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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 月影も爽やかに身も心も澄みわたるようです。皆様におかれましては、いかが
お過ごしでしょうか。


 さて、歴史的な下げを演じている株式マーケット。どれくらい歴史的なのかと
申しますと、過去の日経平均株価の下げ率上位ベスト6は


 (1)1987年10月20日   14.9%  ブラックマンデー

 (2)2008年10月16日   11.4%

 (3)1953年 3月 5日   10.0%  スターリン暴落

 (4)2008年10月10日    9.6%

 (5)2008年10月24日    9.6%

 (6)2008年10月 8日    9.3%


となっており、その6つの中にこの10月の下げが何と4つ入っているのです。
歴史的にも滅多にお目にかかれない「歴史の目撃者」となった訳です。ちなみに
、(1)はブラックマンデー、(3)はスターリン暴落ですが、ブラックマンデ
ーの際は3ヵ月後に底打ちして上昇を開始。スターリング暴落の際は翌月に底打
ちして上昇開始となっています。


 直近の日経平均株価の動き
     (日足)→ http://www.aqua-inter.com/document/081025.html 


 こうした歴史的な下げに直面して「株なんかもうやめた」となりがちですが、
「スポーツの秋」・「読書の秋」・「食欲の秋」、そして株式投資におきまして
も実は「仕込みの秋」となります。長い間、株式マーケットに接していますが、
10月は相場の陰の極となるケースが多くあります。実際、過去の株価の年間変
動パターンを見ますと、「秋に買って春に売る」のが最も投資効率が高くなりま
す。


 過去の日経平均株価の年間変動パターンを平均化しますと、前年末に100だ
った株価は4月末に107まで上昇。その後、10月末まではほぼ横ばいとなり
、以降は12月末の110に向けて再び上げ足歩調となります。分かりやすく申
し上げますと、11月から翌年4月までが上昇分のほとんどを占め、5月から1
0月まではほぼ横ばい、こうなります。従いまして、10月の安いところを仕込
むことで最も投資効率が上がる可能性が高いのです。


 この傾向は米国でも同じです。ニューヨーク・ダウ工業株30種平均の年間変
動パターンは前年末を100としますと、4月に104.4まで上昇、その後1
0月まで横ばいとなり、11月からまた春にかけて上がり始めます。


 こうなる理由はいくつかありますが、第一に10月は米国のミューチュアルフ
ァンドが税金対策で株式の損出し売りを先行させやすい点があります。第二に夏
休みのある8月は一般に経済活動が停滞しますが、その8月の状況を示す景気指
標が9月から10月にかけて発表されるため、投資家が強気になり難い点があり
ます。ほかにも、大恐慌の引き金となった1929年の「暗黒の木曜日」や87
年の「ブラックマンデー」はともに10月に起きており、そうした過去の株価暴
落の経験から10月は投資家が相場の波乱に身構えるという面があります。そし
て、リーマンショックによるこの度の歴史的な下げもまた10月です。


 日本株も米国株の影響を受けやすいうえに、10月は9月中間決算を見守る展
開になる傾向があります。逆に言えば、「そうした積極的な買い手が少ない秋に
株式を買って、春になって気温が上がり、多くの人たちが活動的になる鯉のぼり
の季節に売却するのが賢い戦法」と言える訳です。


 もちろん、これまでそうだからこの度もそうなるとは限りませんが、現在の安
いという事実を踏まえますと、そうなる可能性はやはり例年にも増して高いと考
えます。「仕込みの秋」、投資パフォーマンス向上のためには、非常に大切な季
節です。


         = 個人投資家大幅買い越し =


 ちなみに、「株離れ」が言われている昨今。水面下では着実に個人、特にキャ
ッシュ・リッチな方が「ここぞ」とばかりに大口の現物買いを入れています。1
0月第3週(14~17日)の投資家別売買動向を見ますと、個人投資家は売り
買いの差し引きで2787億円の大幅買い越しとなっており、信用取引の追証発
生等による売り越し分を除いた現物だけの買越額は2821億円となっています
。買越額は徐々に膨らみ、これで4週連続の買い越しとなっていますが、大口の
個人がバケツで水をすくうが如く、大量に仕込んでいる訳です。


 また、ネット証券での口座開設申し込み数が急増という現象も生じています。
10月に入って大手インターネット証券に口座開設を申し込んだ人数は、9月に
比べて2倍以上に増加。最大手のSBI証券では10月の1日当たりの平均申込
み件数が1993件と9月の851件から2.3倍に増加。松井証券でも前月比
で2.3倍の619件に上っています。


 10月の株式マーケットはここまで歴史に残る下げを演じており、どうしても
信用取引の追証発生に伴う投げ売りや見切り売り等々がクローズアップされがち
ですが、一面ではこの株安局面をチャンスと見て、新たに株式取引を始める個人
投資家も急増しているという側面が見られます。


 株価は売りと買いがぶつかって形成されますが、やはり売る人がいれば常に買
う人もあり、それぞれの思惑が交錯するところに投資の醍醐味があります。



 日経平均株価は2003年4月28日に付けた終値ベースでの安値7607円
に急接近、週末の終値は7649円となっています。振り返りますと、03年4
月28日に付けた安値7607円を大底にして上昇を開始し、昨年(2007年
)7月9日の高値1万8261円まで値幅にして1万円超、2.4倍まで上昇し
た日経平均株価。


 日経平均株価では2.4倍ですが、個別銘柄でみますと新日鉄は119円から
964円まで8倍超、住友金属は36円から771円まで21倍超、日本製鋼は
50円から2425円まで48倍超、三菱商事は678円から3950円まで5
倍超、川崎汽船は143円から1760円まで12倍超・・・等々、その他にも
大化けしたど真ん中銘柄は多くあります。


 そして今、その振り出しにほぼ戻ったことになります。ここを「もうダメだ」
と見るか、「チャンス到来!」と見るか・・・。見方は様々ですが、やはり株式
投資は『ロマン』。「野も山も皆一面の弱気なら、あほうになって買いの種蒔け
!」、これに分があると考えます。


 もちろん、今日明日と言う目先ではなく、視線を少し上げて中長期スタンス、
農耕型投資で臨む必要があります。間違っても、


   『目先と中長期の相場見通しをゴチャ混ぜにしないこと』


 ここを曖昧にしますと、必ず昨日・今日、そして明日といった相場の動きに振
り回されることになります。そして、軸足が定まらず、やたらと売買回数だけが
多くなって空しい結果になるのは見えています。



 今、株式マーケットは『宝の山』。年に1~2度あるかないかの大チャンスを
迎えています。こうした環境にありまして、『どの銘柄を買ったらいいのか』と
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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                             aquaより

 Have a nice holiday!

        Thank you for reading
   
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