━━━  これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け  ━━━

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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」
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全国及び海外の皆様、

 改めまして、

     新年 明けまして おめでとうございます!


 旧年中は本誌をご愛顧頂き、大変ありがとうございました。本日より通常通り
の配信とさせて頂き、昨年以上に皆様方のお役に立てる内容・情報をお届けする
よう邁進してまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


 さて、「丑年」相場がスタートしましたが、「始めよければ終りよし」、絶好
の滑り出しとなっています。ウォール街では「牛」と言えば猪突猛進のイメージ
が強く、強気相場の象徴となっています。また、十二支の牛には「ゆっくり着実
に向上する」との意味があり、それに相応しい「丑年」相場の幕開けと言えます。


 「秋に買って春に売る」のが最も投資成果が上がると申し上げてきましたが、
最安値は昨年10月28日の6994円。ここまで値幅にして2245円の上昇
となっており、年明け早々「ウッシッシー」の方もいらっしゃるようです。それ
でも、ここまで上昇したとは言え、まだまだ焦る必要は全くありません。まだ年
が明けて立会い日数で3日しか経っていないからです。

 ピッチャーはまだ試合が始まって3球しか投げておらず、ここからいい球を見
てドカーンとホームラン、こうなるチャンスはたくさんあります。


 ところで、東京株式マーケットは昨日までに大納会と大発会をはさんで7日連
続高。日経平均株価はこの間に、すなわち昨年12月24日の終値8517円か
ら昨日の終値9239円まで値幅にして722円の上昇となっており、クリスマ
ス以降は高いというアノマリー通りの展開となっています。昨年10月28日の
歴史的安値6994円からはここまでで2245円という上げ幅です。

 ちなみに、今年の大発会は上昇となりましたが、1950年以降、大発会で上
昇した年の年間騰落は28勝(上昇)11敗(下落)、勝率は72%と高く、経
験則からも期待が持てます。


 そして、この株高と併行して為替は昨年12月18日の1ドル=87.19円
という高値から昨日の1ドル=94円台まで7円近く円安が進行、また原油価格
も12月23日の1バレル=30.92ドルという安値から昨日の一時1バレル
=50ドル台乗せまで大幅に上昇しています。

 株高・原油高・ドル高(円安)が同時進行している訳ですが、昨年10月まで
の株安・原油安・ドル安という構図とは逆の動きとなっており、マネーが逆流し
ているという大きな流れは要注目となります。そして、株式マーケットを見通す
上で原油とドルの動きは大いに参考となります。


 巷では悲観論が支配する中、スペシャル版、及び本誌では昨年11月から一貫
して以下の投資戦略を申し上げてきました。

 1.世界景気敏感株は当面の値動きは乏しいものの、底値圏を徹底して仕込
   むことで中長期的な成果が見出せる可能性が高い。(昨日までに住友金
   属鉱山は10月安値から2倍高、コマツもほぼ2倍高、シャープは2日
   連続のストップ高)

 2.日本製鋼所やGSユアサが10月安値から2倍高、古河電池は3倍高に
   なっていますが、世界景気減速とはいえ原子力発電所や太陽電池関連な
   ど中期的な業容拡大が見込まれる銘柄群は上昇トレンドに転換している。

 3.円高が懸念されていますが、円高は「内需系企業」にとってはメリット
   があり、食品・紙パ・鉄道・消費・医薬品・電力・ガスといった内需系
   ディフェンシブや公益株が狙える・・・。


 こうした投資戦略が現実に大きく実を結んできているのが昨今の相場展開であ
り、目先の動きに一喜一憂することなく、この明確な流れ、物色の方向性は引き
続きしっかりと捉えておきたいところです。

 株式投資に見逃しの三振なし、丑年相場は始まったばかりであり、焦ることな
く「牛の歩みも千里」で臨むことが「牛に引かれて善光寺」に辿りつくと考える
次第です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8769.70(-245.40)▼2.72%
□ナスダック       1599.06(- 53.32)▼3.23%
□CME日経225先物  9050   (-190)
□為替     (対ドル)  92.50  (対ユーロ)126.04

□NY原油先物(2月限)   42.63(- 5.95)
□NY金先物 (2月限)  841.70(-24.30)
□半導体株指数        223.12(-11.44)
□バルチック海運指数    789   (+14)


 7日のNY株式市場は、雇用情勢の一段の悪化や企業業績に対する警戒感で売
りが広がり大幅反落となりました。

 民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が
朝方発表した昨年12月の全米雇用報告で、雇用者数が11月の47万6千人減
から69万3千人と、市場予想を大きく上回って減少しことが投資家心理を冷や
しました。ADPの雇用指標は9日発表の雇用統計(米労働省集計)の先行指標
として注目されていましたが、雇用情勢の急激な悪化が示されたことにより景気
悪化が予想以上に深刻との見方が広がりました。

 また、半導体大手のインテルが業績予想の下方修正したことや、アルミ大手の
アルコアが大幅な人員削減と追加減産を発表したことも相場を圧迫。来週の12
日のアルコアから主要企業の決算発表が本格化するため企業業績に対する警戒感
が広がり、オバマ次期大統領の政策に期待する楽観的なムードが消し飛んだ格好
です。

 この日の主要指標は終日マイナス圏で推移、素材やエネルギーなどを中心に全
業種が下落しています。

 個別では、インテルが6%超の下落。同社は昨年11月に業績予想を下方修正
した際、「最終予想」としていましたが、今回で2度目の下方修正となっていま
す。年末から総じて好調だったハイテク株にも全般に売りが広がりました。

 来週の決算発表を前にリストラ策を発表したアルコアは10%超の下落でダウ
採用銘柄では下落率トップ。金属価格の下落や景気の一段の悪化懸念で商品(コ
モディティ)関連や素材株が売られ、BHPビリトンやリオ・ティント、アルセ
ロール・ミタル、フリーポート・マクモラン、バリック・ゴールド、デュポンな
どが軒並み値を下げました。

 また、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が予想以上に積み上
がっていることが嫌気され原油先物が急落。エクソン・モービルやシュブロンな
どエネルギー株も全面安。石油メジャーの一角、BPが業績予想を下方修正する
との噂が広がったこともエネルギー株を圧迫しました。

 10―12月期決算で約250億ドルの評価損を計上することを明らかにした
タイムワーナーが大幅安。バイアコムやニューズ・コーポレーションなど他のメ
ディア関連株も下落しました。

 一方、遺伝子組み換え穀物開発や農薬を手がけるモンサントが大幅高。同社が
発表した9―11月期の純利益が前年同期比2倍余りに増加したことが好感され
ています。同業のシンジェンタも上昇。ダウ採用銘柄では、GM、ベライゾン、
コカコーラの3銘柄が前日比プラスで取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨晩のNY市場で原油価格は原油在庫統計の発表などを受けて値下がりし、終
値は前日比5.95ドル安の1バレル=42.63ドルとなっています。

 日経平均株価は昨年12月25日から7日連続高、昨日の終値は9239円と
なっています。7日連続高は06年3月29日~4月3日以来、約2年9ヵ月ぶ
りとなります。昨日は売買代金が2兆円を突破、また寄付前の外国証券経由の注
文状況は昨日まで2日連続での買い越しとなっています。

 日経平均株価は75日移動平均線の9191円を突破してきており、次のター
ゲットは昨年11月5日の戻り高値9521円や昨年6月6日の高値(1万46
01円)から同10月28日の安値(6994円)までの3分の1戻しの水準と
なる9529円などが位置する9500円どころ、そして心理的節目となる10
000円となります。

 今週は、小売り各社の決算発表が相次ぎます。本日はローソン(3~11月期
)、セブン&アイ・ホールディングス(同)、マルエツ(同)、9日(金)はJ
.フロントリテイリング(3~11月期)、ファミリーマート(同)、チヨダ(
同)、カスミ(同)、ファーストリテイリング(9~11月期)・・・等々が発
表を予定しています。

 海外では、9日(金)に12月の米雇用統計が発表されます。11月の同統計
では、非農業部門の雇用者数は前月比53万人減少し、1974年12月(60
万2千人減少)以来の大幅悪化となっています。11月の失業率は前月比6.7
%となり、0.2%上昇しています。米国の雇用情勢を反映し、景気の速報性が
高いため、実際どの程度の水準となるのか市場の関心が集まります。


◆主なニュース

・三菱自、次世代電気自動車を仏大手に供給 11年以降、年1万台
・経団連と連合、ワークシェア議論へ 15日会合で雇用確保策を検討
・製造業派遣、見直しに溝 与党、業種規制強化に慎重 民主、禁止検討へ
・基礎収支、GDP比2%超の赤字に 内閣府、11年度試算
・改正割賦販売法、規制の詳細固まる 悪質な訪問販売の排除へ
・地銀、ATM提携が加速 全国64行、手数料の相互無料化も
・昨年の日本企業、格下げ社数が格上げ上回る 格付け4社集計
・パナソニック、アマゾンと組み米でネットTV 4万作品受信、需要喚起
・新日鉄住金ステンレス、薄板ライン一部休止 雇用調整金 近く申請 
・板硝子と旭硝子、最新型の太陽電池用ガラス増産 成長分野に重点投資
・三井物産社長「インフラ事業重視」 資源価格急落受けシフト
・日立プラントなど、消費電力半減の淡水化プラント開発へ 中東向け
・カシオ、動画と静止画合成をデジカメ1台で 世界初、今春発売
・ビール大手2社、グループ内物流効率化 アサヒは共同配送など拡大 
・NHKとフジテレビ、番組を共同企画・放送 若者テーマ、放送活性化
・米GDP8% 議会予算局09年度予測、110兆円の財政赤字
・証券集団訴訟、米で急増 昨年、サブプライム関連2.5倍に
・ロシア、ウクライナ経由 欧州向けガス供給を完全停止 スズキ工場休止


◆経済指標等

・対内証券売買契約(前週分)
・東京都心オフィス空室率(12月)
・車名別新車販売台数(12月及び08年)

・ユーロ圏GDP改定値
・ユーロ圏景況感指数
・英中銀金融政策委員会(金利発表)
・米新規失業保険申請件数
・米主要小売業売上高
・米消費者信用残高

◆企業動向

・業績報告 ローソン(2651)、7&i(3382)、佐鳥電(7420)、マルエツ(8178)

◆その他

・日銀が企業金融支援特別オペレーションを開始(CPなどを担保に資金供給)
・世界最大の家電見本市「CES」開催(米ラスベガスで11日まで)
・米上下両院合同会議でオバマ氏の大統領当選を正式に宣言(就任式は20日)

 

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【3】心に残る名言                         **
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  家の上に屋根あり、屋根の上に月あるを、思うのみにて我が心足る


                     百田 宗治(何もない庭)






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◆1月8日 今日は何の日? 六輝:赤口
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