロ=113円台まで円高が進行する場面がありました。現在は1
ドル=94円高、1ユーロ=118円台での推移となっています。

 今週は9月中間期決算の発表が本格化します。海外売上高比率の高いハイテク
関連の業績開示が目白押しです。28日(火)のパナソニックをスタートに、2
9日(水)は東芝、富士通、ソニー、30日(木)は日立、三菱電機、NEC、
シャープ、31日(金)は東京エレクトロンなどが予定しています。

 ハイテク以外では、日本郵船、商船三井など「海運大手」が本日発表予定とな
っており、29(水)日は新日石、新日鉄、住友金属鉱山の「素材関連」、31
日(金)は住友化学、三井化学、三菱ケミカルHDの「化学関連」、三菱重工、
川崎重工の「総合重機」が予定しており、個別銘柄の業績に関心が集まります。

 尚、28日(火)のホンダ、31日(金)の日産自、スズキといった「自動車
」、30日(木)の三井不、31日(金)の三菱地所といった「不動産」、30
日(木)の伊藤忠、31日(金)の三菱商事といった「総合商社」、等々も要注
目となります。

 海外では、28日~29日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されま
す。市場ではすでに追加利下げを確実視しており、利下げ幅が0.5%となるの
か、0.25%に止まるのか注目が集まります。経済指標では、9月の米新築住
宅販売件数(27日)、8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(28日)な
ど住宅関連の発表が相次ぎます。


 今週、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


 【27日】(月)

      カゴメ(2811)、JSR(4185)、花王(4452)、日電産(6594)、
      小糸製(7276)、郵船(9101)、商船三井(9104)、今12月期第3四半
      期:キヤノン(7751)

 【28日】(火)

      キッコマン(2801)、森精機(6141)、日立建機(6305)、
      パナソニック(6752)、ホンダ(7267)、リコー(7752)、野村(8604)、
      JR東海(9022)
          
 【29日】(水)

      ユニチャムペ(2059)、新日石(5001)、ガイシ(5333)、新日鉄(5401)、 
      住友鉱(5713)、大阪チタ(5726)、コマツ(6301)、東芝(6502)、
      富士通(6702)、エプソン(6724)、ソニー(6758)、日野自(7205)、
      JR東日本(9020)、東ガス(9531)、大ガス(9532)、今12月期第3
      四半期:アサヒ(2502)
     
 【30日】(木)

      日清製粉G(2002)、JT(2914)、野村不HD(3231)、クラレ(3405)、
      田辺三菱(4508)、テルモ(4543)、富士フイルム(4901)、
            コニカミノル(4902)、資生堂(4911)、住金(5405)、JFE(5411)、
      大同特鋼(5471)、住生活G(5938)、豊田織(6201)、日立(6501)、
      三菱電(6503)、NEC(6701)、シャープ(6753)、TDK(6762)、
      デンソー(6902)、京セラ(6971)、村田製(6981)、三菱自(7211)、
      日写印(7915)、任天堂(7974)、伊藤忠(8001)、オリコ(8585)、
      松井(8628)、三井不(8801)、ヤマトHD(9064)、今12月期第3四
      半期:ヤマハ発(7272)
 
 【31日】(金)

        明乳(2261)、帝人(3401)、王子紙(3861)、日本紙(3893)、
      住友化(4005)、東ソー(4042)、イビデン(4062)、三井化学(4183)、
      三菱ケミHD(4188)、エーザイ(4523)、第一三共(4568)、
      新日鉱HD(5016)、アサヒプリテ(5855)、SMC(6273)、
      栗田工(6370)、セガサミー(6460)、日精工(6471)、日東電(6988)、
      三井造(7003)、三菱重(7011)、川重(7012)、日産自(7201)、
      スズキ(7269)、岡村製(7994)、東エレク(8035)、三菱商(8058)、
      ユニチャーム(8113)、H2Oリテイ(8242)、大和(8601)、
            菱地所(8802)、JR西日本(9021)、日通(9062)、ANA(9202)、
            三菱倉(9301)、NTTドコモ(9437)、東電(9501)、関西電(9503)、
            今12月期第3四半期:サッポロ(2501)、旭硝子(5201)


◆主なニュース

・三菱UFJ、年度内に最大1兆円の増資検討 株価見極め判断
・株大量空売りに開示義務 市場の透明性向上狙う 政府検討
・銀行保有株の買い取り再開、政府が緊急対策検討 日銀にも要請へ
・国際的役割を政局より優先、解散巡り首相表明 月末に最終判断
・世銀、緊急融資を拡大 途上国向け貸出額倍増、IMFと共同歩調
・株急落、企業年金に打撃 日経平均8000円でマイナス20%
・金融強化法案、28日審議入りへ 注入先の経営責任焦点に
・株式の含み損、大手銀行に打撃 6グループで1.2兆円に 
・世界のハイテク、業績に陰り 米IT企業に不透明感増す
・携帯活用事業、法人向けに軸足 富士通やソフトバンク系
・ホンダ、今期営業益4割減の公算 円高・北米の販売減響く
・日産・ルノー、新興国向け生産ラインを共同開発 コスト3分の1
・三城、全店で低価格眼鏡 国内1万円台投入、競争激化必至
・米、追加利下げ視野 28日からFOMC、景気見通し下方修正へ
・ASEM、金融安定へ強力な政策 仏、金融サミットで為替議題に
・OPEC、150万バレル減産 追加減産も視野、緊急臨時総会

◆経済指標等

・企業向けサービス価格指数(9月)
・自動車大手5社の生産販売実績(9月)

・米新築住宅販売件数

◆企業動向

・新規公開 リニカル(2183) 公開価格1,000円



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【3】心に残る名言                         **
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     完璧主義になるな。自ら身動きを取れなくなり、

              何をしても自分の期待が満たされなくなる。


                  エレン・スー・スターン





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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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